JPH0344537Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0344537Y2 JPH0344537Y2 JP17936885U JP17936885U JPH0344537Y2 JP H0344537 Y2 JPH0344537 Y2 JP H0344537Y2 JP 17936885 U JP17936885 U JP 17936885U JP 17936885 U JP17936885 U JP 17936885U JP H0344537 Y2 JPH0344537 Y2 JP H0344537Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- front panel
- main cover
- elastic
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003796 beauty Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、印字機の筐体に関する。
従来の技術
従来、第4図に示すように、印字部品を収容す
るメインカバー30の前面31に複数の係止孔3
2を左右方向に並べて形成し、スイツチ等の操作
部を保持するフロントパネル33を、その裏面に
一体的に形成した弾性止片34を係止孔32に係
合することによりメインカバー30の前面31に
装着するようにしたものがある。
るメインカバー30の前面31に複数の係止孔3
2を左右方向に並べて形成し、スイツチ等の操作
部を保持するフロントパネル33を、その裏面に
一体的に形成した弾性止片34を係止孔32に係
合することによりメインカバー30の前面31に
装着するようにしたものがある。
考案が解決しようとする問題点
しかし、フロントパネル33は弾性係止片34
と係止孔32との係合だけで保持されるため、弾
性係止片34は受ける負担が大きく破損し易い。
と係止孔32との係合だけで保持されるため、弾
性係止片34は受ける負担が大きく破損し易い。
この考案はこのような点に鑑みなされたもの
で、フロントパネルの取付強度を高めうる印字機
の筐体を提供することを目的とする。
で、フロントパネルの取付強度を高めうる印字機
の筐体を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
第1図ないし第3図に示すように、メインカバ
ー2の前面5に位置決め孔6と複数の下部係止孔
8とを左右方向に並べて形成し、フロントパネル
11の裏面に位置決め突部12と複数の弾性係止
片13とを一体的に形成し、フロントパネル11
の上縁に開閉カバー4に覆われる横長の弾性片1
4を形成し、この弾性片14に複数の上部係止孔
15を形成し、メインカバー2の開口縁3の前部
に複数の係止突部17を一体的に形成する。
ー2の前面5に位置決め孔6と複数の下部係止孔
8とを左右方向に並べて形成し、フロントパネル
11の裏面に位置決め突部12と複数の弾性係止
片13とを一体的に形成し、フロントパネル11
の上縁に開閉カバー4に覆われる横長の弾性片1
4を形成し、この弾性片14に複数の上部係止孔
15を形成し、メインカバー2の開口縁3の前部
に複数の係止突部17を一体的に形成する。
作 用
したがつて、弾性係止片13と下部係止孔8と
を弾発的に係合し、弾性片14を弾性的に撓ませ
て上部係止孔15と係止突部17とを係合させる
ことによりメインカバー2の前面5にフロントパ
ネル11を取付ける。位置決め突部12は位置決
め孔6に嵌合させてメインカバー2に対するフロ
ントパネル11の位置決めをする。このように、
弾性片14と係止突部17とを係合させることに
より、弾性的に変形する弾性係止片13に掛かる
負担を小さくする。弾性片14も変形するが、こ
の弾性片14を連続する横長の形状に定めること
により強度を強める。したがつて、弾性係止片1
3及び弾性片14の破損を防止し、フロントパネ
ル11の取付強度を向上する。
を弾発的に係合し、弾性片14を弾性的に撓ませ
て上部係止孔15と係止突部17とを係合させる
ことによりメインカバー2の前面5にフロントパ
ネル11を取付ける。位置決め突部12は位置決
め孔6に嵌合させてメインカバー2に対するフロ
ントパネル11の位置決めをする。このように、
弾性片14と係止突部17とを係合させることに
より、弾性的に変形する弾性係止片13に掛かる
負担を小さくする。弾性片14も変形するが、こ
の弾性片14を連続する横長の形状に定めること
により強度を強める。したがつて、弾性係止片1
3及び弾性片14の破損を防止し、フロントパネ
ル11の取付強度を向上する。
実施例
この考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。ベースカバー1には図示しないがプラテン、
印字ヘツドを保持してプラテンに沿つて移動する
キヤリア、紙送り機構等の印字部品を収容するメ
インカバー2が固定され、このメインカバー2の
前部に形成した開口縁3を開閉する開閉カバー4
が設けられている。メインカバー2の前面5に
は、中央部に位置する複数の位置決め孔6及び窓
7と、下部に位置する下部係止孔8とが成されて
いる。窓7に対向する操作部であるスイツチ9及
び作動状態を表示するLED等の表示部10とを
保持するフロントパネル11には、位置決め孔6
に嵌合する複数の位置決め突部12と、係止孔8
に弾性的に係合する複数の弾性係止片13とが形
成されている。また、このフロントパネル11の
上縁にはメインカバー2の内方へ向けて屈曲する
L字形の横長の弾性片14が一体的に形成され、
この弾性片14には複数の上部係止孔15が左右
方向に並べて形成されている。
る。ベースカバー1には図示しないがプラテン、
印字ヘツドを保持してプラテンに沿つて移動する
キヤリア、紙送り機構等の印字部品を収容するメ
インカバー2が固定され、このメインカバー2の
前部に形成した開口縁3を開閉する開閉カバー4
が設けられている。メインカバー2の前面5に
は、中央部に位置する複数の位置決め孔6及び窓
7と、下部に位置する下部係止孔8とが成されて
いる。窓7に対向する操作部であるスイツチ9及
び作動状態を表示するLED等の表示部10とを
保持するフロントパネル11には、位置決め孔6
に嵌合する複数の位置決め突部12と、係止孔8
に弾性的に係合する複数の弾性係止片13とが形
成されている。また、このフロントパネル11の
上縁にはメインカバー2の内方へ向けて屈曲する
L字形の横長の弾性片14が一体的に形成され、
この弾性片14には複数の上部係止孔15が左右
方向に並べて形成されている。
メインカバー2の開口縁3の前部には弾性片1
4を支える廂部16が形成され、この廂部16に
は上部係止孔15に係合する複数の係止突部17
が一体的に形成されている。弾性片14は開閉カ
バー4の前縁に覆われるものである。係止突部1
7の背面には上方へ向かうに従いフロントパネル
11側に傾斜する傾斜面18が形成され、この傾
斜面18に接触する傾斜面19が上部係止孔15
の縁に形成されている。
4を支える廂部16が形成され、この廂部16に
は上部係止孔15に係合する複数の係止突部17
が一体的に形成されている。弾性片14は開閉カ
バー4の前縁に覆われるものである。係止突部1
7の背面には上方へ向かうに従いフロントパネル
11側に傾斜する傾斜面18が形成され、この傾
斜面18に接触する傾斜面19が上部係止孔15
の縁に形成されている。
このような構成において、第2図に示すよう
に、フロントパネル11を傾けた状態で下部係止
孔8に弾性係止片13を引掛け、この状態で下部
係止孔8を支点としてフロントパネル11をメイ
ンカバー2の前面5に押しつけると、第3図に示
すように、弾性係止片13が下部係止孔8に弾発
的に係合し、続いて位置決め突部12が位置決め
孔6に嵌合し、続いて係止突部17に緩衝する弾
性片14が弾性的に変形して上部係止孔15と係
止突部17とが弾発的に係合する。この係合時に
傾斜面18,19が接触して滑るため変形した弾
性片14は速やかに元の形状に復元する。ついで
メインカバー2の開口縁3を開閉カバー4により
閉塞し、弾性片14及び上部係止孔15を覆う。
に、フロントパネル11を傾けた状態で下部係止
孔8に弾性係止片13を引掛け、この状態で下部
係止孔8を支点としてフロントパネル11をメイ
ンカバー2の前面5に押しつけると、第3図に示
すように、弾性係止片13が下部係止孔8に弾発
的に係合し、続いて位置決め突部12が位置決め
孔6に嵌合し、続いて係止突部17に緩衝する弾
性片14が弾性的に変形して上部係止孔15と係
止突部17とが弾発的に係合する。この係合時に
傾斜面18,19が接触して滑るため変形した弾
性片14は速やかに元の形状に復元する。ついで
メインカバー2の開口縁3を開閉カバー4により
閉塞し、弾性片14及び上部係止孔15を覆う。
この状態ではフロントパネル4の上部が係止突
部17により保持されているので、弾性的に変形
する弾性係止片13に掛かる負担は小さい。弾性
片14も変形するが、この弾性片14は横長で部
分的にフロントパネル11から突出する小片では
ないので強度的には強い。したがつて、弾性係止
片13や弾性片14が折れることはなく、フロン
トパネル11の取付強度を向上することができ
る。
部17により保持されているので、弾性的に変形
する弾性係止片13に掛かる負担は小さい。弾性
片14も変形するが、この弾性片14は横長で部
分的にフロントパネル11から突出する小片では
ないので強度的には強い。したがつて、弾性係止
片13や弾性片14が折れることはなく、フロン
トパネル11の取付強度を向上することができ
る。
考案の効果
この考案は上述のように構成したので、弾性係
止片と下部係止孔とを弾発的に係合し、弾性片を
弾性的に撓ませて上部係止孔と係止突部とを係合
させることによりメインカバーの前面にフロント
パネルを取付けることができ、また、位置決め突
部と位置決め孔との嵌合により、メインカバーに
対するフロントパネルの位置決めをすることがで
き、このように、弾性片と係止突部とを係合させ
ることにより、弾性的に変形する弾性係止片に掛
かる負担を小さくすることができ、さらに、弾性
片も変形するがこの弾性片を連続する横長の形状
に定めることにより強度を強めることができ、し
たがつて、弾性係止片及び弾性片の破損を防止
し、フロントパネルの取付強度を向上することが
でき、さらに、開閉カバーにより弾性片の上部係
止孔を多い外観美を高めることができる等の効果
を有する。
止片と下部係止孔とを弾発的に係合し、弾性片を
弾性的に撓ませて上部係止孔と係止突部とを係合
させることによりメインカバーの前面にフロント
パネルを取付けることができ、また、位置決め突
部と位置決め孔との嵌合により、メインカバーに
対するフロントパネルの位置決めをすることがで
き、このように、弾性片と係止突部とを係合させ
ることにより、弾性的に変形する弾性係止片に掛
かる負担を小さくすることができ、さらに、弾性
片も変形するがこの弾性片を連続する横長の形状
に定めることにより強度を強めることができ、し
たがつて、弾性係止片及び弾性片の破損を防止
し、フロントパネルの取付強度を向上することが
でき、さらに、開閉カバーにより弾性片の上部係
止孔を多い外観美を高めることができる等の効果
を有する。
第1図ないし第3図はこの考案の一実施例を示
すもので、第1図は分解斜視図、第2図はフロン
トパネルの取付作業の経過を拡大して示す一部の
縦断側面図、第3図はフロントパネルの取付状態
を拡大して示す一部の縦断側面図、第4図は従来
例を拡大して示す一部の縦側面図である。 2……メインカバー、3……開口縁、4……開
閉カバー、5……前面、6……位置決め孔、8…
…下部係止孔、9……スイツチ(操作部)、11
……フロントパネル、12……位置決め突部、1
3……弾性係止片、14……弾性片、15……上
部係止孔、17……係止突部。
すもので、第1図は分解斜視図、第2図はフロン
トパネルの取付作業の経過を拡大して示す一部の
縦断側面図、第3図はフロントパネルの取付状態
を拡大して示す一部の縦断側面図、第4図は従来
例を拡大して示す一部の縦側面図である。 2……メインカバー、3……開口縁、4……開
閉カバー、5……前面、6……位置決め孔、8…
…下部係止孔、9……スイツチ(操作部)、11
……フロントパネル、12……位置決め突部、1
3……弾性係止片、14……弾性片、15……上
部係止孔、17……係止突部。
Claims (1)
- 印字部品を収容するメインカバーと、このメイ
ンカバーの前部に形成した上面開口の開口縁を開
閉する開閉カバーと、操作部等を保持して前記メ
インカバーの前面に取付けられるフロントパネル
とを設け、前記メインカバーの前面に位置決め孔
と下部に位置する複数の下部係止孔とを左右方向
に並べて形成し、前記フロントパネルの裏面に前
記位置決め孔に嵌合する位置決め突部と前記係止
孔に弾発的に係合する複数の弾性係止片とを一体
的に形成し、前記フロントパネルの上縁に開閉カ
バーに覆われるとともに前記メインカバーの内方
へ向けてL字形に屈曲する横長の弾性片を形成
し、この弾性片に複数の上部係止孔を形成し、前
記メインカバーの前記開口縁の前部に前記上部係
止孔に弾発的に係合する複数の係止突部を一体的
に形成したことを特徴とする印字機の筐体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17936885U JPH0344537Y2 (ja) | 1985-11-21 | 1985-11-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17936885U JPH0344537Y2 (ja) | 1985-11-21 | 1985-11-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6287853U JPS6287853U (ja) | 1987-06-04 |
JPH0344537Y2 true JPH0344537Y2 (ja) | 1991-09-19 |
Family
ID=31122367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17936885U Expired JPH0344537Y2 (ja) | 1985-11-21 | 1985-11-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0344537Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6376905B2 (ja) * | 2014-08-29 | 2018-08-22 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
1985
- 1985-11-21 JP JP17936885U patent/JPH0344537Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6287853U (ja) | 1987-06-04 |
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