JP3406572B2 - 炊飯ジャーの蓋 - Google Patents

炊飯ジャーの蓋

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は炊飯ジャーの蓋に
関し、特に放熱板セットのフック構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】炊飯ジャーの蓋の内面には結露防止等の
目的で蓋ヒーターが装着され、その蓋ヒーターの熱をジ
ャー本体内の鍋側に放散させるための放熱板セットが蓋
下面に取り付けられる。この放熱板セットは炊飯時にお
ねばが付着して汚れるため、洗浄できるように着脱自在
に取り付けられる。
【0003】上記の放熱板セットを蓋に係合するために
従来から採用されているフック構造を図11に示す。同
図において、蓋71は蓋本体72とその上部に一体に設
けられた蓋上板73、その他の付属物(図示省略の蒸気
通路セット等)により形成され、また放熱板セット74
は、蓋本体72の後部の係合部75と前部のフック76
とに着脱自在に係合される。放熱板セット74は、円板
状の放熱板77とその外周縁にシール部材78を介して
取り付けられた放熱板リング79とにより構成される。
【0004】上記の放熱板リング79には係合爪81が
設けられ、前記のフック76に係合される。フック76
は前後方向にスライド自在に取り付けられ、蓋本体72
の内部に設けられたコイルばね82により内向きに付勢
される。フック76は、前記の係合爪81に係合される
放熱板フック部83が内向きに形成され、また、ジャー
本体84のフックレバー85に係合される蓋フック部8
6が外向きに形成される。
【0005】上記構成のフック構造において、フックレ
バー85を操作すると、蓋フック部86の係合が外れ、
蓋71が開放される。また、使用者が若干の力を加える
ことにより放熱板フック部83と係合爪81の係合が外
れ、放熱板セット74を蓋71から取り外すことができ
る。放熱板セット74を蓋71に装着する際は逆の手順
による。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなフック構
造をもった炊飯ジャーの蓋は、1部材のフック76によ
りジャー本体84に対する蓋71の係合と、蓋71に対
する放熱板セット74の係合が可能である。また、放熱
板セット74の装着忘れがあると、フック76がコイル
ばね82の付勢力で内方に移動したままとなるので、蓋
71を閉めてもフック76がフックレバー85に係合す
ることができず、開いたままとなる。このため、放熱板
セット74の装着忘れがあることをを使用者に気付かせ
ることができる。
【0007】しかし、上記の構成によると、放熱板セッ
ト74を取り外して洗浄等の手入れを行っている場合
に、蓋71を閉めようとしても閉まらないことになる。
【0008】そこで、この発明は放熱板セット74の装
着忘れは近接スイッチ等により別途検知することとし、
前記のフック構造において、その構造の大型化をもたら
すことなく、蓋71のジャー本体84に対する係合と、
放熱板セット74の蓋71に対する係合とが可能なフッ
ク構造を持ち、放熱板セット74を外して洗浄等の手入
れを行っている場合に蓋71を閉めることができる炊飯
ジャーの蓋を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、蓋本体の下面に放熱板セットを着脱
自在に取り付け、上記蓋本体にジャー本体と係合する蓋
フックと、上記放熱板セットと係合する放熱板フックと
を設け、上記各フックにそれぞれ係合方向に付勢力を付
与した炊飯ジャーの蓋において、上記蓋フックと上記放
熱板フックとを独立の部材により形成すると共に、上記
各フックを共通の支点ピン上に回転自在に取り付け、上
記放熱板フックに上記支点ピンに沿って設けた直線状の
弾性体により係合方向の付勢力を付与した構成を採用し
た。
【0010】上記の構成によると、蓋のジャー本体に対
する係合と、蓋に対する放熱板セットの係合とが独立に
行われるので、放熱板セットを取り外した状態で蓋を閉
めることができる。また、蓋フックと放熱板フックが共
通の支点ピンにより支持されること及び放熱板フックに
付勢力を付与する弾性体がピアノ線のような直線状のも
のであることにより、フック構造全体がコンパクトに構
成される。
【0011】上記の放熱板フックの構成としては、上記
支点ピンより下方かつ内方側に離れた位置に上記放熱板
セットの係合爪と係合するフック係合部が設けられると
共に、上記支点ピンより上方において上記弾性体の付勢
力を受け上記のフック係合部を内向きに回転させるばね
受け部が設けられ、上記フック係合部と係合爪とは、放
熱板セットの取外し時に相互に接触する上部接触部を有
すると共に、放熱板セットの装着時に相互に接触する下
部接触部を有し、上記の放熱板セットに加えられる力に
より上記各接触部において、それぞれ上記フック係合部
に外向きの回転モーメントを生じさせ、その回転モーメ
ントにより上記放熱板セットに対する放熱板フックの係
脱を行うようにした構成を採用することができる。
【0012】以上の構成は、放熱板フックに付勢力を付
与する弾性体として、直線状のものを用いたものである
が、板ばね状の弾性体によっても同程度のコンパクトな
構成とすることができる。その場合の放熱板フックはス
ライド構造となり、蓋フックとの支点ピンの共通構造は
とられない。即ち、放熱板フックは、放熱板セットの係
合爪と係合するフック係合部が設けられ、上記係合爪と
フック係合部とは、放熱板セットの装着時には該フック
係合部の下部接触部で、またその取外し時には該フック
係合部の上部接触部でそれぞれ接触し、上記放熱板セッ
トの装着時と取外し時において、上記各接触部において
放熱板フックに外向きにスライドさせる力を生じさせ、
そのスライドにより上記放熱板セットに対する放熱板フ
ックの係脱を行うようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。図1から図6に示した第1実施形
態の炊飯ジャーは、ジャー本体1と、そのジャー本体1
にヒンジ部を介して開閉自在に取り付けられた蓋2、そ
の蓋2の内面に着脱自在に取り付けられた放熱板セット
3(図3参照)とからなる。
【0014】上記の蓋2は、図2に示すように、プラス
チック製の蓋本体4と、これに固定された金属製の補強
板5、これらの上面をカバーするプラスチック製の蓋上
板6を主要な構成部品としている。上記の蓋本体4は多
数の補強リブ7により補強され、さらに上記の補強板5
を加えることにより、加圧炊飯時の圧力に耐え得るよう
になっている。上記の蓋本体4には、その他の構成部品
として、ジャー本体1と係脱する蓋フック8、放熱板セ
ット3と係脱する放熱板フック9、蒸気通路セット1
0、ヒータを上面に装着したヒーターカバー11(図3
参照)等が組み込まれている。
【0015】上記の放熱板セット3は、図3に示すよう
に、放熱板12、その周りのプラスチック製の放熱板リ
ング13、放熱板12の外周と放熱板リング13の内周
に装着されたシール部材14とからなる。放熱板リング
13の前端に係合爪15が設けられる。
【0016】前記の蓋フック8は、図4に示すように、
左右両端部に支点穴16が設けられ、両方の支点穴16
の内側に下方に垂下された左右一対のフック片17が設
けられる。また、両方のフック片17の間に下方に垂下
された係合片18が設けられる。さらに、上記の係合片
18の上方に斜め上向きの枠片21が設けられ、その枠
片21の中央部にほぼ矩形の開口22が設けられる。ま
た、枠片21の上辺に斜め上向きに突き出したばね受け
片23が設けられる。
【0017】上記の係合片18は後述のフックレバー1
9(図3参照)に係合され、そのフックレバー19はジ
ャー本体1のフックボタン20(図1参照)により操作
される。
【0018】上記のばね受け片23を付勢するコイルば
ね24は、左右一対のコイル部25とコイル部25間の
コの字形の連結部26および各コイル部25ごとの自由
端部27とからなる。
【0019】前記の放熱板フック9は、図5に示すよう
に、支点穴28を有し、その支点穴28より内側にスト
ッパー突起29が設けられ、そのストッパー突起29の
下方にフック係合部31が設けられる。また、支点穴2
8の上方にばね受け部32が設けられる。
【0020】前記の蓋フック8、コイルばね24及び放
熱板フック9に、図4に示すように、共通の1本の支点
ピン33が挿通される。即ち、コイルばね24は、その
両方のコイル部25が蓋フック8の各支点穴16の内側
に配置され、さらに、その両方のコイル部25の間に前
記の放熱板フック9が介在され、放熱板フック9のばね
受け部32が蓋フック8の開口22から上方に露出する
(図5参照)。上記の支点ピン33は、蓋フック8の一
方の支点穴16、一方のコイル部25、放熱板フック9
の支点穴28、他方のコイル部25、他方の支点穴16
の順に挿通され、これにより蓋フック8、コイルばね2
4及び放熱板フック9の3部材が一体に組み合わされ
る。支点ピン33の両端部は、図4に示すように補強板
5に設けた取付け穴34、34に挿通される。
【0021】コイルばね24の連結部26は蓋フック8
のばね受け片23に当てられ、またその自由端部27は
補強板5上に押し当てられる。これにより、蓋フック8
はそのフック片17が内向きに回動し、ジャー本体1の
一部と係合する方向に付勢される(図1参照)。
【0022】上記の支点ピン33の両端部の各取付け穴
34の直上において、補強板5に支持穴35が設けら
れ、その支持穴35に両端部が挿通支持されたピアノ線
のような直線状の弾性体36の中央部分が、放熱板フッ
ク9のばね受け部32の内面側に押し当てられる。この
弾性体36の両端部が若干外方に位置するように撓ませ
ることにより、放熱板フック9のフック係合部31に内
向きに回動する付勢力を与える。その付勢力によりスト
ッパー突起29が蓋本体4の一部に当接し、放熱板フッ
ク9の姿勢を一定の姿勢に維持する(図3参照)。
【0023】前記の放熱板フック9のフック係合部31
と、放熱板セット3の係合爪15との関係を図6(a)
(b)で説明する。同図(a)は、フック係合部31と
係合爪15とが係合状態にある場合において、放熱板セ
ット3に下向きの力P1 を加えてこれを取り外そうとし
ている状態を示している。フック係合部31と係合爪1
5はそれぞれ水平な面で上下に対向した上部接触部38
において接触している。その上部接触部38の代表的な
一点から、上記力P1 に対し直角方向に見た支点ピン3
3との距離をX1 で表している。上記の力P1 と距離X
1 とにより生じる回転モーメントにより、放熱板フック
9に外向き(矢印A参照)の回転を生じさせる。
【0024】一方、放熱板セット3を蓋2 に装着する場
合は、同図(b)に示すように、係合爪15の傾斜面3
9がフック係合部31の下部に接触する。この接触部分
を下部接触部41と称する。その接触状態において、放
熱板セット3に上向きの力P3 を加えると、傾斜面39
の傾斜角に応じた外向きの水平分力P4 が発生する。上
記の下部接触部41から上向きの力P3 に対し直角方向
に見た支点ピン33までの距離をX3 で表し、水平分力
P4 に対し直角方向に見た支点ピン33までの距離をX
4 で表すと、P3 ×X3 <P4 ×X4 の関係が成立する
よう設定されている。これにより、放熱板フック9に前
記と同じ外向きの回転(矢印A参照)を生じさせる。
【0025】その他、図3において、42は炊飯鍋、4
3は液晶表示装置、44は蒸気孔セットである。
【0026】第1実施形態の炊飯ジャーは以上のような
ものであり、次にその作用について説明する。蓋2を閉
めた図3の状態において、蓋フック8はコイルばね24
の付勢力を受け、フック片17がジャー本体1の一部に
係合される。また、放熱板フック9は、弾性体36の付
勢力を受け、フック係合部31が放熱板リング13の係
合爪15に係合される。放熱板リング13の後端部は、
図示を省略しているが、蓋本体4に設けた凹所に着脱自
在に嵌合される。
【0027】蓋2を開放する際はジャー本体1のフック
ボタン20(図1参照)を押し込む。そうすると、フッ
クレバー19が作動し、蓋フック8を外向きに回動させ
ることにより、フック片17の係合が外れ、蓋2が開放
される。
【0028】蓋2から放熱板セット3を外す際は、その
係合爪15の部分に下向きの力P1を加えると(図6
(a)参照)、上部接触部38において放熱板フック9
に支点ピン33周りの回転モーメントが生じて外向き
(矢印A参照)に回転し、フック係合部31が係合爪1
5から外れ、放熱板セット3が蓋2から外れる。逆に、
放熱板セット3を装着する場合は、後端部を蓋本体4の
凹所(図示省略)に嵌合したのち、係合爪15の傾斜面
39をフック係合部31の下面に押し当て上向きの力P
3を加える(図6(b)参照)。そうすると、下部接触
部41における水平分力P4により放熱板フック9が外
向きに回転しフック係合部31に係合され、蓋2に放熱
板セットが装着される。
【0029】なお、放熱板セット3を装着することなく
蓋2を閉めた場合でも、蓋フック8はジャー本体1に係
合されるため、閉止することができる。放熱板セット3
の装着の有無は別途センサー等で検知され、放熱板セッ
ト3を装着しないまま炊飯する事態を防止する。
【0030】次に、図7から図10に基づいて第2実施
形態を説明する。前記の第1実施形態と相違する点は、
放熱板フック9’と、これを付勢する弾性体36’にあ
る。これ以外の構造及び作用は実質的に同じである。
【0031】この場合の放熱板フック9’は、内外方向
(即ち、炊飯ジャーの前後方向)にスライド自在に組み
込まれる。この放熱板フック9’は、図8に示すよう
に、平板状のフック基板46の内端部(後端部)に放熱
板セット3の係合爪15と係脱されるフック係合部3
1’が設けられ、また、その外端部(前端部)に設けた
立上がり部47の両側にそれぞれ両側に開放された前部
案内凹所48、48が形成される。更に、上記のフック
係合部31’の両側の下面に後部案内面49、49が形
成される。
【0032】一方、蓋本体4においては、その前端立上
がり壁51の下端部とその内側に沿った部分に開口部5
2が形成され、その開口部52の両側の外側上部にそれ
ぞれ案内突起53、53が平行に伸び出している。この
案内突起53、53は前端立上がり壁51の内面に一体
に形成され、放熱板フック9’の前記の前部案内凹所4
8、48の部分が嵌合される(図8(b)(c)参
照)。更に、後部案内面49、49が蓋本体4の平坦面
に接触される。これらの案内作用により、放熱板フック
9’が内外方向(前後方向)にスライド自在に案内され
る。
【0033】また、上記の各案内突起53、53に接近
して、ばね支持部54、54が設けられる。各ばね支持
部54に、弾性体36’の両端部が挿入支持される。弾
性体36’は、図8(a)に示すように、下向きのコの
字形の板ばねにより形成され、両端部に支持片56、5
6が形成される。その支持片56、56を上記ばね支持
部54、54のスリット57、57に挿入して起立させ
る。弾性体36’の中央部に下向きの押し当て片58が
設けられ、その押し当て片58が前記の放熱板フック
9’の立上がり部47の外端面(前端面)に当接される
(図9参照)。
【0034】上記の放熱板フック9’の前記立上がり部
47の下端部に開口部59が設けられ、その開口部59
に蓋フック8の係合片18が挿通される(図9参照)。
【0035】上記の放熱板フック9’のフック係合部3
1’の上部面には傾斜面61が形成され(図10(a)
参照)、放熱板セット3の係合爪15と上部接触部3
8’において接触する。この上部接触部38’におい
て、下向きの力P5 が作用すると、傾斜面61の傾斜角
に応じて水平分力P6 が生じ、その水平分力P6 による
外向きの力が上記下向きの力P5 による摩擦力に打ち勝
つことにより、放熱板フック9’が外方にスライドし係
合が外れる。これにより、放熱板セット3が蓋2から取
り外される。
【0036】なお、上記の放熱板フック9’が外方にス
ライドすることにより弾性体36’が外方に撓められる
ため、放熱板フック9’はその弾力により押し戻され
る。
【0037】また、放熱板セット3を装着する場合は、
図10(b)に示すように、係合爪15の傾斜面39が
フック係合部31’の下部面における下部接触部41’
に接触し、これに上向きの力P7 が加えられると、傾斜
面39の傾斜角に応じた水平分力P8 が生じ、その水平
分力P8 による外向きの力が上記上向きの力P7 による
摩擦力に打ち勝つことにより、放熱板フック9’が外方
にスライドして係合され、放熱板セット3が蓋2に装着
される。
【0038】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、蓋の
ジャー本体に対する係合と、蓋に対する放熱板セットの
係合とが独立に行われるので、放熱板セットを取り外し
た状態で蓋を閉めることができ衛生的である。また、放
熱板フックに付勢力を付与する弾性体がピアノ線のよう
な直線状のもの、また板ばね状のものであるので、フッ
ク構造全体がコンパクトに構成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の炊飯ジャーの斜視図
【図2】同上の蓋の一部省略斜視図
【図3】同上の蓋の一部省略拡大断面図
【図4】同上の蓋の一部分解斜視図
【図5】同上の放熱板フックの係合部分の断面図
【図6】(a)同上の放熱板フックを外す場合の断面図 (b)同上の放熱板フックを装着する場合の断面図
【図7】第2実施形態の蓋の一部分解斜視図
【図8】(a)同上の放熱板フック部分の分解斜視図 (b)同上の放熱板フック部分の組み立て状態の断面図
【図9】同上の放熱板フックの係合部分の断面図
【図10】(a)同上の放熱板フックを外す場合の断面
図 (b)同上の放熱板フックを装着する場合の断面図
【図11】従来例の一部省略断面図
【符号の説明】
1 ジャー本体 2 蓋 3 放熱板セット 4 蓋本体 5 補強板 6 蓋上板 7 補強リブ 8 蓋フック 9、9’ 放熱板フック 10 蒸気通路セット 11 ヒーターカバー 12 放熱板 13 放熱板リング 14 シール部材 15 係合爪 16 支点穴 17 フック片 18 係合片 19 フックレバー 20 フックボタン 21 枠片 22 開口 23 ばね受け片 24 コイルばね 25 コイル部 26 連結部 27 自由端部 28 支点穴 29 ストッパー突起 31、31’ フック係合部 32 ばね受け部 33 支点ピン 34 取付け穴 35 支持穴 36、36’ 弾性体 38、38’ 上部接触部 39 傾斜面 41、41’ 下部接触部 42 炊飯鍋 43 液晶表示装置 44 蒸気孔セット 46 フック基板 47 立上がり部 48 前部案内凹所 49 後部案内面 51 前端立上がり壁 52 開口部 53 案内突起 54 ばね支持部 56 支持片 57 スリット 58 押し当て片 59 開口部 61 傾斜面

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋本体の下面に放熱板セットを着脱自在
    に取り付け、上記蓋本体にジャー本体と係合する蓋フッ
    クと、上記放熱板セットと係合する放熱板フックとを設
    け、上記各フックにそれぞれ係合方向に付勢力を付与し
    た炊飯ジャーの蓋において、上記蓋フックと上記放熱板
    フックとを独立の部材により形成すると共に、上記各フ
    ックを共通の支点ピン上に回転自在に取り付け、上記放
    熱板フックに上記支点ピンに沿って設けた直線状の弾性
    体により係合方向の付勢力を付与したことを特徴とする
    炊飯ジャーの蓋。
  2. 【請求項2】 上記の放熱板フックは、上記支点ピンよ
    り下方かつ内方側に離れた位置に上記放熱板セットの係
    合爪と係合するフック係合部が設けられると共に、上記
    支点ピンより上方において上記弾性体の付勢力を受け上
    記のフック係合部を内向きに回転させるばね受け部が設
    けられ、上記フック係合部と係合爪とは、放熱板セット
    の取外し時に相互に接触する上部接触部を有すると共
    に、放熱板セットの装着時に相互に接触する下部接触部
    を有し、上記の放熱板セットに加えられる力により上記
    各接触部において、それぞれ上記フック係合部に外向き
    の回転モーメントを生じさせ、その回転モーメントによ
    り上記放熱板セットに対する放熱板フックの係脱を行う
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の炊飯ジャ
    ーの蓋。
  3. 【請求項3】 上記弾性体の両端部を上記蓋本体と一体
    の補強板に支持させたことを特徴とする請求項1又は2
    に記載の炊飯ジャーの蓋。
  4. 【請求項4】 上記放熱板フックのばね受け部を上記蓋
    フックの開口部から上方に露出させ、その露出したばね
    受け部に上記の弾性体の中間部を押し当てたことを特徴
    とする請求項2又は3に記載の炊飯ジャーの蓋。
  5. 【請求項5】 蓋本体の下面に放熱板セットを着脱自在
    に取り付け、上記蓋本体にジャー本体と係合する蓋フッ
    クと、上記放熱板セットと係合する放熱板フックとを設
    け、上記各フックにそれぞれ係合方向に付勢力を付与し
    た炊飯ジャーの蓋において、上記蓋フックと上記放熱板
    フックとを独立の部材により形成し、上記蓋フックを支
    点ピンに回転自在に取り付け、上記放熱板フックを内外
    方向にスライド自在に取り付け、上記放熱板フックに上
    記蓋本体に装着した板ばね状の弾性体により付勢力を付
    与したことを特徴とする炊飯ジャーの蓋。
  6. 【請求項6】 上記の放熱板フックは、上記放熱板セッ
    トの係合爪と係合するフック係合部が設けられ、上記係
    合爪とフック係合部とは、放熱板セットの装着時には該
    フック係合部の下部接触部で、またその取外し時には該
    フック係合部の上部接触部でそれぞれ接触し、上記放熱
    板セットの装着時と取外し時において、上記各接触部に
    おいて放熱板フックに外向きにスライドさせる力を生じ
    させ、そのスライドにより上記放熱板セットに対する放
    熱板フックの係脱を行うようにしたことを特徴とする請
    求項5に記載の炊飯ジャーの蓋。
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