JPH0516997Y2 - - Google Patents

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JPH0516997Y2
JPH0516997Y2 JP1986118969U JP11896986U JPH0516997Y2 JP H0516997 Y2 JPH0516997 Y2 JP H0516997Y2 JP 1986118969 U JP1986118969 U JP 1986118969U JP 11896986 U JP11896986 U JP 11896986U JP H0516997 Y2 JPH0516997 Y2 JP H0516997Y2
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JP
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operating rod
protective frame
heating plate
heating
locking
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JP1986118969U
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JPS6325928U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は熱盤が保持枠に着脱可能にロツクされ
るホツトプレートなどの加熱調理器に関するもの
である。
(従来の技術) この種加熱調理器において、熱盤を保持枠に着
脱可能にロツクするロツク装置が種々提案されて
いる。例えば、実開昭58−35314号公報では保持
枠の側壁を貫通して揺動自在に設けられた操作杆
の先端が、熱盤の装着時に熱盤の係止部と係合す
るようにバネで付勢されている。実開昭60−
36830号公報では、保持枠のガイド孔に摺動可能
に設けられた操作杆がバネで外方に常時付勢され
ており、装着時に熱盤の係止部が前記操作杆の先
端と係合し、この操作杆を内方に押動すると前記
係合状態が解除されて、熱盤が保持枠から離脱す
るものが開示されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし上記従来のものは、操作杆自体が弾性を
有していないので、操作杆を係止部と係合する位
置に付勢するためにバネなどの付勢手段を前記操
作杆とは別に設け、且つ操作杆と付勢手段とを直
続しなければならない。
このためロツク装置の部品点数を減らして構造
を簡単にすることができず、付勢手段自体の作動
や、操作杆と付勢手段との接続が良好でないと確
実な操作が行い難いという問題がある。
(問題点を解決するための手段) 熱盤が保護枠に着脱できるようにロツクされる
加熱調理器において、熱盤と保護枠の一方に、一
端が固定されて他端側がフリーな状態で外方に延
び、外部に臨む自由端を操作部とした弾性棒より
なる操作杆を設け、熱盤と保護枠の操作杆を設け
ない方に、前記操作杆の途中部分と熱盤の保護枠
への着脱方向に対向し、熱盤が保護枠に装着され
たときに前記操作杆の途中部分が弾性的に係合し
て熱盤取外し方向に引つ掛かり合う係止部を設け
たことを特徴とするものである。
(作用) 熱盤が保護枠に装着されるとき、熱盤および保
護枠の一方に設けられた操作杆の途中部分が他方
に設けられた係止部と当接し合い、操作杆は弾性
棒であることにより一端固定部を支点に弾性変形
して一旦係止部に押し退けられた後、熱盤が保護
枠に所定の状態に装着された時点で弾性復帰して
係止部に自動的に係合し、互いが熱盤の取外し方
向に引つ掛かり合うので、熱盤を保護枠にロツク
することができる。
操作杆の自由端側が外部に臨んで操作部をなし
ていて、この操作部の操作で操作杆を一端固定部
を支点に弾性変形させることにより、前記係止部
との係合を外せるので、前記熱盤のロツクを解除
することができる。
(実施例) 第1図ないし第5図は、本考案をホツトプレー
トに適用した第1実施例を示している。
ホツトプレートの熱盤1と、この熱盤1が着脱
可能に装着される保護枠2とは、大小8箇の円弧
が交互に連続する略円形の平面形状を有してい
る。第1図及び第2図に示すように金属製の弾性
棒よりなる操作杆3を、保護枠2の内部底面にそ
の一端を固定して設けている。操作杆3の他端は
フリーな状態で外方に延び、保護枠2の側壁に開
設されたガイド孔4から自由端が外部に突出し
て、キヤツプ5が被せ付けられた操作部3aをな
している。
これによつて操作杆3は、一端固定部を支点と
して自由端である操作部3aの側がどの方向にも
弾性変形することができる。
保護枠2には操作杆3の途中部分と熱盤1の着
脱方向に対向し合い、熱盤1が保護枠2に装着さ
れたとき操作杆3の途中部分が弾性係合する係止
部6を設けてある。一方、熱盤1の前記係止部6
の反対側底部に感熱制御器7が接続される接続筒
8を突設すると共に、保護枠2の前記接続筒8と
対向する部位に、この接続筒8を外部に突出させ
てこれを保護枠2に係止する係止口9を開設して
いる。
操作杆3は、第5図に示すように固定金具10
で保護枠2の底部に固定されている。固定金具1
0は操作杆3の屈曲した一端側を屈曲辺で固定し
ており、操作杆3が軸線まわりに回動すること及
びその軸線が振れることを規制している。操作杆
3の他端側は横長のガイド孔4により上下方向の
移動が規制され、左右方向のみ移動可能に案内さ
れる。又操作杆3は、第4図に矢印Pで示す方向
に自身の弾性力により常時付勢されている。尚、
前記固定金具10はコ字状に屈曲形成された板バ
ネ17を保護枠2に固定しており、操作杆3と係
止部6との係合状態が解除されたとき、熱盤1を
上方に押上げる作用を営む。
係止部6は、第4図に示すように熱盤1の下面
に取付けられ熱盤1の装着時に、前記係止部と係
合する係合位置にある操作杆3を移動させるよう
に押動する斜面6aと、前記操作杆3が前記係合
位置に復帰した際、その操作杆3に係止される係
止鉤6bとを備えている。尚、保護枠2の底部に
は装着時の前記係止部6を案内するガイド部11
を立設している。
熱盤1の底部にシーズヒータ12を略円形状に
埋設し、その両端は前記接続筒8内に設けた1対
の接続端子8a,8aに接続されている。熱盤1
の下面中央には前記シーズヒータ12を覆う範囲
に遮熱板13を取付けている。これにより保護枠
2の前記遮熱板13と対向する範囲を、熱盤1の
熱効率を低下させることなく開口して省略するこ
とができるので、保護枠2を軽量化することがで
きる。又第3図に示すように、熱盤1の下面に取
付けられた脚部14と対向する保護枠2の部位に
開口部15を設けているので、熱盤1の装着時に
前記脚部14がこの開口部15を貫通して直接載
置面に接し、熱盤1を支承する。従つて保護枠2
に脚部が不要となると共に、保護枠2に熱盤1の
重量がかからないので強度上、保護枠2の厚みを
薄くすることができる。尚、保護枠2の上部周縁
に対向する1対の取手16,16を形成してい
る。この上部周縁は、第2図に示すように斜め下
方に屈曲形成しているので、前記取手16の突出
量は少くて済み邪魔にならない。又前記取手16
を使用しない場合でも、前記上部周縁の対向する
任意の2箇所を保持してホツトプレートを移動す
ることができる。
接続筒8は角筒状に形成され、前記接続端子8
aを内部に備えている。又熱盤1の下部に、前記
感熱制御器7の感熱棒7aが挿入される挿入孔1
8を備えている。接続筒8の外部下面には、保護
枠2の内部底面に立設された係止片19と係合す
る突出片8bを垂設している。
このように構成したホツトプレートの作用説明
を以下に述べる。
熱盤1を保護枠2に装着するとき、接続筒8に
感熱制御器7が接続されていない状態で、先ず前
記接続筒8を保護枠2の係止口9に挿通しつつ熱
盤1の係止部6側を保護枠2内に降下させる。や
がて保護枠2の板バネ17が熱盤1の遮熱板13
に当接する。熱盤1を前記板バネ17の上方へ付
勢力に抗して更に降下させると、係止部6の斜面
6aが操作杆3と当接する。熱盤1の降下に伴
い、前記操作杆3は前記斜面6aにより押動を受
け、弾性変形しつつガイド孔4に案内されて前記
係止部6と係合する位置から側方に移動する。一
方、係止部6は保護枠2のガイド部11に案内さ
れ、操作杆3は確実に押動しつつ最下位置に達す
る。このとき前記操作杆3は斜面6aの上端から
外れ前記押動が解消するので、自身の弾性復元力
によりガイド孔4に案内されて、第4図に示す位
置に復帰し、係止鉤6bを係止する。こうして熱
盤1を保護枠2に装着状態でロツクすることがで
きる。次に感熱制御器7を接続筒8に接続すれ
ば、ホツトプレートを使用することができる。
熱盤1を保護枠2から離脱させるときは、先ず
感熱制御器7を接続筒8から取外す。操作部3a
をガイド孔4にそつて側方に押動し、操作杆3を
係止部6の係止鉤6aから外す。このとき板バネ
部10aにより上方に常時付勢されていた熱盤1
は、操作杆3と係止部6との係合状態が解除され
るので上方に押上げられる。次に熱盤1を係止部
6側に引出し熱盤1の接続筒8を保護枠2の係止
口9から抜出せば、熱盤1を保護枠2から離脱さ
せることができる。
本実施例では熱盤1を保護枠2に着脱可能にロ
ツクする操作杆3と、感熱制御器7が接続される
熱盤1の接続筒8とをホツトプレートの反対位置
に配しているので、上記着脱操作はホツトプレー
トを囲む略全ての場所から両手で容易に行うこと
ができる。
第6図及び第7図は、上記第1実施例の係止部
6の変形例を示している。本変形例では屈曲形成
した金属板6cを螺子6dで熱盤1に取付けて係
止部6を形成している。これによれば、係止部6
が破損しても金属板6cを取換えて係止部6を容
易に原状復帰させることができるので、熱盤1に
一体形成したものより便利である。
第8図及び第9図は、本考案をホツトプレート
に適用した第2実施例を示している。本実施例の
操作杆3は、保護枠2に固定される一端側が熱盤
1の押上げバネ3bを兼用している。
本考案をホツトプレートに適用した第3実施例
を、第10図及び第11図に基き説明する。本実
施例では保護枠2に固定された操作杆3が、第1
1図に矢印Qで示す方向に自身の弾性により常時
付勢されている。この操作杆3は保護枠2に開設
されたL字状のガイド孔4により、上下方向と左
右方向とに移動可能に案内される。ガイド孔4の
上下方向は押上げ用ガイド孔4a、左右方向は係
合用ガイド孔4bである。熱盤1を保護枠2から
離脱させるとき、係合用ガイド孔4bの右端に自
身の弾性により付勢されて位置する操作杆3を、
前記係合用ガイド孔4bにそつて左方に移動させ
る。これにより操作杆3と係止部6との係合状態
は解除される。次に係合用ガイド孔4bの左端、
すなわち押上げ用ガイド孔4aの下部に達した前
記操作杆3を手離すと、操作杆3は前記押上げ用
ガイド孔4aにそつて自身の弾性により上方に撥
上がる。この撥上がりにより熱盤1を保護枠2か
ら押上げることができる。
熱盤1を保護枠2に装着するとき、操作杆3は
熱盤1の押動を受け押上げ用ガイド孔4aの上端
から下端まで押下げられる。こうして係合用ガイ
ド孔4bの左部に達した操作杆3は、自身の弾性
復元力により係合用ガイド孔4bに案内されて係
止用ガイド孔4bの右端に移動する。これにより
操作杆3は係止部6の係止鉤6aを係止し、熱盤
1を保護枠2に装着状態でロツクすることができ
る。
第12図は、上記第3実施例の操作杆3の変形
例を示している。本変形例では板バネを軸線まわ
りに90°捩り、操作杆3を形成している。これに
より上下方向及び左右方向の自身の弾性力を高め
ることができる。
本考案は上記実施例に示す外、種々の態様に構
成することができる。例えば操作杆を熱盤に設
け、係止部を保護枠に設けることができる。この
場合、操作杆の操作端が熱盤の装着時、保護枠の
上縁に臨むように構成するか、又は保護枠の周壁
に上方に開放されたガイド孔を開設するなどし
て、外部操作可能な操作杆が熱盤の着脱に支障を
きたさないように構成すればよい。
(考案の効果) 本考案によれば、熱盤を保護枠に装着すると、
弾性棒よりなる操作杆自体が自身の弾性によつて
係止部と自動的に係合し合い、熱盤を保護枠にロ
ツクするので、ロツクする手間が省けるし、ロツ
ク操作することを怠り、または忘れて、熱盤の取
扱い中に熱盤が不用意に脱落するような危険を回
避することができる。しかも構造が簡単であり、
安価に供し得る利点もある。
また操作杆の一端固定部を支点にした変形量
は、操作杆の自由端である操作部側に大きくなる
ので、前記係止部との係合位置の選択によつて、
あるいは操作杆の長さの設定によつて係止部との
係合のための必要変形量を、操作杆の一端固定部
を支点とした容易な変形によつて十分に得られる
ので、熱盤を確実にロツクすることができるし、
このロツクは操作部により操作杆を一端固定部を
支点に弾性変形させるだけの簡単な操作により解
除することができ、使用に便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す平面図、第
2図は第1図のA−A断面図、第3図は第1図の
B−B断面図、第4図は第1図のC−C断面図、
第5図は操作杆の斜視図、第6図は係止部の変形
例を示す縦断面図、第7図はその分解斜視図、第
8図は本考案の第2実施例を示す要部の縦断面
図、第9図は操作杆の斜視図、第10図は本考案
の第3実施例を示す要部の縦断面図、第11図は
第10図の右方から見た操作杆の作動を示す部分
拡大図、第12図は操作杆の変形例を示す斜視図
である。 1……熱盤、2……保護枠、3……操作杆、6
……係止部、3a……操作部、10……固定金
具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 熱盤が保護枠に着脱できるようにロツクされる
    加熱調理器において、 熱盤と保護枠の一方に、一端が固定されて他端
    側がフリーな状態で外方に延び、外部に臨む自由
    端を操作部とした弾性棒よりなる操作杆を設け、
    熱盤と保護枠の操作杆を設けない方に、前記操作
    杆の途中部分と熱盤の保護枠への着脱方向に対向
    し、熱盤が保護枠に装着されたときに前記操作杆
    の途中部分が弾性的に係合して熱盤取外し方向に
    引つ掛かり合う係止部を設けたことを特徴とする
    加熱調理器。
JP1986118969U 1986-08-01 1986-08-01 Expired - Lifetime JPH0516997Y2 (ja)

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JP1986118969U JPH0516997Y2 (ja) 1986-08-01 1986-08-01

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Publication Number Publication Date
JPS6325928U JPS6325928U (ja) 1988-02-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0523174Y2 (ja) * 1990-04-20 1993-06-14

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58149718A (ja) * 1982-02-26 1983-09-06 松下電器産業株式会社 電気調理器

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JPS58149718A (ja) * 1982-02-26 1983-09-06 松下電器産業株式会社 電気調理器

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JPS6325928U (ja) 1988-02-20

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