JPS631945Y2 - - Google Patents
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- JPS631945Y2 JPS631945Y2 JP13265981U JP13265981U JPS631945Y2 JP S631945 Y2 JPS631945 Y2 JP S631945Y2 JP 13265981 U JP13265981 U JP 13265981U JP 13265981 U JP13265981 U JP 13265981U JP S631945 Y2 JPS631945 Y2 JP S631945Y2
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Landscapes
- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は本体の上部開口部を開閉自在に覆うジ
ヤー炊飯器等の蓋体に関し、この蓋体を構成する
外蓋と外蓋カバーとの嵌合部および外蓋カバーの
形状に係るもので、前記嵌合部に間隔を形成する
ことによつて本体内からの受熱による熱拳動の影
響を防止すると共に、材料の節約と、強度的向上
を目的とするものである。
ヤー炊飯器等の蓋体に関し、この蓋体を構成する
外蓋と外蓋カバーとの嵌合部および外蓋カバーの
形状に係るもので、前記嵌合部に間隔を形成する
ことによつて本体内からの受熱による熱拳動の影
響を防止すると共に、材料の節約と、強度的向上
を目的とするものである。
従来この種の蓋体において、外蓋カバーの形状
は、環状皿形とし開口部を覆う放熱板と一諸に外
蓋にネジ止めされたものと、有底皿形となし、中
央部に保温用ヒータを装着したものと、あるいは
保温用ヒータを装着した放熱板を取着し外蓋内周
側壁に嵌合部を設けて、圧入嵌合する方法等であ
つた。前者は、外蓋平面状部に設けられるネジボ
ス部のためその成形時、表意匠面にヒケ等が出易
く、外観を損ね製造性が悪く且つ外蓋カバーに開
口部を有するから強度的にも弱体となる、又後者
は嵌合部に於て隙間なく外蓋と外蓋カバーとが嵌
合されるため使用中の受熱による熱膨張差によつ
ては外蓋が永久変形を起し、外観を損ねる原因と
なつていた、更に放熱板を有するものにあつて
は、有底部は不用であるから材料の無駄があつ
た。
は、環状皿形とし開口部を覆う放熱板と一諸に外
蓋にネジ止めされたものと、有底皿形となし、中
央部に保温用ヒータを装着したものと、あるいは
保温用ヒータを装着した放熱板を取着し外蓋内周
側壁に嵌合部を設けて、圧入嵌合する方法等であ
つた。前者は、外蓋平面状部に設けられるネジボ
ス部のためその成形時、表意匠面にヒケ等が出易
く、外観を損ね製造性が悪く且つ外蓋カバーに開
口部を有するから強度的にも弱体となる、又後者
は嵌合部に於て隙間なく外蓋と外蓋カバーとが嵌
合されるため使用中の受熱による熱膨張差によつ
ては外蓋が永久変形を起し、外観を損ねる原因と
なつていた、更に放熱板を有するものにあつて
は、有底部は不用であるから材料の無駄があつ
た。
本考案は上記従来の欠点を解消するものであり
以下に本考案の一実施例としてジヤー炊飯器につ
いて添付図面を参照して説明する。
以下に本考案の一実施例としてジヤー炊飯器につ
いて添付図面を参照して説明する。
図において1はラツチ受部2とヒンジ部3とを
一体に形成した環状樹脂材の上枠であり、この上
枠の外周下部にアンダカツトを設けて円筒状の外
装体4が圧入され、この外装体の下部開口部を覆
う底蓋5とによつて、本体の外殻を構成してい
る。外装体4の内部には、有底筒状の外鍋6が上
部フランジで上枠1にネジ固定されて垂下されて
おり、上部外周部には保温用ヒータ7、内底部に
はシーズ型の炊飯ヒータ8が設置されている。外
装体4と外鍋6との間隙にはガラスウール等の断
熱材9、又該外鍋6内に僅少のの間隔を存して収
納自在に吊下される内鍋10を有し、上部開口鍔
部を外鍋6の上部フランジ部に載置している。
一体に形成した環状樹脂材の上枠であり、この上
枠の外周下部にアンダカツトを設けて円筒状の外
装体4が圧入され、この外装体の下部開口部を覆
う底蓋5とによつて、本体の外殻を構成してい
る。外装体4の内部には、有底筒状の外鍋6が上
部フランジで上枠1にネジ固定されて垂下されて
おり、上部外周部には保温用ヒータ7、内底部に
はシーズ型の炊飯ヒータ8が設置されている。外
装体4と外鍋6との間隙にはガラスウール等の断
熱材9、又該外鍋6内に僅少のの間隔を存して収
納自在に吊下される内鍋10を有し、上部開口鍔
部を外鍋6の上部フランジ部に載置している。
11はこの本体上方開放部を覆う完成体の蓋体
であり、12は上面部を開口した持ち運び等に利
用する橋架状ハンドル13と、前記上枠ヒンジ部
3と対応する部分に外蓋ヒンジ部14と、ラツチ
取付部15を一体に形成された樹脂にて成形され
た外蓋18は断熱材17を介して、前記外蓋12
の開口内周壁下部にアンダカツトにて設けてなる
嵌合突起16に嵌合し、外蓋の内面を覆うように
装着してなる樹脂製の外蓋カバーである。この外
蓋カバー18の中央部19には、サーモカバー2
0内に設置された炊飯感知用サーモスタツト21
が圧縮バネ22によつて、常時下側方向に附勢さ
れて備えられ、コード状のフタヒータ23が接着
固定された環状の放熱板24によつてシールパツ
キン25とともにネジ61にて固定されている。
であり、12は上面部を開口した持ち運び等に利
用する橋架状ハンドル13と、前記上枠ヒンジ部
3と対応する部分に外蓋ヒンジ部14と、ラツチ
取付部15を一体に形成された樹脂にて成形され
た外蓋18は断熱材17を介して、前記外蓋12
の開口内周壁下部にアンダカツトにて設けてなる
嵌合突起16に嵌合し、外蓋の内面を覆うように
装着してなる樹脂製の外蓋カバーである。この外
蓋カバー18の中央部19には、サーモカバー2
0内に設置された炊飯感知用サーモスタツト21
が圧縮バネ22によつて、常時下側方向に附勢さ
れて備えられ、コード状のフタヒータ23が接着
固定された環状の放熱板24によつてシールパツ
キン25とともにネジ61にて固定されている。
26は、蓋ラツチ機構で、外蓋12のラツチ取
付部15に軸受板が外蓋カバー18と共にネジ6
2にて固定され、ラツチレバー26aが軸26b
とバネ26cにより取付られ、軸26bを支点と
して上方の開閉操作ボタン27側を操作部として
シーソ動作することにより上枠1のラツチ受部2
にロツクおよび解除動作する。
付部15に軸受板が外蓋カバー18と共にネジ6
2にて固定され、ラツチレバー26aが軸26b
とバネ26cにより取付られ、軸26bを支点と
して上方の開閉操作ボタン27側を操作部として
シーソ動作することにより上枠1のラツチ受部2
にロツクおよび解除動作する。
28は該橋架状ハンドル13の上面開口部と外
蓋ヒンジ部14を覆う〓字状のハンドルカバーで
ある。
蓋ヒンジ部14を覆う〓字状のハンドルカバーで
ある。
29は該外蓋12と外蓋カバー18を貫通して
該内鍋10内と外部とを連通するように設けた蒸
気抜筒部であり、この下部には内フタ31がパツ
キン30を介して摺動自在、かつ着脱可能な如く
取着されている。
該内鍋10内と外部とを連通するように設けた蒸
気抜筒部であり、この下部には内フタ31がパツ
キン30を介して摺動自在、かつ着脱可能な如く
取着されている。
以上の如く外蓋12、断熱材17、外蓋カバー
18、サーモスタツト21、放熱板24、蓋ラツ
チ機構26、ハンドルカバー28、蒸気抜筒29
の構成部品にて蓋体11は完成され、鉄線等のヒ
ンジ軸32を支点として本体開閉を行なうもので
ある。
18、サーモスタツト21、放熱板24、蓋ラツ
チ機構26、ハンドルカバー28、蒸気抜筒29
の構成部品にて蓋体11は完成され、鉄線等のヒ
ンジ軸32を支点として本体開閉を行なうもので
ある。
次に前述した蓋体11の構成部品である外蓋1
2と、外蓋カバー18およびハンドルカバー28
について更に詳細に説明すると。
2と、外蓋カバー18およびハンドルカバー28
について更に詳細に説明すると。
外蓋12においては、橋架状ハンドル13の両
基部すなわち内面開口側には該ラツチ取付部15
と同一面にサーモスタツト21およびフタヒータ
23の各々リード線21a,23aが挿入貫通さ
れる切欠部35と外蓋カバー18の取付用ネジ孔
34とを有する台座33を設けられている。外蓋
ヒンジ部14は上枠ヒンジ部3を両側からはさみ
込む様コ字形となし、この両側壁にはヒンジ軸3
2が挿入される一対の貫通穴37があり、この上
部には内壁と外壁との間を所定巾にて形成した一
対の切欠部38が垂直方向に所定の高さ迄形成さ
れ、更にこの切欠部にて形成された平面部39か
ら下側に向かつてU字溝40が同時に形成されて
おり、又、外蓋12開時に於てホルダカバー60
に当接して所定の開閉角度を保持するストツパ部
41が該上枠ヒンジ部3とほぼ同一巾にて形成さ
れ、このストツパ部41の内側に係合孔42が一
体に設けられている。又外蓋12と一体となつて
いる橋架状ハンドル13は、断面U字状をなし、
その両上面端は、所定の巾および高さを有する嵌
合段部43が開口面全周に渡り設けられ、この嵌
合段部の両内側壁44を部分的に延長し、外側に
向かつて形成された嵌合凹所46を有する複数個
の嵌合片45と、該ラツチ取付部15側近辺に設
けられた係合突起47とが一体となつて形成さ
れ、外蓋12が成形されるのである。
基部すなわち内面開口側には該ラツチ取付部15
と同一面にサーモスタツト21およびフタヒータ
23の各々リード線21a,23aが挿入貫通さ
れる切欠部35と外蓋カバー18の取付用ネジ孔
34とを有する台座33を設けられている。外蓋
ヒンジ部14は上枠ヒンジ部3を両側からはさみ
込む様コ字形となし、この両側壁にはヒンジ軸3
2が挿入される一対の貫通穴37があり、この上
部には内壁と外壁との間を所定巾にて形成した一
対の切欠部38が垂直方向に所定の高さ迄形成さ
れ、更にこの切欠部にて形成された平面部39か
ら下側に向かつてU字溝40が同時に形成されて
おり、又、外蓋12開時に於てホルダカバー60
に当接して所定の開閉角度を保持するストツパ部
41が該上枠ヒンジ部3とほぼ同一巾にて形成さ
れ、このストツパ部41の内側に係合孔42が一
体に設けられている。又外蓋12と一体となつて
いる橋架状ハンドル13は、断面U字状をなし、
その両上面端は、所定の巾および高さを有する嵌
合段部43が開口面全周に渡り設けられ、この嵌
合段部の両内側壁44を部分的に延長し、外側に
向かつて形成された嵌合凹所46を有する複数個
の嵌合片45と、該ラツチ取付部15側近辺に設
けられた係合突起47とが一体となつて形成さ
れ、外蓋12が成形されるのである。
外蓋カバー18においては、前述の外蓋12の
外周端面12Aが当接する鍔縁48を備えるとと
もに、中間部をほぼ扇ぎ形に開口して中央部19
と外端縁周部46とを連結する断面U字形となし
た十字形架橋部50を設け、この架橋部の両終端
には該外蓋12のラツチ取付部15および台座3
3とにそれぞ対応しかつ外蓋12と外蓋カバー1
8とが嵌合装着した時点において各々当接する一
対のボス座51が設けられている。又、一方の架
橋部50aには蒸気抜筒部29が貫通される貫通
穴52が設けられており更に外端縁周部49の立
側壁部49aには、該外蓋12の開口内周下部に
アンダカツトにて設けられた嵌合突起16にそれ
ぞれ係合される突起部53が一体に形成されてい
る。
外周端面12Aが当接する鍔縁48を備えるとと
もに、中間部をほぼ扇ぎ形に開口して中央部19
と外端縁周部46とを連結する断面U字形となし
た十字形架橋部50を設け、この架橋部の両終端
には該外蓋12のラツチ取付部15および台座3
3とにそれぞ対応しかつ外蓋12と外蓋カバー1
8とが嵌合装着した時点において各々当接する一
対のボス座51が設けられている。又、一方の架
橋部50aには蒸気抜筒部29が貫通される貫通
穴52が設けられており更に外端縁周部49の立
側壁部49aには、該外蓋12の開口内周下部に
アンダカツトにて設けられた嵌合突起16にそれ
ぞれ係合される突起部53が一体に形成されてい
る。
ハンドルカバー28においては、断面字状と
なし、長手方向の先端部および後端部には各々係
合突起54,55と前記橋架状ハンドル13の嵌
合凹所46に対応して、圧入嵌合される複数個の
嵌合突起56と、嵌合装着された時点に所定の隙
間aを保持し尚かつ上下,左右のずれを規制する
位置規制用リブ57とを両内側壁部に備えてい
る。尚58は、該開閉操作ボタン27挿通用の
穴、59は、ホルダカバー60およびストツパ部
41用の切欠部である。
なし、長手方向の先端部および後端部には各々係
合突起54,55と前記橋架状ハンドル13の嵌
合凹所46に対応して、圧入嵌合される複数個の
嵌合突起56と、嵌合装着された時点に所定の隙
間aを保持し尚かつ上下,左右のずれを規制する
位置規制用リブ57とを両内側壁部に備えてい
る。尚58は、該開閉操作ボタン27挿通用の
穴、59は、ホルダカバー60およびストツパ部
41用の切欠部である。
次に本体上方開放部を覆う前述の蓋体11に関
する組立手順、並びに構成について更に詳細に説
明すると、先ず外蓋カバー18の中央部19にサ
ーモスタツト21等の関連部品を装着しフタヒー
タ23を備えた放熱板24を複数個のネジ61に
て、締付固着する。この時、フタヒータ23のリ
ード線23aは、架橋部50に設けたリード線貫
通穴50bに挿入し内部に導出される。又複数個
の扇ぎ状開口部18aは前記放熱板24によつて
閉塞される。次に外蓋12の内部に断熱材17を
設置し、各々電気部品のリード線21a,23a
とを外蓋カバーの架橋部の空所50c内に収納し
外蓋切欠部35に挿入貫通して外部に導出し外蓋
カバー18が外蓋12に圧入嵌合された状態にお
いて、外蓋カバー18の鍔縁48と外蓋12の外
周端面12Aとが、又、外蓋カバー18のボス座
51と外蓋12のラツチ取付部15および台座3
3とが、それぞれ当接し一対のネジ62にて締付
固定されるとともに、蒸気抜筒部29の取着によ
つて外蓋12と外蓋カバー18とが、ガタツキ、
隙間等なきよう互いに装着固定される。このと
き、外蓋12の内周壁と外蓋カバー18の立側壁
部49aとに空隙部63および嵌合突起部53と
にも間隔bとが形成されるように関係寸法が設定
されて、蓋体11が組立られ、この外蓋ヒンジ部
14を内側方向より該上枠ヒンジ部3に嵌合しな
がら本体側リード線を切欠部38に導出してヒン
ジ軸32をそれぞれの貫通丸穴37,64に挿入
貫通することにより蓋体11と本体とが枢支され
る。本体側リード線と、蓋体側リード線21aと
の接続は、蓋体ハンドル13の基部に形成された
空所63内に於て各々接続される。この後にハン
ドルカバー28を蓋体ハンドル13に圧入嵌合
し、装着することによつて該外蓋ヒンジ部14が
覆われ、かつヒンジ軸32の両端部と、ハンドル
カバー28の側壁65とが僅少の間隔を存して対
向しヒンジ軸32の抜け止めとなるものである。
する組立手順、並びに構成について更に詳細に説
明すると、先ず外蓋カバー18の中央部19にサ
ーモスタツト21等の関連部品を装着しフタヒー
タ23を備えた放熱板24を複数個のネジ61に
て、締付固着する。この時、フタヒータ23のリ
ード線23aは、架橋部50に設けたリード線貫
通穴50bに挿入し内部に導出される。又複数個
の扇ぎ状開口部18aは前記放熱板24によつて
閉塞される。次に外蓋12の内部に断熱材17を
設置し、各々電気部品のリード線21a,23a
とを外蓋カバーの架橋部の空所50c内に収納し
外蓋切欠部35に挿入貫通して外部に導出し外蓋
カバー18が外蓋12に圧入嵌合された状態にお
いて、外蓋カバー18の鍔縁48と外蓋12の外
周端面12Aとが、又、外蓋カバー18のボス座
51と外蓋12のラツチ取付部15および台座3
3とが、それぞれ当接し一対のネジ62にて締付
固定されるとともに、蒸気抜筒部29の取着によ
つて外蓋12と外蓋カバー18とが、ガタツキ、
隙間等なきよう互いに装着固定される。このと
き、外蓋12の内周壁と外蓋カバー18の立側壁
部49aとに空隙部63および嵌合突起部53と
にも間隔bとが形成されるように関係寸法が設定
されて、蓋体11が組立られ、この外蓋ヒンジ部
14を内側方向より該上枠ヒンジ部3に嵌合しな
がら本体側リード線を切欠部38に導出してヒン
ジ軸32をそれぞれの貫通丸穴37,64に挿入
貫通することにより蓋体11と本体とが枢支され
る。本体側リード線と、蓋体側リード線21aと
の接続は、蓋体ハンドル13の基部に形成された
空所63内に於て各々接続される。この後にハン
ドルカバー28を蓋体ハンドル13に圧入嵌合
し、装着することによつて該外蓋ヒンジ部14が
覆われ、かつヒンジ軸32の両端部と、ハンドル
カバー28の側壁65とが僅少の間隔を存して対
向しヒンジ軸32の抜け止めとなるものである。
以上のような構成から明らかなように本考案に
よれば、蓋体を構成する外蓋カバーの形状を中間
部を扇ぎ形に開口し中央部と外端縁周部とを連結
する架橋部を断面U字形とし且つ十字形となし、
この扇ぎ形開口部を覆うフタヒータを装着した放
熱板にて閉塞したものであるから外蓋との装着固
定部分は外蓋の橋架状ハンドルの両基部にて処理
でき、しかも不用な部分の肉盗みが可能となり材
料の節約と強度的向上をも得られる。又、外蓋と
外蓋カバーとの圧入嵌合部に於て間隔を形成した
から、外蓋カバーの熱膨張差によつて嵌合突起部
によつて外蓋に応力を及ぼさず熱拳動の影響を防
止できる。更に、ネジボ座等の取着部分は外蓋の
平面状部に形成できるから形状も簡単となり外観
を損ねることなく成形できる。
よれば、蓋体を構成する外蓋カバーの形状を中間
部を扇ぎ形に開口し中央部と外端縁周部とを連結
する架橋部を断面U字形とし且つ十字形となし、
この扇ぎ形開口部を覆うフタヒータを装着した放
熱板にて閉塞したものであるから外蓋との装着固
定部分は外蓋の橋架状ハンドルの両基部にて処理
でき、しかも不用な部分の肉盗みが可能となり材
料の節約と強度的向上をも得られる。又、外蓋と
外蓋カバーとの圧入嵌合部に於て間隔を形成した
から、外蓋カバーの熱膨張差によつて嵌合突起部
によつて外蓋に応力を及ぼさず熱拳動の影響を防
止できる。更に、ネジボ座等の取着部分は外蓋の
平面状部に形成できるから形状も簡単となり外観
を損ねることなく成形できる。
第1図は本考案の一実施例を示すジヤー炊飯器
の正面半断面図、第2図は蓋体要部断面図、第3
図、第4図は嵌合部断面図、第5図、第6図は蓋
体の分解斜視図、第7図はハンドル部の嵌合断面
図、第8図は第4図に於ける取着状態を示す断面
図、第9図はヒンジ枢支部の断面図、第10図は
一部断面にて示す第9図の背面図、第11図はヒ
ンジ枢支部の分解斜視図である。 11……蓋体、12……外蓋、13……橋架状
ハンドル、14……外蓋ヒンジ部、15……ラツ
チ取付部、16……嵌合突起、18……外蓋カバ
ー、24……放熱板、28……ハンドルカバー、
29……蒸気抜筒部、33……台座、50……十
字形架橋、53……突起部、50c……架橋空
所。
の正面半断面図、第2図は蓋体要部断面図、第3
図、第4図は嵌合部断面図、第5図、第6図は蓋
体の分解斜視図、第7図はハンドル部の嵌合断面
図、第8図は第4図に於ける取着状態を示す断面
図、第9図はヒンジ枢支部の断面図、第10図は
一部断面にて示す第9図の背面図、第11図はヒ
ンジ枢支部の分解斜視図である。 11……蓋体、12……外蓋、13……橋架状
ハンドル、14……外蓋ヒンジ部、15……ラツ
チ取付部、16……嵌合突起、18……外蓋カバ
ー、24……放熱板、28……ハンドルカバー、
29……蒸気抜筒部、33……台座、50……十
字形架橋、53……突起部、50c……架橋空
所。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 本体の上部開口部を開閉自在に覆う調理器の
蓋体において、上面に開口を有する橋架状ハン
ドルの両基部内面側に同一面にて、ラツチ取付
部および切欠穴を有する台座と開口内周壁に設
けた嵌合突起とヒンジ部とを一体に成形した外
蓋と、中間部を扇ぎ形に開口し、中央部と外端
縁周部とを連結する十字形架橋部を一体に成形
した外蓋カバーと、前記扇ぎ形開口部を覆い、
フタヒータを装着した放熱板と、蒸気抜筒部
と、前記橋架状ハンドルの開口部を覆うハンド
ルカバーとを備え、この外蓋と外蓋カバーとが
嵌合装着された段階に於て、前記外蓋カバーに
設けた架橋部両端がラツチ取付部と台座とに当
接し、且つ外蓋内壁と外蓋カバー立側壁部間お
よび嵌合突起と突起部間とに間隔が形成される
ように構成してなる調理器の蓋体。 (2) 外蓋カバーの架橋部を断面U字形に形成し、
その空所内に電気部品のリード線を収納配設し
てなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の調
理器の蓋体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13265981U JPS5837814U (ja) | 1981-09-07 | 1981-09-07 | 調理器の蓋体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13265981U JPS5837814U (ja) | 1981-09-07 | 1981-09-07 | 調理器の蓋体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5837814U JPS5837814U (ja) | 1983-03-11 |
JPS631945Y2 true JPS631945Y2 (ja) | 1988-01-19 |
Family
ID=29926182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13265981U Granted JPS5837814U (ja) | 1981-09-07 | 1981-09-07 | 調理器の蓋体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5837814U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6226025A (ja) * | 1985-07-26 | 1987-02-04 | 松下電器産業株式会社 | 調理器具の蓋体 |
JPH0513312Y2 (ja) * | 1986-05-23 | 1993-04-08 |
-
1981
- 1981-09-07 JP JP13265981U patent/JPS5837814U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5837814U (ja) | 1983-03-11 |
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