JPH03125092A - ホース用クイックレリースコネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明はホース及びその他の種類の導管のためのコネ
クタまたは継手の改良に関する。より詳細には、この発
明はいわゆるクイックレリースコネクタの改良に関して
おり、第１の導管に接続される雌形継手コンポーネント
の１部分はすばやく挿入でき、他の導管に接続される雌
形継手コンポーネントの１部からすばやく撤去できる。

（従来の技術） 管状の雌形継手コンポーネントの前部に内側が放射状の
フランク（ｆｌａｎｋ）を与えることは従来から知られ
ており、このフランクは雌形コンポーネント（ｃｏｍｐ
ｏｎｅｎｔ）の後部から離れて面しており、保持部材が
雌形継手コンポーネントの前方部分の上で外側に動（通
路の中にあるが、前方部分は雌形コンポーネントの前部
の中に広がっている。雌形コンポーネントにある保持部
材の外径は雌形コンポーネントの先端から離れる程小さ
くなっている。保持部材は弾力性があり放射状の方向で
雌形コンポーネントの軸に向かい、変形できるのは雌形
コンポーネントの前方部分を雌形コンポーネントの前部
から引き出すためである。１以上のリング状のシーリン
グ（ｓｅａｌｉｎｇ）用エレメント（ｅｌｅｍｅｎｔ）
は雌形コンポーネントの前方部分の外側の表面と雌形コ
ンポーネントの前部の内側の表面の間に取り付けられて
いる。

バルトロメオ（Ｂａｒｔｈｏｌｏｍｅｗ）に対する米国
特許番号第４，５４１，６５８と４，６０１，４９７に
より回転形クイックコネクタアセンブリが開示されてお
り、このアセンブリの中で保持部材は、雌形コンポーネ
ントの前部の内側のフランクからアーム（ａｒｍ）を引
き離すため、手により旋回できるいくつかのアームを形
成するようにみぞに入れられている。

これにより、操作者は雌形継手コンポーネントの前方部
分を雌形コンポーネント少ら引き抜くことができる。各
アームにある外側の肩は通常雌形コンポーネントの内側
のフランクと合わされており、雌形コンポーネントの軸
の方向にそれぞれのアームの露出された端の（ぼみに応
じてフランクから引き離されるようになっている。すで
に特許されたコネクタアセンブリの欠点は、１つまたは
それより多いアームの１つの肩または複数の肩が内側の
フランクに捕捉されやすいことで、それは雌形コンポー
ネントの前方部分が雌形コンポーネントから引き抜けな
いように、個々のアームまたは複数のアームが適当に押
し下げられている時に生ずる。更に、アームの肩を内側
に放射状にしかも雌形コンポーネントの前部の内側を越
えて動かすためには、大きな力を働かせる必要が時々あ
る。その上、アームの露出部分がかなり短いのは手の指
がアームから滑りやすいためであり、この手の指は雌形
コンポーネントを引き抜くためと、引き抜いている間押
し下げられた準備の位置にアームを保持するようにされ
ることになっている。

公告されたハモンド（Ｈａｍｍｏｎｄ）のドイツ特許番
号第２５３０８６３に開示されたクイックレリースコネ
クタの中で、雌形コンポーネントの前方部分には断面が
くさび形の概形をした保持リングがある。

雌形コンポーネントを雌形コンポーネントから弓き抜く
ため、保持リングが貫通しており、雌形コンポーネント
の中の環状の変形部材により内側に放射状に変形されて
いる所にある雌形コンボーネントの中に雌形コンポーネ
ントを深く押すことが必要で、それは保持リングが雌形
コンポーネントの内側の肩の所で内側に放射状に配置さ
れているためである。雌形コンポーネントはその後雌形
コンポーネントからすばやく引き抜かれる。ハモンドの
提案の欠点は、雌形コンポーネントの中に雌形コンポー
ネントを無意識に深（差し込むことにより、偶然に離れ
やすくなることである。

（発明の目的） この発明の目的はホースと他の種類の導管の一方または
両方のためのクイックレリースコネクタまたは継手を提
供することであり、その内部で雌形および雌形コンポー
ネントが簡単に、時間がかからず予め決めることができ
る方法で分離とかみ合せができる。

この発明の他の目的は上記外観のコネクタに使用する新
奇で改良された保持部材を提供することである。

この発明の他の目的は上記外観のコネクタに使用する新
奇で改良された引き離し装置を提供することである。

この発明のその他の目的は上記外観のコネクタに使用す
る新奇で改良された雌形継手コンポーネントを提供する
ことである。

更にこの発明の他の目的は新奇で改良された雌形継手コ
ンポーネントを提供することである。

更にこの発明の目的は柔軟性と硬化性の両方または一方
がある導管のためのクイックレリースコネクタの雌形お
よび雌形コンポーネントを引き離す新奇で改良された方
法を提供することである。

この発明のその他の目的は上記外観のコネクタに使用す
る雌形継手コンポーネントと保持部材の新奇で改良され
た組合せを提供することである。

この発明の他の目的は上記外観のクイックレリースコネ
クタに使用する雌形コンポーネントと引き離し部材の新
奇で改良された組合せを提供することである。

（発明の要約） この発明はあらゆる種類の導管に対するいわゆるクイッ
クレリースまたはクイックコネクタを用意することであ
り、すなわち２つの可撓性のホース、継手とホース、ホ
ースと管、継手と管、２つの継手、または２つの管の間
の気体、水または流動媒質の漏洩を防止することである
。この改良されたコネクタは１番目の導管の一方の先端
部分および前方部分に挿入可能かまたはそうでなければ
接続可能である後方部分を有している細長い管状の雌形
コンポーネントと、２番目の導管に挿入可能かまたはそ
うでなければ接続可能である後方部分を有している細長
い管状の雌形コンポーネントと、内側のチャンバを雌形
コンポーネントの前方部分としている前方部分から構成
されている。雌形コンポーネントの前方部分にはチャン
バと連絡しており雌形コンポーネントの前方部分を挿入
または引き抜くことができる軸の回りの入口と、入口に
配置され前方部分に雌形コンポーネントの後部とチャン
バを取り組んだほぼ放射状のフランクを有した少なくと
も１つのもどり止めと、前方部分の円周方向に広がり１
つのもどり止めまたは複数のもどり止めの後のチャンバ
と連絡している少なくとも２つの窓がある。コネクタに
は更に雌形コンポーネントの前方部分に取り付けられチ
ャンバの中に完全に受は入れられた時、側面を広げかみ
合わせるためチャンバの中に入口から前進する間変形を
受ける放射状に変形可能で弾力性のある環状の保持部材
と、前方部分を引き抜（ためもどり止め（Ｓ）のフラン
ク（Ｓ）から保持部材を（必要があれば）引き離し入口
を通り雌形コンポーネントの前部から保持部材を引き離
すための装置がある。引き離し装置には、チャンバに与
えられており窓の中に広がり（むしろそれを越えて外側
に向かっている方が好ましい）運動を受ける部分（例え
ば外側に放射状に広がるリングの形で）を有する環状の
変形部材がある。運動を受ける部分は入口から離れた収
縮の位置と入口に近い引き伸ばしの位置の間で雌形コン
ポーネントの軸の回りの方向に窓の中を動くことができ
る。変形部材には、雌形コンポーネントの前方部分と保
持部材が雌形コンポーネントの前部から引き抜くことが
できるように、運動を受ける部分の引き伸ばしの位置に
あるフランク（Ｓ）が放射状に中に向かっている保持部
材がある。

保持部材が有している放射状の変形可能なセクション（
外側になめらかな表面を、例えば雌形コンポーネントの
後方部分から離れた方向で雌形コンポーネントの軸から
離れて放射状に外側に開いている中空の円錐形が好まし
い）は雌形コンポーネントを囲み、運動を受ける部分の
収縮した位置でフランクを接触するように雌形コンポー
ネントの後方部分の方向に離れる。変形部材により保持
部材が取る形において、保持部材がチャンバの中にあり
変形部材の運動を受ける部分が収縮の位置にある時は、
変形可能なセクション（ｓｅｃｔｉｏｎ）の外側の表面
は雌形コンポーネントの後方部分の方向に雌形コンポー
ネントの軸に沿って傾斜している。少なくとも１つの環
状のシーリング用エレメント（例えば、弾力性のある変
形可能なＯ−リング）は、保持部材が例えば雌形コンポ
ーネントの前方部分にある挿入位置にフランク（Ｓ）を
かみ合わせる時、１つのコンポーネントにより雌形コン
ポーネントの前方部分と雌形コンポーネントの前部の間
を密封することができる。例えば、雌形コンポーネント
の前方部分に取り付けられた１つ以上の外側の円周のみ
ぞの１つは、保持部材が雌形コンポーネントの前部のも
どり止め（Ｓ）のフランク（Ｓ）を支えている時、雌形
コンポーネントの前部の内側の表面を密封してかみ合せ
るのに役立つようにＯ−リングを受けることができる。

窓は雌形コンポーネントの軸に対し互いにほぼ正反対に
なるようになるかあるいはすることができる。保持部材
の円錐形の外側の表面は、運動を受ける部分が引き伸ば
しの位置の方向に動く間、変形部材の環状の内側の表面
によりかみ合わされている。変形部材の内側の表面が円
形の表面ならば、保持部材の直径が最大の部分は雌形コ
ンポーネントの軸の方向で内側に放射状に確実に変形さ
せるため、変形部材の内側の表面の直径は保持部材の円
錐形の外側の表面の直径の最大部分より小さいが、それ
は変形部材の運動を受ける部分が引き伸ばしの位置をと
る時、保持部材がもどり止め（Ｓ）のフランク（Ｓ）を
迂回でき雌形コンポーネントの前部から雌形コンポーネ
ントの前方部分を引き抜くことができるようにするため
である。

１つのもどり止めまたは複数のもどり止めには、雌形コ
ンポーネントの前部の内側の表面に内側に広がった突起
があることが好ましい。保持部材の中空の円錐形のセク
ションに含まれるのは、はぼ軸の回りに広がるペダル（
ｐｅｔａｌ）　、すなわち構成物とくぼみであり、この
くぼみは引き伸ばしの位置まで変形部材が運動を受ける
部分に応じて中空の円錐形が変形を増すようにベタルと
入れ替るが、雌形コンポーネントの前方部分は雌形コン
ポーネントの前部の中に広がっており、保持部材は前部
のチャンバの中にある。中空の円錐形のセクションの直
径が最大の先端（すなわち、ベタルの先端）は、保持部
材がチャンバの中に入れられた時もどり止め（Ｓ）のフ
ランク（Ｓ）に接する。くぼみには中空の円錐形のセク
ションの直径が最大の所に開口先端がある。変形部材の
内側の最小の直径は直径の最小値より小さいが、変形さ
れない状態の中空の円錐形のセクションの直径の最小値
よりは大きい。

保持部材の中空の円錐形のセクションにあるベタルと入
れ替ったくぼみの幅は開口先端の先の方に従い増加する
。その代り各開口先端には１番目の幅があり、各くぼみ
に含まれる部分は開口先端のそれぞれに接しており、そ
れぞれ１番目の幅より大きい２番目の幅があり、すなわ
ちくぼみの幅は少なくとも１部分が保持部材の中空の円
錐形のセクションの直径が最大の先端から離れる方向に
従い増加している。

窓のそれぞれは雌形コンポーネントの前部にある前方の
先端面に対して全ての方向に広がっており、それは窓に
より前部の壁が１組の軸の回りに平行なアームに分割さ
れているからであり、このアームは互いに直径に反対に
取り付けられている方が好ましく、アームのそれぞれは
雌形コンポーネントの後部に面しており、放射状に広が
っているフランクを有し個々に分けられている内側のも
どり止めを支えるのが好ましい。このようなコネフタの
変形部材には、短軸を有したほぼ楕円形の内側の表面が
あり、この短軸は保持部材の中空の円錐形の部分にある
直径の最大値及び長軸より小さい。アームはこのような
楕円形の内側の表面にある長軸の反対側に取り付けられ
ている。

変形部材はわずかに弾力性のあるプラスチック材料を含
み、またはそれから作られ、雌形コンポーネントと変形
部材には雌形コンポーネントと関係のある変形部材の回
転を防止するための協働装置があり、すなわち変形部材
にある楕円形の内側の表面の長軸と短軸に関係したアー
ムの位置が変化するのを防ぐ。このような回転防止装置
に含まれる案内装置には少なくとも１つのアームと、案
内装置をたどるように変形部材に与えられた追随装置が
ある。追随装置には変形部材の上に外部にのこぎり歯状
の突出部がある。

好ましい実施態様によると、保持部材に含まれる前述の
中空の円錐形のセクションは雌形コンポーネントの後方
部分の方向に雌形コンポーネントから外側に開いている
。中空の円錐形のセクションの直径が最小の（前方の）
先端は保持部材の内側に放射状に広がっているワッシャ
ー状の部分から構成されており、ワッシャー状の部分の
最も内側の放射状の部分は中空の円錐形の部分から構成
されており、この中空の円錐形の部分は雌形コンポーネ
ントの後方部分に広がり環状の肩に接触するため雌形コ
ンポーネントの軸の方向に傾いており、この環状の肩は
雌形コンポーネントの前方部分にあり後方部分から離れ
て面している。肩により保持部材が後方の位置の方向に
雌形コンポーネントと関連して動かないようにしである
。このように雌形コンポーネントの前方部分が雌形コン
ポーネントの前部に適当に入れられており、保持部材の
円錐形の部分で直径が最大の先端はもどり止め（Ｓ）の
フランク（Ｓ）と接触し、保持部材の円錐形の部分は雌
形コンポーネントの前部にチャンバから偶然に引き抜か
れるのに対し前方部分を確実に保持するため雌形コンポ
ーネントの肩と接触・している。

保持部材の円錐形の部分には軸の回りに平行なスロット
が与えられている。

保持部材は鋼鉄のバネで作られており、雌形および雌形
コンポーネントの少なくとも１つは適当な金属材料で作
られている。

この発明の特徴と考えられる新奇な特徴は添付の特許請
求の範囲に述べられている。特徴と利点を備え、組立て
と使用方法の両方について改良されたクイックレリース
コネクタ自体は、添付の図面に関する好ましい特別な実
施例の詳細な説明を熟読することによりよ（理解される
であろう。

（実施例） 第１図と第２図に示すクイックレリースコネクタまたは
継手には、長い管状の雌形コンポーネント１と、長い管
状の雌形コンポーネント２と、雌形コンポーネントの前
方部分７の選択された部分を囲んでいるリング状の保持
部材３と、雌形コンポーネント２の前部２ａの中に取り
付けられた軸の回りに動く環状の変形または引き離し部
材４と、雌形コンポーネント１の前方部分７の外側と雌
形コンポーネント２の前部２ａに隣接した内側の表面の
間な密封する１つ以上のリング状のシール用エレメント
５（第１図に示す２つ）がある。コンポーネント１と２
は金属材料であるか、またはそれから作られており、保
持部材３は鋼鉄のバネから作られるのが好ましく、引き
離しまたは変形部材４は硬いプラスチック材料から作ら
れるのが好ましく、シール用エレメント５はゴムまたは
他のあらゆる適当に弾力性のある材料から作られており
、この弾力性のある材料は雌形コンポーネント１の前方
部分７を雌形コンポーネント２の前部２ａの中に適当に
（完全に）挿入させるのに必要な変形を受けることがで
きるものである。

長い管状の雌形コンポーネント１には円筒状で円錐形の
部分かい（っか含まれている。前方部分７にある外側の
円周の完全なみぞ６は、円筒状の表面に囲まれており、
コンポーネント１の後方部分１３と向い合っている放射
状のＲ８と後方部分１３から離れて面している放射状の
Ｒｌｏの間に置かれている。肩８にある直径の大きいカ
ラー（ｃｏｌｌａｒ）９の一方の先端の面は前方部分７
の集合部分を構成し、保持部材３を接触させる役目を果
している。

肩１０は前方部分７の２番目のカラー１１の上にあり、
のこぎり歯状の形をしている（図には示していない）。

カラー１１にある周辺がわずかに円錐形の表面１２は雌
形コンポーネント１の後方部分１３の方向で雌形コンポ
ーネント１の軸に沿い傾いている。

前方部分７はシール用エレメント５の１部であるいくつ
かの外側の円周の完全なみぞ１４から構成されており、
後方部分１３にあるいくつかの外側の円周の完全なリブ
（ｒｉｂ）またはバーブ（ｂａｒｂ）　１５により、軟
らかいホース（示していない）、またはその他の導管の
一方の部分から後方部分が偶然に引き抜かれる可能性が
少なくなり、この軟らかいホースまたはその他の導管は
改良されたクイックレリースコネクタにより２番目の導
管（示していない）と結合されることになっている。雌
形コンポーネント１の後方部分１３を囲んでいるホース
の先端部分は、標準的なりランプ（ｃｌａｍｐ）または
ストラップ（ｓｔｒａｐ）により囲まれていることが好
ましく、それは後方部分１３を無意識に引き抜く可能性
を減らすのと同様に、先端部分と雌形コンポーネントｌ
の間の密封を完全に行うためである。

雌形コンポーネント２は長い管であり、それは外観の断
面が多角形（６角形）をしており、それに含まれる前述
の前部２ａと外側にねじ切りをした後部１９は２番目の
導管の先端部分、例えば内側にねじ切りをしたニップル
（ｎｉｐｐｌｅ）またはバイブ（ｐｉｐｅ）の中に挿入
することができる。外部にねじを切った後方部分１９が
リブまたはバーブ（雌形コンポーネント１の後方部分１
３の上にあるリブまたはバーブ１５のような）に取り替
えられるならば、後部１９はホースまたは他の軟らかい
導管の一方の先端に挿入し固定することができる。

雌形コンポーネント２の前部２ａにある前方の先端２ｂ
には内側のチャンバｔｅａにつながり中央に配置された
入口１７がある。入口１７の隣りにある内側の環状のも
どり止めまたはリブ１６には、後部１９の方に面した放
射状のフランク１８があり、保持部材３の中空の円錐形
のセクション（２１＋２２）がチャン１７ａの中にある
時は、保持部材３の中空の円錐形のセクション（２１＋
２２）の直径が最大の先端を止める役目をする。入口１
７は前部２ａの内側に円錐形の表面により仕切られてお
り、そのような円錐形の表面は後部１９の方向で雌形コ
ンポーネント２の軸２に沿って傾いている。

前部２ａの回りの壁を構成している円周上に広がってい
る２つの窓は、もどり止め１６のフランク１８の後にあ
るチャンバ１７ａと連絡しており、更に変形または引き
離し部材４（以後、短かくスリーブ（ｓｌｅｅｖｅ）と
呼ぶ）の運動を受ける部分４ａ　（第５図も参照）があ
り、スリーブには第１図と第２図に示す収縮の位置と、
引き伸ばしまたは動作の位置の間に軸の回りに動く自由
度があり、この引き伸ばしまたは動作の位置の中で内側
が円筒形のスリーブの表面４ｂ　（第５図）により保持
部材３の中空の円錐形のセクション（２１＋２２＞が変
形されるが、それは部材３と雌形コンボー判ント１の前
方部分７が雌形コンポーネント２の前部２ａから引き抜
（ことができるようにするためである。

第４図には、第３図の保持部材３に変えることができる
ブランク（ｂｌａｎｋ）　３Ａを示しである。図示した
部材３にある中空の円錐形のセクションは後方部分１３
から離れた方向で雌形コンポーネントｌの軸に沿って傾
いており、はぼ軸の回りに平行な（ぼみまたはスロット
２１により替えられる４つのベタル２２を含んでいるが
、この（ぼみまたはスロット２１には中空の円錐形のセ
クションの直径が最大の所に（後方の）開口先端がある
。ベタル２２はほぼワッヤー状の部分２３の放射状の１
番外側の部分とまとめられ、部分２３の放射状の１番内
側の部分は中空の円錐形の部分２４の前方部分にまとめ
られているが、この中空の円錐形の部分の前方部分はペ
ダル２２とみぞ２１を含んだ中空の円錐形のセクション
の直径が最大の方向で雌形コンポーネント１の軸に沿っ
て傾いている。中空の円錐形のセクション（２１＋２２
）の外側の表面は、もどり止め１６の放射状のフランク
１８と接触している直径が最大の先端（ペダル２２の先
端）を有したなめらかな円錐形の切頭体であるが、これ
は部材３がチャンバ１７ａの中に完全に入っており、ス
リーブ１４が第１図または第２図の収縮または動作して
いない位置に保持されている時である。保持部材３の放
射状に広がっておりワッシャー状の部分２３はカラー９
の肩と接触しており、円錐形の部分２４はカラーｌｌの
肩ｌＯと接触している直径が最小の先端を有したみぞ６
の中にある。円錐形の部分２４を構成している軸の回り
に平行なスロット２５によりこの円錐形部分が変形され
るが、部材３は肩８を有したワッシャー状の部分２３と
の接触の方向にある後方部分１３と円錐形の表面１２の
上をすべる；これにより円錐形部分２４はみぞ６の中で
閉じ、円錐形部分２４の自由に動く先端を雌形コンポー
ネント１に関係した軸方向の最適な位置の中に部材３を
置くため、［１０に対して接触して動かされる。

保持部材３の中空の円錐形のセクションにあるみぞ２１
の幅は、ワッシャー状で放射状に広がる部分２３からみ
ぞの開口先端に向かう方向に減少している。円錐形の部
分２４のスロット２５の選択は自由であり、例えばカラ
ー１１の円錐形の周辺の表面１２において、また肩８と
１０の間のみぞ６の方向及び中に進む間、円錐形の部分
２４の材料に十分弾力性があり円錐形の部分を伸ばすこ
とができるならば、スロットは必要ない。カラー９．１
１を取り除（ことと、雌形コンポーネント１の前方部分
７にある周辺の表面に隣接した部分にしっかり合わせる
ように部分２４の大きさを決めることは、この発明の範
囲である。考慮すべきことは、図示した保持部材３また
は類似の保持部材が雌形コンポーネント１の前方部分に
ある選択された軸の位置にしっかり保持されることであ
り、これは部材３がチャンバ１７ａの中に完全に入れら
れ、スリーブ４が収縮した位置に保持されている時、部
材３の変形可能な中空の円錐形のセクション（２１＋２
２）の直径が最大の先端がフランク１８と接触するよう
にするためである。

スリーブ４の内側の表面４ｂはスリーブの円筒形部分２
９の中にある丸い円筒である。表面４ｂの直径は直径の
最小値より大きいが、保持部材３の中空の円錐形のセク
ション（２１＋２２）がスリーブ４により変形されない
時は、保持部材３の中空の円錐形のセクション（２１＋
２２）の直径の最大値より小さい。内側の表面４ｂの直
径はもどり止め１６の内側の表面よりわずかに小さく、
スリーブ４の外側の表面は外観が楕円形である。楕円の
長軸は窓２０の間のウェブ（ｗｅｂ）　２６の２つのア
ームの間の中間に位置している。楕円の長軸はアーム２
６を２等分している。スリーブ４の１番外側にある放射
状の（運動を受ける）部分またはハンドル４ａはそれぞ
れの窓２０の中にあるのと同じく、外側に隣接して動く
ことができ、圧縮及び引き伸ばし位置の間にスリーブを
押したり引いたりすることができるように手で操作でき
る。

雌形コンポーネントに関しスリーブ４の角度のある所が
、雌形コンポーネントｌの前方部分７の挿入または引き
伸ばされた位置で変化しないようにするため、スリーブ
４と雌形コンポーネント２の前部２ａにある協働回転防
止エレメントには、スリーブの上で外側にある一組のの
こぎり歯状の追随部または突出部２７と、窓２０の間の
アーム２６の内側の表面の所に案内装置がある。突出部
２７のフランク２８は雌形コンポーネント２の軸の方向
に、それぞれのアーム２６の案内装置に沿って移動でき
る。フランク２８は雌形コンポーネント１の前方部分７
の保持部材３に関係した内側の表面４ｂを適当に中心に
置（ように、アーム２６の案内装置と一緒に動（。その
ように中心への設置が望ましく利点があるのは、保持部
材３がチャンバ１７ａの中に完全に入れられ、担当者が
前部２ａから前方部分７を引き抜くため、準備した部材
３の円錐形の中空のセクション（２１＋２２）を変形さ
せたい時である。スリーブを前部２ａの中に挿入してい
る間、スリーブ４により２つの突出部２７を放射状に内
側に動かす必要のある（むしろ小さな）変形が行われる
。これには、窓２０の１つの中に運動を受ける部分４ａ
の１つを挿入することと、他の窓２０の方向とその中に
スリーブ４を押すことがあり、他の窓２０の近くで２つ
の前方突出部２７は、２つの案内装置のそれぞれが突出
部のそれぞれの組のフランク２８の間の空間に入るまで
、アーム２６の内側の案内装置の上に重なっている。こ
れにより内側の表面４ｂは、スリーブ４を第１図と第２
図の収縮の位置から引き伸ばしの位置まで動かすことに
より、保持部材３の円錐形の中空のセクションを変形す
るのに最適な位置にあり、引き伸ばしの位置において円
錐形の中空のセクションの直径が最大の先端はフランク
１８の内側に放射状に置かれている。スリーブ４の円筒
形の部分２９は前部２ａの前方の先端表面２ｂの方に広
がりすばやく動かすことにより、前部２ａのリング状の
部分３０の中に入る。部分３０が接続する２つのアーム
２６は窓２０の間で広がり、スリーブ４の外側の突出部
２７のためにある前述の内側の案内装置を有している。

コンポーネント１と２を互いに結合させるため、雌形コ
ンポーネント１の前方部分７（前方部分が支えている保
持部材３は肩８とｌＯの間にある）は入口１７の中に簡
単に入り、チャンバ１７ａの方向に、またその中に、更
に一部はそれを越えて押される。みぞ１４の中にあるシ
ール用エレメント５は、前部２ａの内側の表面とかみ合
わされる結果変形され、コンポーネント２の中に対しコ
ンポーネント１の前向きの運動が止まるのは保持部材３
がチャンバ１７ａの中に完全に入った時であり゛、それ
は円錐形の中空のセクション２１＋２２が直径の最大の
先端部分により内側のもどり止め１６にある放射状のフ
ランク１８をかみ合わせる所に自由に放射状に伸ばすよ
うにするためである。前述の後半のことにより、入口１
７を通りチャンバ１７ａの中に保持部材３を挿入してい
る間、この部材の円錐形の中空のセクションは変形する
。ベタル２２の弾力性によりこのベタルの自由な先端ま
たはチップは、それらがもどり止め１６を越えて進めば
すぐ外側に放射状に、またフランク１８に向かって確実
に動（ことが十分に言える。その時カラー９の左側の肩
８ａは、前方部分７が雌形コンポーネント２の中に入る
のを防ぐため、前部２ａの内側の肩２ｃと接触するよう
になる。このように、肩８ａは肩２ｃと接触し、放射状
に広がったペダル２２のチップはもどり止め１６のフラ
ンク１８と接触しているので、雌形コンポーネント１は
軸の回りの最適な位置に保持される。シーリング用エレ
メント５の変形（肩８ａが肩２Ｃに接触している時）に
より、中間からの漏れを防ぐことができると十分に言え
、この中間からの漏れは雌形コンポーネント１の後方部
分１３の内側から雌形コンポーネント２の後部１９の内
側または反対の方向に流れる。

雌形コンポーネント２が軸の回りの動きに対してしっか
り保持されるようにするため、雌形コンポーネント２の
後部１９がしっかり取り付けられたハウジング（ｈｏｕ
ｓｉｎｇ）　　ニップルまたはパイプ（示していない）
にねじのように接続されているならば、雌形コンポーネ
ント２の前部２ａから雌形コンポーネント１を引き離す
ことには、第１図と第２図の収縮の位置から引き伸ばし
の位置の方向にスリーブを押したりまたは引いたりする
ことが含まれるが、この引き伸ばしの位置でスリーブの
前方側面は部分３０と前部２ａのもどり止め１６と接触
している。これにより、スリーブ４の内側の表面４ｂは
保持部材３の円錐形の中空のセクション２１＋２２のな
だらかな外面の表面に沿って動くが、これはベタル２２
のチップがもどり止め１６のフランク１８を越えて内側
に放射状に動（ようにするためであり、ペダル２２のチ
ップがもどり止め１６のフランク１８を越えて内側に放
射状に行くようにするため、すなわち部材３の円錐形の
中空のセクションの直径が最大の先端の直径は、もどり
止め１６の内側の直径より臨時に小さ（なった直径とな
っている。スリーブ４は部分３０ともどり止め１６に接
触している引き伸ばしの位置に保持されているが、担当
者が引っばるホースの先端部は雌形コンポーネント１の
後方部分１３の回りにあり、これは先端部分７とシール
用エレメント５が前部２ａから引き抜かれるようにする
ためである。

雌形コンポーネント２の後部１９がしっがり取り付けら
れた部分に接続されていなければ、例えば後部１９が柔
軟性のあるホースの一方の先端部に接続されておれば、
一方の手で雌形コンポーネント２をつかむ必要があるが
、他方の手により前部２ａに関係のあるスリーブ４の部
分４ａは部分３ｏともどり止め１６と接触している方に
動かされる。スリーブ４は引き伸ばしの位置に一方の手
の１本または２本の指で保持されるが、雌形コンポーネ
ント１、保持部材３、シール用エレメント５は他方の手
により雌形コンポーネントの前部２ａから引き抜かれる
。かわりに、一方の手で雌形コンポーネント１の後方部
分１３の回りにあるホースの先端部分をつかむことがで
きるが、他方の手の親指と人差し指により引き伸ばしの
位置に後者を動かすためにスリーブ４の運動を受ける部
分４ａをかみ合わせて押しつけられる。他方の手の他の
３本の指は互いにコンポーネント１と２を離すために、
第１図または第２図に示すように雌形コンポーネント２
の前部２ａを左側に動かすのに使われる。

ペダルの先端がもどり止め１６の中に置かれた後すぐに
運動を受ける部分４ａが操作者の手で取り除かれるなら
ば、スリーブ４はベタル２２により第１図と第２図の収
縮の位置に戻ることができること、またはそのように十
分に言うことができることを行うのが保持部材３の弾力
性である。一般に、前方部分７を前部２ａから引き抜（
少なくとも最初の段階においては、スリーブ４は（もど
り止め１６との接触部分の）引き伸ばしの位置に保持さ
れる。これによりベタル２２はそれらの先端がもどり止
め１６の空間に入る前に広げることが確実にできない。

スリーブ４の表面がもどり止め１６の内側の表面の半径
より少な（なるように保持部材３の円錐形のセクション
２１＋２２の直径が最大の先端の直径を減らすことがで
きるように、スリーブ４の内側の表面４ｂの直径に選ば
れており、すなわちその範囲は保持部材３が雌形コンポ
ーネント２の前部２ａから雌形コンポーネント１の前方
部分７を引き抜（ことが妨げられない所までである。言
い換えれば、保持部材３の円錐形のセクションの直径が
最大の先端を変形できる範囲は、雌形コンポーネント２
の放射状の方向に測定されるように、放射状のフランク
１８の幅をわずかに越えることを除けば、少なくとも等
しくなる。

保持部材・３の円錐形の中空のセクションの直径が最大
の先端は、このセクションの直径が最小の先端よりも雌
形コンポーネント１の前方部分からの距離の方が大きい
。言い換えれば、ベタル２２を含んでいる円錐形の中空
のセクションは雌形コンポーネント１の後方部分１３の
方に向かい外側に開いている。

改良されたコネクタの重要な利点は、簡単で従来と同じ
方法で操作できることである。すでに上述したように、
雌形コンポーネント１の露出部分（または後方部分１３
を囲んでいる導管の先端部分）は一方の手でつかまれて
いるが、他方手の残りの指が後方部分１３から前部２を
離すように引っばる所にある引き伸ばしの位置まで押し
ているが、他方の手の２つの指はスリーブ４を引き伸ば
しの位置に保持し続けている。準備段階の引き伸ばしの
位置に、しかも前部２から前方部分７を引き抜く少なく
とも最初の段階にスリーブ４を保持することの必要性は
、保持部材３の円錐形の中空のセクションの直径が最大
で内側に放射状に変形された先端部分が入口１７の方向
にしかもそれを通してもどり止め１６のフランク１８を
迂回（すなわち、通過）できるようにするためである。

保持部材３に特別に設計されたつめ、突出部、および類
似の部品を用意する必要がないのは、放射状に引き伸ば
されたベタル２２がフランク１８と直接かみ合わされる
からであり、このフランク１８はスリーブ４が第１図と
第２図の収縮の位置にある限りもどり止め１６と接触し
た部材３を確実に保持するようにするためにある。特別
な外観をしたつめまたは類似の部分がプレート２２の上
にないことにより、挿入の位置に雌形コンポーネント１
の前方部分７を確実に保持できな（とも、保持部材３を
簡単にしかも費用のかからないものにできる。

窓２０とアーム２６の数はこの発明の考えから逸脱する
ことなく３以上に増加できる。直径に対し互いに反対に
置かれた２つの窓２０をこの時用意することが好ましい
のは、窓の位置によりスリーブ４を簡単で時間のかから
ない方法で雌形コンポーネント２の前部２の中に挿入で
きるからである。挿入が完全に行われるのは、それぞれ
のアーム２６の案内装置がスリーブ４のそれぞれの半分
の側で２つの突出部２７のフランク２８の間にある時で
ある。

改良されたコネクタの他の重要な利点は外側に広がって
いるアームまたは類似の拡張物を有したベタル２２を用
意する必要がないことであり、保持部材３をもどり止め
１６から雌形コンポーネント２の中に引き離すため、ア
ームまたは類似の拡張物は雌形コンポーネント１の軸の
方向またはそれから離れて個々に押しつけられなければ
ならない。

バルトメロオに対する前述の特許番号４，５４１，６５
８と４．６０１　、４９７の文献において、区別された
いくつかの保持部材のそれぞれは、雌形コンポーネント
を特許されたクイックコネクタアセンブリの雌形コンポ
ーネントから引き抜くことができるようにするため、そ
れぞれ回転または動かされる必要がある。区別されたい
くつかの保持部材を不動作の位置に同時に保持すること
により多くの問題が生じ、互いに雌形及び雌形コンポー
ネントを引き離すことが遅れる。この発明のコネクタの
設計の方法はスリーブ４を収縮の位置から引き伸ばしの
位置に動かす単純な過程により保持部材３の全てのベタ
ル２２がある範囲に変形されることは十分確かであり、
この範囲が必要なのは変形したベタルがもどり止め１６
の中で雌形コンポーネント２の前部２ａの入口１７の方
向に、更にそれを越えて通過できることを保証するため
である。

ペダル２２の間の（ぼみ２１の幅は、保持部材３の円錐
形の中空のセクションの直径が最大の端の方向に減少し
ているので、ベタルの幅は同じ方向に減少している；す
なわち、締めつけまたは曲げに対するベタル２２の抵抗
力は、放射状に広がっているワッシャー状の部分２３か
ら部材３の円錐形の中空のセクションの直径が最大の先
端に向かって少なくなる。ペダル２２をそのように設計
する利点は、コネクタの製造業者がスリーブ４またはも
どり止め１６によりベタル２２を変形する必要がある力
を少なくしたい時であり、すなわち、前方部分７を引き
抜（ことを準備したり前方部分７を雌形コンポーネント
２の中に挿入する間である。

第６図と第７図に図示した変形クイックレリースコネク
タには異なった雌形継手コンポーネント２′、異なった
保持部材３′、異なったスリーブ４′がある。第６図と
第７図のコネクタの中の雌形コンポーネント１は第１図
と第２図の雌形コンポーネントであるかまたは等しくな
ることができる。前部２ａ’の窓２０′は、前部２ａ’
の対応部分が窓２０′　と交替する２つの個別のアーム
２６′に分割されるようにするため、前方の先端表面２
ｂ’の全ての方向に広がっている。アーム２６′の自由
な前方の先端にある内側の表面にはスリーブ４′の外側
において突出部２７のための軸の回りに平行な案内装置
がある。アーム２６′は雌形コンポーネント２′の軸に
対して互いに直径方向に反対に取り付けられている。各
アーム２６′が取り付けられている個別の内側のもどり
止め１６’はチャンバ１７ａ′の入口１７′に隣接して
おり、雌形コンポーネント２′の後部１９の方に面して
いる放射状のフランク１ｇ’を有している。入口１７’
はアーチ形の２つの円錐形表面により個別のもどり止め
１６’の上に取り付けられている；これらの円錐形の表
面ハヨり保持部材３′が前部２ａ’のチャンバ１７８′
に挿入されている間、保持部材３′に部分的に放射状の
方向に対し変形が生ずる。他の全ての面に関し、雌形コ
ンポーネント２′は第１図と第２図の雌形コンポーネン
トと同一であるか、または同一とすることができる。

保持部材３′　（第１Ｏ図）の完全な円周上にある円錐
形の中空のセクション３ａ’は第３図のベタル２２と置
き替えられる。放射状に広がっているワッシャー状の部
分２３と、保持部材３′にスロットのある円錐形の部分
２４は保持部材３にある類似の参照部分と同じであるか
または同じとなることができる。

第６図と第７図のコネクタに使用されているスリーブ４
の詳細は第１１図に示しである。このスリーブには運動
を受ける２つの部分４ａ’　と楕円形の内側の表面４ｂ
’がある。楕円形の短軸には前部２ａ’にアーム２６′
があり、楕円形の長軸はこれらのアームの間の中間に置
かれている；すなわちアーム２６′は長軸の反対側に置
かれている。スリーブ４′には第５図に示されているス
リーブ４の円筒形の部分２９に対応した部分は含まれて
いない。

第６図と第７図には組立ての状態にあるコンポーネント
１と２′を含んでいるコネクタを示している。このよう
に、雌形コンポーネント１の前方部分７のみぞ１４にあ
るシール用エレメント５は変形されており、雌形コンポ
ーネント２′の前部２ａ’の内側の表面とわずかにかみ
合わされており、保持部材３′はチャンバ１７ａ′の中
に完全に入れられており、円錐形の中空のセクション３
ａ’の大きな方の直径の先端はアーム２６′の自由な先
端の所でもどり止め１６’のフランク１ｇ’　と接触し
ている。スリーブ４′が示されている収縮の位置で円錐
形の中空のセクション３ａ’はフランク１８′と接触し
ている。保持部材３′をチャンバ１７ａ’に入れている
間、もどり止め１６′により円錐形の中空のセクション
３ａ’の隣接した部分が変形するのは、円錐形の中空の
セクション３ａ’の隣接した部分がほぼ長円形または楕
円形をしていると仮定しているためである。そのような
変形が一時的なものであるのは第１Ｏ図に示す形を取る
ように保持部材３′がはっきりした傾向を示すためであ
り、すなわちセクション３ａ’の１番外側の放射状の部
分がフランク１８′　と接触でき、前方部分７を前部２
ａ’から偶然に引き抜かれるのを防ぐため、それがもど
り止め１６’　を越えて進むと同時に、セクション３ａ
’の１番外側の放射状の部分は再び円形となる。第９図
に示されている方法で、保持部材３′の円錐形のセクシ
ョン３ａ’はもどり止め１６′の間とチャンバ１７ａ′
の中に進む間長円形をとるように変形される。

チャンバ１７ａ’から前方部分７と保持部材３′を引き
抜くため、担当者はスリーブ４′の運動を受ける部分４
ａ’を押したり引いたりするが、それは（もどり止め１
６’　との接触の）引き伸ばしの位置に運動を受ける部
分を動かすためである。この結果、円錐形のセクション
３ａ’には変形が生ずる、すなわち、円錐形のセクショ
ン３ａ’が取る楕円または長円形の短軸は、互いに離れ
ている２つのもどり止め１６の距離の最小値より小さい
。これにより担当者は雌形コンポーネント２′の前部２
ａ’から、このように変形された保持部材３゛と雌形コ
ンポーネント１の前方部分７を引き抜くことができる。

第８図は、挿入の段階が完全であるとすぐ、すなわち保
持部材が全てもどり止め１６’のフランク１８’を越え
て進み、チャンバ１７ａ′に閉じ込められるとすぐ、保
持部材３′の円錐形の中空のセクション３ａ’の直径が
最大の先端が自動的に円形をとることを示している。引
き抜きの段階が完全ならば、すなわち第６図と第７図に
示すように、保持部材３′が前部２ａ’の前方の先端面
２ｂ’の右にあるならば、同じことが当てはまる。

スリーブ４と４′は比較的簡単であり費用がかからない
。更にこれらのスリーブのそれぞれは簡単で時間のかか
らない方法で、それぞれの雌形コンポーネント２．２′
の中に取り付けることができる。これらのスリーブの２
つの細長い平行な部分（すなわち、外部への突出部２７
がある部分の）が変形できることにより、それらが窓２
０または２０′のいずれか１つを通してスリップし、チ
ャンバ１７ａまたは１７ａ’を横切り他の窓に引き伸ば
されることが十分に行われるが、この引き伸しが必要な
のは内側の表面４ｂまたは４ｂ’が前部２ａまたは２ａ
’の中に適当に入れられることを°確実に行うためであ
る。突出部２７により雌形コンポーネントの前部にそれ
ぞれのスリーブを適当に入れる機能とアーム２６または
２６′の案内装置と共に動く機能の２つが行われ、この
アーム２６または２６′の案内装置によりスリーブは引
き伸ばされた位置と収縮された位置の間の予め決められ
た通路に沿って確実に動かされる。

保持部材３または３′の円錐形の部分２４のスロット２
５を除くことができるのは、後方部分１３に沿いまたカ
ラー９の肩８の方向に動（間、保持部材の材料が円錐形
の部分２４に損傷を与えないように十分柔らかい時であ
る。

これにより保持部材は高い温度または低い温度と同じ（
通常の温度でもきっちり軸の回りにまたはその他に圧力
を生ずることが確実にできる。言い換えれば、そのよう
に保持部材が取ることができるきっちりした圧縮力は雌
形コンポーネントと雌形コンポーネントが離されて引っ
ばられた時発生するが、スリーブ４または４′は収縮の
位置に長（とどまる。予め作られたブランク（ｂｌａｎ
ｋ）は深く引っばること、または他の適当な技術により
区分けされることにより最終の保持部材に変換すること
ができる。更にシート状の鋼板で作られたブランクによ
り比較的狭くできるのは、前述の配置により、とりわけ
部分２３と２４の方向に向かう直径が最大の先端の方向
に保持部材の安定性が増すからである。

雌形および雌形コンポーネントを作っている適当な金属
材料はコネクタが使用されている時に予測される熱的お
よび機械的なストレスに耐えることができる。

雌形コンポーネント１の前方部分７にあるみぞ１４の利
点は、みぞの中に入れられているシーリング用エレメン
ト５が、２つのコンポーネントを完全に組み立てている
時、および雌形コンポーネントを雌形コンポーネントか
ら引き抜いている間と同じ（、前方部分７を雌形コンポ
ーネント２または２′の前部２ａまたは２ａ’に挿入し
ている間適当な位置にあることである。シーリング用エ
レメントを雌形コンポーネント１の前方部分７の外側の
みぞの中に置（ことは、シーリング用エレメントを雌形
コンポーネントの内側に取り付けることよりかなり簡単
で費用がかからないことが判っており、この手続は従来
のコネクタを多数作ることと関連して区分されている。

シーリング用エレメントを雌形コンポーネントの内側に
取り付けることにより、分離して作られた閉じ込め用リ
ングを区分けする必要が与えられている。更にシーリン
グ用エレメント５を雌形コンポーネントの前方部分７の
外側に取り付けることにより、前方部分７を雌形コンポ
ーネントにそれぞれ入れる前、または前方部分７をチャ
ンバ１７ａか１７ａ′から引き抜いたあとのシール用エ
レメントかまたはエレメントの状態と同じく、担当者は
すぐに存在の有無を確かめることができる。このように
、操作者は１つかまたはより多（のシール用エレメント
に置き換えが必要か否かすぐ確かめることができ、その
ような書き換えは簡単で時間のかからない作業である。

第１２図に示す３番目の保持用部材３２は保持用部材３
または３′の代りに使用することができる。保持用部材
３２の円錐形の中空のセクションが再び構成している４
つのベタル２２′は、はぼ放射状に広がっている（ぼみ
２１’　と置き替っている。くぼみ２２′は円錐形の中
空のセクションの直径が最大の端から他の端の方向（す
なわち、第１２図には示されていない外側に放射状に広
がるワッシャー状の部分２３の方向）に次第に増えてい
る。

保持用部材３２の利点は、ペダル２２′の柔軟性がくぼ
み２１′の閉じた端でかなりあることである。

更に、ペダル２２′には長い（部材の円周方向に見える
）端面２２ａ′があり、それは部材３２がチャンバ１７
ａまたは１７ａ’の中に完全に入れられている時、隣接
するフランク１８またはフランク１８’に接触している
。比較的広いアーチ形のベタル２２′（部材３２の円周
上の方向に見える）は第３図に示す狭いベタル２１より
も放射状の圧力が高い（締めつける危険性がない）。ワ
ッシャー状の部分２３と保持用部材３２の円錐形の部分
２４の配置は、保持用部材３または３′の同じような関
連部分と等しいかまたは等しくなることができる。

第１３図に示した４番目の保持用部材３３は保持用部材
３２を変形したものである。ベタル２２２の間のくぼみ
２１”の幅は直径の小さな端からベタル２２２を含んだ
円錐形の中空のセクションの直径が最大の方向に減少し
、再び増加している。（ぼみ２２２によりペダル２２２
の中間部分の強固性と安定性がかなり減少する。これに
より雌形コンポーネントを雌形コンポーネントに挿入す
ることと、スリーブ４または４′により比較的小さな力
でペダル２２２を変形することが可能となる。同時に、
ベタル２２２にある比較的長い端面２２ａ２はフランク
１８と、またはフランク１８’　と大きな面積で接触し
ている。このように保持用部材３３がチャンバ１７ａま
たは１７ａ’の中に完全に入ると、例え２つのコンポー
ネントを引き離そうとする人がかなりの力を加えること
を決めても、ペダル２２２により雌形コンポーネント１
を雌形コンポーネント２または２′から引き離すための
抵抗は満足すべき程大きな値が得られる。同時にベタル
２２′はスリーブ４または４′を適当に操作することに
より、内側に放射状にすばやく変形できる。

第１Ｏ図、第１２図、第１３図に示されている保持用部
材の利点は、保持用部材が１つまたはそれ以上のすべり
止めのフランクまたは複数のフランクと大きな面積で接
触して保持されていることである。第１０図の部材３′
はすべり止め１６’の間を通過する間楕円形をとるよう
に変形されている。

第１２図と第１３図の保持用部材の配置は、変形できる
最大の位置が直径の最大の領域からワッシャー状の部分
２３の方向に容易に置き換えられるようにされている。

更に、ベタル２２′　または２２２とフランク１８また
はフランク１８の間の接触の面積は、フランク１８とペ
ダル２２の間の接触の面積より大きい。それ故、ペダル
２２′　と２２２の自由な先端の伸びに沿った円弧（雌
形コンポーネント２または２′の円周の方向の）は、ベ
タル２２の円弧より大きい；これによりベタル２２′　
と２２２の硬さがより満足すべきものになる、すなわち
軸の回りの圧力に対するペダル２２′　と２２２間の抵
抗は非常に大きい。

これ以上分析しな（でも、前述の内容からこの発明の本
質が十分明らかになるので、今までの知識を利用するこ
とにより、従来の技術の水準から、技術に対して与えた
包括的で特別な特性を本質的に有している特徴を損うこ
となく種々の応用に容易に適用でき、それ故そのような
適用は添付の特許請求の範囲に等しい意味および範囲に
おいて理解されるべきであり、また理解されることにな
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１つの実施例であるクイックレリース
コネクタの完全なアセンブリの立面図と軸方向断面図で
あり； 第２図は第１図の位置に対し９０°回転させた雌形およ
び雌形コンポーネントを備えたコネクタの立面図であり
； 第３図は第１図と第２図のコネクタに使用されている保
持部材の斜視図であり； 第４図は第３図に示す種類の保持部材に変えることがで
きる金属ブランクの立面図であり；第５図は第３図の保
持部材を変形させるため、第１図と第２図のクイックレ
リースコネクタに使用されている引き離し、または変形
部材の斜視図であり； 第６図は本発明の他の実施例であるクイックレリースコ
ネクタの完全なアセンブリの立面図と軸方向断面図であ
り； 第７図は第６図の位置に対し９０°回転させた雌形およ
び雌形コンポーネントを備えた変形クイックレリースコ
ネクタの立面図であり； 第８図は収縮の位置に変形部材を備えた第１図の右側か
ら見た変形コネクタの先端の立面図であり； 第９図は雌形コンポーネントが変形クイックレリースコ
ネクタの雌形コンポーネントから引き伸ばされた位置に
ある第８図の変形部材のみを示す同じ先端の立面図であ
り； 第１Ｏ図は切断された保持部材の中空の円錐形のセクシ
ョンの一部であり、第６図と第７図のコネクタに使用さ
れている保持部材の斜視図であり；第１１図は第６図と
第７図のコネクタに使用されている引き離しまたは変形
部材の斜視図であり；第１２図は３番目の保持部材の立
面図であり；第１３図は第１２図の保持部材の変形であ
るその他の保持部材の立面図である。 ■−−− −−− −−− −−− −−− −−− ｏ−−− ２−−− ３−−− 雌形コンポーネント、 雌形コンポーネント、 保持部材、　　　４−−−スリーブ、 シーリング用エレメント、 みぞ、　　　　　７一−−前方部分、 肩、　　　　　　９−ｍ−カラー 放射状の肩、　　１１−ｍ−カラー わずかに円錐形の周辺の表面、 後方部分、　　　１４−−−みぞ、 １５−一一リブ、　　　　　１６−−−もどり止め、１
７−−−人口、　　　　　１８−ｍ−フランク１９−−
−後部、　　　　　２０−一一窓、２１−−−　＜ぼみ
、　　　　２２−−−ペダル、２３−−−ワッシャー状
の部分、 ２４−ｍ−スロットのある円錐形の部分、２５−ｍ−ス
ロット、　　　　２６−−−アーム、２７一−−突出部
、 ２８−−−２つの突出部のフランク、 ２９−−一円筒形の部分、　３０−ｍ＝部分、２ａ−ｍ
−前部、　　　　　４ａ−ｍ−ハンドル、１７ａ−−−
チャンバ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）導管のためのコネクタであり、１番目の導管と前
   方部分に接続できる後方部分を含んだ管状の雄形コンポ
   ーネントから構成され、管状の雌形コンポーネントには
   ２番目の導管で接続される後部と、前記前方部分に対し
   内側のチャンバを決める前部を含んでおり、前記前部に
   は、前記チャンバと連絡している軸の回りの入口と、前
   記入口の所にあり前記後部と向かい合っているほぼ放射
   状のフランクを有した少なくとも１つのもどり止めと、
   前記前部の円周上に広がり前記もどり止めの後にある前
   記チャンバと連絡している少なくとも２つの窓があり、
   更に前記入口を通り進む間、及び前記チャンバの中で変
   形を受け、前記チャンバに入る時前記フランクをかみ合
   せるため前記前方部分に与えられており弾力性があり放
   射状に変形可能な環状部材から構成され、更に前記入口
   を通り前記前部から前記前方部分を引き抜くため、前記
   フランクから前記保持部材を引き離すための装置から構
   成され、前記チャンバの中にあり更に広がり、遠い所に
   ある収縮の位置と前記入口の近くにある引き伸ばしの位
   置の間で前記雌形コンポーネントの前記窓に対して縦に
   動くことができる環状の変形部材を含み、前記雄形コン
   ポーネントの前方部分と前記保持部材が前記前部から引
   き抜くことができるようにするため、前記変形部材が前
   記フランクにある内側に放射状の前記保持部材を引き伸
   ばしの位置に保持しているクイックレリースコネクタ。 （２）前記保持部材が、前記雄形コンポーネントを囲み
   、前記変形部材の収縮の位置に前記フランクを接触させ
   るため前記後方部分の方向に離れる放射状に変形するセ
   クションを有し、前記保持部材が前記チャンバの中にあ
   り前記変形部材が前記収縮の位置に保持されている時、
   前記保持部材の前記セクションが前記後方部分から離れ
   た方向で前記雄形コンポーネントの軸に向かって傾斜し
   ている外側の表面を有している請求項１記載のコネクタ
   。 （３）前記保持部材が前記フランクとかみ合わされる時
   、前記前方部分と前記前部の間に密封を作るため、前記
   コンポーネントの１つにより行われる環状のシール用エ
   レメントを少なくとも１つ更に含む請求項２記載のコネ
   クタ。 （４）前記窓が互いに直径のほぼ反対に位置しており、
   前記保持部材が前記後方部分に向かい離れるほぼ円錐形
   の外側の表面を有しており、前記変形部材が前記引き伸
   ばしの位置に動くのに応じ、前記引き離し部材が前記保
   持部材を雌形コンポーネントの内側に放射状にしかも前
   記フランクを越えて変形するため、前記外側の表面の最
   大の直径より小さい直径を備えた環状の内側の表面を有
   している請求項１記載のコネクタ。 （５）前記前部に内側の表面があり、前記フランクが前
   記前部の内側の表面を越え内側に広がつており、前記保
   持部材が前記雄形コンポーネントを囲んでいる中空のセ
   クションを含みなだらかな円錐形の外側の表面を有して
   おり、前記センクシヨンがほぼ軸の回りに広がるペダル
   と前記ペダルと取り替えられるくぼみを含んでいる請求
   項４記載のコネクタ。（６）前記保持部材が前記チャン
   バの中に入れられる時、前記セクションが直径の最大の
   先端に接触している前記フランクを有し、前記くぼみが
   前記セクションの前記直径の最大の先端に開口先端を有
   している請求項５記載のコネクタ。 （７）前記環状変形部材の有する内側の直径は、直径の
   最大値より小さいが前記セクションの直径の最小値より
   大きい請求項６記載のコネクタ。 （８）前記くぼみの幅が前記開口先端の方向に増加して
   いる請求項６記載のコネクタ。 （９）前記開口先端のそれぞれが１番目の幅を有し、前
   記くぼみのそれぞれが各開口先端に隣接し、前記１番目
   の幅より大きい２番目の幅を有している部分を含んでい
   る請求項６記載のコネクタ。 （１０）前記雌形コンポーネントの前記前部が前記入口
   に先端面を有し、前記窓のそれぞれが前記前方の先端面
   から前記後方部分に広がっており、前記前部が有してい
   るアームは前記雌形コンポーネントの円周方向の前記窓
   と取り替えられており、前記アームのそれぞれには前記
   保持部材のための個別のもどり止めを備えた内側の表面
   があり、前記保持部材が有している円錐形の外側の表面
   は後方部分から離れた方向で前記雄形コンポーネントの
   軸に向かい傾斜しており、前記変形部材が前記収縮の位
   置に保持されている時、前記変形部材が長軸と前記円錐
   形の外側の表面の直径の最大値より小さい短軸を備えた
   ほぼ楕円形の内側の表面を有しており、前記保持部材が
   前記すべり止めのフランクとかみ合わされ、前記アーム
   が前記長軸の反対側に配置されている請求項１記載のコ
   ネクタ。 （１１）前記変形部材がわずかに弾力性のあるプラスチ
   ック材料を含み、前記雌形コンポーネントの回りに前記
   変形部材が回転するのを防ぐための装置を前記雌形コン
   ポーネントと前記変形部材が有している請求項１記載の
   コネクタ。 （１２）前記回転防止装置が前記雌形コンポーネントに
   ある案内装置と、前記変形部材にあり前記案内装置を追
   跡する追随装置から成る請求項１１記載のコネクタ。 （１３）前記追随装置が、前記変形部材の上にある外側
   にのこぎり波状の突出部から成る請求項１２記載のコネ
   クタ。 （１４）前記保持部材が、前記雄形コンポーネントを空
   間的に囲み前記フランクと直径が最小の端をかみ合わせ
   るように配置された直径が最大の先端を有しているほぼ
   円錐形のセクションを含み、前記直径の最小の先端が、
   前記雄形コンポーネントの方向に内側に放射状に広がっ
   ているほぼワッシャー状の部分と、前記ワッシャー状の
   部分で放射状の最も内側の部分から前記直径が最大の先
   端の方向で前記雄形コンポーネントの軸に向かって傾斜
   している円錐形部分を含む請求項１記載のコネクタ。 （１５）前記雄形コンポーネントが前記後方部分から離
   れて面しているほぼ放射状の肩を有し、前記保持部材の
   前記円錐部分が、前記雄形コンポーネントの後方部分に
   向かう運動に対し保持部材を保持するため前記肩に接触
   している請求項１４記載のコネクタ。 （１６）前記円錐形の部分がほぼ軸の回りに平行なスロ
   ットを有している請求項１５記載のコネクタ。 （１７）前記保持部材が鋼鉄ばねから成っている請求項
   １記載のコネクタ。 （１８）前記コンポーネントの少なくとも１つが金属材
   料から成っている請求項１記載のコネクタ。 （１９）前記雄形コンポーネントの前方部分が円周上に
   外側に広がるみぞを少なくとも１つ含み、更に前記みぞ
   の中にリング状の変形可能なシール用エレメントを有し
   ている請求項１記載のコネクタ。