JPH0541385Y2 - - Google Patents

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JPH0541385Y2
JPH0541385Y2 JP1461587U JP1461587U JPH0541385Y2 JP H0541385 Y2 JPH0541385 Y2 JP H0541385Y2 JP 1461587 U JP1461587 U JP 1461587U JP 1461587 U JP1461587 U JP 1461587U JP H0541385 Y2 JPH0541385 Y2 JP H0541385Y2
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temperature sensor
thermistor temperature
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thermistor
lead wire
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電熱を使用した家庭用厨房器具に使用
する表面型サーミスタ温度センサに関するもので
ある。
〔従来の技術〕
電熱を使用した家庭用厨房器具の被加熱部分の
底部に感熱部を密着させて温度を制御する表面型
サーミスタ温度センサには種々のタイプのものが
ある。
第3図は従来の技術による表面型サーミスタ温
度センサの1例の説明図である。第3図aはその
縦断面図、第3図bは、第3図aにおけるサーミ
スタ取付部とその保護管の部分の斜視図である。
同図に於いて、18は感熱板、19はサーミス
タ素子、20はサーミスタ素子19の引き出し
線、21は接着剤、22は絶縁チューブ、23は
端子台25の支持金具、24はサーミスタ温度セ
ンサ部分の金属製保護管、25は端子台、26は
引き出し線、27は熔接部でサーミスタ素子19
の引き出し線20と接続した端子ピン26と耐熱
ガラス被覆コードよりなる引き出し線31とが、
熔接される部分である。28は厨房器具の被加熱
部の底部に感熱板18を密着圧接させるためのス
プリングである。30は金属製のスプリング28
をおさえる管、25aは管30の斜面として設け
られたスプリング28のストツパーで、29は保
護管24に設けられたスプリング止め金具、32
は断熱板である。
次にこの従来の表面型サーミスタ温度センサの
組立方法を説明する。まづ感熱板18、端子台支
持金具23、端子台25をスポツト熔接により組
立てを行つた後、サーミスタ18を接着剤21に
より感熱板18に固定し、その引き出し線20に
絶縁チューブ22を通して端子台25の端子に接
続する。つぎに端子ピンよりなる引き出し線26
を耐熱ガラス被覆コードよりなる引き出し線31
に熔接部27で接続する。さらに、金属製保護管
24の上部周縁部を感熱板18の周縁部分にかし
めにより固着する。この場合の金属製保護管24
の他端(下部)の開口部は第3図aに示すような
傾斜部分はなく第3図bのように開口部が、直線
状になつている。つぎにスプリング止め金具2
9、スプリング28、スプリングおさえ金属管3
0を第3図aのように順次挿入して後、金属製保
護管24の開口部を折り曲げ作業を行う。ここで
金属製保護管24の凹部33はスプリング止め金
具29に対するストツパーとなる。すなわち、感
熱板18の上に厨房器具の被加熱部例えば鍋がお
かれるとスプリング28の作用により該被加熱部
の底部に感熱板18が圧接され密着接触するよう
になつている。なお32は断熱板で厨房器具の高
温部Aと低温部Bを遮断するものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上は家庭用厨房器具の鍋、コンロ等に従来か
ら使用されている表面型サーミスタ温度センサの
1例を示すものであるが、従来はこのようにサー
ミスタを設けたセンサ部分や接続用の引き出し線
が、厨房器具に対して露出しているので調理中の
煮こぼれ等で発生する水蒸気や腐蝕性のガスによ
る、引き出し線を構成する線、導体、コードやサ
ーミスタを固定する接着剤等の汚損によりサーミ
スタの特性不良、引き出し線の断線その他の事故
の原因となることがあつた。さらにこの従来例の
ような構造ではサーミスタの支持部分、保護管は
すべて金属製でかつ相互に接触しているため熱容
量が大きく、センサの応答速度はおそい等の問題
があつた。
本考案は以上のような欠点を改良し、より信頼
性が高く、応答の速い厨房器具用表面型サーミス
タ温度センサを提供することを目的とするもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案によれば上記の問題点は、サーミスタ素
子を有底円筒形の金属キヤツプの内面に熱伝導性
塗料または樹脂等の接着剤によつて固定し、該サ
ーミスタ素子の引き出し線をハーメチツクステム
に設けられた貫通端子ピンに接続し、該ハーメチ
ツクステムを上記金属キヤツプに気密に接合して
構成した気密サーミスタ温度センサと、 中央上部に上記気密サーミスタ温度センサを保
持する凹部を有し、さらに該凹部に連続して該気
密サーミスタ温度センサの引き出し線を下部に貫
通させる貫通孔を有するセラミツク製の円筒形保
護カバーと、 上記保護カバーの上記凹部内に保持した気密サ
ーミスタ温度センサの金属キヤツプの底部に圧接
され、その周縁部を上記保護カバーの上部の縁に
気密に接着固定することにより該気密サーミスタ
温度センサを上記円筒形保護カバー内に固定する
とともに厨房器具の被加熱部分の底部に圧接され
て該底面の熱を上記気密サーミスタ温度センサに
伝達する円板状感熱板と、 上記セラミツク製の円筒形保護カバーの下部に
気密に接続された金属製保護管と、 上記金属製保護管に気密に接続され、上記気密
サーミスタ温度センサの引き出し線を、上記金属
製保護管を経て貫通させて外部に引き出す引き出
し線保護管と、を具備し、 厨房器具と固定関係にあるスプリング止め金具
に一端が係止され、他端で上記金属製保護管を押
し上げるスプリングにより上記円板状感熱板を厨
房器具の被加熱部分の底部に圧接させることを特
徴とする厨房器具用表面型サーミスタ温度センサ
によつて解決される。
〔作用〕
本考案では硝子封止サーミスタの素子部分を気
密に溶封されたハーメチツクステムとハーメチツ
クキヤツプ内に支持して気密サーミスタ温度セン
サを構成して外部よりの汚損を防止し、さらに保
護管等の上記センサ支持部分を気密構造として、
外部よりの汚損防止を2重気密構造とすることに
よりさらに強化すると同時に、上記の気密サーミ
スタ温度センサの支持および保護部分に熱伝導の
低いセラミツク円筒体を使用し、厨房器具の被加
熱部よりの熱が他の部分に拡散することを防止し
て応答速度の改善を図る。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面について説明す
る。
第1図は、本考案の実施例の縦断面図、第2図
は本考案に使用する気密サーミスタ温度センサの
構造の説明図で、aは斜視図、bは断面図であ
る。
まづ、第2図について、本考案に使用する気密
サーミスタ温度センサを説明する。第2図a,b
において、11は硝子封止のサーミスタ素子、1
2は有底金属キヤツプ、13は接着剤、14はハ
ーメチツクステム、15はサーミスタ引き出し
線、16は絶縁チユーブ、17はハーメチツクス
テム14を貫通する端子ピンである。
第2図a,bに示すように、サーミスタ素子1
1を有底金属キヤツプ12の内面に熱伝導性塗料
または樹脂等の接着剤13によつて固定し、該サ
ーミスタ素子11の引き出し線15に絶縁チユー
ブ16を被着し、該引き出し線15をハーメチツ
クステム14を気密に貫通している貫通端子ピン
17に接続し、さらに該ハーメチツクステムを上
記金属キヤツプ14に気密に接合して気密サーミ
スタ温度センサ1を構成する。
次に第1図について本考案の実施例を説明す
る。
第1図に於いて、1は気密サーミスタ温度セン
サ、2は円板状の感熱板、3は気密サーミスタ温
度センサ1を固定するためのセラミツク製の円筒
形保護カバー、4は耐熱ガラス被覆コードよりな
る引き出し線、5は気密サーミスタ温度センサ1
と引き出し線4とを接続する熔接部、6はストツ
パー6a付円筒形金属製保護管、6aはストツパ
ー、7は引き出し線4を通すための金属製の引き
出し線保護管、8はスプリング、9はスプリング
止め金具、10は断熱板である。
セラミツク製の円筒形保護カバー3は、その両
端(上下端)が鍔状に構成され、中央上部に上記
気密サーミスタ温度センサ1を保持する凹部、さ
らに該凹部に連続して該気密サーミスタ温度セン
サ1の引き出し線4を下部に貫通させる貫通孔を
有する。
つぎにこの実施例の表面型サーミスタ温度セン
サの組立方法を説明する。
(イ) 気密サーミスタ温度センサ1の端子ピン17
に耐熱ガラス被覆コードより構成された引き出
し線4を第1図に示すように熔接部5において
接続する。
(ロ) ストツパー6a付円筒形金属製保護カバー6
と金属製の引き出し線保護管7をかしめにより
圧着し気密に接続する。
(ハ) 耐熱ガラス被覆コードよりなる引き出し線4
をセラミツク製円筒形保護カバー3の貫通孔を
経由して引き出し線保護管7に通し、気密サー
ミスタ温度センサ1をセラミツク製円筒形保護
カバー3の凹部に入れる。
(ニ) 円形状感熱板2の周縁部をセラミツク製円筒
形保護カバー3の上部の鍔の部分に圧着してか
しめ気密に接続する。これにより気密サーミス
タ温度センサ3を挟持固定する。
(ホ) 金属製保護管6の上部周縁部をセラミツク製
円筒形保護カバー3の下部の鍔の部分に圧着し
てかしめて気密に接続する。
上記のようにして構成された表面型サーミスタ
温度センサIは、厨房器具と固定関係にあるスプ
リング止め金具9に一端(下部)が係止されたス
プリング8の他端(上部)が例えば金属製保護管
6の下端に作用して押し上げれるよう厨房器具に
配置される。
金属製保護管6のストツパ6aの突起部分は、
スプリング8の押し上げる力に対してストツパー
の作用をして表面型サーミスタ温度センサIが必
要以上に上昇しないように厨房器具の構造を設計
するようになつている。これにより円形状感熱板
1の上に厨房器具の被加熱部例えば鍋がのせられ
るとその底部が円形状感熱板1に密着圧接され厨
房器具の被加熱部の熱が完全に伝達される。また
第1図において耐熱ガラス被覆コードよりなる引
き出し線4が、引き出し線保護管7とともに直角
に折曲して示されているが、特に意味はなく厨房
器具の構造によつて自由に設計できる。なお10
は断熱板で厨房器具の高温部Aと電子回路等を含
む低温部Bを遮断している。
以上のような表面型サーミスタ温度センサを使
用すればセンサ部分が二重に気密構造になつてお
り、また応答速度もはやいので従来品に比較して
信頼性が高い。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案による表面型サーミ
スタ温度センサを使用すれば、鍋、コンロ等の家
庭用厨房器具の温度センサによる事故の発生を著
しく軽減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の縦断面図、第2図は
本考案に使用する気密サーミスタ温度センサの構
造の説明図で、aは斜視図、bは断面図、第3図
は従来技術によるサーミスタ温度センサの1例の
説明図で、aは縦断面図、bはサーミスタ取付部
とその保護管の部分の斜視図である。 1……気密サーミスタ温度センサ、2……円形
状感熱板、3……セラミツク製円筒形保護カバ
ー、4……引き出し線、5……熔接部、6……金
属製保護管、6a……ストツパ、7……引き出し
線保護管、8……スプリング、9……スプリング
止め金具、10……断熱板、11……サーミスタ
素子、12……金属キヤツプ、13……接着剤、
14……ハーメチツクステム、15……サーミス
タ引き出し線、16……絶縁チユーブ、17……
端子ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 サーミスタ素子を有底円筒形の金属キヤツプの
    内面に熱伝導性塗料または樹脂等の接着剤によつ
    て固定し、該サーミスタ素子の引き出し線をハー
    メチツクステムに設けられた貫通端子ピンに接続
    し、該ハーメチツクステムを上記金属キヤツプに
    気密に接合して構成した気密サーミスタ温度セン
    サと、 中央上部に上記気密サーミスタ温度センサを保
    持する凹部を有し、さらに該凹部に連続して該気
    密サーミスタ温度センサの引き出し線を下部に貫
    通させる貫通孔を有するセラミツク製の円筒形保
    護カバーと、 上記保護カバーの上記凹部内に保持した気密サ
    ーミスタ温度センサの金属キヤツプの底部に圧接
    され、その周縁部を上記保護カバーの上部の縁に
    気密に接着固定することにより該気密サーミスタ
    温度センサを上記円筒形保護カバー内に固定する
    とともに厨房器具の被加熱部分の底部に圧接され
    て該底面の熱を上記気密サーミスタ温度センサに
    伝達する円板状感熱板と、 上記セラミツク製の円筒形保護カバーの下部に
    気密に接続された金属製保護管と、 上記金属製保護管に気密に接続され、上記気密
    サーミスタ温度センサの引き出し線を、上記金属
    製保護管を経て貫通させて外部に引き出す引き出
    し線保護管と、を具備し、 厨房器具と固定関係にあるスプリング止め金具
    に一端が係止され、他端で上記金属製保護管を押
    し上げるスプリングにより上記円板状感熱板を厨
    房器具の被加熱部分の底部に圧接させることを特
    徴とする厨房器具用表面型サーミスタ温度セン
    サ。
JP1461587U 1987-02-03 1987-02-03 Expired - Lifetime JPH0541385Y2 (ja)

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JPS63122244U JPS63122244U (ja) 1988-08-09
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