JPH0777066B2 - テ−プカ−トリツジ - Google Patents

テ−プカ−トリツジ

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JPH0777066B2
JPH0777066B2 JP61063537A JP6353786A JPH0777066B2 JP H0777066 B2 JPH0777066 B2 JP H0777066B2 JP 61063537 A JP61063537 A JP 61063537A JP 6353786 A JP6353786 A JP 6353786A JP H0777066 B2 JPH0777066 B2 JP H0777066B2
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JP
Japan
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rear side
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upper case
Prior art date
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JP61063537A
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光 水谷
成雄 佐々木
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Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0777066B2 publication Critical patent/JPH0777066B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は,上ケースにテープ巻量視認用の透明窓を有
するテープカートリッジにおいて,透明窓を構成する透
明窓板の熱溶着時における上ケースの変形を矯正する手
段に特徴を有する。
〔従来の技術〕
第3図はこの種のテープカートリッジの一例を示してお
り,本体ケース1を構成するプラスチック製の上下ケー
ス1a・1bの前後左右の周側壁の端面どうしが互いに突き
合わせ状態でねじ等により一体結合されている。
そこでは,従来一般に本体ケース1の上壁6すなわち上
ケース1aの後半部に透明窓7を有する。この透明窓7は
ケース上壁6に透設した窓口9にプラスチック製の透明
窓板10を例えば超音波溶接で熱溶着してなり,該透明窓
7を介して本体ケース1内にある左右の各リール3・3
に対するテープ2の巻量が視認できる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
最近ではテープ巻量の視認の容易化を図るために,透明
窓7を広く確保する傾向にあり,その場合は透明窓7の
周縁が上ケース1aの周側壁に可及的に近接する状態で形
成されることになる。
例えば,第3図に示すように透明窓7が上ケース1aの後
半部にほぼ左右間にわたって設けられているテープカー
トリッジにおいて,透明窓7の広窓化を図ろうとする
と,透明窓7の後縁が上ケース1aの後端に近接,それも
左右間にわたって近接することになる。そうなると,透
明窓板10の熱溶着時における溶着熱および溶着後の熱収
縮に起因して上ケース1aの後側壁11aが,第4図に示す
ごとくケース内方に向けて倒れ込む現象を招きがちであ
る。とくに,上ケース1aの後側壁11aは左右中央部位に
おいて,その傾向が顕著に顕れる。
かかる内倒れ現象が生じると,上下ケース1a・1bを組付
けた場合に,第5図に示すごとく上下ケース1a・1bの後
側壁11a・11b間に一定量dの段差17が生じることを避け
られず,これがテープカートリッジの外観を損ねる。ま
た,本体ケース1の後側壁の外面はラベル貼り面として
利用されるところであるが,この種の段差17が上下の中
央に生じるとラベル貼り面としての機能を果たせなくな
る。
しかるに,この点に着目してなされた従来技術はなく,
似て非なるものとして僅かに外力が作用したり,高温雰
囲気下に長く放置された場合に,本体ケース1の側壁に
反り変形が発生するために,これを防止する補強リブを
設けた形態が認められるのみである。例えば,実公昭57
−56379号公報および実開昭59−145782号公報がそれで
ある。
〔発明の目的〕
本発明は,かかる従来の不具合を解消するために提案さ
れたものであり,その目的とするところは,透明窓板10
の熱溶着時における上ケース1aの後側壁11aのケース内
方への倒れ込みを,上下ケース1a・1bの組付時に矯正す
るにある 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、第2図および第3図に示すように、左右横長
の本体ケース1が上下ケース1a・1bを蓋合わせ状に結合
してなり、上ケース1aに透明窓板10を熱溶着してなる透
明窓7を有し、透明窓板10が上ケース1aの後半部にほぼ
左右間にわたって設けられているテープカートリッジを
前提とする。
そのうえで、第1図および第2図に示すように、下ケー
ス1bの後側壁11bの少なくとも左右中央部位には、矯正
リブ12が下ケース1bの後側壁11bと直交するようケース
内方に向けて突出形成されており、矯正リブ12は、下ケ
ース1bの後側壁11bよりも上方に突出していて、この上
方への突出部分に、上ケース1aの後側壁11aの下端を接
当案内する下り傾斜の案内面15が形成されていることを
特徴とする。
〔作用〕
しかるときは,第1図ないし第3図に示す第1実施例を
以て説明すると,上下ケース1a・1bの蓋合わせ結合時
に,第1図の仮想線で示すごとくケース内方に倒れ込ん
だ状態にある上ケース1aの後側壁11aの下端が矯正リブ1
2の傾斜案内面15に接当案内され,徐々に該後側壁5aが
ケース外方に向けて強制的に撓み変形されて行き,最後
に垂直姿勢に矯正されることになる。
〔発明の効果〕
以上のようにした本発明によれば,透明窓板10を上ケー
ス1aの上壁6に熱溶着した際にその後側壁11aのとくに
左右中央部がケース内方へ倒れ込んでも,下ケース1bの
後側壁11bの少なくとも左右中央部に設けた矯正リブ12
によって,上下ケース1a・1bの蓋合わせ結合時に上ケー
ス1aの後側壁11aが垂直姿勢に矯正できることになる。
従って,本体ケース1の外周側面に従来例のごとき段差
を生ぜず,テープカートリッジの外観を損ねるおそれが
ない。また,本体ケース1の後側壁の外面もラベル貼り
面としての機能をよく発揮し得るものとなる。
〔第1実施例〕 第1図ないし第3図は本発明の第1実施例として,小型
のビデオ用テープカートリッジが例示されている。
第3図において,本体ケース1は左右横長状を呈してお
り,プラスチック製の上下ケース1a・1bの左右および前
後の周側壁の端面どうしを互いに突き合わせてねじ等に
より一体結合してなる。本体ケース1の内部左右にはテ
ープ2が巻かれるリール3・3を有し,テープ2は一方
のリール3からケース前面に導出されて他方のリール3
に巻き取られる。なお,符号5で示す部材は不使用時に
本体ケース1の前面を閉合してテープ2を保護する前蓋
である。
本体ケース1の上壁6,すなわち上ケース1aの後半部に
は,第3図に示すごとく本体ケースのほぼ左右間にわた
る透明窓7を有し,該透明窓7を介して両リール3・3
に対するテープ2の巻き量がケース外から同時に視認で
きる。
第1図において,この透明窓7はケース上壁6の後半部
に透設した窓口9に,これを塞ぐようにケース内面側よ
りプラスチック製の透明窓板10を熱溶着して構成されて
いる。この透明窓板10は一般に超音波で熱溶着されてい
る。
第1図および第2図において,下ケース1bの後側壁11b
の左右中央部位には,内面から左右一対の矯正リブ12・
12をケース内方に向けて直交状に連出してある。各矯正
リブ12の下端は下ケース1bの底壁13に連設されており,
上端は後側壁11bのよりも上方に高く突出していて,該
後側壁11bの上端合わせ面14よりも上方に突出する部分
の後側面が下り傾斜の案内面15に形成されている。
いま,上下ケース1a・1bを重ね合わせると,前述したご
とく透明窓板10の熱溶着時においてケース内方に倒れ込
んだ状態にある上ケース1aの後側壁11aの下端が,第1
図に示すごとく傾斜案内面15に接当案内され,これで正
規の垂直姿勢に無理なく徐々に矯正されて行って,上下
ケース1a・1bの後側壁11a・11bどうしが段差なく垂直に
突き合わされることになる。
〔別実施態様例〕
本発明が対象とするテープカートリッジは特に限定され
るものではなく,例えばベータ型のビデオ用テープカー
トリッジやオーディオ用テープカートリッジなどにも広
く適用でき,適用対象に応じて矯正リブ12の形成位置や
数が任意に選択できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明に係るテープカートリッジ
の第1実施例を示しており,第1図は要部の縦断側面
図,第2図は要部の斜視図,第3図は全体の外観斜視図
である。 第4図および第5図は従来例の不具合な状態を説明する
それぞれ縦断側面図である。 1……本体ケース, 1a……上ケース, 1b……下ケース, 2……テープ, 3……リール, 6……上ケースの上壁, 7……透明窓, 9……窓口, 10……透明窓板, 11a……上ケースの後側壁, 11b……下ケースの後側壁, 12……矯正リブ, 15……傾斜案内面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右横長の本体ケース1が上下ケース1a・
    1bを蓋合わせ状に結合してなり、 上ケース1aに透明窓板10を熱溶着してなる透明窓7を有
    し、 透明窓7が、上ケース1aの後半部にほぼ左右間にわたっ
    て設けられており、 下ケース1bの後側壁11bの少なくとも左右中央部位に
    は、矯正リブ12が下ケース1bの後側壁11bと直交するよ
    うケース内方に向けて突出形成されており、 矯正リブ12は、下ケース1bの後側壁11bよりも上方に突
    出していて、この上方への突出部分に、上ケース1aの後
    側壁11aの下端を接当案内する下り傾斜の案内面15が形
    成されていることを特徴とするテープカートリッジ。
JP61063537A 1986-03-20 1986-03-20 テ−プカ−トリツジ Expired - Lifetime JPH0777066B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61063537A JPH0777066B2 (ja) 1986-03-20 1986-03-20 テ−プカ−トリツジ

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Publications (2)

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JPS62219382A JPS62219382A (ja) 1987-09-26
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ID=13232061

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JP61063537A Expired - Lifetime JPH0777066B2 (ja) 1986-03-20 1986-03-20 テ−プカ−トリツジ

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Family Cites Families (8)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5756379Y2 (ja) * 1976-04-19 1982-12-04
JPS5435621U (ja) * 1977-08-15 1979-03-08
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JPS60229285A (ja) * 1985-04-05 1985-11-14 Hitachi Maxell Ltd テープカートリツジ

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Publication number Publication date
JPS62219382A (ja) 1987-09-26

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