JPH0516711Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0516711Y2 JPH0516711Y2 JP1983040282U JP4028283U JPH0516711Y2 JP H0516711 Y2 JPH0516711 Y2 JP H0516711Y2 JP 1983040282 U JP1983040282 U JP 1983040282U JP 4028283 U JP4028283 U JP 4028283U JP H0516711 Y2 JPH0516711 Y2 JP H0516711Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- side walls
- protrusions
- lower case
- main body
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 claims description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 229920000122 acrylonitrile butadiene styrene Polymers 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/04—Magazines; Cassettes for webs or filaments
- G11B23/08—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
- G11B23/087—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
- G11B23/08707—Details
- G11B23/08785—Envelopes
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はテープカートリツジの改良に係り、プ
ラスチツク製本体ケースの高温下での変形や外力
による変形を防止する手段に特徴を有する。
ラスチツク製本体ケースの高温下での変形や外力
による変形を防止する手段に特徴を有する。
第1図に示す如きテープカートリツジの本体ケ
ース1は、プラスチツク製の上下ケース1a,1
bの左右側壁6,4の端面どうし、および前後側
壁7,5の端面どうしを互いに突き合わせて上下
ケース1a,1bを、ねじ止め等により一体接合
してなる。
ース1は、プラスチツク製の上下ケース1a,1
bの左右側壁6,4の端面どうし、および前後側
壁7,5の端面どうしを互いに突き合わせて上下
ケース1a,1bを、ねじ止め等により一体接合
してなる。
このように上下ケース1a,1bの左右側壁
6,4および前後側壁7,5のそれぞれの端面ど
うしを互いに突き合わせておくだけでは、これら
上下ケース1a,1bが熱や外力に影響され易い
プラスチツク成形品からなる関係上、これが高温
下に放置された場合や外力Fが加えられた場合
に、第2図に示す如く左右横長の本体ケース1が
左右中央部において上下方向に反り変形する。こ
の結果、本体ケース1の基準面L,L、本体ケー
ス1内のテープガイド部材の垂直性およびその他
の内装部品の位置制度などに狂いが生じ、テープ
の安定走行に支障を来す。
6,4および前後側壁7,5のそれぞれの端面ど
うしを互いに突き合わせておくだけでは、これら
上下ケース1a,1bが熱や外力に影響され易い
プラスチツク成形品からなる関係上、これが高温
下に放置された場合や外力Fが加えられた場合
に、第2図に示す如く左右横長の本体ケース1が
左右中央部において上下方向に反り変形する。こ
の結果、本体ケース1の基準面L,L、本体ケー
ス1内のテープガイド部材の垂直性およびその他
の内装部品の位置制度などに狂いが生じ、テープ
の安定走行に支障を来す。
また、上下ケース1a,1bがそのように単に
左右側壁6,4および前後側壁7,5のそれぞれ
の端面どうしを突き合わせて接合するだけでは、
上ケース1aと下ケース1bとが突き合わせ面で
位置ズレした状態で接合一体化されることがあ
り、このため合わせ面に段差が生じて外観を損な
うばかりか、組合せ寸法精度を低下することにも
なつていた。
左右側壁6,4および前後側壁7,5のそれぞれ
の端面どうしを突き合わせて接合するだけでは、
上ケース1aと下ケース1bとが突き合わせ面で
位置ズレした状態で接合一体化されることがあ
り、このため合わせ面に段差が生じて外観を損な
うばかりか、組合せ寸法精度を低下することにも
なつていた。
この問題を解消するために、第3図に示す如く
上下ケース1a,1bのうち、その一方の例えば
下ケース1bの左右側壁4,4に突出部8a,8
aを設けて第2図に示す様な変形を防止すること
が、例えば実公昭57−56379号公報に公知である。
上下ケース1a,1bのうち、その一方の例えば
下ケース1bの左右側壁4,4に突出部8a,8
aを設けて第2図に示す様な変形を防止すること
が、例えば実公昭57−56379号公報に公知である。
しかし、この従来形式では上下ケース1a,1
bの一方にのみ突出部8a,8bを設けてあるだ
けだから、本体ケース1の左右中央部が第2図の
ように上反りとなるときには反り変形を有効に防
止できるが、第3図に示すように本体ケース1の
左右中央部が下反りとなる場合には反り変形の防
止効果を期し得ない。第3図に示す如き方向の外
力Fとしては、上下ケース1a,1bを接合一体
化した後の包装等の後工程や輸送途上、または録
音再生機への装填時や使用者の握力、落下時の衝
撃等々の負荷形態が考えられる。
bの一方にのみ突出部8a,8bを設けてあるだ
けだから、本体ケース1の左右中央部が第2図の
ように上反りとなるときには反り変形を有効に防
止できるが、第3図に示すように本体ケース1の
左右中央部が下反りとなる場合には反り変形の防
止効果を期し得ない。第3図に示す如き方向の外
力Fとしては、上下ケース1a,1bを接合一体
化した後の包装等の後工程や輸送途上、または録
音再生機への装填時や使用者の握力、落下時の衝
撃等々の負荷形態が考えられる。
そこで本考案の目的は、本体ケースの左右中央
部が上下いずれの方向にも反り変形し難いように
規制したテープカートリツジを得るにある。
部が上下いずれの方向にも反り変形し難いように
規制したテープカートリツジを得るにある。
本考案のテープカートリツジは、左右横長の本
体ケース1が突き合わせ状に接合されるプラスチ
ツク製の上ケース1aと下ケース1bとからなる
こと、 下ケース1bの左右の各側壁4,4に、これの
接合端面よりも突出する突出部8a,8aをそれ
ぞれ設けてあること、 上ケース1aの左右の各側壁6,6に、これの
接合端面よりも突出する突出部11a,11aを
下ケース1b側の突出部8a,8aに対して前後
方向に位置ずれした状態でそれぞれ設けてあるこ
と、 上ケース1aと下ケース1bとを突き合わせ結
合した状態において、下ケース1b側の突出部8
a,8aが上ケース1aの左右側壁6,6の内面
にそれぞれ接当し、かつ上ケース1a側の突出部
11a,11aが下ケース1bの左右側壁4,4
の内面にそれぞれ接当することを要件とする。
体ケース1が突き合わせ状に接合されるプラスチ
ツク製の上ケース1aと下ケース1bとからなる
こと、 下ケース1bの左右の各側壁4,4に、これの
接合端面よりも突出する突出部8a,8aをそれ
ぞれ設けてあること、 上ケース1aの左右の各側壁6,6に、これの
接合端面よりも突出する突出部11a,11aを
下ケース1b側の突出部8a,8aに対して前後
方向に位置ずれした状態でそれぞれ設けてあるこ
と、 上ケース1aと下ケース1bとを突き合わせ結
合した状態において、下ケース1b側の突出部8
a,8aが上ケース1aの左右側壁6,6の内面
にそれぞれ接当し、かつ上ケース1a側の突出部
11a,11aが下ケース1bの左右側壁4,4
の内面にそれぞれ接当することを要件とする。
下ケース1b側の突出部8a,8aが上ケース
1aの左右側壁6,6の内面にそれぞれ接当する
ことにより、本体ケース1の左右中央部が第2図
に示すごとく上向きに反りや変形することを防止
する。
1aの左右側壁6,6の内面にそれぞれ接当する
ことにより、本体ケース1の左右中央部が第2図
に示すごとく上向きに反りや変形することを防止
する。
上ケース1a側の突出部11a,11aが下ケ
ース1bの左右側壁4,4の内面にそれぞれ接当
することにより、本体ケース1の左右中央部が第
3図に示すごとく下向きに反り変形することを防
止する。
ース1bの左右側壁4,4の内面にそれぞれ接当
することにより、本体ケース1の左右中央部が第
3図に示すごとく下向きに反り変形することを防
止する。
本体ケース1の左右の各側壁において、上下一
対の突出部8a,11aが前後の2箇所に位置し
ており、上下ケース1a,1bの左右側壁4,
4,6,6が互いの接合端面において左右方向に
位置ズレするのを前後でそれぞれバランスよく防
止し、本体ケース1が捩れた状態で上向きや下向
きにそり変形することも防止する。
対の突出部8a,11aが前後の2箇所に位置し
ており、上下ケース1a,1bの左右側壁4,
4,6,6が互いの接合端面において左右方向に
位置ズレするのを前後でそれぞれバランスよく防
止し、本体ケース1が捩れた状態で上向きや下向
きにそり変形することも防止する。
つまり、本体ケース1の左右中央部が上方向又
は下方向に反り変形するとき、上下ケース1a,
1bの左右側壁4,4,6,6は互いに接合面間
で左右方向に位置ズレする現象となつて表われ
る。しかるに、この位置ズレ現象が前記突出部8
a,11aで接当規制され、これがひいては本体
ケース1の左右中央部が上方向又は下方向に反り
変形するのを防止することになる。
は下方向に反り変形するとき、上下ケース1a,
1bの左右側壁4,4,6,6は互いに接合面間
で左右方向に位置ズレする現象となつて表われ
る。しかるに、この位置ズレ現象が前記突出部8
a,11aで接当規制され、これがひいては本体
ケース1の左右中央部が上方向又は下方向に反り
変形するのを防止することになる。
第4図ないし第9図は本考案に係るテープカー
トリツジの実施例を示す。
トリツジの実施例を示す。
第4図および第5図において、これの本体ケー
ス1は左右横長で、プラスチツク製の上下ケース
1a,1bを突き合わせてねじ等で一体接合して
なる。本体ケース1の内部には左右一対のテープ
リール2,2を装備してあり、テープ3は一方の
テープリール2からテープガイド部材12,12
を介してケース前面に繰り出されて他方のテープ
リール2に巻き取られる。
ス1は左右横長で、プラスチツク製の上下ケース
1a,1bを突き合わせてねじ等で一体接合して
なる。本体ケース1の内部には左右一対のテープ
リール2,2を装備してあり、テープ3は一方の
テープリール2からテープガイド部材12,12
を介してケース前面に繰り出されて他方のテープ
リール2に巻き取られる。
第5図ないし第9図において、下ケース1bは
ABS樹脂などのプラスチツク成形品からなり、
左右側壁4,4および前後側壁5,5を有する。
一方、上ケース1aは下ケース1bの各側壁4,
4,5,5の端面どうしと突き合わされる左右側
壁6,6および前後側壁7,7を有する。
ABS樹脂などのプラスチツク成形品からなり、
左右側壁4,4および前後側壁5,5を有する。
一方、上ケース1aは下ケース1bの各側壁4,
4,5,5の端面どうしと突き合わされる左右側
壁6,6および前後側壁7,7を有する。
下ケース1bの左右の各側壁4,4には、上ケ
ース1aの左右の各側壁6,6の内面にそれぞれ
接当し得る突出部8a,8aが上方に向けて一体
に突出成形されている。この各突出部8aは、第
8図に示すごとく横外側面が上ケース1aの左右
の各側壁6に接当する受面9になつており、上端
にそれら左右側壁6の内面側に対する嵌合を容易
にするためのテーパ面10が形成されている。
ース1aの左右の各側壁6,6の内面にそれぞれ
接当し得る突出部8a,8aが上方に向けて一体
に突出成形されている。この各突出部8aは、第
8図に示すごとく横外側面が上ケース1aの左右
の各側壁6に接当する受面9になつており、上端
にそれら左右側壁6の内面側に対する嵌合を容易
にするためのテーパ面10が形成されている。
上ケース1aの左右側壁6,6にも、下ケース
1bの突出部8aと同様の突出部11aが下方に
向けて一体に突出形成されている。
1bの突出部8aと同様の突出部11aが下方に
向けて一体に突出形成されている。
上下ケース1a,1bの左右の各側壁4,6に
おいて、第5図に示すごとく下ケース1b側の突
出部8aは前側に、上ケース1a側の突出部11
aは後ろ側にそれぞれ上下一対ずつ前後に位置ず
れした状態で配されている。
おいて、第5図に示すごとく下ケース1b側の突
出部8aは前側に、上ケース1a側の突出部11
aは後ろ側にそれぞれ上下一対ずつ前後に位置ず
れした状態で配されている。
また、左右の突出部8a,11aと同様の突出
部8b,11bが、それぞれ下ケース1bの前後
側壁5,5と上ケース1aの前後側壁7,7にも
設けてある。ここでの下ケース1b側の突出部8
bは前後の各側壁5の中央部の左右2箇所に設け
てあり、上ケース1側の突出部11bは前後の各
側壁7において下ケース1b側の突出部8bの左
右側方の2箇所にそれぞれ設けてある。
部8b,11bが、それぞれ下ケース1bの前後
側壁5,5と上ケース1aの前後側壁7,7にも
設けてある。ここでの下ケース1b側の突出部8
bは前後の各側壁5の中央部の左右2箇所に設け
てあり、上ケース1側の突出部11bは前後の各
側壁7において下ケース1b側の突出部8bの左
右側方の2箇所にそれぞれ設けてある。
これら突出部8a,11a,8b,11bは、
上下ケース1a,1bを接合一体化したときに、
互いに相手方ケースの内平面に接して上下ケース
1a,1b間に隙間が生じることのないように、
相手側ケース側壁の内面高さよりも低く設定す
る。
上下ケース1a,1bを接合一体化したときに、
互いに相手方ケースの内平面に接して上下ケース
1a,1b間に隙間が生じることのないように、
相手側ケース側壁の内面高さよりも低く設定す
る。
しかるときは、上下ケース1a,1bを突き合
わせ接合したとき、下ケース1bの左右側壁4,
4と上ケース1aの左右側壁6,6とは、両者の
接合端面間において左右方向に位置ずれすること
が、それぞれの突出部8a,11aで接当規制さ
れる。つまり、下ケース1b側の突出部8a,8
aは第2図に示すごとく本体ケース1の左右中央
部が上向きに反り変形するのを規制する一方、上
ケース1a側の突出部11a,11aは第3図に
示すごとく本体ケース1の左右中央部が下向きに
反り変形するのを規制する。
わせ接合したとき、下ケース1bの左右側壁4,
4と上ケース1aの左右側壁6,6とは、両者の
接合端面間において左右方向に位置ずれすること
が、それぞれの突出部8a,11aで接当規制さ
れる。つまり、下ケース1b側の突出部8a,8
aは第2図に示すごとく本体ケース1の左右中央
部が上向きに反り変形するのを規制する一方、上
ケース1a側の突出部11a,11aは第3図に
示すごとく本体ケース1の左右中央部が下向きに
反り変形するのを規制する。
また、第2図および第3図に示す様な変形が生
じるときは上ケース1aの前後側壁7,7と下ケ
ース1bの前後側壁5,5はそれぞれ圧縮応力、
引張応力による倒れが生じるし、また端面どうし
の突き合わせのため、ズレた状態で接合一体化さ
れる場合があるが、これら倒れやズレも前後の突
出部8b,11bによつて規制防止できる。
じるときは上ケース1aの前後側壁7,7と下ケ
ース1bの前後側壁5,5はそれぞれ圧縮応力、
引張応力による倒れが生じるし、また端面どうし
の突き合わせのため、ズレた状態で接合一体化さ
れる場合があるが、これら倒れやズレも前後の突
出部8b,11bによつて規制防止できる。
図示例では、左右側壁4,4,6,6での突出
部8a,11aは一側面につき上下で一対、前後
側壁5,5,7,7での突出部8b,11bは一
側面につき上下で二対設けているが、一側面につ
き少なくとも上下一対以上の突出部8a,11a
または8b,11bが有ればよく、上下ケース1
a,1bの構造、材質または外力の負荷形態に応
じて各側面の突出部8a,11a,8b,11b
の対の数、および位置を設定すればよい。
部8a,11aは一側面につき上下で一対、前後
側壁5,5,7,7での突出部8b,11bは一
側面につき上下で二対設けているが、一側面につ
き少なくとも上下一対以上の突出部8a,11a
または8b,11bが有ればよく、上下ケース1
a,1bの構造、材質または外力の負荷形態に応
じて各側面の突出部8a,11a,8b,11b
の対の数、および位置を設定すればよい。
また、上記の突出部8a,11a,8b,11
bは第10図に示すように各側壁から内部に突き
出した形として板厚を大きくしてもよいが、第1
1図に示すように各側壁の厚みの約半分の厚みを
有するものとしてもよい。
bは第10図に示すように各側壁から内部に突き
出した形として板厚を大きくしてもよいが、第1
1図に示すように各側壁の厚みの約半分の厚みを
有するものとしてもよい。
左右横長の本体ケース1においては、これの左
右中央部における上下方向の曲げ変形がとくに問
題になる。従つて、図示例のように左右の突出部
8a,11aと前後の突出部8b,11bの双方
を設けることが最も好ましいが、本考案では少な
くとも左右の突出部8a,11aを設けておくだ
けでもよい。
右中央部における上下方向の曲げ変形がとくに問
題になる。従つて、図示例のように左右の突出部
8a,11aと前後の突出部8b,11bの双方
を設けることが最も好ましいが、本考案では少な
くとも左右の突出部8a,11aを設けておくだ
けでもよい。
以上説明したように本考案によれば、下ケース
1bの左右側壁4,4と上ケース1aの左右側壁
6,6とに、相手側ケースの側壁内面にそれぞれ
接当する突出部8a,11aを上下で一対以上を
設け、これら突出部8a,11aで突き合わせ接
合した上下ケース1a,1bの左右側壁6,6,
4,4が左右方向に位置ズレしないように規制す
るものとした。従つて左右の各側面における上下
の突出部8a,11aで、左右横長の本体ケース
1の左右中央部は上下いずれの方向にも曲げ変形
を受け難い。
1bの左右側壁4,4と上ケース1aの左右側壁
6,6とに、相手側ケースの側壁内面にそれぞれ
接当する突出部8a,11aを上下で一対以上を
設け、これら突出部8a,11aで突き合わせ接
合した上下ケース1a,1bの左右側壁6,6,
4,4が左右方向に位置ズレしないように規制す
るものとした。従つて左右の各側面における上下
の突出部8a,11aで、左右横長の本体ケース
1の左右中央部は上下いずれの方向にも曲げ変形
を受け難い。
しかも、左右の各側面において前後の異なる2
箇所でも上下の突出部8a,11aが前記位置ズ
レをバランス良く接当規制しているので、この点
でも本体ケース1の左右中央部が捩れた状態で上
下方向に変形することも相乗的によく防止でき
る。
箇所でも上下の突出部8a,11aが前記位置ズ
レをバランス良く接当規制しているので、この点
でも本体ケース1の左右中央部が捩れた状態で上
下方向に変形することも相乗的によく防止でき
る。
従つて高温、外力によるケース基準面L,Lの
狂い、テープガイド部材12の垂直性の狂い、そ
の他の内装部品の位置精度の狂い等を最小限に抑
えることができ、テープ走行の安定性を維持する
のに有効である。加えて、上下ケース1a,1b
の合わせ面における位置ズレによる側面の段差が
生じないため、外観が損なわれず組み付け精度も
よく維持できる。
狂い、テープガイド部材12の垂直性の狂い、そ
の他の内装部品の位置精度の狂い等を最小限に抑
えることができ、テープ走行の安定性を維持する
のに有効である。加えて、上下ケース1a,1b
の合わせ面における位置ズレによる側面の段差が
生じないため、外観が損なわれず組み付け精度も
よく維持できる。
第1図は従来のテープカートリツジの本体ケー
スの断面図、第2図は第1図が変形した状態を示
す断面図、第3図は突出部が片側だけの場合に効
果がない時の変形を示す断面図である。第4図は
この考案に係るテープカートリツジの斜視図、第
5図は内部平面図、第6図は第5図における−
線断面図、第7図は第5図における−線断
面図、第8図は第6図における要部拡大断面図、
第9図は上下ケースの分解斜視図である。第10
図はこの考案の他の実施例を示す要部拡大断面図
である。第11図はこの考案の更に他の実施例を
示す要部拡大断面図である。 1……本体ケース、1a……上ケース、1b…
…下ケース、4,4……下ケースの左右側壁、
5,5……下ケースの前後側壁、6,6……上ケ
ースの左右側壁、7,7……上ケースの前後側
壁、8a,11a,8b,11b……突出部。
スの断面図、第2図は第1図が変形した状態を示
す断面図、第3図は突出部が片側だけの場合に効
果がない時の変形を示す断面図である。第4図は
この考案に係るテープカートリツジの斜視図、第
5図は内部平面図、第6図は第5図における−
線断面図、第7図は第5図における−線断
面図、第8図は第6図における要部拡大断面図、
第9図は上下ケースの分解斜視図である。第10
図はこの考案の他の実施例を示す要部拡大断面図
である。第11図はこの考案の更に他の実施例を
示す要部拡大断面図である。 1……本体ケース、1a……上ケース、1b…
…下ケース、4,4……下ケースの左右側壁、
5,5……下ケースの前後側壁、6,6……上ケ
ースの左右側壁、7,7……上ケースの前後側
壁、8a,11a,8b,11b……突出部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 左右横長の本体ケース1が突き合わせ状に接合
されるプラスチツク製の上ケース1aと下ケース
1bとからなること、 下ケース1bの左右の各側壁4,4に、これの
接合端面よりも突出する突出部8a,8aをそれ
ぞれ設けてあること、 上ケース1aの左右の各側壁6,6に、これの
接合端面よりも突出する突出部11a,11aを
下ケース1b側の突出部8a,8aに対して前後
方向に位置ずれした状態でそれぞれ設けてあるこ
と、 上ケース1aと下ケースbとを突き合わせ結合
した状態において、下ケース1b側の突出部8
a,8aが上ケース1aの左右側壁6,6の内面
にそれぞれ接当し、かつ上ケース1a側の突出部
11a,11aが下ケース1bの左右側壁4,4
の内面にそれぞれ接当することを特徴とするテー
プカートリツジ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4028283U JPS59145782U (ja) | 1983-03-19 | 1983-03-19 | テ−プカ−トリツジ |
DE19843409726 DE3409726A1 (de) | 1983-03-19 | 1984-03-16 | Aufzeichnungs-bandkassette |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4028283U JPS59145782U (ja) | 1983-03-19 | 1983-03-19 | テ−プカ−トリツジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59145782U JPS59145782U (ja) | 1984-09-28 |
JPH0516711Y2 true JPH0516711Y2 (ja) | 1993-05-06 |
Family
ID=12576252
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JPH08185683A (ja) * | 1994-11-02 | 1996-07-16 | Sony Corp | テープカセットの補強リブ構造 |
Citations (1)
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JPS5756379B2 (ja) * | 1978-10-17 | 1982-11-29 |
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DE8215056U1 (de) * | 1982-05-24 | 1982-10-28 | Carl Schneider Gmbh & Co Kg, 6105 Ober-Ramstadt | Kassette fuer bandfoermige aufzeichnungstraeger |
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- 1983-03-19 JP JP4028283U patent/JPS59145782U/ja active Granted
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1984
- 1984-03-16 DE DE19843409726 patent/DE3409726A1/de not_active Withdrawn
Patent Citations (1)
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Also Published As
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