JPH0639606Y2 - 電気調理器のヒンジ装置 - Google Patents

電気調理器のヒンジ装置

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Publication number
JPH0639606Y2
JPH0639606Y2 JP9456789U JP9456789U JPH0639606Y2 JP H0639606 Y2 JPH0639606 Y2 JP H0639606Y2 JP 9456789 U JP9456789 U JP 9456789U JP 9456789 U JP9456789 U JP 9456789U JP H0639606 Y2 JPH0639606 Y2 JP H0639606Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
lid
shaft pin
fixed
bearing
main body
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Application number
JP9456789U
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JPH0334422U (ja
Inventor
貞幸 土井
山崎  勇
保木本  明雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、所謂ジャー炊飯器と呼ばれる様な電気調理器
のヒンジ装置に関する。
(ロ)従来の技術 通常、ジャー炊飯器は、鍋を収納する本体に蓋体を開閉
自在に枢着しているが、蓋体を開ける場合には蓋体のハ
ンドルを持った手でロック釦を押して蓋体を回動する必
要があり、一方の手にしゃもじを持ち他方の手に椀を持
った状態で蓋体の開放を行うことができなかった。(特
開昭52−112515号公報参照) 前述の様な点を改良するために、蓋体のヒンジ部にバネ
性を持たせてロック釦の解除後自動的に開放する様にし
たが、この場合はヒンジ部に装着するスプリングが多く
なるために軸ピンの固定時等に組立性が悪くなると共に
前記スプリングによる力がヒンジ軸の軸ピンに加わり軸
ピンが外れる欠点があった。
(ハ)考案が解決しようとする課題 本考案は、ヒンジ機構の組立てを簡単にし且軸ピンを確
実に固定したものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、フレームよりなる本体と、該本体の上部に設
けた蓋体と、該蓋体を本体に対して開閉自在に構成する
ヒンジ機構と、前記蓋体を閉止状態に保持するロック釦
とからなり、前記ヒンジ機構は、フレーム側に設けられ
上下方向に延びて溝を設けた複数個のリブを水平方向に
並設した軸受台と、内側に複数個の押当片を有し前記軸
受台の外側に固定する軸受カバーと、蓋体側に設けられ
複数個のコイルスプリングを貫通して水平方向に配設し
た軸ピンとから構成し、軸ピンを溝に係合し軸受カバー
を前記軸受台に固定して押当片により軸ピンを押圧した
構成とする。
(ホ)作用 コイルスプリングを貫通した軸ピンを溝に係合し、軸受
カバーを前記軸受台に固定して押圧片により軸ピンを押
圧したため、組立性がよくなり、且、軸ピンの外れが防
止できる。
(ヘ)実施例 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
(1)は合成樹脂製のフレーム(2)と該フレームの上
部内周縁に固定したフレームカバー(3)とからなる本
体、(4)は該本体の上部に設けられ外板(5)と内板
(6)により構成した蓋体、(7)は該蓋体を本体に対
して開閉自在に枢支したヒンジ機構で、以下にその詳細
構造を説明する。
(8)は前記フレームカバー(3)に一体に設けた軸受
台で、上下方向に延びる複数個のリブ(9a)(9b)(9
c)(9b)を並設しており、夫々のリブにC形の溝(10
a)(10b)(10c)(10d)を形成している。(11)はリ
ブ(9b)と(9c)間に設けた露の逃し孔である。(12)
(12)は前記軸受台(8)の下方に位置したフレーム
(2)の一部に穿設したネジ孔、(13)は前記軸受台
(8)に固定する軸受カバーで、内側に上下方向に長い
複数個の押当片(14)(14)を一体に設けると共にネジ
挿通孔(16)(16)を設けている。
(17)は前記外板(5)の後方に設けた膨出部、(18)
(18)は前記内板(6)の後部の両側に対向して設けた
軸板、(19)(19)は該軸板間に設けた支持板、(20)
は両端を前記軸板(18)、(18)に支持し水平方向に配
設した軸ピン、(21a)(21b)(21c)(21d)は軸ピン
(20)が貫通し一端を前記内板(6)の上面に載せ他端
を自由端とした複数個のコイルスプリング、(22)は前
記コイルスプリング(21a)(21b)(21c)(21d)の一
端が係合する挿入溝(23)(23)(23)(23)を有した
固定金具で、内板(6)の上面に固定(図示せず)して
コイルスプリング(21a)(21b)(21c)(21d)の夫々
の一端を蓋体(4)側に掛止固定している。
(24)は前記内板(6)に設けた蒸気抜き筒、(25)は
前記外板(5)に設けられ前記蒸気抜き筒(24)の挿通
孔である。
(26)は前記蓋体(4)上面であって前記ヒンジ機構
(7)の反射側に設けられ蓋体(4)を開放したり閉止
状態にするロック釦、(27)は前記軸受カバー(13)の
下部に着脱自在に設けた露受け容器である。
次に組立順序について述べる。第2図の様な状態におい
て、外板(5)と内板(6)を固定し、隣接するスプリ
ング(21a)と(21b)、(21c)と(21d)間及び端部側
のスプリング(21a)と軸板(18)、スプリング(21d)
と軸板(18)間の軸ピン(20)の露出部分をリブ(9a)
(9b)(9c)(9d)の溝(10a)(10b)(10c)(10d)
に係合しコイルスプリング(21a)(21b)(21c)(21
d)の他端を軸受カバー(13)の内側壁に当てたまま該
軸受カバーを軸受台(8)にネジ(28)(28)によって
ネジ挿通孔(16)(16)を挿通しネジ孔(12)(12)に
螺合固定する。この時、軸受カバー(13)の固定に伴な
い押当片(14)(14)がコイルスプリング(21a)と(2
1b)間及び(21c)と(21d)間の軸ピン(20)を押当て
る。前記軸受カバー(13)の固定に伴ないコイルスプリ
ング(21a)(21b)(21c)(21d)の一端側が蓋体
(4)を開放する方向に附勢される。尚コイルスプリン
グの他端は予め軸受台に形成された孔にて固定されても
よい。而して、ロック釦(26)を押圧して蓋体(4)の
閉止状態を解除すると、コイルスプリング(21a)(21
b)(21c)(21d)の蓄勢力によって蓋体(4)が自動
的に開放する。
(ト)考案の効果 以上の様に本考案は、コイルスプリングを貫通した軸ピ
ンを溝に係合し、軸受カバーを軸受台に固定して軸受カ
バーの押当片により軸ピンを押当固定したものであるか
ら、軸ピンは予め蓋体側に固定した状態とし軸受台のリ
ブの溝に係合するため、組立てが簡単になると共に軸ピ
ンは軸受カバーの固定に伴ない押当片によって押圧され
るため、蓋体の開閉時に外れることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電気調理器のヒンジ装置の実施例を示
す側面図、第2図は要部分解斜視図である。 (1)……本体、(2)……フレーム、(4)……蓋
体、(7)……ヒンジ機構、(8)……軸受台、(9a)
(9b)(9c)(9d)……リブ、(10a)(10b)(10c)
(10d)……溝、(13)……軸受カバー、(14)(14)
……押当片、(20)……軸ピン、(21a)(21b)(21
c)(21d)……コイルスプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームよりなる本体と、該本体の上部に
    設けた蓋体と、該蓋体を本体に対して開閉自在に構成す
    るヒンジ機構と、前記蓋体を閉止状態に保持するロック
    釦とからなり、前記ヒンジ機構は、フレーム側に設けら
    れ上下方向に延びて溝を設けた複数個のリブを水平方向
    に並設した軸受台と、内側に複数個の押当片を有し前記
    軸受台の外側に固定する軸受カバーと、蓋体側に設けら
    れ複数個のコイルスプリングを貫通して水平方向に配設
    した軸ピンとから構成し、軸ピンを溝に係合し軸受カバ
    ーを前記軸受台に固定して押当片により軸ピンを押圧し
    たことを特徴とする電気調理器のヒンジ装置。
JP9456789U 1989-08-11 1989-08-11 電気調理器のヒンジ装置 Expired - Lifetime JPH0639606Y2 (ja)

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JP9456789U JPH0639606Y2 (ja) 1989-08-11 1989-08-11 電気調理器のヒンジ装置

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JPH0334422U JPH0334422U (ja) 1991-04-04
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ID=31643888

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KR101294876B1 (ko) * 2012-02-21 2013-08-08 인제대학교 산학협력단 병원 침대용의 굴곡형 안전바

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JPH0334422U (ja) 1991-04-04

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