JP3001214U - 差し込み式ホースカツプリングのシール構造 - Google Patents

差し込み式ホースカツプリングのシール構造

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JP3001214U
JP3001214U JP1994002198U JP219894U JP3001214U JP 3001214 U JP3001214 U JP 3001214U JP 1994002198 U JP1994002198 U JP 1994002198U JP 219894 U JP219894 U JP 219894U JP 3001214 U JP3001214 U JP 3001214U
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博己 岩崎
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】流体をシールするOリングが、受け口金管に対
する差し口金管の管端部によって傷付くことを予防す
る。 【構成】流体のシール用Oリング(15)が嵌め付けら
れた受け口金管(A)を雌側とし、外周胴面に爪係止段
部(19)が形成された差し口金管(B)を雄側とし
て、その差し口金管(B)を受け口金管(A)へ抜き差
し自在に差し込み結合するように定めた差し込み式ホー
スカツプリングにおいて、上記差し口金管(B)の差し
込み管端部(18)を、その受け口金管(A)への差し
込み当初には上記Oリング(15)と接触せず、引き続
き進入するに連れて徐々にOリング(15)を押し開き
弾圧可能な先細り円錐面(22)として形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は水や油、空気、ガスなどの流体用ホースを抜き差し自在に結合する差 し込み式ホースカツプリングのシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の差し込み式ホースカツプリングとして、図7のように雌雄の対をなす 受け口金管(1)並びに差し口金管(2)と、その相互間を結合一体化すべき口 径の収縮弾圧力が与えられた爪チヤツク(3)と、その爪チヤツク(3)を脱落 不能に被包する袋ナツト(4)と、該爪チヤツク(3)の口径を人為強制的に押 し開いて、上記両口金管(1)(2)の結合を解除するスライド操作環(5)と から組み立てられた構造は公知である。
【0003】 そして、その流体のシール効果が上記受け口金管(1)における管端部の内周 面に嵌め付けられたOリング(6)と、差し口金管(2)における差し込み管端 部(2a)の外周面との弾圧作用によって達成されるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記Oリング(6)は断面U字型又はV字型のパツキングやオイル シールと異なり、吸入方向と吐出方向との区別を問わず、その何れについても制 約なく使用できる利点がある反面、比較的弾性変形し難い硬質なゴムから成るた め、これと圧接する差し口金管(2)の管端部(2a)が、図示のような外径寸 法の変化しない角張った形状であると、これを受け口金管(1)へ円滑に差し込 み難い。
【0005】 又、それだからと言って、差し込み操作しやすくすると、上記のようにOリン グ(6)が弾性変形し難い関係上、逆に流体のシール効果を減殺する。
【0006】 そこで、無理に強く差し込み操作することを繰り返すと、上記角張った差し口 金管(2)の管端部(2a)によって、そのOリング(6)がむしられてしまい 、早期に損傷する結果となる。
【0007】 殊更、上記受け口金管(1)から抜き出した差し口金管(2)を落下させやす く、その場合差し口金管(2)の角張った管端部(2a)が真先に傷付き、そう すると不均一となった差し込み管端部(2a)の表面によって、上記Oリング( 6)が反復的に摺擦されることとなり、その流体のシール性能を早期に低下させ てしまうのである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案はこのような課題の改良を企図しており、そのための構成上管端位置に 断面鉤型の径大な環状フランジ部が張り出し形成され、且つその鉤型の屈曲内部 にシール用Oリングが嵌め付けられた受け口金管を雌側とし、その受け口金管へ の差し込み管端部が厚肉化されることと相対して、外周胴面に爪係止段部が付与 された差し口金管を雄側として、
【0009】 上記受け口金管の環状フランジ部へ差し込んだ差し口金管を、その環状フラン ジ部へ被包状態に螺合締結される袋ナツトと、その袋ナツトの内部に封入設置さ れる爪チヤツクとによって結合一体化し、
【0010】 上記爪チヤツクを爪座と、その爪座の円周面へ放射対称分布型として嵌め込み 係止される複数の円弧爪とから形作り、その円弧爪を上記差し口金管の爪係止段 部と係止作用させるべく、該円弧爪の全体に口径の収縮弾圧力を付与すると共に 、上記差し口金管の外周胴面に沿って袋ナツトの内部へ押し込みスライド操作さ れるスライド操作環により、上記円弧爪の全体を強制的に押し開いて、上記両口 金管の結合状態を解除するように定めた差し込み式ホースカツプリングにおいて 、
【0011】 上記差し口金管の厚肉な差し込み管端部を、その受け口金管への差し込み当初 には上記Oリングと接触せず、引き続き進入するに連れて徐々にOリングを押し 開き弾圧可能な先細り円錐面として造形したことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】
本考案の上記構成によれば、差し口金管の差し込み管端部が先細り円錐面とし て造形されているため、その差し込み管端部から受け口金管へ円滑に差し込み操 作することができ、又その差し込み当初にはOリングと接触せず、差し込み進入 するに連れて、Oリングが徐々に押し開き弾圧作用される結果、そのOリングを むしる如くに損傷させるおそれがなく、そのシール性能を長期に亘って確実・安 定裡に発揮させ得るのである。
【0013】 更に、差し口金管の差し込み管端部が先細り円錐面をなしているため、その受 け口金管から抜き出した状態において不慮に落下させたとしても、上記差し込み 管端部が地面などの他物と直接に衝当し難く、その結果従来技術のように傷付い た差し込み管端部の表面によって、Oリングを繰り返し摺擦し、早期に損傷させ てしまうおそれもない。
【0014】
【実施例】
以下、図面に基いて本考案の具体的構成を詳述すると、その差し込み式ホース カツプリングを示した図1〜6において、(A)(B)は受け口金管と差し口金 管との雌雄一対であり、互いに合致連通するほぼ同等の内径寸法を備えていると 共に、その各個の外周胴面には水や油、空気、ガス、その他の流体用ホース(1 0)(11)の切り離し端部が、嵌め付け使用されることになる。
【0015】 但し、図2と対応する図3の変形実施例から示唆されるように、雌側の受け口 金管(A)にはホース(10)に代るノズル(12)や、その延長接続管(13 )などの基端部が嵌め付け使用されることもあり得る。
【0016】 何れにしても、上記受け口金管(A)の管端部からは、断面鉤型をなす径大な 環状フランジ部(14)が外向きに張り出されており、その鉤型の屈曲内部にシ ール用のOリング(15)が嵌め付けられている。(r1)はそのOリング(1 5)の内径寸法を示している。
【0017】 又、同じく環状フランジ部(14)の外周胴面には、袋ナツト(D)との螺合 締結用となる雄ネジ(16)が刻設されている。(17)はその環状フランジ部 (14)の中心に開口する差し口金管用受け入れ口であり、上記Oリング(15 )の内径寸法(r1)よりも大きな内径寸法(r2)を有している。
【0018】 他方、雄側の差し口金管(B)は受け口金管(A)の上記受け入れ口(17) へ差し込まれるものであり、その差し込み管端部(18)が受け入れ口(17) の内径寸法(r2)とほぼ等しい外径寸法として、部分的に厚肉化されることに より、その差し口金管(B)の外周胴面には爪係止段部(19)が生成される結 果となっている。
【0019】 (E)はこのような差し込み管端部(18)の厚肉化と相対する比較的薄肉な 差し口金管(B)の外周胴面へ、スライド自在に嵌め込まれたスライド操作環で あり、その一端から外向きに張り出す手掛けフランジ部(20)を備えた断面L 字型に形作られている。(21)はそのスライド操作環(E)の抜け出しを防ぐ 止め輪であり、上記差し口金管(B)の外周胴面に嵌め付け固定されている。
【0020】 更に、(22)は上記厚肉な差し込み管端部(18)に切り欠き造形された先 細り円錐面であって、その先端の外径寸法(d)が図5のように、上記Oリング (15)の内径寸法(r1)よりも小さく設定されることにより、そのOリング (15)からの逃げ代(s)が与えられている。
【0021】 つまり、上記差し口金管(B)をその管端部(18)から受け口金管(A)側 の受け入れ口(17)へ差し込んだ当初には、その差し込み管端部(18)の先 端がOリング(15)と接触せず、円滑に差し込み操作することができ、引き続 き進入するに連れて、上記先細り円錐面(22)が図6のように、Oリング(1 5)を徐々に押し開き弾圧作用し、その差し込み完了した両口金管(A)(B) の結合状態では、上記Oリング(15)による安定・確実なシール作用を維持し 得るようになっているのである。
【0022】 先に一言した袋ナツト(D)は、上記受け口金管(A)の径大な環状フランジ 部(14)へ、その被包状態に螺合締結されており、これによって袋ナツト(D )の一端から内向きに張り出す規制フランジ部(23)と、受け口金管(A)の 環状フランジ部(14)との向かい合う相互間に、爪チヤツク(C)の収納室( G)を区成している。
【0023】 (24)は袋ナツト(D)の外周胴面に捲き付けられたクツシヨンバンド、( 25)はその袋ナツト(D)における規制フランジ部(23)の中心に開口する スライド操作環用受け入れ口であり、上記受け口金管(A)に開口する差し口金 管用受け入れ口(17)と同等か、又はこれよりも若干大きな内径寸法(r3) を備えている。
【0024】 そして、その袋ナツト(D)のスライド操作環用受け入れ口(25)を通じて 、上記スライド操作環(E)が爪チヤツク(C)の収納室(G)から出没作用す る如く、その差し口金管(B)の外周胴面に沿ってスライド操作されることとな る。
【0025】 上記収納室(G)に内蔵設置される爪チヤツク(C)は、少なくとも2個の円 弧爪(26)とその支持用の鍔付き爪座(27)とから成ると共に、その爪座( 27)の外周胴面に全体的な放射対称分布型として切り欠き配列された爪受け入 れ切欠部(図示省略)へ、円弧爪(26)の各個が嵌め込み係止されるようにな っている。
【0026】 (28)はその円弧爪(26)の全体に対して、上記差し口金管(B)の外周 胴面を言わば首締める如く、口径の収縮弾圧力を付与するためのバネ材であり、 図示の実施例ではこれをコイルバネの円環形態として、上記円弧爪(26)とそ の爪座(27)との全体に亘って巻き付けているが、コイルバネに代る板バネ片 の複数を円弧爪(26)の各個に取り付けて、これにより上記口径の収縮弾圧力 を与えても良い。
【0027】 図2は上記差し口金管(B)と受け口金管(A)との結合状態を示しているが 、この状態ではスライド操作環(E)が爪チヤツク(C)の収納室(G)から露 出する如く退避されていると共に、円弧爪(26)の先端がバネ材(28)の収 縮弾圧力を受けて、差し口金管(B)の外周胴面における爪係止段部(19)と 係止する状態にあるため、その差し口金管(B)が受け口金管(A)からの離脱 不能に固定施錠される結果となっている。
【0028】 しかも、受け口金管(A)の径大な環状フランジ部(14)内に嵌め付けられ ているOリング(15)は、図6のように差し口金管(B)における厚肉な管端 部(18)の外周胴面へ、言わば乗り上がった安定な弾圧状態のもとで、流体の 確実なシール作用を営なんでいる。
【0029】 そして、上記結合状態を解除する場合には、スライド操作環(E)を図4の矢 印から明白なように、差し口金管(B)の外周胴面に沿って、爪チヤツク(C) の収納室(G)内へ押し込む如く直進的にスライド操作する。
【0030】 そうすれば、円弧爪(26)の先端がバネ材(28)の収縮弾圧力に抗しつつ 、徐々に押し開かれることととなり、そのスライド操作環(E)を完全に押し込 んだ最終時点では、上記円弧爪(26)と差し口金管(B)の爪係止段部(19 )との係止状態が解除されることになるため、そのままで差し口金管(B)を受 け口金管(A)から抜き出し分離させることができる。
【0031】 その抜き出した際、スライド操作環(E)は差し口金管(B)側に付属し、又 円弧爪(26)やその爪座(27)は受け口金管(A)に螺合締結されている袋 ナツト(D)によって、その爪チヤツク(C)の収納室(G)内に組み込まれた 状態のままであるため、受け口金管(A)側に付属することになること、言うま でもない。
【0032】 逆に、再度差し口金管(B)を受け口金管(A)へ差し込み結合するに当って は、その差し口金管(B)の管端部(18)を袋ナツト(D)のスライド操作環 用受け入れ口(25)から、受け口金管(A)の差し口金管用受け入れ口(17 )に向かって、そのまま直進的に差し込み操作すれば足る。
【0033】 そうすれば、差し口金管(B)の差し込み管端部(18)が先細り円錐面(2 2)として造形されているため、これによって上記爪チヤツク(C)の円弧爪( 26)が徐々に押し開かれ、これを通過した上記差し込み管端部(18)は、や がて受け口金管(A)の内部に到達するが、その当初には図5に示す如く、上記 先細り円錐面(22)の逃げ代(s)により、Oリング(15)と接触せず、引 き続き進入するに連れて、その円錐面(22)が図6のように、Oリング(15 )を徐々に押し開く如く弾性変形させることにより、遂には図2の結合状態から 示唆されるように、上記Oリング(15)が差し込み管端部(18)の外周胴面 に乗り上がり、その流体の完全なシール作用を達成する結果となる。
【0034】
【考案の効果】
以上のように、本考案では管端位置に断面鉤型の径大な環状フランジ部(14 )が張り出し形成され、且つその鉤型の屈曲内部にシール用Oリング(15)が 嵌め付けられた受け口金管(A)を雌側とし、その受け口金管(A)への差し込 み管端部(18)が厚肉化されることと相対して、外周胴面に爪係止段部(19 )が付与された差し口金管(B)を雄側として、
【0035】 上記受け口金管(A)の環状フランジ部(14)へ差し込んだ差し口金管(B )を、その環状フランジ部(14)へ被包状態に螺合締結される袋ナツト(D) と、その袋ナツト(D)の内部に封入設置される爪チヤツク(C)とによって結 合一体化し、
【0036】 上記爪チヤツク(C)を爪座(27)と、その爪座(27)の円周面へ放射対 称分布型として嵌め込み係止される複数の円弧爪(26)とから形作り、その円 弧爪(26)を上記差し口金管(B)の爪係止段部(19)と係止作用させるべ く、該円弧爪(26)の全体に口径の収縮弾圧力を付与すると共に、上記差し口 金管(B)の外周胴面に沿って袋ナツト(D)の内部へ押し込みスライド操作さ れるスライド操作環(E)により、上記円弧爪(26)の全体を強制的に押し開 いて、上記両口金管(A)(B)の結合状態を解除するように定めた差し込み式 ホースカツプリングにおいて、
【0037】 上記差し口金管(B)の厚肉な差し込み管端部(18)を、その受け口金管( A)への差し込み当初には上記Oリング(15)と接触せず、引き続き進入する に連れて徐々にOリング(15)を押し開き弾圧可能な先細り円錐面(22)と して造形してあるため、図7に基いて説示した従来技術の課題を確実に改良でき る効果がある。
【0038】 即ち、本考案の構成によれば、差し口金管(B)の差し込み管端部(18)が 上記趣旨の先細り円錐面(22)として造形されているため、これを受け口金管 (A)へ無理なく円滑に差し込み操作することができ、又Oリング(15)も徐 々に拡開する如く弾性変形させ得るので、そのOリング(15)をむしる如く早 期に損傷させるおそれもなく、流体のシール効果に優れた耐用性に富むホースカ ツプリングを得られるのである。
【0039】 更に、受け口金管(A)から抜き出した差し口金管(B)を落下させることが あっても、その差し口金管(B)の差し込み管端部(18)は上記のように先細 り円錐面(22)をなしているので、地面などの他物と衝当して、その凹凸状に 傷付くおそれがなく、延いてはその傷付いた表面によるOリング(15)の摺擦 も防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るホースカツプリングの分解状態を
示す半欠截断面図である。
【図2】その差し口金管と受け口金管との結合使用状態
を示す半欠截断面図である。
【図3】図2に対応する変形実施例の使用状態を示す半
欠截断面図である。
【図4】スライド操作環の押し込みによる解除操作状態
を示す半欠截断面図である。
【図5】受け口金管に対する差し口金管の差し込み作用
過程を示す部分拡大断面図である。
【図6】図5に対応する差し込み完了時のシール作用状
態を示す部分拡大断面図である。
【図7】図2に対応する従来品を示す半欠截断面図であ
る。
【符号の説明】
(10)・ホース (11)・ホース (14)・環状フランジ部 (15)・Oリング (18)・差し込み管端部 (19)・爪係止段部 (22)・先細り円錐面 (26)・円弧爪 (27)・爪座 (28)・バネ材 (A)・受け口金管 (B)・差し口金管 (C)・爪チヤツク (D)・袋ナツト (E)・スライド操作環 (G)・収納室

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】管端位置に断面鉤型の径大な環状フランジ
    部(14)が張り出し形成され、且つその鉤型の屈曲内
    部にシール用Oリング(15)が嵌め付けられた受け口
    金管(A)を雌側とし、 その受け口金管(A)への差し込み管端部(18)が厚
    肉化されることと相対して、外周胴面に爪係止段部(1
    9)が付与された差し口金管(B)を雄側として、 上記受け口金管(A)の環状フランジ部(14)へ差し
    込んだ差し口金管(B)を、その環状フランジ部(1
    4)へ被包状態に螺合締結される袋ナツト(D)と、そ
    の袋ナツト(D)の内部に封入設置される爪チヤツク
    (C)とによって結合一体化し、 上記爪チヤツク(C)を爪座(27)と、その爪座(2
    7)の円周面へ放射対称分布型として嵌め込み係止され
    る複数の円弧爪(26)とから形作り、その円弧爪(2
    6)を上記差し口金管(B)の爪係止段部(19)と係
    止作用させるべく、該円弧爪(26)の全体に口径の収
    縮弾圧力を付与すると共に、 上記差し口金管(B)の外周胴面に沿って袋ナツト
    (D)の内部へ押し込みスライド操作されるスライド操
    作環(E)により、上記円弧爪(26)の全体を強制的
    に押し開いて、上記両口金管(A)(B)の結合状態を
    解除するように定めた差し込み式ホースカツプリングに
    おいて、 上記差し口金管(B)の厚肉な差し込み管端部(18)
    を、その受け口金管(A)への差し込み当初には上記O
    リング(15)と接触せず、引き続き進入するに連れて
    徐々にOリング(15)を押し開き弾圧可能な先細り円
    錐面(22)として造形したことを特徴とする差し込み
    式ホースカツプリングのシール構造。
JP1994002198U 1994-02-18 1994-02-18 差し込み式ホースカツプリングのシール構造 Expired - Lifetime JP3001214U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011158083A (ja) * 2010-02-04 2011-08-18 Ningbo Yingzhen Machinery Components Co Ltd ホース継手

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