JPH05173174A - 空間光変調素子 - Google Patents

空間光変調素子

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JPH05173174A
JPH05173174A JP34147191A JP34147191A JPH05173174A JP H05173174 A JPH05173174 A JP H05173174A JP 34147191 A JP34147191 A JP 34147191A JP 34147191 A JP34147191 A JP 34147191A JP H05173174 A JPH05173174 A JP H05173174A
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JP
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layer
spatial light
liquid crystal
light modulator
film
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Application number
JP34147191A
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English (en)
Inventor
Akio Takimoto
昭雄 滝本
Junko Asayama
純子 朝山
Koji Akiyama
浩二 秋山
Yasunori Kuratomi
靖規 藏富
Kuni Ogawa
久仁 小川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少なくとも光導電層、反射層、強誘電性液晶
層及び強誘電性液晶を配向させる配向膜を備えた空間光
変調素子であって、光導電層において整流性を有する光
導電体が画素単位に分離して形成されており、且つ画素
単位に分離された光導電体の間に絶縁層が形成されてい
ることにより、高解像度の画像表示が可能な空間光変調
素子を提供する。 【構成】 透明絶縁性基板11の上に透明導電性電極1
2が形成され、その上に光導電層13が積層され、更に
その上に金属薄膜又は多層誘電体薄膜等の反射層14
と、液晶を配向させるポリイミド等の高分子薄膜又はS
iO2 斜方蒸着膜等の配向膜15が、同一平面状に微小
な形状で画素単位に分割されて形成され、画素の間には
絶縁層28が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、投写型ディスプレイ、
ホログラフィーテレビジョン、光演算装置等の画像表示
装置や画像演算装置に用いられる空間光変調素子に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、大画面且つ高密度画素を備え
た高品位テレビが様々な方式で開発されており、一部実
用化されている。中でも、従来のブラウン管方式の代替
手段として液晶技術を使った投写型ディスプレイの開発
が盛んである。従来のブラウン管方式は、画素の高密度
化を狙うと画面の輝度が低下して画像全体が暗くなる傾
向にあり、またブラウン管自体の大型化が困難であると
いう課題がある。
【0003】また、薄膜トランジスタ駆動方式の液晶素
子を使った投写型ディスプレイ装置は軽量小形化や低消
費電力等の点で有力な方法ではあるが、開口率が大きく
ないこと、素子自体が複雑で高価であること等が解決す
べき課題として挙げられている。
【0004】一方、CRTを入力とした光書込み型液晶
素子との組合せは、従来より装置構造が簡単で且つCR
Tと液晶素子の利点を組み合わせた装置として注目され
ており(特開昭63−109422号公報等)、近年は
高感度な受光層としてアモルファスシリコン薄膜を備え
た液晶素子を使って、100インチ以上の大画面で動画
像を映し出すことが可能となった。また、液晶材料につ
いても、高速応答が可能な強誘電性液晶を用いて、より
高解像度な液晶ライトバルブが実現できるようになっ
た。更に、このような光書込み型液晶素子は、強誘電性
液晶が持つメモリー特性と2値化特性を利用することに
より、次世代の並列演算装置や光コンピューティング装
置の核としても期待されている。
【0005】他方、3次元立体動画映像を眼鏡なしに見
ることのできる装置としてホログラフィーテレビジョン
が注目されており、特に書換え可能なホログラム記録媒
体として液晶素子が期待されている。現在のトランジス
タ駆動方式の液晶素子の解像度は12〜25(lp/m
m)であり、今後200(lp/mm)以上の高解像度
の実現が望まれている。
【0006】このような画像表示装置や画像演算装置に
用いられる空間光変調素子は、液晶層、光導電層、反射
層、液晶を配向させるための配向膜等を備えており、従
来の空間光変調素子では、光導電層の中に整流性を有す
る光導電体が素子全体に渡って均一に成膜されるのが一
般的であり、このような光導電層の存在により高速応答
が可能となると共に、電気信号のみで素子の各画素又は
全面の状態を初期状態に戻すことが可能である(特開昭
64−18130号公報)。
【0007】一方、従来の空間光変調素子において、光
書き込み後の変調された光出力を読み出すために、液晶
層と光導電層との間に金属反射層を分離して設けられた
素子構造(特開昭62−169120号公報)や、金属
反射層の代わりに誘電体反射薄膜層が設けられた素子構
造が提案されている。このような素子構造において、高
密度な画像入力を書き込む限界解像度は、例えば次式に
よって与えられる。
【0008】
【数1】
【0009】式(1) において、fは解像度、ρは受光層
の体積抵抗率、Cは受光層と液晶層の容量和、τは液晶
の応答時間である。代表的な数値例として、ρ=1010
Ω・cm、C=10nF/cm2 、τ=100μsか
ら、f=100(lp/mm)を得る。現在、誘電体反
射膜を設けた場合は、最大125(lp/mm)の解像
度が確認されている(1990年秋季応用物理学会予稿
集26a−H−9)。
【0010】一方、出力画像が鮮明な画素を有する金属
反射膜の場合は100(lp/mm)以上の微細画素形
成が要求される。現在のシリコン半導体技術における微
細加工技術として、パターン線幅がμmオーダー以下の
加工が可能なフォトリソグラフィー技術が開発されてお
り、この技術を用いることにより、1画素が10μm角
で且つ画素間の幅1μm以下のパターン形成が可能であ
る。
【0011】特に、後者の空間光変調素子は各画素形状
が鮮明であり、ハイビジョンテレビ等の大画面且つ高密
度ディスプレイに応用される光書き込み型素子として、
開口率が大きく且つ高輝度画面を表示可能な空間光変調
素子の実現が期待されている。また、強誘電性液晶の持
つ閾値特性による2値化処理能力を利用した光演算素子
は、個々の要素(画素に相当)が明瞭な閾値と画素形状
を有するため、光情報による並列演算装置の主要素子と
して提案されている(特願平3−1145号、特願平3
−1146号)。
【0012】また、少なくとも光導電層と強誘電性液晶
層を備えた空間光変調素子において、出力光のコントラ
ストを高くするために、透過型空間光変調素子の場合、
強誘電性液晶層の厚さを約2μmに、反射型空間光変調
素子の場合、約1μmに設定することが好ましく、空間
光変調素子を製造する際には、強誘電性液晶層を均一且
つ高精度のセル厚を実現することが重要となる。従来の
空間光変調素子においては、直径1μm〜2μmのビー
ズ球を基板上の強誘電性液晶層の中に分散させて、対向
基板に対して均一な間隙を形成することにより、均一な
セル厚を有する強誘電性液晶層を形成するのが一般的な
方法である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】高解像度を有する画像
表示素子、又は高密度情報を有する2次元情報処理を行
う光演算素子として、強誘電性液晶を用いた空間光変調
素子があり、その解像度の限界を与える要因として、
(1) 受光層で発生した光キャリアの面内方向の拡散長、
(2) 整流性を持つことによる受光層内部の各接合界面に
おける電荷のドリフト、(3) 隣接画素間の電界強度漏れ
によるクロストーク、(4) 強誘電性液晶の最小ドメイン
の大きさ、等が考えられる。
【0014】特に、分離された金属反射層が設けられた
素子構造では、要因(1) と要因(2)の影響による解像度
劣化が大きく、これらの要因で決定される解像度限界に
より、分離された反射面を有するタイプの空間光変調素
子の画素密度が決定される。従って、受光層内の光キャ
リアの面内方向の拡散を抑制と共に、受光層内部の各接
合界面における電荷のドリフトの減少を実現することが
解決すべき課題の一つであった。
【0015】一方、高密度画素を持つ空間光変調素子の
製造工程において、強誘電性液晶層を形成する際に、従
来の製造方法であるビーズを分散させる方法を用いた場
合、ビーズの誘電率が周囲の液晶より大きいため、ビー
ズが付着した画素部分の静電容量成分が大きくなって、
その画素の応答速度が低下するという課題があった。ま
た、強誘電性液晶層の厚さの均一性に対する許容誤差も
厳しくなりつつあり、従来のビーズ分散方法では、高精
度の膜厚均一性の実現には限界があるという課題があっ
た。
【0016】本発明は、前記課題を解決するため、液晶
層、光導電層、液晶を配向させる配向膜等を備えた空間
光変調素子において、前述したような光導電層内で生ず
る解像度劣化を防止した素子構造を備えることにより、
高密度化された情報を忠実に表示することができる空間
光変調素子を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の空間光変調素子は、少なくとも光導電層、
反射層、強誘電性液晶層及び強誘電性液晶を配向させる
配向膜を備えた空間光変調素子であって、光導電層にお
いて整流性を有する光導電体が画素単位に分離して形成
されており、且つ画素単位に分離された光導電体の間に
絶縁層が形成されていることを特徴とする。
【0018】前記構成において、整流性を有する光導電
体が、ダイオ−ド構造を有するアモルファスシリコン半
導体であることが好ましい。また、前記構成において、
反射層が、整流性を有する光導電体の上部に、画素単位
に分割されていることが好ましい。
【0019】また、前記構成において、反射層が、金属
薄膜であることが好ましい。また、前記構成において、
絶縁層の少なくとも一部の膜厚が、整流性を有する光導
電体の膜厚より大きいことが好ましい。
【0020】また、前記構成において、絶縁層と光導電
体の膜厚の差が、0.5μmから3.0μmの範囲であ
ることが好ましい。
【0021】
【作用】前記構成によれば、少なくとも光導電層、反射
層、強誘電性液晶層及び強誘電性液晶を配向させる配向
膜を備えた空間光変調素子であって、光導電層に整流性
を有する光導電体が形成されていることにより、そのス
イッチング速度を著しく向上させることができる。ま
た、バイアス光が無い状態で、整流性を有する光導電体
に順方向に電圧を印可することにより、強誘電性液晶層
に大きな電界を印可して、画像メモリ状態を強制的に初
期状態に戻すことができる。一方、何らかの画像パター
ンが受光された状態で、整流性を有する光導電体に逆方
向に電圧が印可される場合、光入力のある画素は低抵抗
状態となるため、その部分の強誘電性液晶の配位が反転
すると共に、光入力のない画素部分は高抵抗のままであ
って強誘電性液晶の配位は反転しない。
【0022】また、光導電層において、整流性を有する
光導電体が画素単位に分離して形成され、且つ画素単位
に分離された光導電体の間に絶縁層が形成されているこ
とにより、受光層で発生した光キャリアの面内方向の拡
散、及び整流性を持つことによる受光層内部の各接合界
面における電荷のドリフトを防ぐことができるため、こ
れらの影響による解像度劣化を抑制することができる。
【0023】また、整流性を有する光導電体が、ダイオ
ード構造を有するアモルファスシリコン半導体であるこ
とにより、大面積の成膜が容易で且つ光電流発生の量子
効率が良好な受光層を容易に形成することができる。
【0024】また、反射層が、整流性を有する光導電体
の上部に画素単位に分割されていることにより、画素間
の領域における光反射を抑制することができ、画素間の
コントラストが向上して、画像のにじみやぼけを向上さ
せることができる。
【0025】また、反射層が金属薄膜であることによ
り、光反射率が良好な反射層を形成することが容易とな
る。また、絶縁層の少なくとも一部の膜厚が、整流性を
有する光導電体の膜厚より大きいことにより、絶縁層の
膜厚と光導電体の膜厚の膜厚制御により、強誘電性液晶
層のセル厚さを決定することができるため、従来のビー
ズ分散方法を用いたことによる課題を解決して、高精度
のセル厚均一性を実現することができる。
【0026】また、絶縁層と光導電体の膜厚の差が、
0.5μmから3.0μmの範囲であることにより、出
力光のコントラストが高い透過型空間光変調素子又は反
射型空間光変調素子を実現することができる。
【0027】以下、図面を参照しながら、本発明の作用
について具体的に説明する。図1は本発明の空間光変調
素子の一実施例の断面図であり、図1を用いて上述した
解像度劣化が改善される様子を説明する。
【0028】光導電層13は、画素単位ごとに整流性の
あるpin型ダイオードを構成しており、その上に金属
薄膜からなる反射層14が画素単位に分離されて形成さ
れている。なお、光導電層13は、大面積に成膜が容易
で、且つ光電流発生の量子効率がほぼ理想的な1に近い
値を有するアモルファスシリコン層とすることが好まし
い。一方、画素の間には絶縁層28が形成される。この
ような素子構造により、画素に相当する部分のpin構
造が柱状に平面内に二次元的に分布すると共に、その画
素の間の領域は絶縁層28によって充填された画素パタ
ーン形状となる。 このような空間光変調素子1に逆バ
イアス電圧を印可しながら光を照射すると、光電流がi
層で発生し、そのうち電子はn層の側に、正孔はp層の
側にドリフトする。画素の間の領域は、光導電層13が
無く絶縁層28のみが形成されているため、低抵抗な界
面のチャンネル層が無く、画素の間の部分は常に高抵抗
領域となり、画素単位で発生した電子や正孔等の電荷が
隣りの画素まで移動することが抑制され、画素間のクロ
ストークが解消される。
【0029】図2は本発明の空間光変調素子の他の実施
例の断面図である。画素を分離する絶縁層28の膜厚
が、画素部の光導電層13の膜厚より厚い素子構造であ
るため、絶縁層28と光導電層13の膜厚差によって液
晶層の厚みが決定されることになる。従って、従来のビ
ーズ分散方法では膜厚制御のために分散されたビーズが
画素上に付着して該画素の応答や解像度を劣化させてい
たが、図2では画素上にビーズが付着することが無くな
り、液晶が異常配向する欠陥画素の発生を解消すること
ができる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は、本発明の空間光変調素子の
一実施例の断面図である。ガラス等の透明絶縁性基板1
1の上に、各画素の間の部分にクロム等からなる遮光膜
27が形成され、画像書き込みの際に、光が画素の間に
入射すること及び素子の反対側への光漏れを防いでい
る。その表面に、ITOやSnOx 等の透明導電性電極
12が形成され、更にその上に水素化アモルファスシリ
コン半導体等からなる光導電層13がダイオード構造で
p層、i層及びn層の順で積層されて、画素単位に分離
して形成される。
【0031】光導電層13に使用される材料は、例えば
CdS、CdTe、CdSe、ZnS、ZnSe、Ga
As、GaN、GaP、GaAlAs、InP等の化合
物半導体や、Se、SeTe、AsSe等の非晶質半導
体や、Si、Ge、Si1-x x 、Si1-x Gex 、G
1-x x (0<x<1)の多結晶又は非晶質半導体等
の半導体、又は(1) フタロシアニン顔料(以下、「P
c」と略す)、例えば無金属Pc、XPc(X=Cu、
Ni、Co、TiO、Mg、Si(OH)2 等)、Al
ClPcCl、TiOClPcCl、InClPcC
l、InClPc、InBrPcBr等、(2) モノアゾ
色素、ジスアゾ色素等のアゾ系色素、(3) ペニレン酸無
水化物、ペニレン酸イミド等のペニレン系顔料、(4) イ
ンジゴイド染料、(5) キナクリドン顔料、(6) アントラ
キノン類、ピレンキノン類等の多環キノン類、(7) シア
ニン色素、(8) キサンテン染料、(9)PVK/TNF等
の電荷移動錯体、(10)ビリリウム塩染料とポリカーボネ
イト樹脂から形成される共晶錯体、(11)アズレニウム塩
化合物等の有機半導体がある。
【0032】また、非晶質のSi、Ge、Si
1-x x 、Si1-x Gex 、Ge1-x x (以下、a−
Si、a−Ge、a−Si1-x x 、a−Si1-x Ge
x 、a−Ge 1-x x のように略す)を光導電層13に
使用する場合、水素又はハロゲン元素を含めても構わ
ず、誘電率の低減や抵抗率の増加のため酸素又は窒素を
含めても構わない。また、抵抗率の制御にはp型不純物
であるB、Al、Ga等の元素を、又はn型不純物であ
るP、As、Sb等の元素を添加しても構わない。
【0033】このように不純物を添加した非晶質材料を
積層してp/n、p/i、i/n、p/i/n等の接合
を形成し、光導電層13内に空乏層を形成するようにし
て誘電率、暗抵抗率又は動作電圧極性を制御しても構わ
ない。このような非晶質材料だけでなく、上記の材料を
2種類以上積層してヘテロ接合を形成して光導電層13
内に空乏層を形成しても構わない。また、光導電層13
の膜厚は0.1μm〜10μmの範囲が好ましい。
【0034】光導電層13の上には、アルミニウム、ク
ロム、チタン等の金属薄膜からなる反射層14が形成さ
れ、更にその上に、ナイロンやポリイミド等の高分子薄
膜やSiO2 斜方蒸着膜などからなり液晶を配向するた
めの配向膜15が形成される。従って、光導電層13、
反射層14及び配向膜15は、画素単位に分離された画
素パターンとして形成される。なお、配向膜15は、強
誘電性液晶分子の配向を層方向と平行になるように形成
されており、その厚さは1000オングストローム以下
であり、特に100オングストローム以下が好ましい。
【0035】一方、画素の間の領域には、各画素間の電
気的絶縁のために、酸化シリコン等からなる絶縁層28
が埋め込まれる。強誘電性液晶層16は樹脂製ビーズ等
のスペーサ17によってセル厚が決定される。特に、出
力光のコントラストが高くするために、透過型空間光変
調素子の場合は、強誘電性液晶層16の厚さは約2μm
に、反射型空間光変調素子の場合は、約1μmに設定す
ることが好ましい。また、強誘電性液晶層16の材料
は、強誘電性液晶であるカイラルスメクティックC液晶
が好ましい。
【0036】同様に、ガラス等の透明絶縁性基板20の
上にも、ITOやSnOx 等の透明導電性電極19が形
成され、その上にも、配向膜15と同様な配向層18が
素子全面に渡って一様に形成される。
【0037】次に、空間光変調素子1の動作について説
明する。光導電層13が積層された基板側から入射光2
1によってパターン情報が記録される。素子の反対側に
おいて、読み出し光22が偏光子23を介して照射さ
れ、記録されたパターン情報に対応して変調された出力
光24が検光子25を介して出力される。なお、偏光子
23と検光子25の偏光方向は直交している。
【0038】図2は、本発明の空間光変調素子の他の実
施例の断面図である。本実施例の空間光変調素子1は、
図1に示したものとほぼ同様であるが、強誘電性液晶層
16のセル厚を決定するために、ビーズを画素上に分散
させる代わりに、絶縁層28の膜厚が光導電層13の膜
厚より厚い素子構造を採用している点が相違する。従っ
て、絶縁層28と光導電層13の膜厚差を制御すること
により、高精度で且つ均一性が良好なセル厚みを有する
強誘電性液晶層16を形成することができる。
【0039】図3は図2の空間光変調素子の上方から見
た絶縁層のパターン形状の一例である。画素70の間の
領域に形成された絶縁層28の一部が対向側の配向膜1
8と密着せず、液晶が通過可能なトンネル部71が形成
されている。このトンネル部71は、空間光変調素子の
製造工程において、液晶を各画素セルに注入する際の通
過路として機能する。
【0040】図8は、本発明の空間光変調素子の他の実
施例であって、図8aは空間光変調素子の上方から見た
絶縁層のパターン形状の他の例であり、図8bはその断
面図である。この例では、画素70の間の領域に形成さ
れた絶縁層28の一部が、柱状の突起部28aとして、
数画素の間隔ごとに形成されており、この突起部28a
の先端までの高さから配向膜15の高さの差により強誘
電性液晶層16のセル厚が決定される。
【0041】以下、本発明に係る空間光変調素子の具体
的な実施例について詳説する。 (実施例1)本実施例において、図1に示した空間光変
調素子の製造について、図4を参照しながら説明する。
【0042】(a)工程において、透明絶縁性基板11
として、55mm×45mm×1.1mmのガラス基板
を用いて、その上に500オングストロームの厚さのク
ロム膜を蒸着法により全面に渡って成膜する。次に、フ
ォトリソグラフィーを用いて、1画素に相当する40μ
m角の窓を、縦横方向に45μmピッチの画素パターン
で、画素間に相当する部分の遮光膜27を形成する。更
に、その上に1000オングストローム厚のITOをス
パッタ法により成膜し、透明導電性電極12を全面に渡
って形成する。
【0043】次に、2.3μm厚のp/i/nダイオー
ド構成の水素化アモルファスシリコン膜を積層して、有
効面積が35mm×35mmである光導電層13を形成
するために、プラズマCVD法により、先ず有効面積内
にボロンを1000ppm添加したp層を膜厚500オ
ングストロームに成膜し、更に膜厚2μmの無添加i層
と、膜厚2000オングストロームのリン添加n層を連
続成膜する。
【0044】次に、この基板上に電子ビーム蒸着法によ
りアルミニウム薄膜を膜厚1500オングストロームに
成膜して、反射層14を形成する。更に、その上に、ス
ピンコートを用いて、ポリイミド薄膜を膜厚200オン
グストロームに成膜して、配向膜15を形成する。な
お、本工程後に、配向膜15をナイロン布によりラビン
グして配向処理することができるが、後工程で配向処理
しても構わない。
【0045】(b)工程において、フォトリソグラフィ
ーを用いて、40μm角の画素を縦横方向45μmピッ
チで画素パターンで、各画素に相当する部分にレジスト
膜30をパターン形成する。
【0046】(c)工程において、各画素の間に相当す
る部分のポリイミド薄膜の配向膜15を酸素プラズマに
よりドライエッチングし、更にアルミニウム薄膜の反射
層14を酸性液によるウェットエッチングで除去する。
続いて、水素化アモルファスシリコンは、フッ酸系の溶
液によるウェットエッチング、又はCF4 と酸素による
リアクティブ・イオン・エッチングにより各画素の間が
除去されて、光導電層13の画素パターンが形成され
る。
【0047】(d)工程において、熱CVD法による酸
化シリコン膜の形成方法、又はスピンコートによる酸化
シリコン高分子膜の形成方法により、光導電層13の表
面及び分離された画素の間の部分に絶縁層28を形成し
及び埋め込む。
【0048】(e)工程において、フッ酸系の溶液によ
るウェットエッチング又はCHF3 のリアクティブ・イ
オン・エッチングにより、画素部分の配向膜15のポリ
イミド膜が露出するように、余分の酸化シリコン膜が除
去されることにより、画素間の絶縁層28が形成され
る。このようにして、図1の空間光変調素子の一方の基
板側が形成される。
【0049】一方、図1に示す片側の透明絶縁性基板2
0の上にはITOの透明導電性電極19をスパッタ法に
より全面に形成した後、前述の方法と同様にポリイミド
の配向膜18を全面に積層した。そして、配向膜15、
18の表面をナイロン布で一定方向に擦ることにより、
配向膜の配向処理を行なう。
【0050】次に、強誘電性液晶層16の形成について
説明する。厚さが約1μmの強誘電性液晶層16を実現
するため、片側の基板の配向膜15の表面に、イソプロ
ピールアルコール中に分散させた直径1μmのビーズか
らなるスペーサ17をスプレーによって撒いた後、透明
絶縁性基板11、20の周囲にUV硬化樹脂を塗布しお
互いに接着させることにより液晶セルを作製した。この
液晶セルの中に真空中で強誘電液晶(商品名「ZLI−
3654」、メルク社製)を注入した後、均一配向を得
るために強誘電液晶の相転移温度(62℃)以上の温度
に加熱し、1℃/分以下の徐冷速度で室温にもどし再配
向させた。このようにして本発明に係る空間光変調素子
1を得ることができた。
【0051】次に、得られた空間光変調素子1の特性評
価について説明する。図6は、空間光変調素子の評価に
用いた投写型ディスプレイ装置の概略構成図である。空
間光変調素子1に光書き込みを行う手段として、縦が4
80画素、横が650画素の分解能を有するCRTディ
スプレイ43を用いた。読み出し光は、メタルハライド
ランプの光源40から出射して、コンデンサーレンズ4
1により集光され、偏光ビームスプリッタ42を介して
空間光変調素子1に照射される。出力像は、偏光ビーム
スプリッタ42で反射されて、レンズ44で拡大されス
クリーン45に結像される。CRTディスプレイ43の
画面上の各画素が、空間光変調素子1の分割された画素
内に書き込まれると、スクリーン45では四角形状の画
素に変換される。
【0052】その結果、開口率が80%と大きく、且つ
100インチ相当の大きさに拡大した像はスクリーン4
5上で2000ルーメンの照度を持つ明るい画像が得ら
れる。更に、画像のコントラストは250:1、解像度
は縦方向650本TVライン数が確認された。
【0053】また、動画像を出力したところビデオレー
トの動きに対して残像が無く、鮮明な高輝度画像が得ら
れた。また、RGBの3原色に対応したCRTディスプ
レイ43と空間光変調素子1の組み合わせを3組用意し
て、スクリーン上で合成することにより、カラー画像を
得ることができた。
【0054】(実施例2)本実施例において、図2及び
図3に示した空間光変調素子の製造について、図5を参
照しながら説明する。実施例1に示した同様の製造方法
を用いるが、強誘電性液晶層16のセル厚さを制御する
ためのビーズ等のスペーサの代わりに、画素間の絶縁層
28がセル厚さを決定している点が相違する。また、図
3に示したように画素分離の絶縁層28の一部を除去し
たのは、全ての画素に強誘電性液晶を注入するトンネル
部71を確保するためである。
【0055】本実施例では画素の形状が8μm角で、画
素ピッチが10μmで、縦3200画素×横3200画
素の画素パターンを有する空間光変調素子を作製した。
従って、全画素数は107 個以上となる。
【0056】実施例1の工程と同様に、遮光膜27、透
明性導電膜12、水素化アモルファスシリコンの光導電
層13、反射層14及び配向膜15を連続して成膜後
(a工程)、レジスト膜30を塗布してパターン形成し
(b工程)、各種エッチングを用いて光導電層13、反
射層14及び配向膜15を画素単位に分離形成する(c
工程)。
【0057】次に、(d)工程において、絶縁層28と
して、酸化シリコン膜を形成し埋め込んだ後、強誘電性
液晶層16のセル厚さを制御するための突起部28aを
形成するために、突起部28aの位置に対応したレジス
ト膜31をパターン形成する。
【0058】(e)工程において、酸化シリコン膜の絶
縁層28をレジスト膜31が無い部分について除去し、
画素部分の配向膜15を露出させる。その結果、画素間
の絶縁層28の突起部28aの高さと、画素の配向膜1
5の高さとの差が約1μmとなり、反射型空間光変調素
子において最大コントラストが得られる強誘電性液晶層
のセル厚を形成することができた。
【0059】得られた空間光変調素子の特性は、解像度
評価用の写真画像を記録した後、記録画像を読み出した
ところ、100(lp/mm)の解像度を確認すること
ができた。
【0060】次に、本実施例の空間光変調素子をホログ
ラフィーテレビジョン装置として特性評価した結果を説
明する。図9は、空間光変調素子の評価に用いたホログ
ラフィーテレビジョン装置の概略構成図である。空間光
変調素子に光書き込みを行う手段として、He−Neレ
ーザ51からのコヒーレント光がハーフミラー52で分
割されて、一方の光束がレンズ56を介して被写体50
を通ってCCD58に照射され、他方の光束がレンズ5
4、55からなるビームエキスパンダを通り、ハーフミ
ラー57を介してCCD58に参照光として照射され、
CCD58の撮像面上に干渉縞パターンが形成される。
干渉縞パターンの画像データは電気信号に変換され、C
RT65に転送され再生される。
【0061】CRT65の画面上で再生された干渉縞パ
ターンの画像データは、レンズ66により空間光変調素
子1に光書き込みされ記録される。なお、空間光変調素
子1の画素パターンは8μm角の画素が10μmピッチ
で3200×3200=約107 画素のものを使用し
た。
【0062】画像の読み出しは、He−Neレーザ61
からのコヒーレント光がレンズ62、63からなるビー
ムエキスパンダを通り、偏光ビームスプリッタ64を介
して空間光変調素子1に照射され、変調された出力光が
偏光ビームスプリッタ64を通過してレンズ67によ
り、反射モードによる立体像を肉眼68で観察される。
【0063】その結果、実時間表示される立体画像を再
生することができ、被写体50の動きを実時間ホログラ
ムで観察することができた。また、開口率は64%で、
画像のコントラストは200:1、解像度は100ライ
ン/mmの各性能が確認された。
【0064】(実施例3)本実施例において、図7に示
した空間光変調素子の製造について、図4を参照しなが
ら説明する。実施例1に示した同様の製造方法を用いる
が、画素間の絶縁層28として、高分子のポリイミド膜
を塗布形成する点が相違する。図4に示した(a)工程
から(c)工程までは同様であるが、(d)工程におい
て、ポリイミド膜をスピンコートし、(e)工程におい
て、酸素プラズマエッチングによって画素部分の反射層
14が露出するまで除去する。そして、再び配向膜15
としてのポリイミド層を全面に渡って200オングスト
ロームの膜厚で成膜した後、ラビング処理等の配向処理
を行う。その後の製造工程は実施例1に示したものと同
様である。
【0065】次に、得られた空間光変調素子を図6の投
写型ディスプレイ装置として特性評価した結果、実施例
1と同様に、水平解像度650本以上の高解像度で15
00ルーメンの高輝度な画像を得ることができた。
【0066】(実施例4)本実施例において、図8に示
した空間光変調素子の製造について、図5を参照しなが
ら説明する。実施例2に示した同様の製造方法を用いる
が、強誘電性液晶層16のセル厚さを制御するためのビ
ーズ等のスペーサの代わりに、画素間の絶縁層28の柱
状の突起部28aが部分的に形成されて、セル厚さを決
定している点が相違する。従って、製造工程は図5と同
様であるが、(d)工程において突起部28a形成のた
めのレジスト膜31のパターンが異なるだけとなる。な
お、突起部28aは縦横それぞれ6画素ごとに画素間領
域の交差点に形成した。
【0067】得られた空間光変調素子のセル厚さは、画
素の存在する有効面積の範囲において、1μm±0.0
2μmという高い精度を示した。また、突起部28aが
存在する交差点近傍の画素における応答特性は、突起部
28aが無い交差点近傍の画素と同等であり、投写型デ
ィスプレイ装置の100インチ画像において均質な画質
が得られた。
【0068】
【発明の効果】以上詳説したように、本発明の空間光変
調素子は、少なくとも光導電層、反射層、強誘電性液晶
層及び強誘電性液晶を配向させる配向膜を備えた空間光
変調素子であって、光導電層として整流性を有する光導
電体が画素単位に分離して形成され且つ画素単位に分離
された光導電体の間に絶縁層が形成されていることによ
り、光キャリアの面内方向の拡散及び各接合界面におけ
る電荷のドリフトを防止して、これらの影響による解像
度劣化を抑制することができるため、高解像度の画像を
記録し表示可能な空間光変調素子を得ることができる。
【0069】また、整流性を有する光導電体が、ダイオ
ード構造を有するアモルファスシリコン半導体であるこ
とにより、大面積の成膜が容易で且つ光電流発生の量子
効率が良好な受光層を容易に形成することができるた
め、製造コストの安価な空間光変調素子を得ることがで
きる。
【0070】また、反射層が、整流性を有する光導電体
の上部に画素単位に分割されていることにより、高いコ
ントラストの画像を記録し表示可能な空間光変調素子を
得ることができる。
【0071】また、反射層が金属薄膜であることによ
り、光反射率が良好な反射層を形成することが容易とな
り、空間光変調素子の製造工程が簡略になる。また、絶
縁層の少なくとも一部の膜厚が、整流性を有する光導電
体の膜厚より大きいことにより、絶縁層の膜厚と光導電
体の膜厚の膜厚制御により、強誘電性液晶層のセル厚さ
の精度及び均一性が良くなり、光量ムラの少ない画像を
記録し表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空間光変調素子の一実施例の断面図で
ある。
【図2】本発明の空間光変調素子の他の実施例の断面図
である。
【図3】図2の空間光変調素子の上方から見た絶縁層の
パターン形状の一例である。
【図4】本発明の空間光変調素子の製造方法の一例を説
明するための断面図である。
【図5】本発明の空間光変調素子の製造方法の他の例を
説明するための断面図である。
【図6】空間光変調素子の評価に用いた投写型ディスプ
レイ装置の概略構成図である。
【図7】本発明の空間光変調素子の他の実施例の断面図
である。
【図8】本発明の空間光変調素子の他の実施例であっ
て、図8aは空間光変調素子の上方から見た絶縁層のパ
ターン形状の他の例であり、図8bはその断面図であ
る。
【図9】空間光変調素子の評価に用いたホログラフィー
テレビジョン装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 空間光変調素子 11、20 透明絶縁性基板 12、19 透明導電性電極 13 光導電層 14 反射層 15、18 配向膜 16 強誘電性液晶層 17 スペーサ 21 入射光 22 読み出し光 23 偏光子 24 出力光 25 検光子 27 遮光層 28 絶縁層 28a 突起部 30、31 レジスト膜 40 光源 41 コンデンサーレンズ 42 偏光ビームスプリッタ 43 CRTディスプレイ 44 レンズ 45 スクリーン 51、61 He−Neレーザ 52、57 ハーフミラー 53 ミラー 54、55、56、62、63、66、67 レンズ 58 CCD 64 偏光ビームスプリッタ 65 CRT 68 肉眼 70 画素 71 トンネル部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藏富 靖規 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小川 久仁 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも光導電層、反射層、強誘電性
    液晶層及び前記強誘電性液晶を配向させる配向膜を備え
    た空間光変調素子であって、前記光導電層において整流
    性を有する光導電体が画素単位に分離して形成されてお
    り、且つ画素単位に分離された光導電体の間に絶縁層が
    形成されていることを特徴とする空間光変調素子。
  2. 【請求項2】 整流性を有する光導電体が、ダイオ−ド
    構造を有するアモルファスシリコン半導体である請求項
    1に記載の空間光変調素子。
  3. 【請求項3】 反射層が、整流性を有する光導電体の上
    部に、画素単位に分割されている請求項1又は2に記載
    の空間光変調素子。
  4. 【請求項4】 反射層が、金属薄膜である請求項3に記
    載の空間光変調素子。
  5. 【請求項5】 絶縁層の少なくとも一部の膜厚が、整流
    性を有する光導電体の膜厚より大きい請求項1に記載の
    空間光変調素子。
  6. 【請求項6】 絶縁層と光導電体の膜厚の差が、0.5
    μmから3.0μmの範囲である請求項5に記載の空間
    光変調素子。
JP34147191A 1991-12-24 1991-12-24 空間光変調素子 Pending JPH05173174A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08211404A (ja) * 1994-11-02 1996-08-20 Hughes Aircraft Co アモルファスシリコンペデスタル液晶光バルブ
JP2007155957A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Seiko Epson Corp 液晶装置、液晶装置の製造方法及びプロジェクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08211404A (ja) * 1994-11-02 1996-08-20 Hughes Aircraft Co アモルファスシリコンペデスタル液晶光バルブ
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