JPH062613Y2 - 炊飯器の蓋構造 - Google Patents

炊飯器の蓋構造

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Publication number
JPH062613Y2
JPH062613Y2 JP1432587U JP1432587U JPH062613Y2 JP H062613 Y2 JPH062613 Y2 JP H062613Y2 JP 1432587 U JP1432587 U JP 1432587U JP 1432587 U JP1432587 U JP 1432587U JP H062613 Y2 JPH062613 Y2 JP H062613Y2
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JP
Japan
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lid
shaft
main body
rice cooker
handle
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JP1432587U
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JPS63123224U (ja
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保雄 青木
克三 寺岡
一夫 植田
和正 平田
隆男 村井
義明 小倉
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は炊飯器の蓋構造に関するものである。
(従来の技術) 従来、炊飯器の蓋は、蓋主体に橋架状に把手を一体に成
形し、この把手の開口部に把手カバーを被着する構造で
あり、把手カバーの色を変えることによりデザイン的な
変化をもたせるようになっている(実公昭59−172
23号公報)。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、従来のように、橋架状把手の開口部に被着す
る把手カバー色の変化のみによる場合では、デザイン的
な変化にとぼしく、市場ニーズの多様化により多種類少
量生産の傾向にある最近においては対応し難いものであ
った。
然るに本考案にあっては、上記問題点を解決できる炊飯
器の蓋構造を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の内容を、以下実施例に対応する図面を用いて説
明する。
炊飯器の蓋において、両端に内向きの軸26を有する把
手12と、複数個の爪22を一体に突設しかつ軸孔23
を設けた蓋カバー10とを備え、この蓋カバー10をそ
の爪22を以って蓋主体8の上面上に被着する。そし
て、把手12自身の弾性を利用して軸26を蓋カバー1
0の軸孔23に挿通して蓋主体8の軸受部(軸孔14)
に嵌込むことにより、把手12を起倒自在に取付けるも
のである。
(作用) 上記の蓋構造により、蓋主体8の色調に合せて蓋カバー
10及び把手12の色を変化させることができ、従来に
比べて色によるデザイン的な変化をつけ易くなり、その
変化も豊富である。又、蓋カバー10及び把手12はね
じのような締着部品を用いることなく取付けられ、しか
も軸26が軸孔23に挿通することによって蓋カバー1
0の不用意な剥離が防止される。
(実施例) 以下図面に示した本考案の実施例について詳細に説明す
る。
炊飯器本体1は外装体2、これに内装する外鍋3、この
両者の上端間を連結する上リング4及び断熱材5等によ
り構成され、上記外装体2は横断面八角形状をなす。外
鍋3は内底部に熱板式の炊飯ヒータ(図示せず)を内装
し、内鍋6を出入自在に納める。
外蓋(蓋)7は炊飯器本体1に開閉自在に枢設され該本
体1の開口部を被うもので、炊飯器本体1の外郭形状に
対応して平面八角形状をなす。外蓋7は蓋主体8、蓋内
面板9、蓋カバー10、断熱材11及び把手12等より
なり、断熱材11を除いた他の構成部材は全て合成樹脂
の成型品よりなる。
上記蓋主体8は外周部の後半側において把手12の傾倒
時に該把手12が位置する段部13を有すると共に、該
段部13の両端部側壁に軸孔(軸受部)14を形成す
る。又、蓋主体8は上面の前端部に凹所15を有し、こ
の凹所15の底部にレバー貫通孔16を形成する一方、
蓋カバー10取付用の係止孔17を複数個備える。蓋内
面板9が外周部上面上に一体に突設した多数の爪18を
蓋主体8の下端内周部に係合することにより蓋主体8に
結合するもので、蓋主体8との間に断熱材11を介在す
る。蓋内面板9は蓋主体8のレバー貫通孔16に対向す
る角孔19を有し、又下面中央部には軸20を一体に突
設し、この軸20より放射方向に延びる吸着防止用の突
条21を有する。
蓋カバー10は蓋主体8の上面及び段部13の側壁を被
うもので、複数個の爪22を一体に突設し、この爪22
を蓋主体8の係止孔17に係合することにより蓋主体8
上に被着する。又、蓋カバー10は蓋主体8の軸孔14
と対向する軸孔23を形成する一方、凹所15に対向し
て下方への膨出部を設けることによりその上面に指挿入
部24を設け、この指挿入部24との対向位置において
レバー受け部25を一体に成形する。把手12は両端に
内向きの軸26を有し、把手12自身の弾性(撓み)を
利用して軸26を軸孔23,14に貫挿しその先端にE
リング(図示せず)を嵌着することにより起倒自在に取
付ける。
ヒンジ装置27は炊飯器本体1に外蓋7を開閉自在に枢
設するもので、蓋主体8に支持したヒンジ軸28、上リ
ング4上に一体に突設したヒンジ軸28が嵌込む溝30
を備えた軸受部29,上リング4に貫挿して上下動自在
に設け上方位置においてヒンジ軸28を溝30内に保持
するヒンジレバー31及び該レバー31を常時上方に付
勢するスプリング32よりなり、ヒンジレバー31を下
方に移動操作すれば外蓋7を取外すことができる。
ラツチ装置33は外蓋7を閉状態にロックするもので、
上リング4上に一体に突設した鉤片34,蓋カバー10
のレバー受け部25に支点部36を嵌込み揺動動作によ
り鉤片34に係脱するラツチレバー35及び該レバー3
5を常時係合方向に付勢するスプリング37よりなる。
スプリング37はラツチレバー35と蓋カバー10間に
縮設することによりラツチレバー35の支点部36をレ
バー受け部25内に強制的に保持させ、ラツチレバー3
5を揺動可能に取付ける。
内蓋38は従来周知のゴムパッキン39を以って軸20
に着脱自在に支持されるもので、外蓋7の閉塞時にゴム
パッキン39の弾性を利用して内鍋6の開口部に弾接
し、該開口部を密閉する。尚、ゴムパッキン39は第3
図に示すように突条21の存在により蓋内面板9との間
に常に隙間40を形成する為、吸盤作用を生じることが
なくなり、従って内蓋38を内鍋6側に常に圧接させる
ことができ、確実に密閉状態を得ることができる。
上記の構成において、外蓋7の組立ては、先ず蓋カバー
10にラツチレバー35及びスプリング37を取付けた
後、蓋カバー10をその爪22を以って蓋主体8上に被
着し、次に把手12の軸26を軸孔23,14に順次貫
挿しその先端にEリングを嵌着することにより把手12
を取付ける。そして、最後に蓋主体8に断熱材11を介
して蓋内面板9を結合することにより外蓋7の組立てを
終了するものであり、外蓋7のねじ等の締着部品を使用
することなく組立てることができる。
(考案の効果) 以上の如く本考案の構成によれば、炊飯器本体及び蓋主
体の色調に合せて蓋カバー及び把手の色を変化させるこ
とができるので、デザイン的な変化をつけ易く、市場ニ
ーズの多様化に伴う多種類少量生産にも容易に対応する
ことができ、しかも蓋カバー及び把手はねじ等の締着部
品を用いることなく取付けることができ、又把手により
蓋カバーの不用意な剥離も確実に防止され、頗る有益な
考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例における炊飯器の要部構造を示
す断面図、第2図は同外蓋の分解構成斜視図、第3図
(a)(b)は同蓋内面板とゴムパッキンの関係を示す断面
図、第4図は同炊飯器の外観斜視図である。 7:外蓋、8:蓋主体、10:蓋カバー、12:把手、
14:軸孔(軸受部)、22:爪、23:軸孔、26:
軸。
フロントページの続き (72)考案者 平田 和正 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)考案者 村井 隆男 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)考案者 小倉 義明 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端に内向きの軸を有する把手と、複数個
    の爪を一体に突設しかつ軸孔を設けた蓋カバーとを備
    え、この蓋カバーをその爪を以って蓋主体の上面上に被
    着し、かつ把手は自身の弾性により軸を蓋カバーの軸孔
    に挿通して上記蓋主体の軸受部に嵌込み該軸により起倒
    自在に取付けたことを特徴とする炊飯器の蓋構造。
JP1432587U 1987-02-03 1987-02-03 炊飯器の蓋構造 Expired - Lifetime JPH062613Y2 (ja)

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JP1432587U JPH062613Y2 (ja) 1987-02-03 1987-02-03 炊飯器の蓋構造

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JP1432587U JPH062613Y2 (ja) 1987-02-03 1987-02-03 炊飯器の蓋構造

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Publication Number Publication Date
JPS63123224U JPS63123224U (ja) 1988-08-10
JPH062613Y2 true JPH062613Y2 (ja) 1994-01-26

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ID=30804205

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JP1432587U Expired - Lifetime JPH062613Y2 (ja) 1987-02-03 1987-02-03 炊飯器の蓋構造

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JP6661284B2 (ja) * 2015-05-28 2020-03-11 シャープ株式会社 蓋および調理器

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JPS63123224U (ja) 1988-08-10

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