JPH0655190B2 - 電気ジヤ−ポツト - Google Patents
電気ジヤ−ポツトInfo
- Publication number
- JPH0655190B2 JPH0655190B2 JP6453887A JP6453887A JPH0655190B2 JP H0655190 B2 JPH0655190 B2 JP H0655190B2 JP 6453887 A JP6453887 A JP 6453887A JP 6453887 A JP6453887 A JP 6453887A JP H0655190 B2 JPH0655190 B2 JP H0655190B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- container
- thermistor
- thermal fuse
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭で使用する電気ジャーポットに関する
ものである。
ものである。
従来の技術 従来のこの種のジャーポットは、主要な電装部を組立て
る場合、容器の底に遮熱板を取付け、この遮熱板を利用
してサーミスターや温度ヒューズを容器の底へ密着させ
て取付け、そしてそこに電子回路部を入れ、一方、ボデ
ーの底部近辺の切欠き部に電源端子ユニットを設け、こ
の状態ですべての配線を行い、そして配線後、電子回路
部をボデー底部のカバーへ固定しながら、このカバーを
ボデーに挿入し、最後に裏板でカバーの開口部を覆い、
そしてあらかじめ容器の底部に設けておいた取付金具
に、カバーと裏板を共にネジ止めしていた。
る場合、容器の底に遮熱板を取付け、この遮熱板を利用
してサーミスターや温度ヒューズを容器の底へ密着させ
て取付け、そしてそこに電子回路部を入れ、一方、ボデ
ーの底部近辺の切欠き部に電源端子ユニットを設け、こ
の状態ですべての配線を行い、そして配線後、電子回路
部をボデー底部のカバーへ固定しながら、このカバーを
ボデーに挿入し、最後に裏板でカバーの開口部を覆い、
そしてあらかじめ容器の底部に設けておいた取付金具
に、カバーと裏板を共にネジ止めしていた。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、次のような問題点を有して
いた。
いた。
(1)大きくて不安定な容器とボデーに、次々と各部品を
積木式に順次組立てなければならず、またその作業は直
列で並行に作業ができないため、作業時間が長くなる。
積木式に順次組立てなければならず、またその作業は直
列で並行に作業ができないため、作業時間が長くなる。
(2)配線を終えた後、電子回路部をカバーに固定し、そ
の後、カバーをさらにボデーに取付けなければならない
ため、その作業はやりにくく、また配線にも若干の余裕
が必要で、いたずらに長い線を必要とするため、コスト
アップの要因になるとともに、ブラブラした長い線がい
ろいろな部品のコーナーに当って被覆の破れを起こす。
の後、カバーをさらにボデーに取付けなければならない
ため、その作業はやりにくく、また配線にも若干の余裕
が必要で、いたずらに長い線を必要とするため、コスト
アップの要因になるとともに、ブラブラした長い線がい
ろいろな部品のコーナーに当って被覆の破れを起こす。
本発明はこのような問題点を解決するもので、組立作業
の低減、部品数の削減、コストダウンを図ることを目的
とするものである。
の低減、部品数の削減、コストダウンを図ることを目的
とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、ボデーの底部開
口部を覆うカバーの凹部に制御用電子回路部を設け、か
つカバーの上部には、このカバーと若干の間隙をもたせ
て遮熱板を設け、前記間隙にそれぞればねで上方向へ付
勢したサーミスターおよび温度ヒューズを設け、一方、
前記カバーの外周の一部には電源端子を設けて電装部を
ユニット化するとともに、このカバーを裏板を介して容
器の底部に固定した複数個のコ字状支持金具に取付ける
ことにより、前記サーミスターと温度ヒューズを前記容
器の底面に密着させたものである。
口部を覆うカバーの凹部に制御用電子回路部を設け、か
つカバーの上部には、このカバーと若干の間隙をもたせ
て遮熱板を設け、前記間隙にそれぞればねで上方向へ付
勢したサーミスターおよび温度ヒューズを設け、一方、
前記カバーの外周の一部には電源端子を設けて電装部を
ユニット化するとともに、このカバーを裏板を介して容
器の底部に固定した複数個のコ字状支持金具に取付ける
ことにより、前記サーミスターと温度ヒューズを前記容
器の底面に密着させたものである。
作用 上記した構成とすることにより、容器とボデーの本体組
立と、カバーや電装部の組立が並行して行えるようにな
るため、作業の合理化が図れる。また、裏板を取付ける
前にする作業は、これら電装部とヒーター端子を接続す
るだけでよく、この結果、不安全個所の除去と作業の容
易化が図れるものである。
立と、カバーや電装部の組立が並行して行えるようにな
るため、作業の合理化が図れる。また、裏板を取付ける
前にする作業は、これら電装部とヒーター端子を接続す
るだけでよく、この結果、不安全個所の除去と作業の容
易化が図れるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第2図にもとづいて
説明する。図において、1はステンレスの薄板等で構成
した円筒状の容器で、この容器1は、同じく円筒状のボ
デー2で支えられたリング状の注口3により垂下支持さ
れている。また前記容器1の底面には同心円状に多段の
丘を形成し、かつその中間部に、ドーナツ状の偏平なヒ
ーター4が押さえ金具5で取付けられている。この押さ
え金具5の外周近辺にはコ字状の支持金具6が複数個取
付けられている。
説明する。図において、1はステンレスの薄板等で構成
した円筒状の容器で、この容器1は、同じく円筒状のボ
デー2で支えられたリング状の注口3により垂下支持さ
れている。また前記容器1の底面には同心円状に多段の
丘を形成し、かつその中間部に、ドーナツ状の偏平なヒ
ーター4が押さえ金具5で取付けられている。この押さ
え金具5の外周近辺にはコ字状の支持金具6が複数個取
付けられている。
また、ヒーター4の端子7はヒーター4の下部に位置す
る遮熱板8を貫通して設けられている。そしてこの遮熱
板8は前記ボデー2の下端の開口部を覆うカバー9と若
干の間隙をもたせてカバー9に取付けられている。前記
間隙には上方向にばね10で付勢されて可動するサーミ
スターホルダー11が設けられている。このホルダー1
1の上端には、熱板13が嵌着されており、この熱板1
3はサーミスター12を埋込むとともに、熱良導体で、
かつ耐熱性にすぐれた材料で構成され、そしてこの熱板
13は、前記容器1の底面に形成した多段の丘のうち、
最も高い中心の丘の裏面に前記ばね10で圧接されてい
る。一方、前記間隙の他部分にはばね14で上方向へ付
勢された温度ヒューズホルダー15が設けられており、
このホルダー15の一部には温度ヒューズ16が設けら
れている。前記ホルダー15はばね14で前記容器1の
底面の一部へ圧接されており、これにより、容器1の温
度をすみやかに温度ヒューズ16へ伝えることができる
ものである。
る遮熱板8を貫通して設けられている。そしてこの遮熱
板8は前記ボデー2の下端の開口部を覆うカバー9と若
干の間隙をもたせてカバー9に取付けられている。前記
間隙には上方向にばね10で付勢されて可動するサーミ
スターホルダー11が設けられている。このホルダー1
1の上端には、熱板13が嵌着されており、この熱板1
3はサーミスター12を埋込むとともに、熱良導体で、
かつ耐熱性にすぐれた材料で構成され、そしてこの熱板
13は、前記容器1の底面に形成した多段の丘のうち、
最も高い中心の丘の裏面に前記ばね10で圧接されてい
る。一方、前記間隙の他部分にはばね14で上方向へ付
勢された温度ヒューズホルダー15が設けられており、
このホルダー15の一部には温度ヒューズ16が設けら
れている。前記ホルダー15はばね14で前記容器1の
底面の一部へ圧接されており、これにより、容器1の温
度をすみやかに温度ヒューズ16へ伝えることができる
ものである。
前記カバー9のさらに下面には裏板17があり、この裏
板17でカバー9の一部の開口部を覆うとともに、この
裏板17はネジ18により、カバー9とともに支持金具
6に固着される。これにより容器1に下方へ引張り込ま
れる。またカバー9のほぼ中央部には矩形の凹部9aが
設けられ、この凹部9aに制御用電子回路部19が係止
されている。そしてまたカバー9の外縁部の一部には電
源端子20を設けたホルダー21が係合され、かつこの
ホルダー21は遮熱板8で抜け止めされている。
板17でカバー9の一部の開口部を覆うとともに、この
裏板17はネジ18により、カバー9とともに支持金具
6に固着される。これにより容器1に下方へ引張り込ま
れる。またカバー9のほぼ中央部には矩形の凹部9aが
設けられ、この凹部9aに制御用電子回路部19が係止
されている。そしてまたカバー9の外縁部の一部には電
源端子20を設けたホルダー21が係合され、かつこの
ホルダー21は遮熱板8で抜け止めされている。
このように、サーミスター12,温度ヒューズ16,電
子回路部19及び電源端子20はカバー9と遮熱板8に
ユニット化しているものである。
子回路部19及び電源端子20はカバー9と遮熱板8に
ユニット化しているものである。
以上のように本発明の一実施例においては、上記のよう
に構成しているため、カバー9でボデー2の下端開口部
を覆い、かつネジ18でカバー9を裏板17を介して支
持金具6に取付けることにより、サーミスター12およ
び温度ヒューズ16は容器1の底面に圧着されて密着す
る。そして配線はユニット化する時にほとんどが完了す
るため、ヒーター端子7へ最後に配線するだけでよい。
に構成しているため、カバー9でボデー2の下端開口部
を覆い、かつネジ18でカバー9を裏板17を介して支
持金具6に取付けることにより、サーミスター12およ
び温度ヒューズ16は容器1の底面に圧着されて密着す
る。そして配線はユニット化する時にほとんどが完了す
るため、ヒーター端子7へ最後に配線するだけでよい。
発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように本発明によれば、
容器とボデーの本体組立と、カバーを中心としたサーミ
スター,温度ヒューズ,電源端子,電子回路部のユニッ
ト部の組立を並行して行うことができるため、短時間
で、かつ合理的に作業を進めることができる。またカバ
ーを中心としたユニット部を本体に取付けるだけで、自
動的に容器に対するサーミスターや温度ヒューズの取付
けも完了するため、その作業性はきわめて良好となり、
しかも配線作業はヒーター端子の接続だけでよく、さら
には配線の余分なたるみもほとんどないため、不安全な
要因も少なくなり、かつコストダウンも図れるものであ
る。
容器とボデーの本体組立と、カバーを中心としたサーミ
スター,温度ヒューズ,電源端子,電子回路部のユニッ
ト部の組立を並行して行うことができるため、短時間
で、かつ合理的に作業を進めることができる。またカバ
ーを中心としたユニット部を本体に取付けるだけで、自
動的に容器に対するサーミスターや温度ヒューズの取付
けも完了するため、その作業性はきわめて良好となり、
しかも配線作業はヒーター端子の接続だけでよく、さら
には配線の余分なたるみもほとんどないため、不安全な
要因も少なくなり、かつコストダウンも図れるものであ
る。
第1図は本発明の一実施例を示す電気ジャーポットの要
部断面図、第2図は同ジャーポットの側面図である。 1……容器、2……ボデー、4……ヒーター、6……支
持金具、8……遮熱板、9……カバー、9a……凹部、
10……ばね、11……ホルダー、12……サーミスタ
ー、14……ばね、15……ホルダー、16……温度ヒ
ューズ、17……裏板、19……電子回路部、20……
電源端子、21……ホルダー。
部断面図、第2図は同ジャーポットの側面図である。 1……容器、2……ボデー、4……ヒーター、6……支
持金具、8……遮熱板、9……カバー、9a……凹部、
10……ばね、11……ホルダー、12……サーミスタ
ー、14……ばね、15……ホルダー、16……温度ヒ
ューズ、17……裏板、19……電子回路部、20……
電源端子、21……ホルダー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米良 貴文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 平田 康浩 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】ボデー内に装備され、かつ底部近辺にヒー
ターを固着した容器を備え、この容器の底部に複数個の
コ字状支持金具を固定し、前記ボデーの底部開口部を覆
うカバーの凹部に制御用電子回路部を設け、かつカバー
の上部には、このカバーと若干の間隙をもたせて遮熱板
を設け、前記間隙にそれぞればねで上方向へ付勢したサ
ーミスターおよび温度ヒューズを設け、一方、前記カバ
ーの外周の一部には電源端子を設けて電装部をユニット
化するとともに、このカバーを裏板を介して前記支持金
具に取付けることにより、前記サーミスターと温度ヒュ
ーズを前記容器の底面に密着させたことを特徴とする電
気ジャーポット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6453887A JPH0655190B2 (ja) | 1987-03-19 | 1987-03-19 | 電気ジヤ−ポツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6453887A JPH0655190B2 (ja) | 1987-03-19 | 1987-03-19 | 電気ジヤ−ポツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63230118A JPS63230118A (ja) | 1988-09-26 |
JPH0655190B2 true JPH0655190B2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=13261101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6453887A Expired - Lifetime JPH0655190B2 (ja) | 1987-03-19 | 1987-03-19 | 電気ジヤ−ポツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0655190B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0614690Y2 (ja) * | 1988-12-29 | 1994-04-20 | タイガー魔法瓶株式会社 | 電気貯湯容器 |
JPH0736589Y2 (ja) * | 1990-08-31 | 1995-08-23 | タイガー魔法瓶株式会社 | 湯沸し型液体容器 |
-
1987
- 1987-03-19 JP JP6453887A patent/JPH0655190B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63230118A (ja) | 1988-09-26 |
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