JPH0128730Y2 - - Google Patents

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JPH0128730Y2
JPH0128730Y2 JP3668586U JP3668586U JPH0128730Y2 JP H0128730 Y2 JPH0128730 Y2 JP H0128730Y2 JP 3668586 U JP3668586 U JP 3668586U JP 3668586 U JP3668586 U JP 3668586U JP H0128730 Y2 JPH0128730 Y2 JP H0128730Y2
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porridge
pot
frame
flange
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、鍋の開口部を覆う複数個の蓋体を備
えた調理器の蓋体装置に関する。
(ロ) 従来の技術 鍋を有する調理器はその殆んどが蓋体を有して
いる。
前記蓋体は、例えば炊飯時において鍋内に発生
する蒸気、おねばによつて汚れることから本体よ
り取り外して、水洗いができることが望ましい。
この様な目的として実公昭53−4922号公報があ
る。又、炊飯器の用途として、「炊飯」と「おか
ゆ炊き」がある。そしておかゆ炊きを行なうのに
最も重要な点は、吹き溢れを防止することにあ
る。
ところが、前述の様な炊飯用の蓋体を用いてお
かゆ炊きを行なうと、鍋内に発生した蒸気、おね
ばの量が炊飯の場合に比べて非常に多くなり、蓋
体と鍋とのわずかの隙間から勢いよく蒸気やおね
ばが吹き溢れる欠点があつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は、前述の点に鑑み鍋側を共通にしてこ
の鍋の開口部を覆う着脱自在な蓋体をおかゆ蓋を
設け、目的に応じて蓋体域いはおかゆ蓋の一方に
より開口部を覆うことになる。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、開口部周縁にフランジを形成した鍋
と、フレーム側に着脱自在に設けた蓋体と、複数
個の孔を穿設し突条壁を有したおかゆ蓋とを備
え、蓋体の装着時は内蓋によつて鍋の開口部を閉
塞し、蓋体の取り外し時はおかゆ蓋によつて鍋の
開口部を閉塞する構成とする。
(ホ) 作用 本考案は、蓋体の装着時はその回動により枢支
側と反対側をフレーム側に掛止して蓋体の下面に
設けた内蓋の外周縁を鍋のフランジに載置して鍋
の開口部を閉塞し炊飯の様な蓋体に断熱効果を必
要とする調理を行なう。又、蓋体の取り外し時に
おかゆ蓋の突条壁をフランジに載置して鍋内に発
生する蒸気を孔より放出する。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を図面に基づき説明する。1は
合成樹脂により筒状に一体成形したフレーム、2
は該フレームの内側に収納固定した収納ケース、
3は前記収納ケース2内に収納した有底筒状の鍋
で、上部に開口部3aを設けると共にその周縁に
フランジ3bを形成している。4は前記フレーム
1と収納ケース2間に介装した断熱材、5は前記
収納ケース2の内底部に固定した円盤状のヒータ
ー、6は前記フレーム1の下部に固定し前記収納
ケース2の外底面を覆う裏板、7は取付金具8に
よつて前記収納ケース2の側壁に密着固定した温
度保安器である。
9は前記フレーム1と収納ケース2の夫々の上
周縁を嵌合固定した合成樹脂製のリング状のフレ
ームカバーで、上面にリング状の露受溝10を形
成し一側に外側に突出する軸受体11を一体成形
して設けている。この軸受体11は第2図及び第
3図の様に鍋3の中心側に向つて横長に開口した
コ字形の挿入溝12と該挿入溝と連通し上下方向
に開口したガイド孔13を設け、さらに該ガイド
孔より鍋3の中心側に近い位置に前記露受溝10
と連通し上下方向に開口した露の落下孔14を設
けている。15は両側壁の下部に係止段部16,
16と、内側に空洞17と、上部に係止片18
と、後側壁に外側に突出した操作部19の夫々を
一体成形した掛止体で、前記係止片18をガイド
孔13内に挿通し前記操作部19を軸受体11の
外側に突出する。20は透孔21を穿設した平面
〓形の支持台で、ネジ22,22により前記掛止
体15を内設した状態で前記軸受体11の下部に
固定する。23は前記空洞17内に収納したバネ
で、前記係止片18が常時挿入溝12内に突入す
るように附勢している。24は前記支持台に係合
して着脱自在にした露受容器である。
25は上板26と下板27とよりなる外蓋28
と該外蓋の下面に着脱自在に取り付けた保温蓋2
9及び内蓋30とからなる蓋体で、一側に設けた
横長の軸杆31を前記軸受体11の挿入溝12内
に嵌合して回動且着脱自在にすると共に他側に鎖
錠釦32を設けて前記フレームカバー9に設けた
ストツパー(図示せず)に掛止自在としている。
前記軸受体11及び掛止体15と軸杆31はロツ
ク装置33を構成する。34は前記蓋体25の上
方に設けた逆U形のハンドルで、前記上板26と
下板27とを固定するビス35により一体的に蓋
体25に固定している。36は前記上板26と下
板27間に介装した断熱材、37は前記下板27
の中央部に下方に突出して固定した支持ピン、3
8,39は前記保温蓋29及び内蓋30の中央部
に固定したプツシング、40は上面に複数個の孔
41,41…と、ツマミ42と、下方に延びる垂
直なリング状の突条壁43とこの突条壁の下端よ
りも下方に延出したリング状の傾斜壁44を有す
るおかゆ蓋である。
次に動作について述べる。始めに、蓋体25の
装着時は第4図の矢印に示すようにバネ23に抗
して操作部19を押し下げて係止片18を挿入溝
12内より没入せしめ挿入溝12の前面を開口状
態とする。この状態で軸杆31を挿入溝12内に
嵌合して操作部19の押し下げを解きバネ23に
よつて係止片18を挿入溝12内に突入せしめ軸
杆31の周側壁を挿入溝12の内壁面及び係止片
18により囲み抜け止めを行なう。この様にして
蓋体25は鍋側の枢支されるが、施蓋する場合は
回動して鎖錠釦32をフレームカバー9のストツ
パーに掛止する。この時、第1図及び第2図の様
に内蓋30の外周縁が鍋3のフランジ3bに載置
される。
この様にして内蓋30により鍋3の開口部3a
を閉塞した状態でヒーター5に通電し炊飯を行な
う、この炊飯中に発生した蒸気は図示していない
が内蓋30に穿設した小孔から放出する。この場
合蓋体25は比較的厚みがあることから断熱効果
が得られ炊飯初期の立上りが早く且つ保温時の保
温性能が向上する。
又、蓋体25を取り外す場合は前述の装着の場
合と同様に操作部19を押し下げて軸杆31を挿
入溝12より取り外す。
この様にして、取り外した蓋体25は水洗いを
することができると共に軸受体11付近は露等の
拭き取りが簡単となる。
斯して、蓋体25を取り外した状態では、第6
図の様におかゆ蓋40の突条壁43の下端を鍋3
のフランジ3bに載置し傾斜壁44の端縁を露受
溝10に対向せしめてヒーター5に通電すると、
鍋内の蒸気は孔41,41…より放出し吹き溢れ
を生ずることなくおかゆ炊きを行なうことができ
る。
(ト) 考案の効果 以上の様に本考案は、鍋側を共通にしてこの鍋
の開口部を覆う着脱自在な蓋体とおかゆ蓋を設
け、目的に応じて蓋体域いはおかゆ蓋の一方によ
り開口部を覆うものであるため、鍋側は一つであ
つても単に蓋を交換するだけで炊飯も、おかゆ炊
き効果的な仕上りが得られる。又、蓋体とおかゆ
蓋の何れも取り外すことができ、夫々を丸洗いす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の蓋体着脱装置を実装した調理
器の部分断面図、第2図は同じく要部断面図、第
3図は要部分解斜視図、第4図は要部動作説明
図、第5図はおかゆ蓋の側面図、第6図は蓋体を
取り外した時の調理例(おかゆ)を示す部分断面
図である。 1……フレーム、3……鍋、3a……開口部、
3b……フランジ、9……フレームカバー、11
……軸受体、12……挿入溝、15……掛止体、
18……係止片、19……操作部、25……蓋
体、31……軸杆、33……軸受体11と掛止体
15と軸杆31とからなるロツク装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレームと、このフレーム内に収納し上面開口
    部の周縁にフランジを形成した鍋と、一側を前記
    フレーム側に着脱自在で且つ回動自在に枢支し他
    側をフレーム側に掛止した蓋体と、上面に複数個
    の孔を穿設し外周縁の下面に突条壁を有したおか
    ゆ蓋とを備え、前記蓋体の装着時はその回動によ
    り他側を掛止して内蓋の外周縁を前記フランジに
    載置し、蓋体の取り外し時におかゆ蓋の突条壁を
    前記フランジに載置して蒸気を孔より放出せしめ
    たことを特徴とする調理器の蓋体装置。
JP3668586U 1986-03-13 1986-03-13 Expired JPH0128730Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3668586U JPH0128730Y2 (ja) 1986-03-13 1986-03-13

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JPS62104717U JPS62104717U (ja) 1987-07-03
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