JPH0510300Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0510300Y2 JPH0510300Y2 JP1983035916U JP3591683U JPH0510300Y2 JP H0510300 Y2 JPH0510300 Y2 JP H0510300Y2 JP 1983035916 U JP1983035916 U JP 1983035916U JP 3591683 U JP3591683 U JP 3591683U JP H0510300 Y2 JPH0510300 Y2 JP H0510300Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- main body
- lower half
- recess
- reinforcing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 24
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 22
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 11
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は本体ケースの後面の左右中央部付近に
テープ種類などの検出用凹みを有するテープカー
トリツジに係り、この検出用凹み部分の強度アツ
プを図つたものである。
テープ種類などの検出用凹みを有するテープカー
トリツジに係り、この検出用凹み部分の強度アツ
プを図つたものである。
第1図ないし第3図は本考案が対象とするテー
プカートリツジの一例を示しており、これの本体
ケース1は上下のプラスチツク製ハーフケース1
a,1bを蓋合わせ状にねじ結合してなる。本体
ケース1の中央部の左右に駆動軸挿入孔2,2を
有し、本体ケース1の内部左右にテープ3が巻か
れるハブ4,4を各駆動軸挿入孔2上に位置せし
めて可回転に装置してあり、テープ3は一方のハ
ブ4から繰り出されて本体ケース1の前面を通つ
て他方のハブ4に巻き取られる。上下のハーフケ
ース1a,1bはそれぞれ蓋合わせ面5に対して
ほぼ対称形である。本体ケース1の上下壁には左
右の駆動軸挿入孔2,2間に覗き窓6が形成され
ており、この覗き窓6を介してハブ4に対するテ
ープ巻量、つまりテープ残量が視認できる。
プカートリツジの一例を示しており、これの本体
ケース1は上下のプラスチツク製ハーフケース1
a,1bを蓋合わせ状にねじ結合してなる。本体
ケース1の中央部の左右に駆動軸挿入孔2,2を
有し、本体ケース1の内部左右にテープ3が巻か
れるハブ4,4を各駆動軸挿入孔2上に位置せし
めて可回転に装置してあり、テープ3は一方のハ
ブ4から繰り出されて本体ケース1の前面を通つ
て他方のハブ4に巻き取られる。上下のハーフケ
ース1a,1bはそれぞれ蓋合わせ面5に対して
ほぼ対称形である。本体ケース1の上下壁には左
右の駆動軸挿入孔2,2間に覗き窓6が形成され
ており、この覗き窓6を介してハブ4に対するテ
ープ巻量、つまりテープ残量が視認できる。
しかるに、この種のテープカートリツジはカー
ステレオ、ラジカセ、ヘツドフオーンステレオな
どの普及により室内だけでなく屋外でも使用され
る機会が多く、その取扱も乱暴になつており、本
体ケースこれ自体の剛性を高める必要が生じてい
る。その一方で、覗き窓6を大きくしてテープ残
量の確認の容易さを図ることがユーザーの間で希
望されており、本体ケース1の剛性が低下する事
情が加わつている。
ステレオ、ラジカセ、ヘツドフオーンステレオな
どの普及により室内だけでなく屋外でも使用され
る機会が多く、その取扱も乱暴になつており、本
体ケースこれ自体の剛性を高める必要が生じてい
る。その一方で、覗き窓6を大きくしてテープ残
量の確認の容易さを図ることがユーザーの間で希
望されており、本体ケース1の剛性が低下する事
情が加わつている。
これに加えて、本体ケース1の後面側にテープ
種類検出用凹み7が別に設けられたものがある
(実開昭57−49778号公報)。例えばメタルポジシ
ヨンには本体ケース1の後面の左右中央部付近に
2個の検出用凹み7,7を設けることで検出され
る。そのため、ケース前面側では各種の前面壁a
やリブbで比較的よく補強されているが、ケース
後面側のとくに該検出用凹み7の存在箇所におい
ては剛性が低下する傾向が認められ、該当部位が
乱暴な取扱や温度条件によつて変形・損傷するこ
とが報告されている。
種類検出用凹み7が別に設けられたものがある
(実開昭57−49778号公報)。例えばメタルポジシ
ヨンには本体ケース1の後面の左右中央部付近に
2個の検出用凹み7,7を設けることで検出され
る。そのため、ケース前面側では各種の前面壁a
やリブbで比較的よく補強されているが、ケース
後面側のとくに該検出用凹み7の存在箇所におい
ては剛性が低下する傾向が認められ、該当部位が
乱暴な取扱や温度条件によつて変形・損傷するこ
とが報告されている。
このように本体ケース1の左右中央部が上下方
向に曲げ変形を受ける現象は、結果的にみると上
下ハーフケース1a,1bの蓋合わせ面5に左右
方向の相対的な位置ずれのあることが原因してい
る。このような観点から両ハーフケース1a,1
bの後側壁8に互いに凹凸嵌合する凸部と凹部
(切欠き)を設けることが、実開昭55−158077号
公報に公知である。これによれば本体ケース1が
上下方向に変形することを防止できる。しかし、
この形式ではケース後側壁8の前後厚みの範囲内
で凹凸嵌合するものであるから、両ハーフケース
1a,1bに前後方向の僅かな位置ずれがある
と、凹凸嵌合が外れる。それに厚みに限りのある
ケース後側壁8に凹部を切欠くことになるので、
却つて該後側壁8の強度低下を招き、該当部位が
損傷を受けやすく、しかも凹凸嵌合部に生じた隙
間からケース内に塵埃が侵入する不利を招くこと
にもなる。
向に曲げ変形を受ける現象は、結果的にみると上
下ハーフケース1a,1bの蓋合わせ面5に左右
方向の相対的な位置ずれのあることが原因してい
る。このような観点から両ハーフケース1a,1
bの後側壁8に互いに凹凸嵌合する凸部と凹部
(切欠き)を設けることが、実開昭55−158077号
公報に公知である。これによれば本体ケース1が
上下方向に変形することを防止できる。しかし、
この形式ではケース後側壁8の前後厚みの範囲内
で凹凸嵌合するものであるから、両ハーフケース
1a,1bに前後方向の僅かな位置ずれがある
と、凹凸嵌合が外れる。それに厚みに限りのある
ケース後側壁8に凹部を切欠くことになるので、
却つて該後側壁8の強度低下を招き、該当部位が
損傷を受けやすく、しかも凹凸嵌合部に生じた隙
間からケース内に塵埃が侵入する不利を招くこと
にもなる。
また、上下のハーフケース1a,1bの左右側
壁の一方に補強用突起を突出形成し、該突起が相
手側ケースの側壁内面にそれぞれ接当するように
したテープカートリツジが、実公昭57−56379号
公報に公知である。しかし、これは補強用突起が
両ハーフケース1a,1bの一方から突出するだ
けなので、本体ケース1が上下の一方に変形する
ことは防止できても他方への変形は接当規制でき
ず、片手落ちである。しかも、本体ケース1の左
右中央部における上下方向の変形に対して、両ハ
ーフケース1a,1bの左右方向の位置ずれは左
右中央部において大きく、左右端で小さくなる訳
だから、左右端近くに前述の補強用突起を設ける
ことは曲げ変形の防止に効率的ではない。
壁の一方に補強用突起を突出形成し、該突起が相
手側ケースの側壁内面にそれぞれ接当するように
したテープカートリツジが、実公昭57−56379号
公報に公知である。しかし、これは補強用突起が
両ハーフケース1a,1bの一方から突出するだ
けなので、本体ケース1が上下の一方に変形する
ことは防止できても他方への変形は接当規制でき
ず、片手落ちである。しかも、本体ケース1の左
右中央部における上下方向の変形に対して、両ハ
ーフケース1a,1bの左右方向の位置ずれは左
右中央部において大きく、左右端で小さくなる訳
だから、左右端近くに前述の補強用突起を設ける
ことは曲げ変形の防止に効率的ではない。
本考案の目的は、本体ケース1の後面の左右中
央部付近にテープ種類などの検出用凹み7を有す
る形態のテープカートリツジにおいて、該凹み7
が存在する本体ケース1の左右中央部付近が上下
いずれの方向にも曲げ変形を受け難いようにし、
以て該当部位の強度アツプを図つたテープカート
リツジを得るにある。
央部付近にテープ種類などの検出用凹み7を有す
る形態のテープカートリツジにおいて、該凹み7
が存在する本体ケース1の左右中央部付近が上下
いずれの方向にも曲げ変形を受け難いようにし、
以て該当部位の強度アツプを図つたテープカート
リツジを得るにある。
本考案の他の目的は、本体ケースの左右中央部
付近の上下方向の変形を効率的に防止するにあ
る。
付近の上下方向の変形を効率的に防止するにあ
る。
本考案の更に他の目的は、本体ケース1の後側
壁8に直接の損傷が及ばないようにして本体ケー
ス1の変形を防止するにある。
壁8に直接の損傷が及ばないようにして本体ケー
ス1の変形を防止するにある。
上記の目的を達成するために、本考案では図示
するごとく、上下ハーフケース1a,1bを蓋合
わせ状に結合してなる本体ケース1の後面の左右
中央部付近に、テープ種類などの検出用凹み7を
両ハーフケース1a,1b間にわたつて形成した
テープカートリツジにおいて、上下のハーフケー
ス1a,1bの検出用凹み7の近傍のそれぞれの
ケース内面側に、両ハーフケース1a,1bの蓋
合わせ面5を越えて突出する補強用突起9,9を
上下から突設してあり、上下のハーフケース1
a,1bの補強用突起9,9が相手側ハーフケー
スの検出用凹み7の左右どちらかの一側壁にそれ
ぞれ接当作用するようにしたものである。
するごとく、上下ハーフケース1a,1bを蓋合
わせ状に結合してなる本体ケース1の後面の左右
中央部付近に、テープ種類などの検出用凹み7を
両ハーフケース1a,1b間にわたつて形成した
テープカートリツジにおいて、上下のハーフケー
ス1a,1bの検出用凹み7の近傍のそれぞれの
ケース内面側に、両ハーフケース1a,1bの蓋
合わせ面5を越えて突出する補強用突起9,9を
上下から突設してあり、上下のハーフケース1
a,1bの補強用突起9,9が相手側ハーフケー
スの検出用凹み7の左右どちらかの一側壁にそれ
ぞれ接当作用するようにしたものである。
次に、その詳細を図面に基づき説明するに、対
象のテープカートリツジの基本構成は既に述べた
通りであり、改良点は第2図以下に示されてい
る。
象のテープカートリツジの基本構成は既に述べた
通りであり、改良点は第2図以下に示されてい
る。
第2図ないし第5図は本考案の第1実施例を示
している。これでは本体ケース1の後面の左右中
央部付近に左右一対のメタルポジシヨン検出用の
凹み7,7が上下のハーフケース1a,1b間に
わたつて分割形成されている。このうち下ハーフ
ケース1bの左右の各凹み7はケース底壁の後端
部分で構成される橋架状の底壁7aと、ケース後
側壁8につながる左右側壁7b,7bおよび奥側
壁7cとを有し、右側の凹み7にこれの右側壁7
bとケース後側壁8とのコーナー部に一体につな
がる板状の補強用リブ(補強用突起)9をケース
底壁から突設してある。また、上ハーフケース1
a側の左右の凹み7,7の構成も、補強用リブ9
を含めて下ハーフケース1b側のそれと左右の凹
み7,7の中心点P(第4図参照)に関して点対
称に配置形成されており、両ハーフケース1a,
1bを蓋合わせ結合すると、左右の各凹み7,7
は蓋合わせ面5でそれぞれ上下の各構成壁どうし
が突き合わせ接合されて角穴状を呈し、テープカ
ートリツジを磁気記録装置に装填したとき磁気記
録装置側のメタルポジシヨン検出用の検出子が各
凹み7に突入する。
している。これでは本体ケース1の後面の左右中
央部付近に左右一対のメタルポジシヨン検出用の
凹み7,7が上下のハーフケース1a,1b間に
わたつて分割形成されている。このうち下ハーフ
ケース1bの左右の各凹み7はケース底壁の後端
部分で構成される橋架状の底壁7aと、ケース後
側壁8につながる左右側壁7b,7bおよび奥側
壁7cとを有し、右側の凹み7にこれの右側壁7
bとケース後側壁8とのコーナー部に一体につな
がる板状の補強用リブ(補強用突起)9をケース
底壁から突設してある。また、上ハーフケース1
a側の左右の凹み7,7の構成も、補強用リブ9
を含めて下ハーフケース1b側のそれと左右の凹
み7,7の中心点P(第4図参照)に関して点対
称に配置形成されており、両ハーフケース1a,
1bを蓋合わせ結合すると、左右の各凹み7,7
は蓋合わせ面5でそれぞれ上下の各構成壁どうし
が突き合わせ接合されて角穴状を呈し、テープカ
ートリツジを磁気記録装置に装填したとき磁気記
録装置側のメタルポジシヨン検出用の検出子が各
凹み7に突入する。
第4図および第5図において、上下ハーフケー
ス1a,1bの各補強用リブ9はケース後側壁8
に沿つて立設してあり、下ハーフケース側の補強
用リブ9は蓋合わせ面5を越えて上ハーフケース
1a内に突出し、該突出部分9aの左側面が上ハ
ーフケース1aの右側検出用凹み7の右側壁7b
の右側面に突き合わせ状に接当作用するととも
に、突出部分9aの後側面が上ハーフケース1a
の後側壁8の内面に添接する。この突出部分9a
の上端面は上ハーフケース1aの上壁内面との間
に僅かな隙間をもつて近接対向する。また、上ハ
ーフケース側の補強用リブ9も中心点Pに関して
点対称になるよう下ハーフケース1b側に接当作
用する。
ス1a,1bの各補強用リブ9はケース後側壁8
に沿つて立設してあり、下ハーフケース側の補強
用リブ9は蓋合わせ面5を越えて上ハーフケース
1a内に突出し、該突出部分9aの左側面が上ハ
ーフケース1aの右側検出用凹み7の右側壁7b
の右側面に突き合わせ状に接当作用するととも
に、突出部分9aの後側面が上ハーフケース1a
の後側壁8の内面に添接する。この突出部分9a
の上端面は上ハーフケース1aの上壁内面との間
に僅かな隙間をもつて近接対向する。また、上ハ
ーフケース側の補強用リブ9も中心点Pに関して
点対称になるよう下ハーフケース1b側に接当作
用する。
しかるときは、本体ケース1の後面側に第4図
に示す矢印X方向の曲げ力が付与されると、下ハ
ーフケース側の補強用リブ9の突出部分9aと右
方の検出用凹み7の上ハーフケース1a側の右側
壁7bが互いに反発し合つて該ケース後面側の中
央が凹形に変形するのを阻止し、逆に矢印Y方向
の曲げ力が付与されると、上ハーフケース1a側
の補強用リブ9の突出部分9aと左方の検出用凹
み7の下ハーフケース1b側の左側壁7bが互い
に反発し合つて該ケース後面側の中央が凸形に変
形するのを阻止する。
に示す矢印X方向の曲げ力が付与されると、下ハ
ーフケース側の補強用リブ9の突出部分9aと右
方の検出用凹み7の上ハーフケース1a側の右側
壁7bが互いに反発し合つて該ケース後面側の中
央が凹形に変形するのを阻止し、逆に矢印Y方向
の曲げ力が付与されると、上ハーフケース1a側
の補強用リブ9の突出部分9aと左方の検出用凹
み7の下ハーフケース1b側の左側壁7bが互い
に反発し合つて該ケース後面側の中央が凸形に変
形するのを阻止する。
第6図および第7図は本考案の第2実施例を示
しており、これでは各補強用リブ9を前記実施例
と同様に板状のリブに形成し、左右の補強用リブ
9を各検出用凹み7の内側壁(左方の凹み7にあ
つては右側壁、右方の凹み7にあつては左側壁)
7bに沿つて互いに対向する位置に配置したもの
であり、本体ケース1の後面側に前述の如き上下
方向の曲げ力が付与されたときは、前記実施例と
同様に補強用リブ9の突出部分9aと検出用凹み
7の内側壁7bが互いに反発し合つて、該ケース
後面側の変形を阻止する。
しており、これでは各補強用リブ9を前記実施例
と同様に板状のリブに形成し、左右の補強用リブ
9を各検出用凹み7の内側壁(左方の凹み7にあ
つては右側壁、右方の凹み7にあつては左側壁)
7bに沿つて互いに対向する位置に配置したもの
であり、本体ケース1の後面側に前述の如き上下
方向の曲げ力が付与されたときは、前記実施例と
同様に補強用リブ9の突出部分9aと検出用凹み
7の内側壁7bが互いに反発し合つて、該ケース
後面側の変形を阻止する。
第8図および第9図は本考案の第3実施例を示
しており、これでは左右の検出用凹み7,7の左
右側壁7b,7bの近傍に下ハーフケース1b側
から立設した補強用突起9と上ハーフケース1b
側から立設した補強用突起9とをそれぞれ配設し
たもので、各補強用突起9を丸ピン状に形成して
あり、上下方向の曲げ力に対応して上下の補強用
ピン9,9が検出用凹み7の左右側壁7b,7b
と接当して互いに反発し合うようになつている。
しており、これでは左右の検出用凹み7,7の左
右側壁7b,7bの近傍に下ハーフケース1b側
から立設した補強用突起9と上ハーフケース1b
側から立設した補強用突起9とをそれぞれ配設し
たもので、各補強用突起9を丸ピン状に形成して
あり、上下方向の曲げ力に対応して上下の補強用
ピン9,9が検出用凹み7の左右側壁7b,7b
と接当して互いに反発し合うようになつている。
なお、本考案はその他、例えば第2実施例と第
3実施例を合成して、互いに方向の異なる補強用
突起9を立設して、本体ケース1の後面側にねじ
り力が付与されても、該ケース後面側の変形が阻
止できるようにするなど設計変更も可能である。
3実施例を合成して、互いに方向の異なる補強用
突起9を立設して、本体ケース1の後面側にねじ
り力が付与されても、該ケース後面側の変形が阻
止できるようにするなど設計変更も可能である。
また、前記実施例においては検出用凹み7をメ
タルポジシヨン検出用として利用するテープカー
トリツジに適用しているが、これに限られず、本
考案を通常のアナログ記録用に対してデイジタル
記録用のテープカートリツジに付設してこれの検
出に用いたり、テープカートリツジに内蔵のテー
プ長さやテープ送り速度の検出用としてこの検出
用凹み7を利用する形態のテープカートリツジに
適用できることはいうまでもない。
タルポジシヨン検出用として利用するテープカー
トリツジに適用しているが、これに限られず、本
考案を通常のアナログ記録用に対してデイジタル
記録用のテープカートリツジに付設してこれの検
出に用いたり、テープカートリツジに内蔵のテー
プ長さやテープ送り速度の検出用としてこの検出
用凹み7を利用する形態のテープカートリツジに
適用できることはいうまでもない。
更に、本考案はビデオ用や超小型のテープカー
トリツジにも適用することができる。
トリツジにも適用することができる。
以上説明したように本考案によれば、上下のハ
ーフケース1a,1bから補強用突起9,9をそ
れぞれ突設し、これら上下の補強用突起9,9が
相手側ケースの検出用凹み7の左右どちらかの一
側壁にそれぞれ接当作用するものとした。従つ
て、本体ケース1の左右中央部付近が上下いずれ
の方向に変形しようとしても、これをよく接当規
制できる。
ーフケース1a,1bから補強用突起9,9をそ
れぞれ突設し、これら上下の補強用突起9,9が
相手側ケースの検出用凹み7の左右どちらかの一
側壁にそれぞれ接当作用するものとした。従つ
て、本体ケース1の左右中央部付近が上下いずれ
の方向に変形しようとしても、これをよく接当規
制できる。
しかも、本体ケース1の左右中央部における上
下方向の変形は、両ハーフケース1a,1bの蓋
合わせ面における左右方向の相対的な位置ずれと
なつて現れ、この位置ずれ量は左右中央部で大き
く左右端側で小さいが、前記補強用突起9,9は
本体ケース1の左右中央部付近に位置するので、
本体ケース1の前記変形防止を効率的に達成でき
る。
下方向の変形は、両ハーフケース1a,1bの蓋
合わせ面における左右方向の相対的な位置ずれと
なつて現れ、この位置ずれ量は左右中央部で大き
く左右端側で小さいが、前記補強用突起9,9は
本体ケース1の左右中央部付近に位置するので、
本体ケース1の前記変形防止を効率的に達成でき
る。
また、各補強用突起9は検出用凹み7のそれぞ
れのケース内面側に位置しているので、本体ケー
ス1の後側壁8に切欠き等を設けずとも済み、ケ
ース後側壁8の強度低下や外部からの塵埃の侵入
なども来すことがない。
れのケース内面側に位置しているので、本体ケー
ス1の後側壁8に切欠き等を設けずとも済み、ケ
ース後側壁8の強度低下や外部からの塵埃の侵入
なども来すことがない。
第1図は本考案が対象とするテープカートリツ
ジを後面側から見た斜視図である。第2図ないし
第5図は本考案の第1実施例を示し、第2図は下
側のハーフケースの平面図、第3図はその斜視
図、第4図は本体ケース後面の要部を内側から見
た縦断正面図、第5図は第4図におけるV−V線
断面図である。第6図および第7図は本考案の第
2実施例を示し、第6図は下側のハーフケースの
要部斜視図、第7図は本体ケース後面の要部を内
側から見た縦断正面図である。第8図および第9
図は本考案の第3実施例を示し、第8図は下側の
ハーフケースの要部斜視図、第9図は本体ケース
後面の要部を内側から見た縦断正面図である。 1……本体ケース、1a,1b……上下のハー
フケース、5……蓋合わせ面、7……検出用凹
み、9……補強用突起。
ジを後面側から見た斜視図である。第2図ないし
第5図は本考案の第1実施例を示し、第2図は下
側のハーフケースの平面図、第3図はその斜視
図、第4図は本体ケース後面の要部を内側から見
た縦断正面図、第5図は第4図におけるV−V線
断面図である。第6図および第7図は本考案の第
2実施例を示し、第6図は下側のハーフケースの
要部斜視図、第7図は本体ケース後面の要部を内
側から見た縦断正面図である。第8図および第9
図は本考案の第3実施例を示し、第8図は下側の
ハーフケースの要部斜視図、第9図は本体ケース
後面の要部を内側から見た縦断正面図である。 1……本体ケース、1a,1b……上下のハー
フケース、5……蓋合わせ面、7……検出用凹
み、9……補強用突起。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 上下のハーフケース1a,1bを蓋合わせ状に
結合してなる本体ケース1の後面の左右中央部付
近に、テープ種類などの検出用凹み7を両ハーフ
ケース1a,1b間にわたつて形成したテープカ
ートリツジにおいて、 上下のハーフケース1a,1bの検出用凹み7
の近傍のそれぞれのケース内面側に、両ハーフケ
ース1a,1bの蓋合わせ面5を越えて突出する
補強用突起9,9を上下から突設してあり、 上下のハーフケース1a,1bの補強用突起
9,9が相手側ハーフケースの検出用凹み7の左
右どちらかの一側壁にそれぞれ接当作用すること
を特徴とするテープカートリツジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3591683U JPS59142973U (ja) | 1983-03-11 | 1983-03-11 | テ−プカ−トリツジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3591683U JPS59142973U (ja) | 1983-03-11 | 1983-03-11 | テ−プカ−トリツジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59142973U JPS59142973U (ja) | 1984-09-25 |
JPH0510300Y2 true JPH0510300Y2 (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=30166590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3591683U Granted JPS59142973U (ja) | 1983-03-11 | 1983-03-11 | テ−プカ−トリツジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59142973U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0777066B2 (ja) * | 1986-03-20 | 1995-08-16 | 日立マクセル株式会社 | テ−プカ−トリツジ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5756379U (ja) * | 1980-09-19 | 1982-04-02 | ||
JPS5749778B2 (ja) * | 1978-08-23 | 1982-10-23 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6037741Y2 (ja) * | 1979-04-24 | 1985-11-11 | ソニー株式会社 | テ−プカセツト |
JPS6215907Y2 (ja) * | 1980-09-01 | 1987-04-22 |
-
1983
- 1983-03-11 JP JP3591683U patent/JPS59142973U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5749778B2 (ja) * | 1978-08-23 | 1982-10-23 | ||
JPS5756379U (ja) * | 1980-09-19 | 1982-04-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59142973U (ja) | 1984-09-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5335131A (en) | Tape cartridge having a transparent panel covering the tape sensing opening | |
JPH0510300Y2 (ja) | ||
JPH0516711Y2 (ja) | ||
US4174080A (en) | Tape cassette | |
CA1099405A (en) | Magnetic recording tape cartridge | |
JPH07313218A (ja) | 紐止め具 | |
JP3262217B2 (ja) | 収納ケース | |
JPH042469Y2 (ja) | ||
JPH082858Y2 (ja) | テープカートリッジ | |
JP2694886B2 (ja) | 機器筺体の組立構造 | |
JPH0722780Y2 (ja) | テープカートリッジ | |
JPH0453135Y2 (ja) | ||
JPS593426Y2 (ja) | テ−プカセツト | |
JPS6145784U (ja) | 磁気テ−プカセツト | |
JPS60106092A (ja) | テ−プカ−トリツジ | |
JPH0544937Y2 (ja) | ||
KR920007436Y1 (ko) | 테이프 카트리지 | |
JPH0636548Y2 (ja) | 磁気テ−プカセット | |
JPS6037742Y2 (ja) | テ−プカセツト | |
JPH0624065Y2 (ja) | テープカセット | |
JP3613499B2 (ja) | 磁気テープカセット用リール | |
JP2536538Y2 (ja) | 磁気テープカセット | |
JPH06984Y2 (ja) | 物品収納ケース | |
JPS6037741Y2 (ja) | テ−プカセツト | |
JPH057873Y2 (ja) |