JPH0296Y2 - - Google Patents

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JPH0296Y2
JPH0296Y2 JP1985196695U JP19669585U JPH0296Y2 JP H0296 Y2 JPH0296 Y2 JP H0296Y2 JP 1985196695 U JP1985196695 U JP 1985196695U JP 19669585 U JP19669585 U JP 19669585U JP H0296 Y2 JPH0296 Y2 JP H0296Y2
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JP
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lid
frame
insertion groove
pot
locking piece
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JP1985196695U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、鍋の開口部を覆う蓋体を備えた調理
器の蓋体着脱装置に関する。
(ロ) 従来の技術 鍋を有する調理器は殆んど蓋体を有している。
特に炊飯器にあつては実公昭52−53341号公報の
様にフレームの外側壁にホルダーを固定し鍋の開
口部を覆う蓋体に前記ホルダーに合致せしめる突
片を設け前記ホルダーと突片を軸杆により枢支し
て前記蓋体を回動自在にしている。
しかしながら、前述の先行技術の場合は蓋体を
取外すことができないために、特に蓋体の開放時
に、蓋体の下面から落下して前記ホルダーの内壁
に付着した露を拭きとるのが非常に面倒となる欠
点があつた。
このため、その後出願された実公昭53−4922号
公報においては蓋体を鍋本体側より取外すように
なされた。
ところが、蓋体を着脱自在にしたことにより蓋
体の全部を丸洗いすることができると共に蓋体の
枢支部の掃除も比較的簡単にできるものの、第1
図に開示されているように蓋体側に設けた嵌合溝
を単に鍋本体側のヒンジピンに嵌合するだけであ
り、ヒンジピンの嵌合があまく本体の携行時に前
記ヒンジピンが嵌合溝より外れやすくなる欠点が
あつた。このヒンジピンと嵌合溝との嵌合を確実
に行なう手段として嵌合溝の溝の長さを長くする
ことが考えられるが、この場合には側板の外形寸
法が大きくなりヒンジ部が本体の外側に大きく突
出して体裁が悪く、他の器物に当つて破損する原
因となつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は、前述の点に鑑み蓋体を鍋本体より着
脱自在に構成し、且蓋体の装着時における抜け止
めを確実にしたものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、蓋体をフレーム或はフレームカバー
に枢支して回動自在にし且着脱可能としたロツク
装置を備え、このロツク装置はフレーム又はフレ
ームカバーに或は蓋体に、固定若しくは一体成形
しコ字形の挿入溝を有した軸受体と、前記挿入溝
の前面に位置する如く附勢した係止片と操作部を
有し前記係止片を挿入溝の前面より引き下げる掛
止体と、前記軸受体と対向するフレーム又はフレ
ームカバー或は蓋体に固定し前記挿入溝内に嵌合
する軸杆とから構成する。
(ホ) 作用 蓋体の装着時は、操作部により係止片を挿入溝
内の前面より引き下げた状態で蓋体側に設けた軸
杆を前記挿入溝内に嵌合し、この後係止片を挿入
溝の前面に位置せしめて軸杆の周側壁を挿入溝の
内壁面及び係止片により囲み抜け止めを行なう。
又、蓋体を取り外す場合は前述の様に係止片を挿
入溝内より没入した状態で軸杆を取り外す。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を図面に基づき説明する。1は
合成樹脂により筒状に一体成形したフレーム、2
は該フレームの内側に収納固定した収納ケース、
3は前記収納ケース2内に収納した有底筒状の
鍋、4は前記フレーム1と収納ケース2間に介装
した断熱材、5は前記収納ケース2の内底部に固
定した円盤状のヒーター、6は前記フレーム1の
下部に固定し前記収納ケース2の外底面を覆う裏
板、7は取付金具8によつて前記収納ケース2の
側壁に密着固定した温度保安器である。
9は前記フレーム1と収納ケース2の夫々の上
周縁を嵌合固定した合成樹脂製のリング状のフレ
ームカバーで、上面にリング状の露受溝10を形
成し一側に外側に突出する軸受体11を一体成形
して設けている。この軸受体11は第2図及び第
3図の様に鍋3の中心側に向つて横長に開口した
コ字形の挿入溝12と該挿入溝と連通し上下方向
に開口したガイド孔13を設け、さらに該ガイド
孔より鍋3の中心側に近い位置に前記露受溝10
と連通し上下方向に開口した露の落下孔14を設
けている。15は両側壁の下部に係止段部16,
16と、内側に空洞17と、上部に係止片18
と、後側壁に外側に突出した操作部19の夫々を
一体成形した掛止体で、前記係止片18をガイド
孔13内に挿通し前記操作部19を軸受体11の
外側に突出しフレーム1の外側に露呈する。20
は透孔21を穿設した平面〓形の支持台で、ネジ
22,22により前記掛止体15を内設した状態
で前記軸受体11の下部に固定する。23は前記
空洞17内に収納したバネで、前記係止片18が
常時挿入溝12の前面に位置する如く附勢してい
る。24は前記支持台に係合して着脱自在にした
露受容器である。
25は上板26と下板27とよりなる外壁28
と該外壁の下面に着脱自在に取り付けた保温蓋2
9及び内蓋30とからなる蓋体で、一側に設けた
横長の軸杆31を前記軸受体11の挿入溝12内
に嵌合して回動且着脱自在にすると共に他側に鎖
錠釦32を設けて前記フレームカバー9に設けた
ストツパー(図示せず)に掛止自在としている。
前記軸受体11及び掛止体15と軸杆31はロツ
ク装置33を構成する。34は前記蓋体25の上
方に設けた逆U形のハンドルで、前記上板26と
下板27とを固定するビス35により一体的に蓋
体25に固定している。36は前記上板26と下
板27間に介装した断熱材、37は前記下板27
の中央部に下方に突出して固定した支持ピン、3
8,39は前記保温蓋29及び内蓋30の中央部
に固定したプツシング、40は複数個の長孔4
1,41…と、ツマミ42と、垂直なリング状の
突条壁43とこの突条壁の下端よりも下方に延出
したリング状の傾斜壁44を有するおかゆ蓋であ
る。
次に動作について述べる。始めに、蓋体25の
装着時は第4図の矢印に示すようにバネ23に抗
して操作部19を引き下げて係止片18を挿入溝
12の前面より引き下げて挿入溝12の前面を開
口状態とする。この状態で軸杆31を挿入溝12
内に嵌合して操作部19の引き下げを解きバネ2
3によつて係止片18を挿入溝12の前面に位置
せしめ軸杆31の周側壁を挿入溝12の内壁面及
び係止片18により囲み抜け止めを行なう。この
様にして蓋体25は鍋側に枢支されるが、施蓋す
る場合は回動して鎖錠釦32をフレームカバー9
のストツパーに掛止する。
又、蓋体25を取り外す場合は前述の装着の場
合と同様に操作部19を引き下げて軸杆31を挿
入溝12より取り外す。
この様にして、取り外した蓋体25は水洗いを
することができると共に軸受体11付近は露等の
拭き取りが簡単となる。
斯して、蓋体25を取り外した状態では、第6
図の様におかゆ蓋40の突条壁43の下端を鍋3
の上部周縁に載置し傾斜壁44の端縁を露受溝1
0に対向せしめてヒーター5に通電すると、鍋内
の蒸気は長孔41,41…より放出し吹き溢れを
生ずることなくおかゆ炊きを行なうことができ
る。
尚、本考案は、軸受体をフレームカバーに一体
成形したが、フレームに一体成形してもよいと共
に別個の部品としてフレーム又はフレームカバー
に固定してもよい。更に軸受体はフレーム又はフ
レームカバー側に設け、軸杆は蓋体側に設けた
が、夫々を逆に設けても同様である。
(ト) 考案の効果 以上の様に本考案は、蓋体を着脱自在にしたた
めに蓋体を取りはずして掃除することができると
共に鍋側の軸受体(或は軸杆)部分も簡単に掃除
することができる。特に、蓋体の装着時は挿入溝
内に嵌合した軸杆(或は軸受体)を挿入溝の内周
壁と係止片とによつて囲むため完全に装着するこ
とができ、例えば蓋体にハンドルを固定したもの
にあつてはハンドルを持ち携行した場合であつて
も蓋体が外れることがない。又、挿入溝は内側に
向つて設けたため軸受体の突出長さが小さくなる
と共に蓋体の着脱は鍋側から行なうことができ、
フレーム内に設けた鍋の外側から着脱するものに
較べて着脱するための本体近辺の大きな空間を必
要としない。さらに、操作部を設けたため蓋体の
装着、取り外しの操作が明確化される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の蓋体着脱装置を実装した調理
器の部分断面図、第2図は同じく要部断面図、第
3図は要部分解斜視図、第4図は要部動作説明
図、第5図はおかゆ蓋の側面図、第6図は蓋体を
取り外した時の調理例(おかゆ)を示す部分断面
図である。 1……フレーム、3……鍋、9……フレームカ
バー、11……軸受体、12……挿入溝、15…
…掛止体、18……係止片、19……操作部、2
5……蓋体、31……軸杆、33……軸受体11
と掛止体15と軸杆31とからなるロツク装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレームと、該フレームの上周縁に設けたフレ
    ームカバーと、前記フレーム内に収納した鍋と、
    該鍋の開口部を開閉する蓋体と、該蓋体をフレー
    ム或はフレームカバーに枢支して回動自在にし且
    着脱自在としたロツク装置とを備え、前記ロツク
    装置はフレーム又はフレームカバーに或は蓋体に
    固定若しくは一体成形しコ字形の挿入溝を有した
    軸受体と常時前記挿入溝の前面に位置する如く附
    勢した係止片及びフレームの外側に露呈し前記係
    止片を附勢力に抗して挿入溝の前面より引き下げ
    る操作部を有した掛止体と、前記軸受体と対向す
    るフレーム又はフレームカバー或は蓋体に固定し
    前記挿入溝内に嵌合する軸杆とからなる調理器の
    蓋体着脱装置。
JP1985196695U 1985-12-20 1985-12-20 Expired JPH0296Y2 (ja)

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JP1985196695U JPH0296Y2 (ja) 1985-12-20 1985-12-20

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JP1985196695U JPH0296Y2 (ja) 1985-12-20 1985-12-20

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JPS62104716U JPS62104716U (ja) 1987-07-03
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571397U (ja) * 1980-06-04 1982-01-06

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