JPH0736589Y2 - 湯沸し型液体容器 - Google Patents
湯沸し型液体容器Info
- Publication number
- JPH0736589Y2 JPH0736589Y2 JP1990092006U JP9200690U JPH0736589Y2 JP H0736589 Y2 JPH0736589 Y2 JP H0736589Y2 JP 1990092006 U JP1990092006 U JP 1990092006U JP 9200690 U JP9200690 U JP 9200690U JP H0736589 Y2 JPH0736589 Y2 JP H0736589Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electronic component
- liquid container
- heat
- fuse
- heat shield
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電気ヒータによって内容器内の液体を加熱す
るようにした湯沸し型液体容器に関するものである。
るようにした湯沸し型液体容器に関するものである。
(従来技術) 第6図には、従来の湯沸し型液体容器が示されている
が、この従来の湯沸し型液体容器では、液体容器本体10
1内に収容された内容器107の下部外周に電気ヒータ108
を巻付け、又液体容器本体101内の底部空間部A内に通
電制御用の電子部品131及び温度過昇防止用の温度ヒュ
ーズ135を設置している。電子部品131は、液体容器本体
101の底部材106に形成した電子部品収納室132内に無理
嵌めによって収納・固定されている。又温度ヒューズ13
5は、専用のヒューズ支持金具145で支持されている。さ
らに内容器107の外周には、断熱材が設けられている。
が、この従来の湯沸し型液体容器では、液体容器本体10
1内に収容された内容器107の下部外周に電気ヒータ108
を巻付け、又液体容器本体101内の底部空間部A内に通
電制御用の電子部品131及び温度過昇防止用の温度ヒュ
ーズ135を設置している。電子部品131は、液体容器本体
101の底部材106に形成した電子部品収納室132内に無理
嵌めによって収納・固定されている。又温度ヒューズ13
5は、専用のヒューズ支持金具145で支持されている。さ
らに内容器107の外周には、断熱材が設けられている。
この種の湯沸し型液体容器においては、電気ヒータ108
が発熱すると、内容器107を加熱すると同時に電気ヒー
タ108からの輻射熱で液体容器本体101内の底部空間部A
内も加熱するようになる。
が発熱すると、内容器107を加熱すると同時に電気ヒー
タ108からの輻射熱で液体容器本体101内の底部空間部A
内も加熱するようになる。
ところで、電子部品131は、過熱されると誤作動したり
損傷したりするおそれがあるため、電気ヒータ108から
の輻射熱から保護する必要がある。そして、第6図に示
す従来の湯沸し型液体容器においては、電子部品収納室
132に、電子部品131の上面を被覆する遮熱カバー141を
形成している。この遮熱カバー141は合成樹脂製の底部
材106に一体成形されている。又、該遮熱カバー141の上
面には、アルミニウム薄板からなる遮熱シート142が貼
着されている。
損傷したりするおそれがあるため、電気ヒータ108から
の輻射熱から保護する必要がある。そして、第6図に示
す従来の湯沸し型液体容器においては、電子部品収納室
132に、電子部品131の上面を被覆する遮熱カバー141を
形成している。この遮熱カバー141は合成樹脂製の底部
材106に一体成形されている。又、該遮熱カバー141の上
面には、アルミニウム薄板からなる遮熱シート142が貼
着されている。
電子部品131は、その上面のほぼ全面を遮熱カバー141の
下面に接触させている。
下面に接触させている。
一方、ヒューズ支持金具145は、その上面に温度ヒュー
ズ135を載置した状態でビス149により内容器支持金具17
8の横板179に固定されている。温度ヒューズ135の取付
状態では、ヒューズ支持金具145の板バネ146で温度ヒュ
ーズ135のヒューズホルダー137を下方から付勢して、該
温度ヒューズ135を内容器107の底面107aに押し付けてい
る。
ズ135を載置した状態でビス149により内容器支持金具17
8の横板179に固定されている。温度ヒューズ135の取付
状態では、ヒューズ支持金具145の板バネ146で温度ヒュ
ーズ135のヒューズホルダー137を下方から付勢して、該
温度ヒューズ135を内容器107の底面107aに押し付けてい
る。
(考案が解決しようとする課題) ところで、第6図に示す従来の湯沸し型液体容器では、
電子部品131は専用の部材(電子部品収納室132を構成す
る部材)に取付けられていて、該電子部品取付部材は電
子部品取付け用という単独の用途しかなく、1つの部材
を複数の用途に兼用させることによって部材の有効利用
を図ることはできないものである。又、この従来の湯沸
し型液体容器では、電子部品131を電気ヒータ108の輻射
熱から保護するための遮熱構造(遮熱カバー141及び遮
熱シート142)も複雑となるという問題があるほか、電
子部品131の上面全面が遮熱カバー141の下面に接触して
いるので、遮熱カバー141から電子部品131への伝熱量が
多くなって該電子部品が過熱され易くなるという問題が
あった。
電子部品131は専用の部材(電子部品収納室132を構成す
る部材)に取付けられていて、該電子部品取付部材は電
子部品取付け用という単独の用途しかなく、1つの部材
を複数の用途に兼用させることによって部材の有効利用
を図ることはできないものである。又、この従来の湯沸
し型液体容器では、電子部品131を電気ヒータ108の輻射
熱から保護するための遮熱構造(遮熱カバー141及び遮
熱シート142)も複雑となるという問題があるほか、電
子部品131の上面全面が遮熱カバー141の下面に接触して
いるので、遮熱カバー141から電子部品131への伝熱量が
多くなって該電子部品が過熱され易くなるという問題が
あった。
本考案は、上記した従来の湯沸し型液体容器の問題点に
鑑み、電子部品取付部材を電子部品の取付け用と電子部
品の遮熱用と断熱材の支持用とに兼用して単一部材を有
効利用するとともに、電子部品を簡単な構造で加熱防止
し得るようにした湯沸し型液体容器を提供することを目
的とするものである。
鑑み、電子部品取付部材を電子部品の取付け用と電子部
品の遮熱用と断熱材の支持用とに兼用して単一部材を有
効利用するとともに、電子部品を簡単な構造で加熱防止
し得るようにした湯沸し型液体容器を提供することを目
的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記課題を解決するための手段として、液体
容器本体内に設けた内容器内の液体を電気ヒータで加熱
し、さらに内容器の外側部に断熱材を設けた湯沸し型液
体容器において、液体容器本体内の底部に、電子部品の
上面を被覆する遮熱板部と断熱材を支持する断熱材支持
部を一体形成した電子部品取付部材を取付け、該電子部
品取付部材に電子部品を遮熱板部の下面から隙間をもた
せた状態で取付けるとともに、断熱材支持部に断熱材を
支持させたことを特徴としている。
容器本体内に設けた内容器内の液体を電気ヒータで加熱
し、さらに内容器の外側部に断熱材を設けた湯沸し型液
体容器において、液体容器本体内の底部に、電子部品の
上面を被覆する遮熱板部と断熱材を支持する断熱材支持
部を一体形成した電子部品取付部材を取付け、該電子部
品取付部材に電子部品を遮熱板部の下面から隙間をもた
せた状態で取付けるとともに、断熱材支持部に断熱材を
支持させたことを特徴としている。
(作用) 本考案の湯沸し型液体容器によれば、電子部品を取付け
るための電子部品取付部材に、電子部品の上面を被覆す
る遮熱板部と内容器の外側部に設けた断熱材を支持する
断熱材支持部を一体形成しているので、単一の電子部品
取付部材で、電子部品の取付けと電子部品に対する電気
ヒータからの遮熱と断熱材の支持とに兼用できる。又、
電気ヒータの発熱時には、その輻射熱によって液体容器
本体内の底部空間部が加熱されるが、電子部品の上部に
遮熱板部が被覆されているので、電気ヒータからの輻射
熱が遮熱板部によって遮断されて直接電子部品を加熱す
ることがなくなり、しかも電子部品は遮熱板部の下面か
ら隙間をもたせた状態で取付けられているので、遮熱板
部からの熱が電子部品に直接伝熱することがなくなる。
るための電子部品取付部材に、電子部品の上面を被覆す
る遮熱板部と内容器の外側部に設けた断熱材を支持する
断熱材支持部を一体形成しているので、単一の電子部品
取付部材で、電子部品の取付けと電子部品に対する電気
ヒータからの遮熱と断熱材の支持とに兼用できる。又、
電気ヒータの発熱時には、その輻射熱によって液体容器
本体内の底部空間部が加熱されるが、電子部品の上部に
遮熱板部が被覆されているので、電気ヒータからの輻射
熱が遮熱板部によって遮断されて直接電子部品を加熱す
ることがなくなり、しかも電子部品は遮熱板部の下面か
ら隙間をもたせた状態で取付けられているので、遮熱板
部からの熱が電子部品に直接伝熱することがなくなる。
(考案の効果) 従って、本考案の湯沸し型液体容器によれば、電子部品
取付部材を電子部品の取付け用と電子部品への遮熱用と
断熱材の支持用に兼用しているので、単一の電子部品取
付部材を有効利用できる。又、電子部品は、その上部が
遮熱板部で被覆され且つ遮熱板部の下面から隙間をもた
せた状態で電子部品取付部材に取付けられているので、
簡単な構造でもって電気ヒータからの輻射熱を遮熱板部
で遮断できしかも遮熱板部から直接電子部品に伝熱する
のを防止でき、電子部品を効果的に過熱防止し得るとい
う効果がある。
取付部材を電子部品の取付け用と電子部品への遮熱用と
断熱材の支持用に兼用しているので、単一の電子部品取
付部材を有効利用できる。又、電子部品は、その上部が
遮熱板部で被覆され且つ遮熱板部の下面から隙間をもた
せた状態で電子部品取付部材に取付けられているので、
簡単な構造でもって電気ヒータからの輻射熱を遮熱板部
で遮断できしかも遮熱板部から直接電子部品に伝熱する
のを防止でき、電子部品を効果的に過熱防止し得るとい
う効果がある。
(実施例) 第1図ないし第5図を参照して本考案のいくつかの実施
例を説明すると、第1図及び第2図には本考案の第1実
施例、第3図ないし第5図にはそれぞれ本考案の第2な
いし第4実施例の湯沸し型液体容器が示されている。
又、この各実施例の湯沸し型液体容器は、ポンプ注液式
のものが採用されている。
例を説明すると、第1図及び第2図には本考案の第1実
施例、第3図ないし第5図にはそれぞれ本考案の第2な
いし第4実施例の湯沸し型液体容器が示されている。
又、この各実施例の湯沸し型液体容器は、ポンプ注液式
のものが採用されている。
第1図及び第2図に示す第1実施例の湯沸し型液体容器
は、外ケース4の上部及び下部にそれぞれ肩部材5及び
底部材6を取付け且つ外ケース4内に内容器7を収容し
てなる液体容器本体1と、該液体容器本体1の上部後側
(肩部材5の上部後側)に蝶番ピン3で枢着された蓋体
2と、蓋体2内に設けられたエアーポンプ9と、一連の
液体注出通路10と、液体加熱のための各種電気部品とを
基本構成としている。
は、外ケース4の上部及び下部にそれぞれ肩部材5及び
底部材6を取付け且つ外ケース4内に内容器7を収容し
てなる液体容器本体1と、該液体容器本体1の上部後側
(肩部材5の上部後側)に蝶番ピン3で枢着された蓋体
2と、蓋体2内に設けられたエアーポンプ9と、一連の
液体注出通路10と、液体加熱のための各種電気部品とを
基本構成としている。
内容器7は、ステンレス鋼板製で、ほぼ円筒容器状に成
形されており、その上部フランジ71を肩部材5の環状棚
部51に載置するとともに、内容器底部を内容器支持金具
78で底部材6に固定して取付けられている。
形されており、その上部フランジ71を肩部材5の環状棚
部51に載置するとともに、内容器底部を内容器支持金具
78で底部材6に固定して取付けられている。
液体容器本体1内の底部には、内容器7の下面7aと底部
材6の上面との間にかなりの高さ(例えば30〜40mm程
度)の空間部Aが形成されており、この空間部A内に後
述する電子部品31や温度ヒューズ35などの電子部品を取
付けている。
材6の上面との間にかなりの高さ(例えば30〜40mm程
度)の空間部Aが形成されており、この空間部A内に後
述する電子部品31や温度ヒューズ35などの電子部品を取
付けている。
内容器7の下部外周には、帯状の電気ヒータ8が巻付け
られている。この電気ヒータ8は、この実施例では湯沸
し用と保温用とに共用しており、湯沸し後にサーモスタ
ットによって自動的に保温状態に切り換わるようになっ
ている。
られている。この電気ヒータ8は、この実施例では湯沸
し用と保温用とに共用しており、湯沸し後にサーモスタ
ットによって自動的に保温状態に切り換わるようになっ
ている。
内容器7の外周には、円筒状の断熱材19が設けられてい
る。この断熱材19の下端は内容器7の下面とほぼ同高さ
に位置している。
る。この断熱材19の下端は内容器7の下面とほぼ同高さ
に位置している。
蓋体2の下面には、内容器7の上部開口を開閉する中蓋
21が取付けられている。又、中蓋21の上面とポンプ底板
91との間には、エアーポンプ9からの空気吹込通路92
と、内容器7内で発生する蒸気の逃し通路93とが形成さ
れている。
21が取付けられている。又、中蓋21の上面とポンプ底板
91との間には、エアーポンプ9からの空気吹込通路92
と、内容器7内で発生する蒸気の逃し通路93とが形成さ
れている。
液体注出通路10は、液体容器本体1の前部側において、
内容器7の底部から、内容器7の側壁と外ケース4との
間の空間部を通して上方に導いている。
内容器7の底部から、内容器7の側壁と外ケース4との
間の空間部を通して上方に導いている。
液体容器本体1内の底部空間部Aには、通電制御用の電
子部品31と温度過昇防止用の温度ヒューズ35が後述する
電子部品取付部材40によって取付けられている。尚、電
子部品31は、四角形箱形で、その一端面に端子32,32が
設けられ、他端面側に左右外方に突出する一対の取付片
33,33が形成されている。この各取付片33,33にはビス穴
34,34が設けられている。又、温度ヒューズ35は、ヒュ
ーズ本体36を矩形の金属板からなるヒューズホルダー37
の一端側で巻付けて形成されている。ヒューズホルダー
37の他端側はヒューズ巻付部37aから外方に適宜長さだ
け延出させた延出板部37bとなっている。
子部品31と温度過昇防止用の温度ヒューズ35が後述する
電子部品取付部材40によって取付けられている。尚、電
子部品31は、四角形箱形で、その一端面に端子32,32が
設けられ、他端面側に左右外方に突出する一対の取付片
33,33が形成されている。この各取付片33,33にはビス穴
34,34が設けられている。又、温度ヒューズ35は、ヒュ
ーズ本体36を矩形の金属板からなるヒューズホルダー37
の一端側で巻付けて形成されている。ヒューズホルダー
37の他端側はヒューズ巻付部37aから外方に適宜長さだ
け延出させた延出板部37bとなっている。
電子部品取付部材40は、金属板製で、電子部品31の上面
全面を被覆し得る面積を有する遮熱板部41と、該遮熱板
部41の一端から下方に折曲させた下向き板部43と、遮熱
板部41の他端から外方に延出させたヒューズ支持部45
と、遮熱板部41及び下向き板部43の一部を上側に抜き曲
げした細幅の断熱材受台90とを一体形成している。尚、
この断熱材受台90は、実用新案登録請求の範囲中の断熱
材支持部となるものである。
全面を被覆し得る面積を有する遮熱板部41と、該遮熱板
部41の一端から下方に折曲させた下向き板部43と、遮熱
板部41の他端から外方に延出させたヒューズ支持部45
と、遮熱板部41及び下向き板部43の一部を上側に抜き曲
げした細幅の断熱材受台90とを一体形成している。尚、
この断熱材受台90は、実用新案登録請求の範囲中の断熱
材支持部となるものである。
電子部品取付部材40の下向き板部43は電子部品取付部と
なるもので、該下向き板部43の左右両端寄りに電子部品
31側の各ビス穴34,34とそれぞれ合致するビス穴44,44が
形成されている。そして、電子部品31は、その一側面に
形成した左右各取付片33,33を下向き板部43の内面に当
てがって、該各取付片33,33を下向き板部43にビス48
(左右2箇所)で固定して取付けている。電子部品31を
電子部品取付部材40に取付けた状態では、該電子部品31
の上面全面が遮熱板部41で被覆されており、しかも該電
子部品31の上面と遮熱板部41の下面との間に若干幅(例
えば1〜2mm程度)の隙間が形成されるようにしてい
る。尚、遮熱板部41には、下面側に向けて小突起42(合
計4箇所)が形成されており、電子部品31の取付誤差が
生じても、該電子部品31の上面が小突起42に衝合して遮
熱板部41の下面平面部に接触しないようにしている。
なるもので、該下向き板部43の左右両端寄りに電子部品
31側の各ビス穴34,34とそれぞれ合致するビス穴44,44が
形成されている。そして、電子部品31は、その一側面に
形成した左右各取付片33,33を下向き板部43の内面に当
てがって、該各取付片33,33を下向き板部43にビス48
(左右2箇所)で固定して取付けている。電子部品31を
電子部品取付部材40に取付けた状態では、該電子部品31
の上面全面が遮熱板部41で被覆されており、しかも該電
子部品31の上面と遮熱板部41の下面との間に若干幅(例
えば1〜2mm程度)の隙間が形成されるようにしてい
る。尚、遮熱板部41には、下面側に向けて小突起42(合
計4箇所)が形成されており、電子部品31の取付誤差が
生じても、該電子部品31の上面が小突起42に衝合して遮
熱板部41の下面平面部に接触しないようにしている。
電子部品取付部材40のヒューズ支持部45には、その平板
材45aの中央部を上側に抜き曲げしてなる板バネ46と、
平板材45aの左右各側辺部における板バネ46の先端より
所定寸法だけ離間させた位置に上向きに立起してなる一
対の位置決め突起47,47とがそれぞれ形成されている。
各位置決め突起47,47は、温度ヒューズ35のヒューズ巻
付部37aの外面に衝合して温度ヒューズ35が遮熱板部41
側へ位置ずれするのを防止し、板バネ46は、ヒューズホ
ルダー37の延出板部37bを下方から押圧して温度ヒュー
ズ35を内容器下面7aに押し付ける作用をする。又、板バ
ネ46は、位置決め突起47,47とともに温度ヒューズ35の
前後方向の位置決めをしており、温度ヒューズ35をヒュ
ーズ支持部45に装着した状態では、温度ヒューズ35のヒ
ューズ巻付部37aを板バネ先端部と位置決め突起47,47と
で前後から挟持するようにしている。
材45aの中央部を上側に抜き曲げしてなる板バネ46と、
平板材45aの左右各側辺部における板バネ46の先端より
所定寸法だけ離間させた位置に上向きに立起してなる一
対の位置決め突起47,47とがそれぞれ形成されている。
各位置決め突起47,47は、温度ヒューズ35のヒューズ巻
付部37aの外面に衝合して温度ヒューズ35が遮熱板部41
側へ位置ずれするのを防止し、板バネ46は、ヒューズホ
ルダー37の延出板部37bを下方から押圧して温度ヒュー
ズ35を内容器下面7aに押し付ける作用をする。又、板バ
ネ46は、位置決め突起47,47とともに温度ヒューズ35の
前後方向の位置決めをしており、温度ヒューズ35をヒュ
ーズ支持部45に装着した状態では、温度ヒューズ35のヒ
ューズ巻付部37aを板バネ先端部と位置決め突起47,47と
で前後から挟持するようにしている。
電子部品取付部材40の断熱材受台90は、内容器7の外周
に設けた断熱材19の下面を支持して、該断熱材19の脱落
を防止するためのものである。
に設けた断熱材19の下面を支持して、該断熱材19の脱落
を防止するためのものである。
電子部品31、温度ヒューズ35及び電子部品取付部材40
は、次のようにして液体容器本体1内の底部空間部Aに
組み付けられる。即ち、肩部材5と内容器7とを組付
け、内容器7に電気ヒータ8を組付け、該内容器7の外
周に断熱材19を設置した後、予め電子部品31及び温度ヒ
ューズ35をセットした電子部品取付部材40を内容器支持
金具78の横板79にビス49で固定し、その後に底部材6を
装着すればよい。尚、底部材6の上面における電子部品
31の下面が対応する位置には、小突起69が形成されてお
り、電子部品つきの電子部品取付部材40を組付けた状態
において該小突起69で電子部品31の下面を支持するよう
にしている。又、電子部品取付部材40の取付状態では、
断熱材受台90で断熱材19の下面を下方から支持してい
る。
は、次のようにして液体容器本体1内の底部空間部Aに
組み付けられる。即ち、肩部材5と内容器7とを組付
け、内容器7に電気ヒータ8を組付け、該内容器7の外
周に断熱材19を設置した後、予め電子部品31及び温度ヒ
ューズ35をセットした電子部品取付部材40を内容器支持
金具78の横板79にビス49で固定し、その後に底部材6を
装着すればよい。尚、底部材6の上面における電子部品
31の下面が対応する位置には、小突起69が形成されてお
り、電子部品つきの電子部品取付部材40を組付けた状態
において該小突起69で電子部品31の下面を支持するよう
にしている。又、電子部品取付部材40の取付状態では、
断熱材受台90で断熱材19の下面を下方から支持してい
る。
この実施例の電子部品及び温度ヒューズの組付構造で
は、電子部品31上面のほぼ全面が電子部品取付部材40の
遮熱板部41で被覆されているので、電気ヒータ8からの
輻射熱を該遮熱板部41で遮断して電子部品31が過熱され
るのを防止でき、且つ電子部品31の上面と遮熱板部41の
下面との間に隙間Sを設けているので、電気ヒータ8か
らの輻射熱で加熱された遮熱板部41からの熱が直接電子
部品31に伝熱することがなくなり、簡単な構成でもって
電子部品31の過熱を防止し得るようになる。又、電子部
品取付部材40の一部を抜き曲げして断熱材受台90を形成
しており、単一の電子部品取付部材40を断熱材19の受台
としても有効利用できる。又、この実施例では、温度ヒ
ューズ35を支持するためのヒューズ支持部45を電子部品
取付部材40に一体形成しているので、単一の電子部品取
付部材40で温度ヒューズ35の支持用にも兼用できる。
は、電子部品31上面のほぼ全面が電子部品取付部材40の
遮熱板部41で被覆されているので、電気ヒータ8からの
輻射熱を該遮熱板部41で遮断して電子部品31が過熱され
るのを防止でき、且つ電子部品31の上面と遮熱板部41の
下面との間に隙間Sを設けているので、電気ヒータ8か
らの輻射熱で加熱された遮熱板部41からの熱が直接電子
部品31に伝熱することがなくなり、簡単な構成でもって
電子部品31の過熱を防止し得るようになる。又、電子部
品取付部材40の一部を抜き曲げして断熱材受台90を形成
しており、単一の電子部品取付部材40を断熱材19の受台
としても有効利用できる。又、この実施例では、温度ヒ
ューズ35を支持するためのヒューズ支持部45を電子部品
取付部材40に一体形成しているので、単一の電子部品取
付部材40で温度ヒューズ35の支持用にも兼用できる。
尚、第1図において、符号11は液体注出通路10の一部を
構成する液量表示管、14はスイッチ及び表示ランプなど
の電子部品ユニット、17は外ケース4の下方部に設けた
プラグ嵌挿口、18は電源プラグ、25は蓋ロック部材、29
はポンプ押板である。
構成する液量表示管、14はスイッチ及び表示ランプなど
の電子部品ユニット、17は外ケース4の下方部に設けた
プラグ嵌挿口、18は電源プラグ、25は蓋ロック部材、29
はポンプ押板である。
第1図の湯沸し型液体容器では、電気ヒータ8によって
内容器7内の液体が加熱されると、該液体から発生する
蒸気が空気吹込通路92及び蒸気逃し通路93を通って外部
に放出される。そして、湯沸しが終了すると電気ヒータ
8が保温用に切り換わって、内容器内の液体を一定温度
に保温する。又、ポンプ押板29を押圧すると、エアーポ
ンプ9からの加圧空気が空気吹込通路92を通して内容器
7内に吹き込まれ(このとき蒸気逃し通路93は閉塞され
ている)、該加圧空気によって内容器7内の液体が一連
の液体注出通路10を通して外部へ注出される。
内容器7内の液体が加熱されると、該液体から発生する
蒸気が空気吹込通路92及び蒸気逃し通路93を通って外部
に放出される。そして、湯沸しが終了すると電気ヒータ
8が保温用に切り換わって、内容器内の液体を一定温度
に保温する。又、ポンプ押板29を押圧すると、エアーポ
ンプ9からの加圧空気が空気吹込通路92を通して内容器
7内に吹き込まれ(このとき蒸気逃し通路93は閉塞され
ている)、該加圧空気によって内容器7内の液体が一連
の液体注出通路10を通して外部へ注出される。
第3図に示す第2実施例は、電子部品取付部材40の変形
例を示したもので、この第2実施例の電子部品取付部材
40では、断熱材19(第1図)の受台90として、遮熱板部
41における左右両側縁部をそれぞれ切り起こして形成し
ている。このようにすると、第1実施例の場合の断熱材
受台の構造(第2図に示すように遮熱板部41の中央部を
抜き曲げしている)より遮熱板部41の遮熱効果が良好と
なる。
例を示したもので、この第2実施例の電子部品取付部材
40では、断熱材19(第1図)の受台90として、遮熱板部
41における左右両側縁部をそれぞれ切り起こして形成し
ている。このようにすると、第1実施例の場合の断熱材
受台の構造(第2図に示すように遮熱板部41の中央部を
抜き曲げしている)より遮熱板部41の遮熱効果が良好と
なる。
第4図に示す第3実施例、及び第5図に示す第4実施例
は、それぞれ温度ヒューズ取付構造の変形例を示してい
る。
は、それぞれ温度ヒューズ取付構造の変形例を示してい
る。
第4図に示す第3実施例の場合は、電子部品取付部材40
の端部(反電子部品取付側の端部)と温度ヒューズ35の
ホルダー37とを共通のビス49で内容器支持金具78の横板
79に共締めしている。この取付状態では、ヒューズ本体
36部分が電子部品取付部材40のヒューズ支持部45上に載
置されている。又、温度ヒューズ35のホルダー37は、第
1実施例の場合と同様に比較的大面積部分が内容器底面
7aに接触するように成形されている。
の端部(反電子部品取付側の端部)と温度ヒューズ35の
ホルダー37とを共通のビス49で内容器支持金具78の横板
79に共締めしている。この取付状態では、ヒューズ本体
36部分が電子部品取付部材40のヒューズ支持部45上に載
置されている。又、温度ヒューズ35のホルダー37は、第
1実施例の場合と同様に比較的大面積部分が内容器底面
7aに接触するように成形されている。
第5図に示す第4実施例の場合は、電子部品取付部材40
のヒューズ支持部45に、その平板材45aの中央部を抜き
曲げしてなる板バネ81を形成し、該板バネ81を平板材45
aとの間で温度ヒューズ35のホルダー37部分を抜き挿し
自在に挟着した温度ヒューズ35をヒューズ支持部45に装
着させている。又、板バネ81には下向きの突部82が形成
され、他方、ヒューズホルダー37には温度ヒューズ35の
所定位置装着時に該突部82を嵌入させる穴83が形成され
ており、該突部82を該穴83内に嵌合させることによっ
て、温度ヒューズ35がヒューズ支持部45から不用意に脱
落しないようにしている。
のヒューズ支持部45に、その平板材45aの中央部を抜き
曲げしてなる板バネ81を形成し、該板バネ81を平板材45
aとの間で温度ヒューズ35のホルダー37部分を抜き挿し
自在に挟着した温度ヒューズ35をヒューズ支持部45に装
着させている。又、板バネ81には下向きの突部82が形成
され、他方、ヒューズホルダー37には温度ヒューズ35の
所定位置装着時に該突部82を嵌入させる穴83が形成され
ており、該突部82を該穴83内に嵌合させることによっ
て、温度ヒューズ35がヒューズ支持部45から不用意に脱
落しないようにしている。
第1図は本考案の第1実施例にかかる湯沸し型液体容器
の縦断面図、第2図は第1図の湯沸し型液体容器におけ
る電子部品取付部材及び電子部品部分の斜視図、第3図
は本考案の第2実施例にかかる湯沸し型液体容器の電子
部品取付部材及び電子部品部分の斜視図、第4図及び第
5図はそれぞれ本考案の第3及び第4実施例にかかる湯
沸し型液体容器の底部断面図、第6図は従来の湯沸し型
液体容器の下方部分を断面とした側面図である。 1……液体容器本体 7……内容器 8……電気ヒータ 19……断熱材 31……電子部品 35……温度ヒューズ 40……電子部品取付部材 41……遮熱板部 45……ヒューズ支持部 46……板バネ 47……小突起 90……断熱材受台(断熱材支持部)
の縦断面図、第2図は第1図の湯沸し型液体容器におけ
る電子部品取付部材及び電子部品部分の斜視図、第3図
は本考案の第2実施例にかかる湯沸し型液体容器の電子
部品取付部材及び電子部品部分の斜視図、第4図及び第
5図はそれぞれ本考案の第3及び第4実施例にかかる湯
沸し型液体容器の底部断面図、第6図は従来の湯沸し型
液体容器の下方部分を断面とした側面図である。 1……液体容器本体 7……内容器 8……電気ヒータ 19……断熱材 31……電子部品 35……温度ヒューズ 40……電子部品取付部材 41……遮熱板部 45……ヒューズ支持部 46……板バネ 47……小突起 90……断熱材受台(断熱材支持部)
Claims (1)
- 【請求項1】液体容器本体(1)内に設けた内容器
(7)内の液体を電気ヒータ(8)で加熱し、さらに内
容器(7)の外周に断熱材(19)を設けた湯沸し型液体
容器であって、前記液体容器本体(1)内の底部に、電
子部品(31)の上面を被覆する遮熱板部(41)と前記断
熱材(19)を支持する断熱材支持部(90)を一体形成し
た電子部品取付部材(40)を取付け、該電子部品取付部
材(40)に電子部品(31)を前記遮熱板部(41)の下面
から隙間(S)をもたせた状態で取付けるとともに、前
記断熱材支持部(90)に断熱材(19)を支持させたこと
を特徴とする湯沸し型液体容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990092006U JPH0736589Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 湯沸し型液体容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990092006U JPH0736589Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 湯沸し型液体容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0449010U JPH0449010U (ja) | 1992-04-24 |
JPH0736589Y2 true JPH0736589Y2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=31828136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990092006U Expired - Lifetime JPH0736589Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 湯沸し型液体容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736589Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0655190B2 (ja) * | 1987-03-19 | 1994-07-27 | 松下電器産業株式会社 | 電気ジヤ−ポツト |
-
1990
- 1990-08-31 JP JP1990092006U patent/JPH0736589Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0449010U (ja) | 1992-04-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |