JPH0517293U - ホース用クイツクレリースコネクタ - Google Patents

ホース用クイツクレリースコネクタ

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JPH0517293U
JPH0517293U JP021208U JP2120892U JPH0517293U JP H0517293 U JPH0517293 U JP H0517293U JP 021208 U JP021208 U JP 021208U JP 2120892 U JP2120892 U JP 2120892U JP H0517293 U JPH0517293 U JP H0517293U
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/08Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
    • F16L37/084Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking
    • F16L37/098Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of flexible hooks
    • F16L37/0985Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of flexible hooks the flexible hook extending radially inwardly from an outer part and engaging a bead, recess or the like on an inner part
    • F16L37/0987Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of flexible hooks the flexible hook extending radially inwardly from an outer part and engaging a bead, recess or the like on an inner part the flexible hook being progressively compressed by axial tensile loads acting on the coupling
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ホースのような第1及び第2の導管の一端に
装着されて搬送媒体が漏れのないように両者を接続させ
ると共に、その着脱に伴う操作を容易にしたコネクタを
得る。 【構成】 一端が第1の導管の一端に装着される管状の
雄形コンポーネント1と、チャンバを有し、一端が第2
の導管の一端に装着され、他端が前記雄形コンポーネン
ト2の他端と接続される管状の雌形コンポーネントと、
前記チャンバに収容されて接続中は前記雌形コンポーネ
ントに係合する環状弾性体の保持部材3と、前記チャン
バに収容され、接続を外すために前記雄形コンポーネン
トの軸方向へ移動させたいときは前記保持部材を変形さ
せて前記雌形コンポーネントから雄形コンポーネントを
引き抜き可能にさせる引き離し手段とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ホース及びその他の種類の導管用のコネクタまたは継手に関する 。特に、この考案は、第1の導管に接続される雄形継手コンポーネント部が他の 導管に接続される雌形継手コンポーネント部にすばやく挿入できると共に、すば や取り外すことができるいわゆるクイックレリースコネクタのに関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来から、管状の雌形継手コンポーネントの前部に内側が放射状のフランクを 設けることは、知られている。このフランクは、雌形コンポーネントの後部から 離れた面にあって、保持部材が雄形継手コンポーネントの前方部分の上で外側に 動く通路の中にある。その前方部分は、雌形コンポーネントの前部の中に広がっ ている。雄形コンポーネントにある保持部材の外径は、雄形コンポーネントの先 端から離れる程小さくなっている。前記保持部材は、弾力性があり、半径方向で 雄形コンポーネントの軸に向かい、変形できるのは雄形コンポーネントの前方部 分を雌形コンポーネントの前部から引き出すためである。1以上のリング状のシ ーリング用エレメントは、雄形コンポーネントの前方部分の外側の表面と雌形コ ンポーネントの前部の内側の表面の間に取り付けられている。 バーソロミュー (Bartholomew) に対して発行された米国特許第4,541,658 号及び第4,601,497 号 により、回転形クイックコネクタアセンブリが開示されている。このアセンブリ における保持部材は、雌形コンポーネントの前部の内側のフランクからアームを 引き離すため、手動的に旋回可能ないくつかのアームを形成するように、みぞに 収容されている。これにより、操作者は雄形継手コンポーネントの前方部分を雌 形コンポーネントから引き抜くことができる。各アームにある外側の肩は、通常 、雌形コンポーネントの内側のフランクと合わされており、雄形コンポーネント の軸の方向にそれぞれのアームの露出された端のくぼみに応じてフランクから引 き離されるようになっている。
【0003】 ハモンド(Hammond) に対するドイツ特許第2530863 号に開示されたクイックレ リースコネクタには、雄形コンポーネントの前方部分に断面がくさび形の概形を した保持リングがある。雄形コンポーネントを雌形コンポーネントから引き抜く ために、保持リングが貫通しており、雌形コンポーネントの中の環状の変形部材 により内側に半径方向に変形されている所にある雌形コンポーネントの中に雄形 コンポーネントを深く押すことが必要で、それは保持リングが雌形コンポーネン トの内側の肩の所で内側に半径方向に配置されているためである。その後、雄形 コンポーネントは雌形コンポーネントからすばやく引き抜かれる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記特許のコネクタアセンブリの欠点は、1つまたはそれより多いアームの1 または複数の肩が内側のフランクに補捉されやすいことである。それは雄形コン ポーネントの前方部分が雌形コンポーネントから引き抜けないように、個々のま たは複数のアームが適当に押し下げられている時に生ずる。更に、アームの肩を 内側に半径方向に、かつ雌形コンポーネントの前部の内側を越えて動かすために は、大きな力を働かせる必要が時々ある。その上、アームの露出部分がかなり短 いのは、指がアームから滑りやすいためであり、指は雄形コンポーネントを引き 抜くためと、引き抜いている間押し下げられた準備の位置にアームを保持するよ うにされることになっている。
【0005】 ハモンドの提案の欠点は、雌形コンポーネントの中に雄形コンポーネントを無 意識に深く差し込むことにより、偶発的に離れやすいことである。
【0006】 この考案の目的は、ホースと他の種類の導管の一方または両方用のクイックレ リースコネクタまたは継手を提供することであり、その内部で雄形および雌形コ ンポーネントが簡単に、時間を掛けることなく、予め決めることができる方法で 分離及びかみ合せができる。
【0007】 この考案の他の目的は、上記外観のコネクタに使用する新規で改良された保持 部材を提供することである。
【0008】 この考案の他の目的は、上記外観のコネクタに使用する新規で改良された引き 離し装置を提供することである。
【0009】 この考案のその他の目的は、上記外観のコネクタに使用する新規で改良された 雌形継手コンポーネントを提供することである。
【0010】 更にこの考案の他の目的は、新規で改良された雄形継手コンポーネントを提供 することである。 更に、この考案の目的は、柔軟性と硬化性の両方または一方 がある導管のためのクイックレリースコネクタの雄形および雌形コンポーネント を引き離す新規で改良された方法を提供することである。
【0011】 この考案のその他の目的は、上記外観のコネクタに使用する雄形継手コンポー ネントと保持部材の新規で改良された組合せを提供することである。
【0012】 この考案の他の目的は、上記外観のクイックレリースコネクタに使用する雌形 コンポーネントと引き離し部材の新規で改良された組合せを提供することである 。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この考案は、2つの可撓性のホース、継手とホース、ホースと管、継手と管、 2つの継手、または2つの管の間の気体、水または流動媒質の漏洩を防止する、 あらゆる種類の導管に対するいわゆるクイックレリースまたはクイックコネクタ を提供することである。この改良されたコネクタは、1番目の導管の一方の先端 部分および前方部分に挿入可能かまたはそうでなければ接続可能である後方部分 を有している細長い管状の雄形コンポーネントと、2番目の導管に挿入可能かま たはそうでなければ接続可能である後方部分を有している細長い管状の雌形コン ポーネントと、内側のチャンバを雄形コンポーネントの前方部分としている前方 部分から構成されている。雌形コンポーネントの前方部分にはチャンバと連絡し ており、雄形コンポーネントの前方部分を挿入または引き抜くことができる軸の 回りの入口と、入口に配置され前方部分に雌形コンポーネントの後部とチャンバ を取り組んだほぼ放射状のフランクを有した少なくとも1つのもどり止めと、前 方部分の円周方向に広がり1つのもどり止めまたは複数のもどり止めの後のチャ ンバと連絡している少なくとも2つの窓がある。コネクタには更に雄形コンポー ネントの前方部分に取り付けられチャンバの中に完全に受け入れられた時、側面 を広げかみ合わせるためチャンバの中に入口から前進する間変形を受ける半径方 向に変形可能で弾力性のある環状の保持部材と、前方部分を引き抜くためもどり 止め(S) のフランク(S) から保持部材を(必要があれば)引き離し入口を通り雌 形コンポーネントの前部から保持部材を引き離すための装置がある。引き離し装 置には、チャンバに与えられており、窓の中に広がり(むしろそれを越えて外側 に向かっている方が好ましい)運動を受ける部分(例えば外側に半径方向に広が るリングの形で)を有する環状の変形部材がある。運動を受ける部分は入口から 離れた収縮の位置と入口に近い引き伸ばしの位置の間で雌形コンポーネントの軸 の回りの方向に窓の中を動くことができる。変形部材には、雄形コンポーネント の前方部分と保持部材が雌形コンポーネントの前部から引き抜くことができるよ うに、運動を受ける部分の引き伸ばしの位置にあるフランク(S) が半径方向に向 かっている保持部材がある。
【0014】 保持部材が有している半径方向に変形可能なセクション(外側になめらかな表 面を、例えば雄形コンポーネントの後方部分から離れた方向で雄形コンポーネン トの軸から離れて半径方向の外側に開いている中空の円錐形が好ましい。)は、 雄形コンポーネントを囲み、運動を受ける部分の収縮した位置でフランクを接触 するように雄形コンポーネントの後方部分の方向に離れる。変形部材により保持 部材が取る形において、保持部材がチャンバの中にあり変形部材の運動を受ける 部分が収縮の位置にある時は、変形可能なセクションの外側の表面は雄形コンポ ーネントの後方部分の方向に雄形コンポーネントの軸に沿って傾斜している。少 なくとも1つの環状のシーリング用エレメント(例えば、弾力性のある変形可能 なO−リング)は、保持部材が例えば雄形コンポーネントの前方部分にある挿入 位置にフランク(S) をかみ合わせる時、1つのコンポーネントにより雄形コンポ ーネントの前方部分と雌形コンポーネントの前部の間を密封することができる。 例えば、雄形コンポーネントの前方部分に取り付けられた1つ以上の外側の円周 のみぞの1つは、保持部材が雌形コンポーネントの前部のもどり止め(S) のフラ ンク(S) を支えている時、雌形コンポーネントの前部の内側の表面を密封してか み合せるのに役立つようにO−リングを受けることができる。
【0015】 窓は雌形コンポーネントの軸に対し互いにほぼ正反対になるようになるかある いはすることができる。保持部材の円錐形の外側の表面は、運動を受ける部分が 引き伸ばしの位置の方向に動く間、変形部材の環状の内側の表面によりかみ合わ されている。変形部材の内側の表面が円形の表面ならば、保持部材の直径が最大 の部分は雌形コンポーネントの軸の方向で内側に半径方向に確実に変形させるた め、変形部材の内側の表面の直径は保持部材の円錐形の外側の表面の直径の最大 部分より小さいが、それは変形部材の運動を受ける部分が引き伸ばしの位置をと る時、保持部材がもどり止め(S) のフランク(S) を迂回でき雌形コンポーネント の前部から雄形コンポーネントの前方部分を引き抜くことができるようにするた めである。
【0016】 1つのもどり止めまたは複数のもどり止めには、雌形コンポーネントの前部の 内側の表面に内側に広がった突起があることが好ましい。保持部材の中空の円錐 形のセクションに含まれるのは、ほぼ軸の回りに広がるペタル、すなわち構成物 とくぼみであり、このくぼみは引き伸ばしの位置まで変形部材が運動を受ける部 分に応じて中空の円錐形が変形を増すようにペタルと入れ替るが、雄形コンポー ネントの前方部分は雌形コンポーネントの前部の中に広がっており、保持部材は 前部のチャンバの中にある。中空の円錐形のセクションの直径が最大の先端(す なわち、ペタルの先端)は、保持部材がチャンバの中に入れられた時もどり止め (S) のフランク(S) に接する。くぼみには中空の円錐形のセクションの直径が最 大の所に開口先端がある。変形部材の内側の最小の直径は直径の最小値より小さ いが、変形されない状態の中空の円錐形のセクションの直径の最小値よりは大き い。
【0017】 保持部材の中空の円錐形のセクションにあるペタルと入れ替ったくぼみの幅は 開口先端の先の方に従い増加する。その代り各開口先端には1番目の幅があり、 各くぼみに含まれる部分は開口先端のそれぞれに接しており、それぞれ1番目の 幅より大きい2番目の幅があり、すなわちくぼみの幅は少なくとも1部分が保持 部材の中空の円錐形のセクションの直径が最大の先端から離れる方向に従い増加 している。
【0018】 窓のそれぞれは雌形コンポーネントの前部にある前方の先端面に対して全ての 方向に広がっており、それは窓により前部の壁が1組の軸の回りに平行なアーム に分割されているからであり、このアームは互いに直径に反対に取り付けられて いる方が好ましく、アームのそれぞれは雌形コンポーネントの後部に面しており 、半径方向に広がっているフランクを有し個々に分けられている内側のもどり止 めを支えるのが好ましい。このようなコネクタの変形部材には、短軸を有したほ ぼ楕円形の内側の表面があり、この短軸は保持部材の中空の円錐形の部分にある 直径の最大値及び長軸より小さい。アームはこのような楕円形の内側の表面にあ る長軸の反対側に取り付けられている。
【0019】 変形部材は、わずかに弾力性のあるプラスチック材料を含み、またはそれから 作られている。雌形コンポーネントと変形部材には、雌形コンポーネントと関係 のある変形部材の回転を防止するための協働装置があり、すなわち変形部材にあ る楕円形の内側の表面の長軸と短軸に関係したアームの位置が変化するのを防ぐ 。このような回転防止装置に含まれる案内装置には、少なくとも1つのアームと 、案内装置をたどるように変形部材に与えられた追従装置がある。追従装置には 、変形部材の上に外部にのこぎり歯状の突出部がある。
【0020】 好ましい実施態様によると、保持部材に含まれる前述の中空の円錐形のセクシ ョンは雄形コンポーネントの後方部分の方向に雄形コンポーネントから外側に開 いている。中空の円錐形のセクションの直径が最小の(前方の)先端は、保持部 材の内側に半径方向に広がっているワッシャー状の部分から構成されており、ワ ッシャー状の部分の最も内側の放射状の部分は中空の円錐形の部分から構成され ており、この中空の円錐形の部分は雄形コンポーネントの後方部分に広がり環状 の肩に接触するため雄形コンポーネントの軸の方向に傾いており、この環状の肩 は雄形コンポーネントの前方部分にあり後方部分から離れて面している。肩によ り保持部材が後方の位置の方向に雄形コンポーネントと関連して動かないように してある。このように雄形コンポーネントの前方部分が雌形コンポーネントの前 部に適当に入れられており、保持部材の円錐形の部分で直径が最大の先端はもど り止め(S) のフランク(S) と接触し、保持部材の円錐形の部分は雌形コンポーネ ントの前部にチャンバから偶然に引き抜かれるのに対し前方部分を確実に保持す るため雄形コンポーネントの肩と接触している。
【0021】 保持部材の円錐形の部分には軸の回りに平行なスロットが与えられている。 保持部材は鋼鉄のバネで作られており、雄形および雌形コンポーネントの少な くとも1つは適当な金属材料で作られている。
【0022】 この考案の特徴と考えられる新規な特徴は、請求の範囲に述べられている。特 徴と利点を備え、組立てと使用方法の両方について改良されたクイックレリース コネクタ自体は、添付の図面に関する好ましい特別な実施例の詳細な説明を熟読 することによりよく理解されるであろう。
【0023】
【実施例】
図1と図2に示すクイックレリースコネクタ即ち継手には、長い管状の雄形コ ンポーネント1と、長い管状の雌形コンポーネント2と、雄形コンポーネントの 前方部分7の選択された部分を囲んでいるリング状の保持部材3と、雌形コンポ ーネント2の前部2aの中に軸方向へ可動に取り付けられた環状の変形または引き 離し部材4と、雄形コンポーネント1の前方部分7の外側と雌形コンポーネント 2の前部2aに隣接内の表面との間を密封する1つ以上のリング状のシール用エレ メント5(図1に示す2つ)とがある。コンポーネント1及び2は金属材料であ るか、またはそれから作られたものでよい。保持部材3はバネ鋼から作られるの が好ましい。引き離しまたは変形部材4は、硬いプラスチック材料から作られる のが好ましい。シール用エレメント5は、ゴムまたは他のあらゆる適当に弾力性 のある材料から作られてもよく、この弾力性のある材料は、雄形コンポーネント 1の前方部分7を雌形コンポーネント2の前部2aに正しく(完全に)挿入させた ときは必要なだけ変形することが可能になっている。
【0024】 長い管状の雄形コンポーネント1には円筒状で円錐形の部分がいくつか含まれ ている。前方部分7にある外側の円周の完全なみぞ6は、円筒状の表面に囲まれ ており、コンポーネント1の後方部分13と向い合っている半径方向の肩8と後方 部分13から離れて面している半径方向の肩10との間に設けられている。肩8にあ る直径の大きいカラー9の一方の先端の面は、前方部分7の集合部分を構成し、 保持部材3を接触させる役目を果している。
【0025】 肩10は、前方部分7の2番目のカラー11の上にあり、のこぎり歯状の形をして いる(図には示していない)。カラー11にある周辺がわずかに円錐形の表面12は 、雄形コンポーネント1の後方部分13の方向で雄形コンポーネント1の軸に沿い 傾いている。
【0026】 前方部分7はシール用エレメント5の1部であるいくつかの外側の円周の完全 なみぞ14から構成されており、後方部分13にあるいくつかの外側の円周の完全な リブまたはバーブ(barb)15により、軟らかいホース(示していない)、またはそ の他の導管の一方の部分から後方部分が偶然に引き抜かれる可能性が少なくなり 、この軟らかいホースまたはその他の導管は改良されたクイックレリースコネク タにより2番目の導管(示していない)と結合されることになっている。雄形コ ンポーネント1の後方部分13を囲んでいるホースの先端部分は、標準的なクラン プまたはストラップにより囲まれていることが好ましく、それは後方部分13を無 意識に引き抜く可能性を減らすのと同様に、先端部分と雄形コンポーネント1の 間の密封を完全に行うためである。
【0027】 雌形コンポーネント2は長い管であり、それは外観の断面が多角形(6角形) をしており、それに含まれる前述の前部2aと外側にねじ切りをした後部19は2番 目の導管の先端部分、例えば内側にねじ切りをしたニップルまたはパイプの中に 挿入することができる。外部にねじを切った後方部分19がリブまたはバーブ(雄 形コンポーネント1の後方部分13の上にあるリブまたはバーブ15のような)に取 り替えられるならば、後部19はホースまたは他の軟らかい導管の一方の先端に挿 入し固定することができる。
【0028】 雌形コンポーネント2の前部2aにある前方の先端2bには内側のチャンバ17a に つながり中央に配置された入口17がある。入口17の隣りにある内側の環状のもど り止めまたはリブ16には、後部19の方に面した放射状のフランク18があり、保持 部材3の中空の円錐形のセクション(21+22) がチャンバ17a の中にある時は、保 持部材3の中空の円錐形のセクション(21+22) の直径が最大の先端を止める役目 をする。入口17は前部2aの内側に円錐形の表面により仕切られており、そのよう な円錐形の表面は後部19の方向で雌形コンポーネント2の軸2に沿って傾いてい る。
【0029】 前部2aの回りの壁を構成している円周上に広がっている2つの窓は、もどり止 め16のフランク18の後にあるチャンバ17a と連絡しており、更に変形または引き 離し部材4(以後、短かくスリーブと呼ぶ)の運動を受ける部分4a(図5も参照 )があり、スリーブには図1と図2に示す収縮の位置と、引き伸ばしまたは動作 の位置の間に軸の回りに動く自由度があり、この引き伸ばしまたは動作の位置の 中で内側が円筒形のスリーブの表面4b(図5)により保持部材3の中空の円錐形 のセクション(21+22) が変形されるが、それは部材3と雄形コンポーネント1の 前方部分7が雌形コンポーネント2の前部2aから引き抜くことができるようにす るためである。
【0030】 図4には、図3の保持部材3に変えることができるブランク 3A を示してある 。図示した部材3にある中空の円錐形のセクションは後方部分13から離れた方向 で雄形コンポーネント1の軸に沿って傾いており、ほぼ軸の回りに平行なくぼみ またはスロット21により替えられる4つのペタル22を含んでいるが、このくぼみ またはスロット21には中空の円錐形のセクションの直径が最大の所に(後方の) 開口先端がある。ペタル22はほぼワッヤー状の部分23の放射状の1番外側の部分 とまとめられ、部分23の放射状の1番内側の部分は中空の円錐形の部分24の前方 部分にまとめられているが、この中空の円錐形の部分の前方部分はペタル22とみ ぞ21を含んだ中空の円錐形のセクションの直径が最大の方向で雄形コンポーネン ト1の軸に沿って傾いている。中空の円錐形のセクション(21+22) の外側の表面 は、もどり止め16の放射状のフランク18と接触している直径が最大の先端(ペタ ル22の先端)を有したなめらかな円錐形の切頭体であるが、これは部材3がチャ ンバ17a の中に完全に入っており、スリーブ14が図1または図2の収縮または動 作していない位置に保持されている時である。保持部材3の 半径方向に広がっ ておりワッシャー状の部分23はカラー9の肩と接触しており、円錐形の部分24は カラー11の肩10と接触している直径が最小の先端を有したみぞ6の中にある。円 錐形の部分24を構成している軸の回りに平行なスロット25によりこの円錐形部分 が変形されるが、部材3は肩8を有したワッシャー状の部分23との接触の方向に ある後方部分13と円錐形の表面12の上をすべる;これにより円錐形部分24はみぞ 6の中で閉じ、円錐形部分24の自由に動く先端を雄形コンポーネント1に関係し た軸方向の最適な位置の中に部材3を置くため、肩10に対して接触して動かされ る。
【0031】 保持部材3の中空の円錐形のセクションにあるみぞ21の幅は、ワッシャー状で 0径方向に広がる部分23からみぞの開口先端に向かう方向に減少している。円錐 形の部分24のスロット25の選択は自由であり、例えばカラー11の円錐形の周辺の 表面12において、また肩8と10の間のみぞ6の方向及び中に進む間、円錐形の部 分24の材料に十分弾力性があり円錐形の部分を伸ばすことができるならば、スロ ットは必要ない。カラー9、11を取り除くことと、雄形コンポーネント1の前方 部分7にある周辺の表面に隣接した部分にしっかり合わせるように部分24の大き さを決めることは、この考案の範囲である。考慮すべきことは、図示した保持部 材3または類似の保持部材が雄形コンポーネント1の前方部分にある選択された 軸の位置にしっかり保持されることであり、これは部材3がチャンバ17a の中に 完全に入れられ、スリーブ4が収縮した位置に保持されている時、部材3の変形 可能な中空の円錐形のセクション(21+22) の直径が最大の先端がフランク18と接 触するようにするためである。
【0032】 スリーブ4の内側の表面4bはスリーブの円筒形部分29の中にある丸い円筒であ る。表面4bの直径は直径の最小値より大きいが、保持部材3の中空の円錐形のセ クション(21+22) がスリーブ4により変形されない時は、保持部材3の中空の円 錐形のセクション(21+22) の直径の最大値より小さい。内側の表面4bの直径はも どり止め16の内側の表面よりわずかに小さく、スリーブ4の外側の表面は外観が 楕円形である。楕円の長軸は窓20の間のウエブ26の2つのアームの間の中間に位 置している。楕円の長軸はアーム26を2等分している。スリーブ4の1番外側に ある放射状の(運動を受ける)部分またはハンドル4aはそれぞれの窓20の中にあ るのと同じく、外側に隣接して動くことができ、圧縮及び引き伸ばし位置の間に スリーブを押したり引いたりすることができるように手で操作できる。
【0033】 雌形コンポーネントに関しスリーブ4の角度のある所が、雄形コンポーネント 1の前方部分7の挿入または引き伸ばされた位置で変化しないようにするため、 スリーブ4と雌形コンポーネント2の前部2aにある協働回転防止エレメントには 、スリーブの上で外側にある一組ののこぎり歯状の追随部または突出部27と、窓 20の間のアーム26の内側の表面の所に案内装置がある。突出部27のフランク28は 雌形コンポーネント2の軸の方向に、それぞれのアーム26の案内装置に沿って移 動できる。フランク28は雄形コンポーネント1の前方部分7の保持部材3に関係 した内側の表面4bを適当に中心に置くように、アーム26の案内装置と一緒に動く 。そのように中心への設置が望ましく利点があるのは、保持部材3がチャンバ17 a の中に完全に入れられ、担当者が前部2aから前方部分7を引き抜くため、準備 した部材3の円錐形の中空のセクション(21+22) を変形させたい時である。スリ ーブを前部2aの中に挿入している間、スリーブ4により2つの突出部27を半径方 向に内側に動かす必要のある(むしろ小さな)変形が行われる。これには、窓20 の1つの中に運動を受ける部分4aの1つを挿入することと、他の窓20の方向とそ の中にスリーブ4を押すことがあり、他の窓20の近くで2つの前方突出部27は、 2つの案内装置のそれぞれが突出部のそれぞれの組のフランク28の間の空間に入 るまで、アーム26の内側の案内装置の上に重なっている。これにより内側の表面 4bは、スリーブ4を第1図と第2図の収縮の位置から引き伸ばしの位置まで動か すことにより、保持部材3の円錐形の中空のセクションを変形するのに最適な位 置にある。引き伸ばしの位置において円錐形の中空のセクションの直径が最大の 先端は、フランク18の内側に放射状に置かれている。スリーブ4の円筒形の部分 29は、前部2aの前方の先端表面2bの方に広がりすばやく動かすことにより、前部 2aのリング状の部分30の中に入る。部分30が接続する2つのアーム26は窓20の間 で広がり、スリーブ4の外側の突出部27のためにある前述の内側の案内装置を有 している。
【0034】 コンポーネント1と2を互いに結合させるため、雄形コンポーネント1の前方 部分7(前方部分が支えている保持部材3は、肩8と10の間にある)は、入口17 の中に簡単に入り、チャンバ17a の方向に、またその中に、更に一部はそれを越 えて押される。みぞ14の中にあるシール用エレメント5は、前部2aの内側の表面 とかみ合わされる結果変形され、コンポーネント2の中に対しコンポーネント1 の前向きの運動が止まるのは、保持部材3がチャンバ17a の中に完全に入った時 である。それは、円錐形の中空のセクション21+22が直径の最大の先端部分によ り内側のもどり止め16にある放射状のフランク18をかみ合わせる所に自由に放射 状に伸ばすようにするためである。前述の後半のことにより、入口17を通りチャ ンバ17a の中に保持部材3を挿入している間、この部材の円錐形の中空のセクシ ョンは変形する。ペタル22の弾力性によりこのペタルの自由な先端またはチップ は、それらがもどり止め16を越えて進めばすぐ外側に放射状に、またフランク18 に向かって確実に動くことが十分に言える。その時カラー9の左側の肩8aは、前 方部分7が雌形コンポーネント2の中に入るのを防ぐため、前部2aの内側の肩2c と接触するようになる。このように、肩8aが肩2cと接触し、放射状に広がったペ タル22のチップがもどり止め16のフランク18と接触しているので、雄形コンポー ネント1は、軸の回りの最適な位置に保持される。シーリング用エレメント5の 変形(肩8aが肩2cに接触している時)により、中間からの漏れを防ぐことができ ると十分に言え、この中間からの漏れは雄形コンポーネント1の後方部分13の内 側から雌形コンポーネント2の後部19の内側または反対の方向に流れる。
【0035】 雌形コンポーネント2が軸の回りの動きに対してしっかり保持されるようにす るため、雌形コンポーネント2の後部19がしっかり取り付けられたハウジング、 ニップルまたはパイプ(示していない)にねじのように接続されているならば、 雌形コンポーネント2の前部2aから雄形コンポーネント1を引き離すことには、 第1図と第2図の収縮の位置から引き伸ばしの位置の方向にスリーブを押したり または引いたりすることが含まれるが、この引き伸ばしの位置でスリーブの前方 側面は部分30と前部2aのもどり止め16と接触している。これにより、スリーブ4 の内側の表面4bは保持部材3の円錐形の中空のセクション21+22のなだらかな外 面の表面に沿って動くが、これはペタル22のチップがもどり止め16のフランク18 を越えて内側に放射状に動くようにするためであり、ペタル22のチップがもどり 止め16のフランク18を越えて内側に放射状に行くようにするため、すなわち部材 3の円錐形の中空のセクションの直径が最大の先端の直径は、もどり止め16の内 側の直径より臨時に小さくなった直径となっている。スリーブ4は部分30ともど り止め16に接触している引き伸ばしの位置に保持されているが、担当者が引っぱ るホースの先端部は雄形コンポーネント1の後方部分13の回りにあり、これは先 端部分7とシール用エレメント5が前部2aから引き抜かれるようにするためであ る。
【0036】 雌形コンポーネント2の後部19がしっかり取り付けられた部分に接続されてい なければ、例えば後部19が柔軟性のあるホースの一方の先端部に接続されておれ ば、一方の手で雌形コンポーネント2をつかむ必要があるが、他方の手により前 部2aに関係のあるスリーブ4の部分4aは部分30ともどり止め16と接触している方 に動かされる。スリーブ4は引き伸ばしの位置に一方の手の1本または2本の指 で保持されるが、雄形コンポーネント1、保持部材3、シール用エレメント5は 他方の手により雌形コンポーネントの前部2aから引き抜かれる。かわりに、一方 の手で雄形コンポーネント1の後方部分13の回りにあるホースの先端部分をつか むことができるが、他方の手の親指と人差し指により引き伸ばしの位置に後者を 動かすためにスリーブ4の運動を受ける部分4aをかみ合わせて押しつけられる。 他方の手の他の3本の指は互いにコンポーネント1と2を離すために、第1図ま たは第2図に示すように雌形コンポーネント2の前部2aを左側に動かすのに使わ れる。
【0037】 ペタルの先端がもどり止め16の中に置かれた後すぐに運動を受ける部分4aが操 作者の手で取り除かれるならば、スリーブ4はペタル22により図1と図2の収縮 の位置に戻ることができること、またはそのように十分に言うことができること を行うのが保持部材3の弾力性である。一般に、前方部分7を前部2aから引き抜 く少なくとも最初の段階においては、スリーブ4は(もどり止め16との接触部分 の)引き伸ばしの位置に保持される。これによりペタル22はそれらの先端がもど り止め16の空間に入る前に広げることが確実にできない。スリーブ4の表面がも どり止め16の内側の表面の半径より少なくなるように保持部材3の円錐形のセク ション21+22の直径が最大の先端の直径を減らすことができるように、スリーブ 4の内側の表面4bの直径に選ばれており、すなわちその範囲は保持部材3が雌形 コンポーネント2の前部2aから雄形コンポーネント1の前方部分7を引き抜くこ とが妨げられない所までである。言い換えれば、保持部材3の円錐形のセクショ ンの直径が最大の先端を変形できる範囲は、雌形コンポーネント2の放射状の方 向に測定されるように、放射状のフランク18の幅をわずかに越えることを除けば 、少なくとも等しくなる。
【0038】 保持部材3の円錐形の中空のセクションの直径が最大の先端は、このセクショ ンの直径が最小の先端よりも雄形コンポーネント1の前方部分からの距離の方が 大きい。言い換えれば、ペタル22を含んでいる円錐形の中空のセクションは雄形 コンポーネント1の後方部分13の方に向かい外側に開いている。
【0039】 改良されたコネクタの重要な利点は、簡単で従来と同じ方法で操作できること である。すでに上述したように、雄形コンポーネント1の露出部分(または後方 部分13を囲んでいる導管の先端部分)は一方の手でつかまれているが、他方手の 残りの指が後方部分13から前部2を離すように引っぱる所にある引き伸ばしの位 置まで押しているが、他方の手の2つの指はスリーブ4を引き伸ばしの位置に保 持し続けている。準備段階の引き伸ばしの位置に、しかも前部2から前方部分7 を引き抜く少なくとも最初の段階にスリーブ4を保持することの必要性は、保持 部材3の円錐形の中空のセクションの直径が最大で内側に放射状に変形された先 端部分が入口17の方向にしかもそれを通してもどり止め16のフランク18を迂回( すなわち、通過)できるようにするためである。保持部材3に特別に設計された つめ、突出部、および類似の部品を用意する必要がないのは、放射状に引き伸ば されたペタル22がフランク18と直接かみ合わされるからであり、このフランク18 はスリーブ4が図1と図2の収縮の位置にある限りもどり止め16と接触した部材 3を確実に保持するようにするためにある。特別な外観をしたつめまたは類似の 部分がプレート22の上にないことにより、挿入の位置に雄形コンポーネント1の 前方部分7を確実に保持できなくとも、保持部材3を簡単にしかも費用のかから ないものにできる。
【0040】 窓20とアーム26の数はこの考案の考えから逸脱することなく3以上に増加でき る。直径に対し互いに反対に置かれた2つの窓20をこの時用意することが好まし いのは、窓の位置によりスリーブ4を簡単で時間のかからない方法で雌形コンポ ーネント2の前部2の中に挿入できるからである。挿入が完全に行われるのは、 それぞれのアーム26の案内装置がスリーブ4のそれぞれの半分の側で2つの突出 部27のフランク28の間にある時である。
【0041】 改良されたコネクタの他の重要な利点は外側に広がっているアームまたは類似 の拡張物を有したペタル22を用意する必要がないことであり、保持部材3をもど り止め16から雌形コンポーネント2の中に引き離すため、アームまたは類似の拡 張物は雄形コンポーネント1の軸の方向またはそれから離れて個々に押しつけら れなければならない。バーソロミューに対する前述の特許第4,541,658 号と第4, 601,497 号において、区別されたいくつかの保持部材のそれぞれは、雄
形コンポ ーネントを特許されたクイックコネクタアセンブリの雌形コンポーネントから引 き抜くことができるようにするため、それぞれ回転または動かされる必要がある 。区別されたいくつかの保持部材を不動作の位置に同時に保持することにより多 くの問題が生じ、互いに雄形及び雌形コンポーネントを引き離すことが遅れる。 この考案のコネクタの設計の方法はスリーブ4を収縮の位置から引き伸ばしの位 置に動かす単純な過程により保持部材3の全てのペタル22がある範囲に変形され ることは十分確かであり、この範囲が必要なのは変形したペタルがもどり止め16 の中で雌形コンポーネント2の前部2aの入口17の方向に、更にそれを越えて通過 できることを保証するためである。
【0042】 ペタル22の間のくぼみ21の幅は、保持部材3の円錐形の中空のセクションの直 径が最大の端の方向に減少しているので、ペタルの幅は同じ方向に減少している ;すなわち、締めつけまたは曲げに対するペタル22の抵抗力は、放射状に広がっ ているワッシャー状の部分23から部材3の円錐形の中空のセクションの直径が最 大の先端に向かって少なくなる。ペタル22をそのように設計する利点は、コネク タの製造業者がスリーブ4またはもどり止め16によりペタル22を変形する必要が ある力を少なくしたい時であり、すなわち、前方部分7を引き抜くことを準備し たり前方部分7を雌形コンポーネント2の中に挿入する間である。
【0043】 図6と図7に図示した変形クイックレリースコネクタには異なった雌形継手コ ンポーネント2′、異なった保持部材3′、異なったスリーブ4′がある。図6 と図7のコネクタの中の雄形コンポーネント1は図1と図2の雄形コンポーネン トであるかまたは等しくなることができる。前部2a′の窓20′は、前部2a′の対 応部分が窓20′と交替する2つの個別のアーム26′に分割されるようにするため 、前方の先端表面2b′の全ての方向に広がっている。アーム26′の自由な前方の 先端にある内側の表面にはスリーブ4′の外側において突出部27のための軸の回 りに平行な案内装置がある。アーム26′は雌形コンポーネント2′の軸に対して 互いに直径方向に反対に取り付けられている。各アーム26′が取り付けられてい る個別の内側のもどり止め16′はチャンバ 17a′の入口17′に隣接しており、雌 形コンポーネント2′の後部19の方に面している放射状のフランク18′を有して いる。入口17′はアーチ形の2つの円錐形表面により個別のもどり止め16′の上 に取り付けられている;これらの円錐形の表面により保持部材3′が前部2a′の チャンバ 17a′に挿入されている間、保持部材3′に部分的に放射状の方向に対 し変形が生ずる。他の全ての面に関し、雌形コンポーネント2′は図1と図2の 雌形コンポーネントと同一であるか、または同一とすることができる。
【0044】 保持部材3′(図10)の完全な円周上にある円錐形の中空のセクション3a′は 図3のペタル22と置き替えられる。放射状に広がっているワッシャー状の部分23 と、保持部材3′にスロットのある円錐形の部分24は保持部材3にある類似の参 照部分と同じであるかまたは同じとなることができる。
【0045】 図6と図7のコネクタに使用されているスリーブ4の詳細は図11に示してある 。このスリーブには運動を受ける2つの部分4a′と楕円形の内側の表面4b′があ る。楕円形の短軸には前部2a′にアーム26′があり、楕円形の長軸はこれらのア ームの間の中間に置かれている;すなわちアーム26′は長軸の反対側に置かれて いる。スリーブ4′には第5図に示されているスリーブ4の円筒形の部分29に対 応した部分は含まれていない。
【0046】 図6と図7には組立ての状態にあるコンポーネント1と2′を含んでいるコネ クタを示している。このように、雄形コンポーネント1の前方部分7のみぞ14に あるシール用エレメント5は変形されており、雌形コンポーネント2′の前部2a ′の内側の表面とわずかにかみ合わされており、保持部材3′はチャンバ 17a′ の中に完全に入れられており、円錐形の中空のセクション3a′の大きな方の直径 の先端はアーム26′の自由な先端の所でもどり止め16′のフランク18′と接触し ている。スリーブ4′が示されている収縮の位置で円錐形の中空のセクション3a ′はフランク18′と接触している。保持部材3′をチャンバ 17a′に入れている 間、もどり止め16′により円錐形の中空のセクション3a′の隣接した部分が変形 するのは、円錐形の中空のセクション3a′の隣接した部分がほぼ長円形または楕 円形をしていると仮定しているためである。そのような変形が一時的なものであ るのは図10に示す形を取るように保持部材3′がはっきりした傾向を示すためで あり、すなわちセクション3a′の1番外側の放射状の部分がフランク18′と接触 でき、前方部分7を前部2a′から偶然に引き抜かれるのを防ぐため、それがもど り止め16′を越えて進むと同時に、セクション3a′の1番外側の放射状の部分は 再び円形となる。図9に示されている方法で、保持部材3′の円錐形のセクショ ン3a′はもどり止め16′の間とチャンバ 17a′の中に進む間長円形をとるように 変形される。
【0047】 チャンバ 17a′から前方部分7と保持部材3′を引き抜くため、担当者はスリ ーブ4′の運動を受ける部分4a′を押したり引いたりするが、それは(もどり止 め16′との接触の)引き伸ばしの位置に運動を受ける部分を動かすためである。 この結果、円錐形のセクション3a′には変形が生ずる、すなわち、円錐形のセク ション3a′が取る楕円または長円形の短軸は、互いに離れている2つのもどり止 め16の距離の最小値より小さい。これにより担当者は雌形コンポーネント2′の 前部2a′から、このように変形された保持部材3′と雄形コンポーネント1の前 方部分7を引き抜くことができる。図8は、挿入の段階が完全であるとすぐ、す なわち保持部材が全てもどり止め16′のフランク18′を越えて進み、チャンバ 1 7a′に閉じ込められるとすぐ、保持部材3′の円錐形の中空のセクション3a′の 直径が最大の先端が自動的に円形をとることを示している。引き抜きの段階が完 全ならば、すなわち図6と図7に示すように、保持部材3′が前部2a′の前方の 先端面2b′の右にあるならば、同じことが当てはまる。 スリーブ4と4′は比 較的簡単であり費用がかからない。更にこれらのスリーブのそれぞれは簡単で時 間のかからない方法で、それぞれの雄形コンポーネント2、2′の中に取り付け ることができる。これらのスリーブの2つの細長い平行な部分(すなわち、外部 への突出部27がある部分の)が変形できることにより、それらが窓20または20′ のいずれか1つを通してスリップし、チャンバ17a または 17a′を横切り他の窓 に引き伸ばされることが十分に行われるが、この引き伸しが必要なのは内側の表 面4bまたは4b′が前部2aまたは2a′の中に適当に入れられることを確実に行うた めである。突出部27により雌形コンポーネントの前部にそれぞれのスリーブを適 当に入れる機能とアーム26または26′の案内装置と共に動く機能の2つが行われ 、このアーム26または26′の案内装置によりスリーブは引き伸ばされた位置と収 縮された位置の間の予め決められた通路に沿って確実に動かされる。
【0048】 保持部材3または3′の円錐形の部分24のスロット25を除くことができるのは 、後方部分13に沿いまたカラー9の肩8の方向に動く間、保持部材の材料が円錐 形の部分24に損傷を与えないように十分柔らかい時である。
【0049】 これにより保持部材は高い温度または低い温度と同じく通常の温度でもきっち り軸の回りにまたはその他に圧力を生ずることが確実にできる。言い換えれば、 そのように保持部材が取ることができるきっちりした圧縮力は雄形コンポーネン トと雌形コンポーネントが離されて引っぱられた時発生するが、スリーブ4また は4′は収縮の位置に長くとどまる。予め作られたブランクは深く引っぱること 、または他の適当な技術により区分けされることにより最終の保持部材に変換す ることができる。更にシート状の鋼板で作られたブランクにより比較的狭くでき るのは、前述の配置により、とりわけ部分23と24の方向に向かう直径が最大の先 端の方向に保持部材の安定性が増すからである。
【0050】 雄形および雌形コンポーネントを作っている適当な金属材料はコネクタが使用 されている時に予測される熱的および機械的なストレスに耐えることができる。 雄形コンポーネント1の前方部分7にあるみぞ14の利点は、みぞの中に入れら れているシーリング用エレメント5が、2つのコンポーネントを完全に組み立て ている時、および雄形コンポーネントを雌形コンポーネントから引き抜いている 間と同じく、前方部分7を雌形コンポーネント2または2′の前部2aまたは2a′ に挿入している間適当な位置にあることである。シーリング用エレメントを雄形 コンポーネント1の前方部分7の外側のみぞの中に置くことは、シーリング用エ レメントを雌形コンポーネントの内側に取り付けることよりかなり簡単で費用が かからないことが判っており、この手続は従来のコネクタを多数作ることと関連 して区分されている。シーリング用エレメントを雌形コンポーネントの内側に取 り付けることにより、分離して作られた閉じ込め用リングを区分けする必要が与 えられている。更にシーリング用エレメント5を雄形コンポーネントの前方部分 7の外側に取り付けることにより、前方部分7を雌形コンポーネントにそれぞれ 入れる前、または前方部分7をチャンバ17a か 17a′から引き抜いたあとのシー ル用エレメントかまたはエレメントの状態と同じく、担当者はすぐに存在の有無 を確かめることができる。このように、操作者は1つかまたはより多くのシール 用エレメントに置き換えが必要か否かすぐ確かめることができ、そのような置き 換えは簡単で時間のかからない作業である。
【0051】 図12に示す3番目の保持用部材32 は保持用部材3または3′の代りに使用す ることができる。保持用部材32 の円錐形の中空のセクションが再び構成してい る4つのペタル22′は、ほぼ放射状に広がっているくぼみ21′と置き替っている 。くぼみ22′は円錐形の中空のセクションの直径が最大の端から他の端の方向( すなわち、図12には示されていない外側に放射状に広がるワッシャー状の部分23 の方向)に次第に増えている。保持用部材32 の利点は、ペタル22′の柔軟性が くぼみ21′の閉じた端でかなりあることである。更に、ペタル22′には長い(部 材の円周方向に見える)端面 22a′があり、それは部材32 がチャンバ17a また は 17a′の中に完全に入れられている時、隣接するフランク18またはフランク18 ′に接触している。比較的広いアーチ形のペタル22′(部材32 の円周上の方向 に見える)は図3に示す狭いペタル21よりも放射状の圧力が高い(締めつける危 険性がない)。ワッシャー状の部分23と保持用部材32 の円錐形の部分24の配置 は、保持用部材3または3′の同じような関連部分と等しいかまたは等しくなる ことができる。
【0052】 図13に示した4番目の保持用部材33 は保持用部材32 を変形したものである 。ペタル222 の間のくぼみ212 の幅は直径の小さな端からペタル222 を含んだ円 錐形の中空のセクションの直径が最大の方向に減少し、再び増加している。くぼ み222 によりペタル222 の中間部分の強固性と安定性がかなり減少する。これに より雄形コンポーネントを雌形コンポーネントに挿入することと、スリーブ4ま たは4′により比較的小さな力でペタル222 を変形することが可能となる。同時 に、ペタル222 にある比較的長い端面 22a2 はフランク18と、またはフランク18 ′と大きな面積で接触している。このように保持用部材33 がチャンバ17a また は 17a′の中に完全に入ると、例え2つのコンポーネントを引き離そうとする人 がかなりの力を加えることを決めても、ペタル222 により雄形コンポーネント1 を雌形コンポーネント2または2′から引き離すための抵抗は満足すべき程大き な値が得られる。同時にペタル22′はスリーブ4または4′を適当に操作するこ とにより、内側に放射状にすばやく変形できる。
【0053】 図10、図12、図13に示されている保持用部材の利点は、保持用部材が1つまた はそれ以上のすべり止めのフランクまたは複数のフランクと大きな面積で接触し て保持されていることである。図10の部材3′はすべり止め16′の間を通過する 間楕円形をとるように変形されている。図12と図13の保持用部材の配置は、変形 できる最大の位置が直径の最大の領域からワッシャー状の部分23の方向に容易に 置き換えられるようにされている。更に、ペタル22′または222 とフランク18ま たはフランク18の間の接触の面積は、フランク18とペタル22の間の接触の面積よ り大きい。それ故、ペタル22′と222 の自由な先端の伸びに沿った円弧(雌形コ ンポーネント2または2′の円周の方向の)は、ペタル22の円弧より大きい;こ れによりペタル22′と222 の硬さがより満足すべきものになる、すなわち軸の回 りの圧力に対するペタル22′と222 間の抵抗は非常に大きい。
【0054】 以上はこの考案の特徴を十分明らかにするものであり、これ以上説明しなくと も、他の者は、従来の技術の観点から見れば、当該技術に対して本考案の包括的 及び特定の面について本質的な特性を明らかに形成している特徴を損うことなく 、現状の知識を適用することによって、種々の応用に容易に適用できる。従って 、その適用は、請求の範囲の意味及び範囲内において理解されるべきであり、か つ理解されるべきことを意図するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1つの実施例であるクイックレリース
コネクタの完全なアセンブリの立面図及び軸方向断面図
である。
【図2】図1の位置に対し90°回転させた雄形および雌
形コンポーネントを備えたコネクタの立面図である。
【図3】図1と図2のコネクタに使用されている保持部
材の斜視図である。
【図4】図3に示す種類の保持部材に変えることができ
る金属ブランクの立面図である。
【図5】図3の保持部材を変形させるため、図1と図2
のクイックレリースコネクタに使用されている引き離し
または変形部材の斜視図である。
【図6】本考案の他の実施例であるクイックレリースコ
ネクタの完全なアセンブリの立面図及び軸方向断面図で
ある。
【図7】図6の位置に対し90°回転させた雄形および雌
形コンポーネントを備えた変形クイックレリースコネク
タの立面図である。
【図8】収縮の位置に変形部材を備えた図1の右側から
見た変形コネクタの先端の立面図である。
【図9】雄形コンポーネントが変形クイックレリースコ
ネクタの雌形コンポーネントから引き伸ばされた位置に
ある図8の変形部材のみを示す同じ先端の立面図であ
る。
【図10】切断された保持部材の中空の円錐形のセクショ
ンの一部であり、図6と図7のコネクタに使用される保
持部材の斜視図である。
【図11】図6と図7のコネクタに使用される引き離しま
たは変形部材の斜視図である。
【図12】3番目の保持部材の立面図である。
【図13】図12の保持部材の変形であるその他の保持部材
の立面図である。
【符号の説明】
1 雄形コンポーネント 2 雌形コンポーネント 3 保持部材 4 スリーブ 4a ハンドル 5 シーリング用エレメント 6、14 みぞ 15 リブ 16 もどり止め 18、28 フランク 20 窓 21 くぼみ 22 ペタル 25 スロット 26 アーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ゲルハルド ワツハテル ドイツ連邦共和国, 6470 ブデインゲン ハナウア ベツグ 6番地 (72)考案者 ラルフ ホフマン ドイツ連邦共和国, 6454 ブルツクベ ル, リングストラーセ 21番地 (72)考案者 ハインツ ザウア ドイツ連邦共和国, 6451 ロネブルグ モーツアルトストラーセ 3番地

Claims (19)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の導管に接続可能な後方部及び前方部
    を有する管状の雄形コンポーネントと、 第2の導管と接続可能な後部、及び前記前方部のために
    内部のチャンバを定める前部を有すると共に、前記前部
    が前記チャンバと連通している軸方向の入口、前記入口
    に配置されかつ前記後部と向かい合っているほぼ放射状
    のフランクを持った少なくとも1つのもどり止め、及び
    前記前部の円周方向に伸延し、かつ前記もどり止めの背
    後の前記チャンバと連通する少なくとも2つの窓を有す
    る管状の雌形コンポーネントと、 前記雌形コンポーネントの前記前方部に設けられ、半径
    方向の外側に伸延する部分を有し、前記入口を通り、か
    つ前記チャンバの中を進む間に変形され、かつ前記チャ
    ンバに入込む際に前記フランクに係合する半径方向に変
    形可能な環状弾性体の保持部材と、 前記チャンバに設けられた環状の変形部材を含むと共
    に、前記フランクから前記保持部材を引き離すことによ
    り前記入口を通り前記前部から前記前方部を引き抜き可
    能にさせ、かつ前記入口から遠方側の引込み位置と前記
    入口近傍の伸長位置との間で前記雌形コンポーネントの
    前記窓へ伸延し、かつ縦方向に移動可能な引き離し手段
    と を備えると共に、 前記変形部材は前記雄形コンポーネントの前方部及び前
    記保持部材を前記前部から引き抜き可能に、前記伸長位
    置で前記フランクの半径方向かつ内側に前記保持部材を
    保持し、 前記雄形コンポーネントはその結合位置で貫通方向の軸
    方向移動に対抗して軸支されているクイックレリースコ
    ネクタ。
  2. 【請求項2】 前記保持部材は前記雄形コンポーネント
    を囲み、かつ前記後方部の方向に散開して前記変形部材
    の引込み位置で前記フランクに当接し、半径方向に変形
    可能なセクションを有し、 前記保持部材の前記セクションは、当該保持部材が前記
    チャンバに配置されているとき、及び前記変形部材が前
    記引込み位置に保持されているときは、前記後方部から
    離れる方向に前記雄形コンポーネントの軸に向かって傾
    斜した外表面を有することを特徴とする請求項1記載の
    コネクタ。
  3. 【請求項3】 更に、前記保持部材が前記フランクと係
    合しているときは、前記前方部と前記前部との間でシー
    ルを形成するように、前記コンポーネントのうちの一つ
    により搬送される少なくとも一つの環状シール・エレメ
    ントを備えていることを特徴とする請求項2記載のコネ
    クタ。
  4. 【請求項4】 前記窓は直径方向に互いにほぼ対向して
    配置され、前記保持部材は前記後方部に向って散開する
    ほぼ円錐形の外面を有すると共に、 前記引き離し手段は、前記変形部材が前記引き伸ばし位
    置への移動に応答して、前記保持部材を雌形コンポーネ
    ントの内側半径方向へ、かつ前記フランクを越えて変形
    させるように、前記外表面の最大径より小さい直径を有
    する環状の内表面を有することを特徴とする請求項1記
    載のコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記前部は内表面を有し、 前記フランクは前記前部の内表面を越えて内側に伸延
    し、 前記保持部材は前記雄形コンポーネントを取り囲む中空
    セクションを有し、かつなだらかな円錐形の外面を有
    し、 前記中空センクションはほぼ軸方向に伸延するペタル、
    及び前記ペタルと互い違いの凹部を有することを特徴と
    する請求項4記載のコネクタ。
  6. 【請求項6】 前記中空センクションは、前記保持部材
    が前記チャンバに収容されているときに、前記フランク
    に最大径をもって当接し、 前記凹部はその開放端を前記中空センクションの前記最
    大径の端部に有することを特徴とする請求項5記載のコ
    ネクタ。
  7. 【請求項7】 前記環状の変形部材はその内径が前記中
    空センクションの前記最大径より小さく、かつその最小
    径より大きいことを特徴とする請求項6記載のコネク
    タ。
  8. 【請求項8】 前記凹部はその幅が前記開放端に向かっ
    て増加している請求項6記載のコネクタ。
  9. 【請求項9】 前記各開放端は第1の幅を有し、かつ前
    記各凹部はそれぞれの開口端に隣接すると共に、前記第
    1の幅より大きい第2の幅の部分を有することを特徴と
    する請求項6記載のコネクタ。
  10. 【請求項10】 前記雌形コンポーネントの前記前部は
    その端面が前記入口にあり、かつ前記各窓は前記端面か
    ら前記後方部に向かって伸延し、 前記前部は前記雌形コンポーネントの円周方向に前記窓
    と互い違いのアームを有し、 前記各アームはその内面に前記保持部材用に個別のもど
    り止めを備え、 前記保持部材は前記雄形コンポーネントの軸に向かって
    前記後方部から離れる方向に傾斜した円錐形の外面を有
    し、 前記変形部材は、前記引込めた位置に保持されているて
    いるときに、長径、及び前記円錐形の外面の最大径より
    小さい短径をもつほぼ楕円形の内面を有し、 前記保持部材は前記すべり止めのフランクと係合し、 前記アームは前記長径の反対側に配置されていることを
    特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  11. 【請求項11】 前記変形部材はわずかに弾力性のある
    プラスチック材料を含み、 前記雌形コンポーネント及び前記変形部材は前記変形部
    材が前記雌形コンポーネント回りを回転するのを防止す
    る回転防止装置を備えていることを特徴とする請求項1
    記載のコネクタ。
  12. 【請求項12】 前記回転防止装置は前記雌形コンポー
    ネントに設けられた案内装置と、前記変形部材に設けら
    れて前記案内装置に追従する追従装置とを備えているこ
    とを特徴とする請求項11記載のコネクタ。
  13. 【請求項13】 前記追従装置は前記変形部材の上にこ
    ぎり波状の外突出部を備えていることを特徴とする請求
    項12記載のコネクタ。
  14. 【請求項14】 前記保持部材は前記雄形コンポーネン
    トを空間的に取囲み、かつ前記フランクに係合するよう
    にされた最大径及び最小径を有すると共に、前記最小径
    の端部は半径方向の内側に前記雄形コンポーネントに向
    かって伸延するほぼワッシャー状の部分と、前記ワッシ
    ャー状の部分の半径方向内側から前記雄形コンポーネン
    トの軸に向かって前記最大径の端部方向に傾斜する円錐
    部とを備えていることを特徴とする請求項1記載のコネ
    クタ。
  15. 【請求項15】 前記雄形コンポーネントは前記後方部
    から離れて面するほぼ半径方向の肩を有し、かつ 前記
    保持部材の前記円錐部は前記雄形コンポーネントの後方
    部に向かう移動に対抗して保持部材を保持するように前
    記肩に当接することを特徴とする請求項14記載のコネク
    タ。
  16. 【請求項16】 前記円錐部はほぼ軸方向に平行なスロ
    ットを有することを特徴とする請求項15記載のコネク
    タ。
  17. 【請求項17】 前記保持部材がばね鋼からなることを
    特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  18. 【請求項18】 前記コンポーネントの少なくとも1つ
    は金属材料からなることを特徴とする請求項1記載のコ
    ネクタ。
  19. 【請求項19】 前記雄形コンポーネントの前方部は円
    周方向の外側に伸延する少なくとも1つの溝を有し、更
    に前記溝の中にリング状の変形可能なシール要素を備え
    ていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
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