JPH05336783A - スチルビデオ装置のモータ制御方法 - Google Patents

スチルビデオ装置のモータ制御方法

Info

Publication number
JPH05336783A
JPH05336783A JP4168565A JP16856592A JPH05336783A JP H05336783 A JPH05336783 A JP H05336783A JP 4168565 A JP4168565 A JP 4168565A JP 16856592 A JP16856592 A JP 16856592A JP H05336783 A JPH05336783 A JP H05336783A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
rotational speed
spindle motor
control
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4168565A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Arisaka
明浩 有坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP4168565A priority Critical patent/JPH05336783A/ja
Publication of JPH05336783A publication Critical patent/JPH05336783A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スピンドルモータを早期に定常回転させるこ
とができるスチルビデオ装置のモータ制御方法を提供す
る。 【構成】 画像再生時にスピンドルモータの駆動初期に
回転速度制御のみを行い、所定の回転速度に達したら位
相検出用信号に応じた所定のタイミングで基準周期信号
をリセットして位相制御を開始することにより、スピン
ドルモータの駆動初期に早期に定速度回転とすることが
可能となり、かつ位相誤差がない状態から位相制御を開
始できることから早期にスピンドルモータの回転速度及
び位相が定常化し、かつスピンドルモータの適正な回転
制御を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受光素子にて受光した
被写体の像を画像信号としてフレキシブルディスクに記
録し、またはこれを再生するスチルビデオ装置に関し、
特にこのフレキシブルディスクを回転させるためのスピ
ンドルモータの回転速度及び位相をフィードバック制御
するためのスチルビデオ装置モータ制御方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、通常のカメラと同様に撮影した画
像をフレキシブルディスク(以下、本明細書中ではFD
と略記する。)に記録するスチルビデオカメラと、この
FDから画像を再生する装置とを用いて画像を磁気的に
記録、再生するスチルビデオシステムが開発され、商品
化されている。
【0003】このようなスチルビデオシステムに於ける
FDは、通常52トラックに区画され、その第1トラッ
ク〜第50トラックの各トラックに画面及び音声データ
が記録されるようになっている。尚、第51トラックは
空きトラック、第52トラックはオプション用のキョー
トラックとなっている。このFDをスチルビデオカメラ
または再生装置にセットし、NTSC方式にあっては3
600rpmで定回転させ、所望のトラックに磁気ヘッ
ドをアクセスさせて実際に画像を記録、再生することと
なる。
【0004】ここで、上記したようなFDの例えば画像
記録時にその画像信号に対して位相も常に一致させなけ
ればならない。従来は、FDの回転テーブルに周方向に
等間隔に複数設けられたマークにより1回転に数回検出
されるFGパルスと基準クロックとを比較することによ
り速度を求め、FDの中心近傍の特定位置に設けられた
1つのPGヨークを1回転に1回検出して得られるPG
パルスと画像信号から得られる垂直同期信号(Vシン
ク)とを比較することにより位相を求め、これらのデー
タからモータをフィードバック制御していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造に於ては、スピンドルモータの回転を開始する際にも
回転速度及び位相制御を行っていることから、特にPG
パルスと基準周期信号(例えばVシンク)との位相差が
大きいと回転が定常化するのに時間を要し、スチルビデ
オ装置の作動が遅くなりがちであった。
【0006】このような従来技術の問題点に鑑み、本発
明の主な目的は、特に再生時にスピンドルモータを早期
に定常回転させることができるスチルビデオ装置のモー
タ制御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的は本発明に
よれば、被写体の像を受光素子にて受光し、その画像信
号をフレキシブルディスクに記録し、またはこれを再生
するスチルビデオ装置に於て、前記フレキシブルディス
クを回転させるためのスピンドルモータの回転速度及び
位相をフィードバック制御するためのモータ制御方法で
あって、前記スピンドルモータの駆動初期には前記回転
速度制御のみを行い、所定の回転速度に達したら位相検
出用信号に応じた所定のタイミングで基準周期信号をリ
セットして該基準周期信号をもって前記位相制御を開始
することを特徴とするスチルビデオ装置のモータ制御方
法を提供することにより達成される。このようにすれば
特に再生時の位相制御開始時に位相誤差がない状態とな
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。
【0009】図1は、本発明が適用されたスチルビデオ
カメラに於けるモータ制御装置の構成を示すブロック図
である。
【0010】図示されないFDを駆動するためのスピン
ドルモータ1は、マイコンからなるモータ制御装置とし
てのデジタル演算器2により駆動回路3を介してPWM
制御により駆動制御されるようになっている。このデジ
タル演算器2には、基準電圧が供給される比較器4及び
増幅器6を介してFGセンサ7が接続されると共に同じ
く基準電圧が供給される比較器9及び増幅器10を介し
てPGセンサ11が接続されている。また、デジタル演
算器2は、FDにアクセスして画像を記録、再生するた
めの磁気ヘッド12をトラッキング方向に駆動するため
のステップモータ13に駆動回路14を介して接続され
ると共に磁気ヘッド12のトラック位置を検出するため
のフォトカプラ16が比較器17及び増幅器18を介し
て接続されている。
【0011】デジタル演算器2では、FGセンサ7から
増幅器6及び比較器4を介して入力されたFGパルスに
より速度を検出し、基準タイマと比較した後、スケーリ
ングし、速度エラー量を求める。これと平行してPGセ
ンサ11から増幅器10及び比較器9を介して入力され
たPGパルスをVシンクと比較した後スケーリングし位
相エラー量を求める。これらにより求められた速度エラ
ー量及び位相エラー量を各々ゲートを介して合成してゲ
インを求め、実際にスピンドルモータ1に駆動回路3を
介してPWM出力する。
【0012】ここで、デジタル演算器2ではPGパルス
から常にリセット信号が発生しており、スピンドルモー
タ1の回転初期にFGパルスにより検出された回転速度
が所定の速度に達したときにこのリセット信号をもって
図示されないシステムコントローラから出力される垂直
同期信号(Vシンク)をPGパルスに応じて後記するタ
イミングでリセットするようになっている。また、回転
速度が所定の速度に達していなければ速度エラー量及び
位相エラー量の各ゲートに作用して各エラー量を加算せ
ず、最大の速度エラー量にてPWM出力するようになっ
ている。
【0013】一方、デジタル演算器2には、フォトカプ
ラ16から常時磁気ヘッド12のトラック基準位置情報
が増幅器18及び比較器17を介して入力されており、
この情報及び図示されない各種スイッチなどからの信号
により、磁気ヘッド12のトラック位置制御量が求めら
れ、これを基に駆動回路14を介してステップモータ1
3を駆動制御するようになっている。
【0014】以下に当該スチルビデオカメラによる画像
撮影及び再生手順の要部を図2〜図6に示すフローチャ
ートに沿って説明する。まず、図2のステップ1にてデ
ィスクがセットされたことを判断し、セットされたらス
テップ2にて磁気ヘッド12を空きトラックに移動さ
せ、実際に撮影が行われるまで待機する(ステップ
3)。そして、撮影が行われたらスピンドルモータ1を
立ちあげ(ステップ4)、デジタル演算器2へのFGパ
ルス(図4)、PGパルス(図5)の割り込み入力を許
可すると共にデジタル演算器2からスピンドルモータ1
へのPWM出力を許可する(ステップ5)。その後、ス
ピンドルモータ1が定常回転して回転がロックしたら
(ステップ6)、ステップ7に進み、FDに記録された
画像を記録し、終了したらスピンドルモータ1を停止す
る。
【0015】図3を参照して当該スチルビデオカメラに
よる画像再生手順の要部を説明する。まず、ステップ1
1にてスピンドルモータ1を最大エラー量にて始動、即
ち最大エラー量にて回転速度制御を開始し、第1の所定
回転速度に達したら(ステップ12)、ステップ13に
てデジタル演算器2内の回転速度制御側のゲートを開放
して、通常の回転速度制御を開始する。次に、第2の所
定回転速度に達したら(ステップ14)、PGパルスの
7H後に図示されないシステムコントローラから出力さ
れる垂直同期信号(Vシンク)をリセットする(ステッ
プ15)。そして、同時に位相制御側のゲートを開放し
て位相制御を開始し(ステップ16)、定常回転速度に
なり、かつ位相がロックしたら(ステップ17、ステッ
プ18)ステップ19に進み、FDから画像を再生する
こととなる。
【0016】一方、定常運転時にFGパルスが入力され
ると、図4に示すように、ステップ21にてフリーラン
ニングカウンタ値を変数NF1に代入し、ステップ22
及びステップ23にてフリーランニングカウンタがオー
バフローしたらNF1にこのフリーランニングカウンタ
の最大値を加え、ステップ24に進む。ここで、フリー
ランニングカウンタは、所定周波数(例えば6.0MH
z)の基準クロックでカウントする18bitのカウン
タであり、NF1は今回のFGパルス入力時の値とな
る。
【0017】ステップ24では、上記現在値NF1から
前回のFGパルス入力時の値NF2を減じてFGパルス
の周期を求め、これをFGパルスの基準周期から減じ、
FGの歯数により略定数として求められる係数KVを乗
じることにより、速度エラー値EVOUTを求める。そ
して、ステップ25にてNF1を次回の前回値としてN
F2に代入し、ステップ26のPWM出力処理を行う。
【0018】また、定常運転時にPGパルスが入力され
ると、図5に示すように、ステップ31にてタイマのカ
ウンタ値を変数NS1に代入する。ここで、このタイマ
は、例えば750kHzの所定周波数の基準クロックに
より略0000H〜30D4Hのカウントを行い、FD
が一回転する度にPGパルス(2F87H)から7H遅
れて出されるVシンクによりクリアされるようになって
いる。尚、ここで用いられるPGパルスは予め機械的な
取付誤差を取り除いた所謂ディレイPGまたはシフトP
Gと呼ばれる信号である。次にNS1をVシンクにより
得られるカウント値と比較して、スケーリングした後位
相エラー値ESOUTに代入する(ステップ32)。そ
して、この位相エラー値ESOUTを図4のステップ2
6に於けるPWM出力処理に用いることとなる。
【0019】次に図4のステップ27に於けるPWM出
力処理を図6を参照して説明する。まず、ステップ41
では、上記図4のステップ24にて求められた速度エラ
ー値EVOUTと、図5のステップ33にて求められた
位相エラー値ESOUTとを加算してエラー値EOUT
を計算する。そして、ステップ42にてPWM出力値O
UTを計算し実際にPWM出力を行うこととなる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明によるスチルビデオ装置のモータ制御方法によれば、
画像再生時にスピンドルモータの駆動初期に回転速度制
御のみを行い、所定の回転速度に達したら位相検出用信
号に応じた所定のタイミングで例えばVシンクからなる
基準周期信号をリセットして位相制御を開始することに
より、スピンドルモータの駆動初期に早期に定速度回転
とすることが可能となり、かつ位相誤差がない状態から
位相制御を開始できることから早期にスピンドルモータ
の回転速度及び位相が定常化し、かつスピンドルモータ
の適正な回転制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたビデオスチルカメラの要部
構成ブロック図である。
【図2】本発明に基づく実施例の作動要領を示すフロー
チャートである。
【図3】本発明に基づく実施例の作動要領を示すフロー
チャートである。
【図4】本発明に基づく実施例の作動要領を示すフロー
チャートである。
【図5】本発明に基づく実施例の作動要領を示すフロー
チャートである。
【図6】本発明に基づく実施例の作動要領を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】 1 スピンドルモータ 2 デジタル演算器 3 駆動回路 4 比較器 6 増幅器 7 FGセンサ 9 比較器 10 増幅器 11 PGセンサ 12 磁気ヘッド 13 ステップモータ 14 駆動回路 16 フォトカプラ 17 比較器 18 増幅器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の像を受光素子にて受光し、そ
    の画像信号をフレキシブルディスクに記録し、またはこ
    れを再生するスチルビデオ装置に於て、前記フレキシブ
    ルディスクを回転させるためのスピンドルモータの回転
    速度及び位相をフィードバック制御するためのモータ制
    御方法であって、 前記スピンドルモータの駆動初期には前記回転速度制御
    のみを行い、所定の回転速度に達したら位相検出用信号
    に応じた所定のタイミングで基準周期信号をリセットし
    て該基準周期信号をもって前記位相制御を開始すること
    を特徴とするスチルビデオ装置のモータ制御方法。
JP4168565A 1992-06-02 1992-06-02 スチルビデオ装置のモータ制御方法 Pending JPH05336783A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4168565A JPH05336783A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 スチルビデオ装置のモータ制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4168565A JPH05336783A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 スチルビデオ装置のモータ制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05336783A true JPH05336783A (ja) 1993-12-17

Family

ID=15870397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4168565A Pending JPH05336783A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 スチルビデオ装置のモータ制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05336783A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5012358A (en) Tracking control apparatus for use with magnetic tape having video track and control track
JPH0369061A (ja) 光ディスク記録再生装置のスピンドル制御装置
JPH05336783A (ja) スチルビデオ装置のモータ制御方法
JPH05334798A (ja) スチルビデオ装置のモータ制御装置
JPH05336782A (ja) モータ制御装置
JPH05336781A (ja) モータ制御装置
JPH05336780A (ja) モータの制御装置
JP2990744B2 (ja) ジョグ装置
JPS61112482A (ja) 磁気録画再生装置
JP2600189B2 (ja) 磁気記録装置
JP3339084B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP2825171B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP2912055B2 (ja) 磁気記録再生装置の信号発生装置
JP2573089B2 (ja) ディスク再生装置の一時停止装置
JPH06282936A (ja) モータ制御装置
JPH0341296Y2 (ja)
JPH0640402B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0127498B2 (ja)
JPS62200988A (ja) 電子スチルカメラ
JPH0369063A (ja) 光ディスク記録再生装置の時間軸制御装置
JPH0340784A (ja) モータの回転位相制御装置
JPH05334799A (ja) スチルビデオ装置のモータ制御装置
JPS62154262A (ja) 画像記録再生装置
JPH04241589A (ja) 磁気記録再生装置
JPH05174486A (ja) 制御誤差検出装置