JP3683244B2 - 蓋付き鍋 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、蓋付き鍋、更に言えば、着脱自在な蓋を有する蓋付き鍋に関する。
【0002】
【従来の技術】
着脱自在な蓋を有する蓋付き鍋として、例えば、特開平11−9435号や11−9436号に記載されているものが知られている。これらの文献には、蓋と鍋の双方に対して着脱自在とされた取り付け部材を有する蓋付き鍋が開示されており、ここでは、取り付け部材は、鍋あるいは蓋の双方に対して抜き差しによって取り外し取り付け可能とされている。またこれらの従来例には、取り付け部材と一体とされたカバーが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの従来例では、取り付け部材が鍋と蓋の双方から取り付け・取り外し可能となっていることから必ずしもその取り扱いが容易でない。また、カバーが取り付け部材と一体となっていることから、カバーが邪魔して取り付け部材の汚れを取り除くことができなかったことから衛生上の問題もあった。本発明はこれら様々な蓋付き鍋における問題点を解決するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、着脱可能な蓋を有する蓋付き鍋において、上記蓋は、互いに回動自在に連結された第1ヒンジ部分と第2ヒンジ部分から成る蓋側取り付け部材と、この蓋側取り付け部材に対応して設けられた鍋側取り付け部材と、を介して上記鍋に着脱自在に取り付けられるものであり、上記第1ヒンジ部分は、上記蓋に取り付けられ、上記第2ヒンジ部分は、上記鍋に取り付けられるものであり、上記蓋付き鍋は、更に、上記第1ヒンジ部分のほぼ全体を覆うようにして上記蓋側取り付け部材に着脱自在に取り付けることができる、上記蓋側取り付け部材とは別個に設けられたカバーを有し、上記第2ヒンジ部分の一部に蒸気逃がし穴が設けられており、上記該蒸気逃がし穴は上記蓋によって開閉され得るようにされており、上記カバーが上記蓋側取り付け部材に取り付けられたとき上記蒸気逃がし穴は上記カバーによって覆われないことを特徴としている。
【0005】
上記蓋付き鍋において、上記第2ヒンジ部分は、上記鍋側取り付け部材の隙間に抜き差しすることによって上記鍋に着脱自在に取り付けることができるものであってもよい。
【0006】
上記蓋付き鍋において、上記カバーは上記第1ヒンジ部分のほぼ全体を覆うものであってもよい。また、上記蓋付き鍋において、上記カバーには蒸気が入らない程度の切り欠きが設けられており、該切り欠きを設けたことによって上記蓋側取り付け部材への着脱を容易なものとしてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】
1.全体構成
図1に、加熱器に収められた本発明による蓋付き鍋の正面図を示す。ここで、特に図1のa)は蓋付き鍋の蓋が開いている状態を、b)は蓋が閉じている状態をそれぞれ示している。
【0009】
加熱器3に蓋付き鍋1が収められているとき、蓋付き鍋1はその上部を除くほぼ全体を加熱器3によって覆われる。このような状態の下で、蓋付き鍋1は加熱器3の底部に設けられた熱源5によって加熱されることになる。
【0010】
蓋11を閉じたとき、この蓋11は、金属性鍋21の開口15の内側、更に言えば、鍋21の上縁23の更に内側において、鍋21との間に多少の隙間を形成しつつ鍋21の開口15をほぼ完全に閉じる(後述する図4、図5によく示されている)。尚、蓋11は耐熱性のものであればよく、金属に限らず、例えば透明ガラス等であってもよい。蓋11を閉じた状態を維持するため、蓋11の上縁には凹状係止部17が設けられ、これに対応して、鍋21の上縁に凸状係止部19が設けられている。これら凸状係止部19と凹状係止部17は、互いにある程度弾性変形が可能とされており、蓋11を閉じたときに鍋側の凸状係止部19の突起20が蓋側の凹状係止部17の窪み18(図2によく示されている)に弾力性によってパチンと嵌まる。これにより、蓋11を閉じた状態に維持することができる。逆に、閉じた蓋11を開けるには、蓋側の凹状係止部17に鍋側の凸状係止部19から引き離す方向(図1の右方向)に力を加えつつ蓋11を引上げれてやればよい。
【0011】
2.取り付け部材
図2に、本発明による蓋付き鍋の外観斜視図を示す。蓋11と鍋21にはそれぞれ、蓋側取り付け部材31とこの蓋側取り付け部材31に対応して設けられた鍋側取り付け部材41がそれらの一側縁において設けられており、これらの取り付け部材31、41によって鍋21に蓋11を着脱自在に取り付けることができるようになっている。蓋側取り付け部材31と鍋側取り付け部材41は、それら一側縁の中央付近に2組ずつ設けられている。
【0012】
鍋側取り付け部材41は、鍋の開口上縁23において鍋の外壁25と連絡するように形成されたスリット27と、このスリット27と整列されるようにして鍋の外壁に取り付けられた固定金具29から成る。これらスリット27と固定金具29によって形成された隙間に、蓋側取り付け部材31の一部を、図示矢印Aに示す方向で抜き差しすることによって、蓋11を鍋21に着脱自在に取り付けることができる。尚、この蓋側取り付け部材31には、この蓋側取り付け部材31を保護するためのカバー51が設けられていてもよい。
【0013】
<蓋側取り付け部材>
図3に、蓋側取り付け部材31の斜視図を示す。蓋側取り付け部材31は、蓋側に完全に固定される第1ヒンジ部分33と、鍋側に着脱自在取り付けられる第2ヒンジ部分35、更に、これら第1ヒンジ部分33と第2ヒンジ部分35を互いに回動自在に連結する軸ピン37と、この軸ピン37の周囲に設けられてこれら第1ヒンジ部分33と第2ヒンジ部分35を所定の方向に付勢するコイルバネ39から成る。尚、本発明では、蓋側取り付け部材31は蓋11に完全に固定されていることから、蓋11の取り扱いが非常に容易である。
【0014】
第1ヒンジ部分33と第2ヒンジ部分35はそれぞれ、横方向から見たときに全体として略L字形状を有しており、互いに略直交する第1直角部分33a、35aと第2直角部分33b、35bから成る。ここで、第1ヒンジ部分33の第1直角部分33aは、蓋11に固定される部分である。蓋11はこの第1ヒンジ部分33に固定されることによって、第2ヒンジ部分35、更に言えば鍋21に回動自在に支持される。蓋11を固定するため、第1ヒンジ部分33の第1直角部分33aに、蓋11を固定するときに使用するビス28(図7に示されている)を通すための穴32が2つ設けられている。また、第2ヒンジ部分35の第1直角部分35aは、鍋側取り付け部材41の隙間(27、29)に抜き差しされる部分である。残る第1ヒンジ部分33の第2直角部分33bと第2ヒンジ部分35の第2直角部分35bの左右側面には、それぞれ、側壁34、36が形成されており、これらの側壁34、36に設けられた穴にコイルバネ39が巻かれた軸ピン37を貫通させることによって、第1ヒンジ部分33と第2ヒンジ部分35を互いに連結させることができるようになっている。
【0015】
図2から類推可能であるように、第2ヒンジ部分35が鍋21に取り付けられたとき、第2ヒンジ部分35の第2直角部分35bとこの先端に回動自在に取り付けられた第1ヒンジ部分33は、鍋21の開口15側に突出し得る。この結果、蓋11はこの突出部において鍋21の開口15上方で回動自在に支持されることになる。このとき、第2ヒンジ部分35の第2直角部分35bの中心付近に設けた穴30、即ち蒸気逃がし穴30は、蒸気がちょうど立ち上ってくるであろう鍋21の開口15の上方に位置付けられる。したがって、このような蒸気逃がし穴30を設けておくことにより、鍋21から発生する蒸気をヒンジ部分に溜めることなく上方に効果的に逃がすことができる。上述したように、蓋11は第1ヒンジ部分33とともに動く(回動する)のに対し、第2ヒンジ部分35は鍋21に取り付けられて動かないことから、蒸気逃がし穴30は蓋11の開閉に応答して開閉されることになる。
【0016】
図4のa)に図3の4a−4a線断面図を、図4のb)に図3の4b−4b線断面図を、それぞれ示す。但し、これらの図は、蓋側取り付け部材31だけを示した図3とは異なり、蓋側取り付け部材31によって蓋11が鍋21に取り付けられた状態であって、且つ、鍋21の開口が蓋11によって完全に閉じられた状態を示した、蓋側取り付け部材周辺の一部部分拡大図である(但し、鍋側取り付け部材41は省略している)。
【0017】
これらの図から明かなように、蓋11は、その上面において、スペーサ24を介して蓋側取り付け部材31、特にその第1ヒンジ部分33の第1直角部分33aに固定されており、蓋11が鍋21の開口を完全に閉じたとき、蓋11の一側縁を形成するエッジ12と鍋21の内壁22との間に多少の隙間26が形成されるものとなっている。明かなように、蓋11と鍋21との間に形成された隙間26は、加熱中に鍋の内部圧力が過剰に大きくなってしまうのを防止するのに役立つ。
【0018】
続けて、図4を参照すれば、コイルバネ39の各端部は、図4のa)に示す側では、第2ヒンジ部分35の突出部38(図3にも示されている)と接触して図示矢印Bの向きに力を加えるような状態とされており、一方、b)に示す側では、第1ヒンジ部分33の引掛け部40(図3にも示されている)において図示矢印Cの向きに力を加えるような状態とされていることが分かる。この結果、少なくとも図4に示されているように、第2ヒンジ部分35の第1直角部分35aと第1ヒンジ部分33の第1直角部分33aの成す各アが略90度をなしているとき、コイルバネ39の働きによって、第2ヒンジ部分35の第1直角部分35aは図示矢印B’方向に、一方、第1ヒンジ部分33の第1直角部分33aは図示矢印C’方向に、それぞれ力を受けることになる。このコイルバネ39の働きは、第1ヒンジ部分33と第2ヒンジ部分35を蓋11を開く方向に常時付勢するのに役立つ、更に言えば、鍋の蓋が開いているときはそれが不意に閉まってしまうことを防止するのに役立ち、また、それを閉める際に蓋を閉じる衝撃を少なくするのに役立つ。尚、図面からは明かでないが、コイルバネ39は、第1ヒンジ部分33の第1直角部分33aと第2ヒンジ部分35の第1直角部分35aのなす角アが、例えば約260度になるまで、それらに何らかの力を加えるようなものであるとする。
【0019】
3.カバーおよびその周辺部材
図5は、蓋側取り付け部材がカバーで覆われているときの状態を示す一部部分拡大斜視図であり、図6は、この図5の6−6線断面図である。一方、図7は、蓋側取り付け部材からカバーが取り除かれた状態を図5と同様の方法で示す図であり、図8は、この図7の断面を図6と同様の方法で示す図である。
【0020】
蓋側取り付け部材31を保護するため、本発明では、この蓋側取り付け部材31とは別個に設けたカバー51を用いる。カバー51は蓋側取り付け部材31の一部を覆うようにして着脱自在に蓋11に取り付けることができる。
【0021】
カバー51を蓋11に取り付けるため、蓋11の上部の、蓋側取り付け部材31の近傍、例えば2つの蓋側取り付け部材31によって両側から挟み込まれるような位置に、カバー受け53が固定して設けられている。図6や図8から明らかなように、このカバー受け53の断面は略T字状である。
【0022】
カバー受け53の断面形状に対応して、カバー51の内側には、そのほぼ中心付近の所定幅にわたって弾性変位可能な2つの内方突起55a、bが相対して設けられている。尚、図面からは明かでないが、この内方突起を設ける幅の長さはカバー受け53の突出部分54の幅の長さ(図7によく示されている)に対応している、つまりカバー受け53の突出部分54の幅とほぼ同じ長さと考えてよい。
【0023】
このカバー51を蓋11に取り付けるには、カバー受け53の上方からカバー51を覆って蓋に向かって力を加えてやればよい。このとき、カバー51の2つの内方突起55a、bは外側に弾性変位されつつカバー受け53の突出部分54を乗り越え、カバー受け53と蓋11の間にパチンと嵌まる。したがって、本発明では、カバー51をワンタッチで取り付けることができる。カバー51がカバー受け53に完全に取り付けられたとき、カバー51は、蓋側取り付け部材31の第1ヒンジ部分33のほぼ全体と、第2ヒンジ部分35の第2直角部分35b(ただし、蒸気逃がし穴30付近を除く)を覆う。尚、このような状態にあるとき、カバー51は、カバー51の外壁を形成する一方の内方突起55aの先端部56と、この一方の内方突起55aからみて他方の内方突起55bよりも遠い点、つまり、カバー51の外壁を形成する支持部57とにおいてのみ蓋11と接触し、他方の内方突起55b(の先端部)は蓋11とは接触しない。このような位置関係は、後述するように、カバー51を取り外すときに役立つ。
【0024】
逆に、取り付けたカバー51を蓋11から取り外すには、カバー51の内方突起が外側に変位されるようにしてカバー51を上方に持ち上げてやればよい。作業を容易にするため、一方の内方突起55aの対向側の外壁に取っ手58が設けられている。つまり、カバー51を蓋11から取り外す際、この取っ手58付近が力点となり得る。上の説明から明かなように、本発明では、この力点となり得る取っ手58から支持部57までの距離が、取っ手58から他方の内方突起55bまでの距離よりも大きいことから、取っ手58(一方の内方突起)において蓋11から引き離す方向(図示矢印Dに示すような方向)に力を加えることにより、梃子の原理を利用して蓋11からカバー51を小さな力で取り外すことができる。換言すれば、本発明では、カバー51をワンタッチで取り外して、例えば、カバー51の内部に溜まったゴミ等を簡単に清掃することができる。尚、カバー51の取り外しがよりスムーズになるように、力が直接加わる内方突起55aは、他方の内方突起55bよりも若干大きめに形成しておくのが好ましい。
【0025】
尚、カバー51に設けた4つの切り欠き59は、第2ヒンジ部分35の第2直角部分35bに設けた側壁36との衝突を避けるために設けられたものである。明かなように、これらの切り欠き59の大きさは、蓋11を開けたときにも(第1ヒンジ部分33を回動させたときにも)、それらの側壁36との衝突を避けるのに十分なものでなければならないが、その一方で、鍋21からの蒸気がヒンジ部分の内部に極力入り込むのを防止するため、蒸気が入らない程度としてある。これらの切り欠き59は、蓋側取り付け部材への着脱を容易にするのにも役立つ。なぜなら、これらの切り欠き59を設けることによって特に内方突起55aの弾性作用が強化されることになるからである。つまり、切り欠きがないときよりもより少ない力で内方突起55aを動かすことができるからである。尚、これらの切り欠き59a、59bにそれぞれ挟み込まれた左右の各部60a、bの先端付近は、蒸気逃がし穴30を塞がないように他の部分に比べて下側部分が短くされているが、これらを短くする程度も、上と同様に、必要且つ十分な程度に抑えておくのが好ましい。
【0026】
図5乃至図8を図2と併せて参照して、カバー51の働きをより詳細に説明する。これらの図から明かなように、蓋11の開閉にかかわらず、カバー51は、蓋側取り付け部材31に取り付けられたときであっても、蒸気逃がし穴30を覆うことはないが、特に図2に示すように蓋11が開かれているときは、切り欠き59(図5乃至8参照)を設けたカバー51の傾斜部42は蒸気逃がし穴30を避ける形で蒸気逃がし穴30の横に位置付けられ、一方、蒸気逃がし穴30の上方の横位置には切り欠き59が存在しないカバー51の傾斜部43(図5乃至8によく示されている)が位置付けられることになる。この結果、蒸気逃がし穴30からの蒸気は直接的にカバー51の切り欠き59に流れ込むことはなく、カバー51内への蒸気の侵入を効果的に防ぐことができる。尚、より効果的に蒸気逃がし穴30からの蒸気が上方に逃れるように、蒸気逃がし穴30の上方横位置に位置付けられたカバー51の傾斜部43は蓋11が開かれたときに略垂直方向に向かうように傾斜されるのが好ましい。
【0027】
4.その他
上の実施形態ではカバー51を蓋側取り付け部材31に設けるものとして説明したが、これを鍋側取り付け部材41に設けることとしてもよい。また、それら双方に設けることとしてもよい。このような変形は当業者ならば容易に思いつく程度のものと思われる。本発明はこのような全ての変形例を含むものである。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、取り付け、取り外しが容易な蓋付き鍋を提供することができる。また、このような蓋付き鍋の取り付け部材に容易に着脱自在なカバーを設けることにより、より衛生的な蓋付き鍋を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】加熱器に収められた本発明による蓋付き鍋の正面図である。
【図2】本発明による蓋付き鍋の外観斜視図である。
【図3】蓋側の取り付け部材の斜視図である。
【図4】図3の断面図である。
【図5】蓋側取り付け部材がカバーで覆われているときの状態を示す一部部分拡大斜視図である。
【図6】図5の6−6線断面図である。
【図7】蓋側取り付け部材からカバーが取り除かれた状態を図5と同様の方法で示す図である。
【図8】図7の断面を図6と同様の方法で示した図である。
【符号の説明】
1 蓋付き鍋
3 加熱器
11 蓋
21 鍋
15 開口
30 蒸気逃がし穴
31 蓋側取り付け部材
33 第1ヒンジ部分
35 第2ヒンジ部分
39 コイルバネ
41 鍋側取り付け部材
51 カバー
55 内方突起
57 支持部
Claims (4)
- 着脱可能な蓋を有する蓋付き鍋において、上記蓋は、互いに回動自在に連結された第1ヒンジ部分と第2ヒンジ部分から成る蓋側取り付け部材と、この蓋側取り付け部材に対応して設けられた鍋側取り付け部材と、を介して上記鍋に着脱自在に取り付けられるものであり、上記第1ヒンジ部分は、上記蓋に取り付けられ、上記第2ヒンジ部分は、上記鍋に取り付けられるものであり、上記蓋付き鍋は、更に、上記蓋側取り付け部材に着脱自在に取り付けることができる上記蓋側取り付け部材とは別個に設けられたカバーを有し、上記第2ヒンジ部分の一部に蒸気逃がし穴が設けられており、上記該蒸気逃がし穴は上記蓋によって開閉され得るようにされており、上記カバーが上記蓋側取り付け部材に取り付けられたとき上記蒸気逃がし穴は上記カバーによって覆われないことを特徴とする蓋付き鍋。
- 請求項1に記載の蓋付き鍋において、上記第2ヒンジ部分は、上記鍋側取り付け部材の隙間に抜き差しすることによって上記鍋に着脱自在に取り付けることができる蓋付き鍋。
- 請求項1に記載の蓋付き鍋において、上記カバーは上記第1ヒンジ部分のほぼ全体を覆う蓋付き鍋。
- 請求項3に記載の蓋付き鍋において、上記カバーには蒸気が入らない程度の切り欠きが設けられており、該切り欠きを設けたことによって上記蓋側取り付け部材への着脱を容易なものとした蓋付き鍋。
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