JPS6018173Y2 - セパレ−ト型保温式ガス炊飯器 - Google Patents

セパレ−ト型保温式ガス炊飯器

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JPS6018173Y2
JPS6018173Y2 JP15276079U JP15276079U JPS6018173Y2 JP S6018173 Y2 JPS6018173 Y2 JP S6018173Y2 JP 15276079 U JP15276079 U JP 15276079U JP 15276079 U JP15276079 U JP 15276079U JP S6018173 Y2 JPS6018173 Y2 JP S6018173Y2
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JP
Japan
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rice cooker
outer shell
cord
heat insulating
support
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JP15276079U
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JPS5669315U (ja
Inventor
章 安井
敬 高嶺
実雄 米田
Original Assignee
大阪瓦斯株式会社
株式会社柳澤製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ガス火力により炊飯し、電熱装置により保温
する形式の保温式ガス炊飯器に関する。
この種保温式ガス炊飯器として、すでに、実公昭54−
15805号公報に開示のものがある。
この従来のものは、燃焼装置を具備させた下部枠と炊飯
釜及び保温用の電熱装置を具備させた上部装置とからな
り、下部枠に上部装置を分離自在に載置したもので、さ
らにこの上部装置を、別個に設けた電源台に載置可能に
構威し、この載置状能で電源台から上部装置に電気供給
できるようにしたものである。
このものでは、炊飯完了後は、上部装置を電源台上に移
しかえて保温することができ、しかも、上部装置とこの
電源台にはコードリールが内蔵されているから、下部枠
の設置場所に制約されることな(、卓上等、任意の場所
にそのまま移動させて保温できる。
従って、従来の通常のいわゆるセパレート型のガス炊飯
器と同様に使用できる利点がある。
ところが、この従来のものでは、上部装置を下部枠から
離れた場所で保温する際、必らず、電源台を用意する必
要があり、しかも電源台に上部装置を載置するときに、
上部装置の電気的諸装置と電源台とを電気接続する必要
がある。
上部装置に直接電源コード及びコードリールが配設され
ていないからである。
本考案はかかる不便を解決するため、上部装置に直接電
源供給できるようにすることをその課題とする。
上記課題を解決するための本考案の技術的手段を図示実
施例の符号を用いて説明すると、この技術的手段は、炊
飯釜1を収容し且この炊飯釜の胴部を包囲する保温層及
びこの保温層に内蔵される電熱装置7を具備させた外胴
14と、この外胴上端の一側で片開き式に支持され且内
部に保温層を具備させた蓋体16とからなる上部装置を
燃焼装置を具備する下部枠47に分離自在に載置したも
のにおいて、外胴14の側部上端に前記蓋体を回動自在
に支持する軸支部17.17を具備する支持体を設け、
この支持体の下方にコードリール40を一定の間隔を置
いてそのコード引き出し方向が横向きとなるように配設
し、コードリール40の保護カバー37の上端を一定範
囲水平状とし、前記支持体とこの保護カバーの上端面間
に露受容器13を着脱自在に嵌着し、前記支持体及び露
受容器13さらにはコードリールが上下に一連となるよ
うにし、さらに、炊飯釜1の底部下端がその収容状態に
おいて外胴14の下端より上位となるようにしたことで
ある。
本考案の上記技術的手段は次のように作用する。
炊飯完了後、上部装置を移動させてもこの上部装置への
電源導入部となるコードリールが外胴に一体的に添設さ
れているから、コードリールの電源コードをそのまま電
源(コンセント)に接続するだけで、電気式保温装置に
電気供給され、保温が進行する。
この時、外胴は卓上等の水平面に置かれることとなるが
、炊飯釜の底部はこの設置状態では卓上平面等に接触す
ることなく、しかも、外胴下端は載置平面により密閉さ
れることとなり、炊飯釜の底部が空冷されにくい状態と
なる。
また、保温中に発生し蓋体下面に結露した氷は、外胴上
端から露受容器に集まりこの容器に収容される。
他方、コードリールは外胴に添設されるものであるから
、炊飯中において、外胴表面がある程度加熱されても、
外気によってこのコードリール及び電源コードが空冷さ
れることとなる。
本考案は上記構成であるから、次の特有の効果を有する
コードリールが上部装置に一体的に取付けられているか
ら、上部装置を移動させてもそのままで保温できる。
また、既述従来例のような、移動の度に電源台と電気接
続するような不都合が解消できる。
上部装置の下方は開放状態となっているが、下部枠から
卓上等の載置平面に載置されたときこの開放部分は閉塞
されるから移動時における保温効率が向上する。
炊飯中又は保温中に発生する結露水はコードリールの上
方にある露受容器に収容されるから、コードリール側に
達することがなく、電源コード等に水分が浸入すること
による事故が未然に防止できる。
蓋体を軸支する支持体、露受容器及びコードリールが一
連に設けられているから、外観的なまとまりがあり、外
胴側面における突出部分が多くならず、この種炊飯器の
平面的設置スペースが大きくならない。
コードリールは外気により空冷されるから、炊飯中にお
いてもこのコードリールが異常加熱される心配がない。
以下、本考案の実施例を図面にもとづいて説明すると、
第1図〜第5図に本考案実施例の保温式ガス炊飯器を示
すが、これらに於いて、1は炊飯釜で、その上端開口部
周縁には外方に張り出すつば部2が巻回し、他方、底部
近傍の外周には環状の段部3が突設されている。
該炊飯釜は筒状の保温部材4を構成する内胴5の下端に
内方に張出させた環状の受片6にその段部3が全域的に
載置されるかたちで該内胴内に収容定置され、収容状態
に於いてつば部2が保温部材4上端縁の上方に近接する
保温部材4内には断熱材料が充填されるが、内胴5に接
するように電熱装置7が配設されると共に上部にはサー
モスタット8が収容されており、さらに、保温部材4の
外周を構成する中胴9は上端周縁を外方に張り出させて
フランジ10ど威し、この外周縁を上部枠の上部に露出
させている。
内胴5上端と中胴9上端との間には適宜間隔が生ずるが
この間には環状部材11が密に嵌入されると共に該環状
部材の周縁近傍に凹溝12を巻回させ、該凹溝の一部を
後述する露受容器13に導くようにしである。
このように構成された保温部材4は上・下開放の筒状の
外胴14内に適宜間隔15を置いて定着されるが、この
ため、中胴9上端部には、外胴14の上端部に被冠する
蓋体16の軸支部17,17を具備させた支持体及びこ
れに対向するフック18の係合ベース19に対応する位
置に取付体20.21が固着されており該取付体を外胴
14上端部に止着する。
また、外胴14上端部と中胴9のフランジ10間は、前
記取付位置を適宜に定めることにより間隔15の上端開
口部22となるが、該開口部は取付体20.21により
閉塞されている。
次に、保温部材4の下端の前記取付体と一致する位置に
は適宜幅の脚部23.24が連設され、これらの下端屈
曲部25.26が第3図の如く、外胴14下端に内嵌す
る環状のフランジ部材27にねじ止めされ、これにより
保温部材4の上・下が外胴14に適宜間隔15を置いて
止着される。
さらに、この間隔15をその全域に於いて均一化させる
ため、中胴9には適宜間隔でかつ適宜幅のかぎ状のスペ
ーサー28.28が第5図に示す如く、かその上端部に
配設され、その舌片29,29は外胴14の上端縁に当
接している。
また、保温部材4と外胴14の間の間隔15内には、第
3図の如く、遮熱板30.31が挿入されて外胴14と
の間に微少間隙32を形成するように威し、これら板3
0.31は取付体20.21間に配設される。
一方の取付体20は第5図の如く、外胴14の上端に続
く蓋体16の軸支部17に一致してこれを螺着するが、
その上方には、環状部材11に連設した一対のカバー3
3.33が配設され、取付体20の上端に形成した一対
のねじ孔34,34が前記軸支部取付孔となる。
取付体20の外周面には開口部35を形成しているが、
これと一致する中胴9の一部には角孔36を開口させて
サーモスタット8、電熱装置7へのコード導入部とし、
さらに、取付体20に一致させて外胴14及び該取付体
に止着される保護カバー37内にコード接続用のターミ
ナルベース38及び電源投入用のコードリール40が収
容されると共に、該保護カバー37の上部には凹陥部4
1を形成して露受容器13を収容可能にし、該露受容器
が上方の環状部材11に形成した凹溝12の開放部42
に適合している。
軸支部17により片開き式で支持される蓋体16のフッ
ク18は他方の取付体21に一致させた係合ベース19
に対応して該蓋体閉塞状態でロックされるが、該蓋体1
6内は断熱材を充填した保温層43とすると共に、蓋体
16下面に添設する如くに内蔵させた電熱装置44へは
、ターミナルベース38から軸支部17を介して電気接
続されて、炊飯釜1上方の加熱保温を図っている。
また、炊飯釜1を閉塞する中M45はその中央部で蓋体
16の下面に着脱可能に連結され、該中蓋は蓋体16と
一体的に開・閉される。
上記した、上部装置は、下部枠47に載置されるが、該
下部枠に被冠する汁受皿48は周縁近傍で環状に隆起す
る嵌合部49を具備腰他方、上部装置の外胴14下端に
嵌入止着されたフランジ部材27はその断面が逆り字状
となっており、該フランジ部材が前記嵌合部43に外嵌
する形で上部装置が下部枠47上に載置定着される。
下部枠47内には、汁受皿48を貫通してその炎孔部が
炊飯釜1に対向突出する主バーナ50及び炊飯制御の為
の熱応動装置51等が該汁受皿により保護されるかたち
で収容され、自動炊飯を可能にしである。
上記実施例の保温式ガス炊飯器は、ガス火力による炊飯
完了後は上部装置内の電熱装置7,44及び保温部材4
、保温層43さらにはサーモスタット8により加熱保温
されて長時間の保温が可能となるか、炊飯中に於いては
、主バーナ50の燃焼ガスは外胴14と中胴9間の間隔
15を上昇し上端の開口部22から排出される。
この開口部は取付体20.21により部分的に遮断され
ているため、これら部分からの燃焼排気の排出はなく、
これらと一致する脚部23.24の作用と相俟ってこれ
ら取付体20.21の下方での燃焼排気の侵入・接触は
生じない。
従って合成樹脂等の耐熱強度に於いて劣る係合ベース1
9あるいは軸支部17さらには保護カバー37及びこれ
に内蔵されるターミナルベース38、接続コード等が燃
焼排気から十分に保護されたものとなる。
また、外胴14内に適宜間隔15を置いて配設される保
温部材4が、取付体20,21と脚部23.24とによ
り前記外胴と強固に一体化され、器具の耐久性が向上し
たものとなる。
また、本考案実施例の場合、炊飯釜1及び保温用諸装置
を有する上部装置のみの持ち運びが簡便に行い得るため
、さらには、保温用の電源は上部装置にのみ導入された
ものであるから、上部装置のみを炊飯完了後、食卓その
他任意の場所に移動しても保温対果は損われず、使用上
の便益大である。
さらに、図示実施例の如く、取付体20と対向する外胴
14にコードリール40を内蔵した構成とすることによ
り、前記効果が一層向上すると共に、炊飯中に於けるこ
れらコードリール40等への熱的悪影響が未然に防止さ
れたものとなり、安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の断面図、第2図は要部側面図、
第3図はA−A断面図、第4図は脚部23近傍斜視図、
第5図は取付体20近傍斜視図であり、図中 1・・・・・・炊飯釜、4・・・・・・保温部材、14
・・・・・・外胴、15・・・・・・間隔、47・・・
・・・下部枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 炊飯釜1を収容し且この炊飯釜の胴部を包囲する保温層
    及びこの保温層に内蔵される電熱装置7を具備させた外
    胴14と、この外胴上端の一側で片開き式に支持され且
    内部に保温層を具備させた蓋体16とからなる上部装置
    を燃焼装置を具備する下部枠47に分離自在に載置した
    ものにおいて、外筒14の側部上端に前記蓋体を回動自
    在に支持する軸支持17.17を具備する支持体を設け
    、この支持体の下方にコードリール40を一定の間隔を
    置いてそのコード引き出し方向が横向きとなるように配
    設し、コードリール40の保護カバー37の上端を一定
    範囲水平状とし、前記支持体とこの保護カバーの上端面
    間に露受容器13を着脱自在に嵌着し、前記支持体及び
    露受容器13さらにはコードリールが上下に一連となる
    ようにし、さらに、炊飯釜1の底部下端がその収容状態
    において外胴14の下端より上位となるようにしたセパ
    レート型保温式炊飯器。
JP15276079U 1979-11-01 1979-11-01 セパレ−ト型保温式ガス炊飯器 Expired JPS6018173Y2 (ja)

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JPS5669315U JPS5669315U (ja) 1981-06-09
JPS6018173Y2 true JPS6018173Y2 (ja) 1985-06-03

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