JP2740839B2 - ヘツドレスト保持装置 - Google Patents

ヘツドレスト保持装置

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JP2740839B2
JP2740839B2 JP63176072A JP17607288A JP2740839B2 JP 2740839 B2 JP2740839 B2 JP 2740839B2 JP 63176072 A JP63176072 A JP 63176072A JP 17607288 A JP17607288 A JP 17607288A JP 2740839 B2 JP2740839 B2 JP 2740839B2
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plate
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JP63176072A
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JPH0226508A (ja
Inventor
満夫 井上
荘弼 中内
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テイ・エステック株式会社
エヌエス化成株式会社
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  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ヘッドレストの保持装置に係るものであ
る。
(従来技術) 従来公知の実開昭57−152055号公報および実開昭61−
60763号公報には、背凭シート内に設けた取付部材に挿
着される支持筒と、前記支持筒の上部に一体に形成され
た該支持筒と連通する挿通孔を有する筐体と、該筐体に
設けたピラーの係合凹部に係合する係合部を有する係合
プレートと、前記係合部が前記係合凹部に係合するよう
に付勢するバネとを有するヘッドレストの保持装置にお
いて、前記筐体の前記係合プレートの下方位置には止着
用のネジの挿入口を形成し、前記ネジは前記係合プレー
トを取付けたまま止着できるように前記係合プレートに
前記ネジの頭部より大なる挿通空間を形成しヘッドレス
トの保持装置について記載されている。
また、従来公知の実開昭59−63032号公報には、背凭
シート内に設けた取付部材に挿着される支持筒と、前記
支持筒の上部に一体に形成され該支持筒と連通する挿通
孔を有する筐体と、該筐体に設けたピラーの係合凹部に
係合する係合部を有する係合プレートと、前記係合部が
前記係合凹部に係合するように付勢するバネとを有する
ヘッドレストの保持装置において、前記筐体の前記係合
プレートの周囲の前記筐体には止着用のネジの挿通孔を
複数形成しヘッドレストの保持装置について記載されて
いる。
(発明が解決しようとする課題) 前記公知のものは、外観上の見栄えについて全く考慮
されていないという課題がある。即ち、筐体を止めるネ
ジの頭部が露出するので、見栄えが悪い。
また、複数のネジにより止めるので、取付けが面倒で
あるという課題がある。
本願は、見栄えを良好にし、取付容易としたものであ
る。
(課題を解決するための手段) よって本発明は、背凭シート1内に設けた取付部材6
に挿着されて設けられた左右一対の支持筒5と、前記支
持筒5の上部に一体に形成され該支持筒5と連通する挿
通孔11を有する筐体9と、該筐体9に設けたピラー7の
係合凹部8に係合する係合部15を有する係合プレート16
と、前記係合部15が前記係合凹部8に係合するように付
勢するバネ22とを有するヘッドレストの保持装置におい
て、前記筐体9の前記係合プレート16の下方位置には止
着用の一個のネジ26の挿入口42を形成し、前記ネジ26は
前記係合プレート16を取付けたまま止着できるように前
記係合プレート16に前記ネジ26の頭部41より大なる挿通
孔30を形成し、前記筐体9には前記係合プレート16のツ
マミ部18がロック位置とアンロック位置に移動しうる開
口部36および前記挿通孔11と重合する挿通孔35を有する
蓋34を取付けたヘッドレストの保持装置としたものであ
る。
(実施例) 本発明の一実施例を図面により説明すると、1は車輛
用シートの背凭シート、2は前記背凭シート1の骨格フ
レーム、3は前記背凭シート1のクッション材であり、
クッション材3の外周面を表皮4により被覆する。
5は合成樹脂により形成された支持筒であり、該支持
筒5は前記骨格フレーム2に固定した取付部材6に固定
され、前記支持筒5にはヘッドレストのピラー7を上方
から挿入して、ヘッドレストを上下調節自在に支持す
る。前記ピラー7は、金属丸棒により形成され、外周面
には上下に所定の間隔を置いて係合凹部8が形成されて
いる。
前記支持筒5の上部には、筐体9を一体に設ける。筐
体9の下方方向の略中央には、前記背凭シート1のクッ
ション材3の上面に当接する横方向の基板10を形成し、
該基板10の下方部分43の下端に前記支持筒5の上端部を
一体的に接続する。
前記下方部分43には、前記支持筒5に接続する挿通孔
11を形成し、該挿通孔11より前記ピラー7を挿入する。
前記基板10は四角形状でありその外周縁の三方には上
方に起立する起立壁12を形成する。起立壁12で囲まれた
内部の奥側には、水平突出鍔部13を形成する。該突出鍔
部13は、奥側にのみ設け、入口側は開放する。前記突出
鍔部13と前記基板10との間には摺動溝14を形成し、該摺
動溝14に係合プレート16を摺動自在に挿入する。したが
って、係合プレート16は、その前端および側縁のみが摺
動溝14に嵌合して摺動する。
20は、前記係合プレート16の筐体9取付け用開口部で
ある。
前記係合プレート16は、金属製の平板により形成さ
れ、先端側に前記挿通孔11より大なる挿通孔17を形成す
る。挿通孔17内には、前記挿通孔11と重合する係合部15
を形成し、該係合部15がピラー7の係合凹部8に係合す
る。18は係合プレート16のツマミ部である。
係合プレート16の挿通孔17とツマミ部18の間の側縁の
左右両側には、下方に突出する突起19、19を形成する。
該突起19は折曲加工により形成し、係合プレート16の移
動方向に対する強度を確保する。
基板10には、係合プレート16の移動方向と平行の移動
溝21、21を形成し、該移動溝21、21に前記係合プレート
16より下方に突出する突起19、19を上方より嵌合させ
る。移動溝21、21の下方の下方部分43には、コイルバネ
22、22のハウジング23、23を形成する。ハウジング23、
23は、挿通孔24、24により外部と連通し、該挿入孔24、
24から前記コイルバネ22、22を挿入する。コイルバネ2
2、22は、前記係合プレート16の突起19、19に当接し、
常時係合プレート16の係合部15がピラー7の係合凹部8
に係合するように付勢する。
移動溝21と移動溝21の間の基板10およびその下部には
ネジ26の頭部41が陥没する凹部25を形成し、該凹部25の
中心部にネジ26の挿入口42を形成し、該凹部25に上方よ
りネジ26を挿入し、前記取付部材6の上板27にネジ止め
する。
前記ネジ26は、前記筐体9に係合プレート16を取付け
たまま止着できるように、前記係合プレート16の突起1
9、19の間に前記ネジ26の頭部41より大きい挿通孔30を
形成し、該挿通孔30より前記ネジ26を前記挿入口42内に
挿入する。
前記基板10の前記開口部20側には、係合凹部31を形成
し、該係合凹部31には前記係合プレート16のツマミ部18
の下面に形成した係合突起32を嵌合させる。係合突起32
は係合凹部31内の壁33に当接し、係合プレート16の抜け
を防止する。
34は前記筐体9の上部に取付ける蓋であり、挿通孔35
と開口部36を有し、周縁に形成した突起37を前記基板10
の外周に形成した係合溝38に係合させて取付ける。
(作用) 次に作用を述べる。
本発明は前記の構成であるから、基板10の下方の下方
部分43に形成したハウジング23内に挿通孔24よりコイル
バネ22を挿入し、係合プレート16の先端を筐体9の摺動
溝14に嵌合させ、係合プレート16の突起19、19を基板10
の移動溝21、21に嵌合させ、コイルバネ22を係合プレー
ト16に弾設させると、係合プレート16はツマミ部18の下
面の係合突起32が係合凹部31の壁33に当接し、取付られ
る。
しかして、保持体40の支持筒5を、背凭シート1内に
設けた取付部材6の上方27と下板39に形成した取付孔に
挿入すると、上板27の一部に筐体9の下方部分43が当接
する。この場合、前記保持体40の筐体9の基板10および
下方部分43には凹部25が形成され、該凹部25の中心部に
ネジ26の挿入口42が形成されているから、該凹部25に上
方よりネジ26を挿入し、該ネジ26により支持筒5を前記
取付部材6の上板27にネジ止めにより固定する。
したがって、支持筒5はネジ26により背凭シート1内
の取付部材6に固定されるから、製品のバラツキにより
支持筒5の外周と、取付部材6の上板27および下板39と
の間に、隙間が生じても、横方向および上下方向のガタ
は生じない。
この場合、前記係合プレート16の突起19、19の間には
前記ネジ26の頭部41より大きい挿通孔30が形成されてい
るから、前記ネジ26は、前記筐体9に係合プレート16を
取付けたまま止着できる。
しかして、基板10の側部の下縁には係合溝38が形成さ
れているから、蓋34の突起37を係合溝38に継合させなが
ら押込んで蓋34を筐体9に取付ける。
したがって、保持体40は、該保持体40を背凭シート1
に取付ける前に、コイルバネ22と係合プレート16を取付
け、この状態で背凭シート1に支持筒5を挿入してネジ
26により固定し、その後蓋34を取付けて、取付作業を完
了するから、面倒なコイルバネ22の取付は保持体40を背
凭シート1に取付ける前に行うことができ、組立てが頗
る容易である。
係合プレート16のツマミ部18を前方に押すと、係合プ
レート16の挿通孔17と基板10の挿通孔11とが一致するか
ら、上方よりヘッドレストのピラーを挿入する。
係合プレート16のツマミ部18を離すと、係合プレート
16の突起19にはコイルバネ22が当接しているから、コイ
ルバネ22の弾力により元の位置に復帰し、係合プレート
16の係合部係合部15がピラーの係合凹部に係合し、ヘッ
ドレストを保持する。
(効果) 本発明は、背凭シート1内に設けた取付部材6に挿着
されて設けられた左右一対の支持筒5と、前記支持筒5
の上部に一体に形成され該支持筒5と連通する挿通孔11
を有する筐体9と、該筐体9に設けたピラー7の係合凹
部8に係合する係合部15を有する係合プレート16と、前
記係合部15が前記係合凹部8に係合するように付勢する
バネ22とを有するヘッドレストの保持装置において、前
記筐体9の前記係合プレート16の下方位置には止着用の
一個のネジ26の挿入口42を形成し、前記ネジ26は前記係
合プレート16を取付けたまま止着できるように前記係合
プレート16に前記ネジ26の頭部41より大なる挿通孔30を
形成し、前記筐体9には前記係合プレート16のツマミ部
18がロック位置とアンロック位置に移動しうる開口部36
および前記挿通孔11と重合する挿通孔35を有する蓋34を
取付けたヘッドレストの保持装置としたものであるか
ら、一個のネジ26により固定するので固定が簡単であ
り、また、挿入係合プレート16を筐体9に取付けた状態
で背凭シート1に取付けることができ、面倒なコイルバ
ネ22の取付を背凭シート1に取付ける前に行うことがで
き、組立てが頗る容易であり、しかもネジ26の頭部41は
蓋34により包囲しているので露出させないので、外観上
の見栄えを向上させ、商品価値を向上させることができ
る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は縦断側面図、第2図は組立斜視図、第3図はコ
イルバネの挿入の斜視図、第4図は縦断正面図、第5図
は縦断正面図、第6図は平面図、第7図は係合プレート
の平面図である。 符号の説明 1……背凭シート、2……骨格フレーム、3……クッシ
ョン材、4……表皮、5……支持筒、6……取付部材、
7……ピラー、8……係合凹部、9……筐体、10……基
板、11……挿通孔、12……起立壁、13……突出鍔部、14
……摺動溝、15……係合部、16……係合プレート、17…
…挿通孔、18……ツマミ部、19……突起、20……開口
部、21……移動溝、22……コイルバネ、23……ハウジン
グ、24……挿入孔、25……凹部、26……ネジ、27……上
板、30……挿通孔、31……係合凹部、32……係合突起、
33……壁、34……蓋、35……挿通孔、36……開口部、37
……突起、38……係合溝、39……下板、40……保持体、
41……頭部、42……挿入口、43……下方部分。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】背凭シート1内に設けた取付部材6に挿着
    されて設けられた左右一対の支持筒5と、前記支持筒5
    の上部に一体に形成され該支持筒5と連通する挿通孔11
    を有する筐体9と、該筐体9に設けたピラー7の係合凹
    部8に係合する係合部15を有する係合プレート16と、前
    記係合部15が前記係合凹部8に係合するように付勢する
    バネ22とを有するヘッドレストの保持装置において、前
    記筐体9の前記係合プレート16の下方位置には止着用の
    一個のネジ26の挿入口42を形成し、前記ネジ26は前記係
    合プレート16を取付けたまま止着できるように前記係合
    プレート16に前記ネジ26の頭部41より大なる挿通孔30を
    形成し、前記筐体9には前記係合プレート16のツマミ部
    18がロック位置とアンロック位置に移動しうる開口部36
    および前記挿通孔11と重合する挿通孔35を有する蓋34を
    取付けたヘッドレストの保持装置。
JP63176072A 1988-07-14 1988-07-14 ヘツドレスト保持装置 Expired - Lifetime JP2740839B2 (ja)

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JPH0226508A JPH0226508A (ja) 1990-01-29
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JPS57152055U (ja) * 1981-03-20 1982-09-24
JPS5963032U (ja) * 1982-10-21 1984-04-25 株式会社タチエス 車両用シ−トのヘツドレスト
JPH0227807Y2 (ja) * 1985-05-16 1990-07-26

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JPH0226508A (ja) 1990-01-29

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