JPH0740418B2 - デイスクカ−トリツジ - Google Patents

デイスクカ−トリツジ

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JPH0740418B2
JPH0740418B2 JP60046751A JP4675185A JPH0740418B2 JP H0740418 B2 JPH0740418 B2 JP H0740418B2 JP 60046751 A JP60046751 A JP 60046751A JP 4675185 A JP4675185 A JP 4675185A JP H0740418 B2 JPH0740418 B2 JP H0740418B2
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head insertion
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信弘 梅林
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Hitachi Maxell Energy Ltd
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はディスクカートリッジに係り,とくにカート
リッジケースに設けられるヘッド挿入窓に特徴を有する
ものである。
〔従来の技術〕
最近では,記録媒体であるディスクがプラスチック製の
硬いカートリッジケースに回転自在に内装されたハード
ケースタイプのディスクカートリッジにおいても,とく
にトラックの高密度化に伴いヘッドストロークの短縮化
を図る必要上,カートリッジケースの薄形化が要望され
ている。
しかし,プラスチック製の硬いカートリッジケースこれ
全体を薄形にするには,取り扱い時の折り曲げや破損等
の事故に対する機械的強度に劣り,信頼性を十分に確保
できない。
そこで,カードリッジケースこれ自体の薄肉化もさるこ
とながら,特にヘッド進入路の箇所を薄形化し,以てヘ
ッドストロークの短縮を達成しようとする形態が既に提
案されている。例えば、第10図に示す第1従来例や、第
11図に示す第2従来例がそれである。
第1従来例は特開昭57−113466号公報で公知である。こ
れは第10図(a)および第10図(b)に示すようにカー
トリッジケース1がヘッド挿入窓4および駆動軸挿入窓
3を有する上面板15と,同じくヘッド挿入窓4および駆
動軸挿入窓3を有する下面板16とを,中央にディスク収
納あな17aを有するスペーサ板17を介して重ね合わせ,
これらを互いに一体的に接合してなる。これでヘッド挿
入窓4・4は上下対向状に合致し,このヘッド挿入窓4
・4の個所にはスペーサ板17の前側中央部17bが露出し
て,この前側中央部17bの上下外表面が上下面板15・16
の各表面よりも一段低くなっている。因に,スペーサ板
17のディスク収納あな17aの大部分は上下面板15・16で
覆われ,これらによって区画形成された空間に第10図
(a)に示すごとくディスク2が回転自在に収納され,
該ディスク2の円周一部がヘッド挿入窓4の前側中央部
17bより内側位置において露出する。これによれば,デ
ィスクカートリッジをドライブ側に装填したとき,ドラ
イブ側のヘッドが進入する前側中央部17bの表面が上下
面板15・16よりも一段低くなっているから,ヘッドのデ
ィスク2に対するストロークが短くできる。
第11図(a)・(b)に示す第2従来例は,本出願人に
よって先に提案されたものであり(特開昭61−3920号公
報)。これは前述のスペーサ板17を省略して,互いに突
き合わされる上下ケース1a・1bのヘッド挿入窓4・4の
各前方の前側壁6a・6bを上下ケース1a・1bの各表面より
も一段低くなるよう凹み状に形成することにより,ヘッ
ド進入路4a・4bを上下に設けたものである。これにおい
てもヘッドストロークを短縮することができる。なお,
第11図(a)および(b)において,18は上下ケース1a
・1bの各内面に張り合わせたライナ,19は断面コ字状の
シャッタで,ヘッド挿入窓4に合致する開口20とヘッド
挿入窓4を閉塞する盲壁部21とを有する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし,上記した第1従来例では,カートリッジケース
1の組み立てに際して上面板15と下面板16との間にスペ
ーサ板17を正確に位置決めして介在させる煩わしさがあ
り,ケース組み立てに難がある。これに対し第2従来例
では,カートリッジケース1の組み立ては上ケース1aと
下ケース1bを突き合わせるだけで済むため,第1従来例
のごときスペーサ板を介在させる手間が省け,それだけ
容易に組み立てることができるが,上ケース1aのヘッド
挿入窓4の前方と,下ケース1bのヘッド挿入窓4の前方
の両方を切り欠く形態を採るため,ヘッド進入路箇所の
強度が弱くなる。特に,ケース全体を薄形(3〜5mm厚
以下)にした場合に,ヘッド進入路箇所の厚さは極度に
薄くなって強度が著しく低下し,取り扱い時に当該箇所
が折り曲がり易くて機械的強度の面で信頼性に欠ける。
この発明は上記した第1および第2従来例のディスクカ
ートリッジの欠点を解消し,上ケース1aと下ケース1bと
を突き合わせるタイプのカートリッジケース1を前提と
し,ヘッド進入路部分の強度を確保したうえで,ヘッド
ストロークの短縮化を図ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち,本発明では第1図に示すように,上下ケース
1a・1bを突き合わせて一体的に接合したカートリッジケ
ース1の略中央部に駆動軸挿入窓3を設けるとともに,
上下ケースa・1bの各前側壁6a・6bと駆動軸挿入窓3と
の間にそれぞれヘッド挿入窓4を上下対向状に設けたデ
ィスクカートリッジにおいて,上ケース1aの前側壁6a若
しくは下ケース1bの前側壁6bのいずれか一方のみをケー
ス表面よりも一段低くなるように切り欠いてヘッド挿入
窓4と連通する凹み状のヘッド進入路4aを設けたもので
ある。更に、上下ケース1a・1bのうちヘッド進入路4aを
設けた側のケース1a(または1b)には、ヘッド挿入窓4
の近くに開口10を設け、この開口10内に片持ち梁状にデ
ィスク押圧部材9を上下方向に弾性変形自在に一体成形
し、このディスク押圧部材9がカートリッジケース1内
のディスク2に接当作用して該ディスク2がヘッド挿入
窓4の外方へ食み出るのを規制するようにしたものであ
る。
〔発明の効果〕
以上のようにした本発明によれば,上ケース1aまたは下
ケース1bの一方におけるヘッド挿入窓4の前方の前側壁
(6a又は6b)を切り欠き,他方のヘッド挿入窓4の前方
の前側壁(6b又は6a)は切り欠かないで残してある。し
たがって,切り欠かない側のケース前側壁の存在でヘッ
ド進入路箇所の強度を十分に得ることができて取扱い
性,信頼性を確保できる。そのうえで一方の前側壁(6a
又は6b)は切り欠いてあるからヘッドストロークを短縮
化して高密度化によく対応できるものにしておける。ま
た、前側壁(6a又は6b)を切り欠いて、ヘッド挿入窓4
と連通するよう凹み状にヘッド進入路4aを形成してある
と、内部のディスク2がカール変形してヘッド進入路4a
の高さよりも上方へ食み出し、ディスクカートリッジを
ドライブに装填したときヘッドがディスク2の食み出し
部分に衝突してディスク2に損傷や衝撃を加える危惧が
ある。この点、本発明ではヘッド挿入窓4の近くに設け
た開口10内に片持ち梁状のディスク押圧部材9を上下方
向に弾性変形自在に一体成形し、このディスク押圧部材
9でディスク2の外方への食み出しを規制するようにし
たので、上記の不具合も発生しない利点を有する。ディ
スク押圧部材9は一方のケース(1a・1b)に一体形成し
てあるので、別体の部材にする場合と異なり、部材点数
が増えず組み付け作業性もよい。
〔実施例1〕 第1図ないし第7図は本発明に係るディスクカートリッ
ジの第1実施例を示す。
符合1はプラスチック製の上下ケース1a・1bを突き合わ
せて一体的に接合してなるカートリッジケースであり,
これには記録媒体であるディスク2が回転自在に内装さ
れている。カートリッジケース1はこれの略中央部に駆
動軸挿入窓3を,駆動軸挿入窓3の前方に長孔状のヘッ
ド挿入窓4をそれぞれ上下貫通状に開口してあり,ヘッ
ド挿入窓4は不使用時にシャッタ5で閉じられる。な
お,図示例では駆動軸挿入窓3が上下貫通状に形成され
ているが,本発明においては駆動軸挿入窓3が上下ケー
ス1a・1bの一方にのみ形成された形態も予想している。
上ケース1aに設けたヘッド挿入窓4と,下ケース1bに設
けたヘッド挿入窓4とはそれぞれ前端形状が異なる。
すなわち,上ケース1aのヘッド挿入窓4は第3図に示す
ごとくこれの前方の前側壁6aを肉薄部12が残存するよう
に切り欠いて,上ケース1aの表面よりも一段低くなるヘ
ッド進入路4aをヘッド挿入窓4と連通するよう凹み状に
形成してあり,該前側壁6aの切り欠き分だけヘッドスト
ロークが小さくなるものとした。
他方,下ケース1bのヘッド挿入窓4はこれの前方の前側
壁6bに切り欠きを全く加えずそのまま残して,当該箇所
の強度を確保した。
第5図はシャッタ5を示しており,これは金属板をコ字
形状に折り曲げた基本形状のものであり,上面板5aと下
面板5bおよび上下面板5a・5bの前端どうしを連結する前
面板5cとを有し,上面板5aと下面板5bにヘッド挿入窓4
・4と略同一の大きさ・形状の開口7・7を形成し,各
開口7・7の隣りにヘッド挿入窓4・4を閉じる閉塞部
8・8を有する。前面板5cの上側開口7と対応する位置
には該開口7と同じ左右幅の切欠部7aを設け,この切欠
部7aの存在により狭幅となる前面板5cの狭幅部5dの上下
幅はカートリッジケース1の前側壁6aの切り欠きにより
狭幅となる狭幅部11の上下幅と略同寸法に設定してあ
る。このシャッタ5は上下面板5a・5bをカートリッジケ
ース1の前部の上下表面に重ね合わせて閉塞部8・8で
ヘッド挿入窓4・4を閉じる位置と,開口7・7とヘッ
ド挿入窓4・4が合致してそれを開放する位置とにわた
って左右方向にスライド自在に装着される。
上ケース1aにおけるヘッド挿入窓4の前方の前側壁6aに
前述のごとき切欠部が形成されていると,ケースの形状
その他も加わってディスク2が第6図に示すごとくカー
ル変形してディスク2がヘッド進入路4aの高さより上方
へ食み出すおそれ無しとしない。そうした場合に,ディ
スクカートリッジをドライブに装填したときヘッドがデ
ィスク2の食み出し部分に衝突してディスク2に損傷や
衝撃を加える危惧がある。
そこで,図の上ケース1aにはヘッド挿入窓4の横に並べ
て開口10を設け,該開口10内に片持ち梁状のディスク押
圧部材9を上下方向に弾性変形自在に一体形成する。か
くして,ディスクカートリッジをドライブに装填したと
き,第7図に示すごとくディスク押圧部材9の上面にド
ライブ側の押圧ばね部材Fが進入してきて該ディスク押
圧部材9を押圧し,この押圧によりディスク2の上向き
反り変形部を平坦状に矯正してヘッドとの衝当を回避す
るものとした。なお,ディスク押圧部材9の基端部の上
面はドライブ側のばね押圧部材Fが進入し易いようにテ
ーパ面9aに形成してある。
〔実施例2〕 第8図は本発明の第2実施例を示しており,これでは上
ケース1aにおけるヘッド挿入窓4の前方の前側壁6aをこ
の上下幅全体にわたって完全に切り欠いてヘッドストロ
ークがより小さくなるようにしている。
〔実施例3〕 第9図は本発明の第3実施例を示しており,これでは下
ケース1bのヘッド挿入窓4の前方に前側壁6bのみならず
これと出会う下側壁13の一部13aをも残して強度の確保
を図っている。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明の第1実施例を示してお
り,第1図はシャッタを取り外した状態で示すディスク
カートリッジの外観斜視図,第2図はその平面図,第3
図は第2図におけるIII−III線断面図,第4図はシャッ
タを装着した状態で示すディスクカートリッジの外観斜
視図,第5図はシャッタの斜視図,第6図は第2図にお
けるVI−VI線断面図,第7図はディスク押圧部材の作動
状態を示す第6図相当の縦断側面図である。 第8図は本発明の第2実施例を示すディスクカートリッ
ジのヘッド挿入窓部の縦断側面図である。 第9図は本発明の第3実施例を示すディスクカートリッ
ジのヘッド挿入窓部の縦断側面図である。 第10図(a)・(b)は従来例のディスクカートリッジ
を示しており、第10図(a)は外観斜視図、第10図
(b)はその分解斜視図である。 第11図(a)・(b)は更に別の従来例のディスクカー
トリッジを示しており、第11図(a)は外観斜視図、第
11図(b)は第11図(a)におけるA−A線断面図であ
る。 1……カートリッジケース, 1a……上ケース, 1b……下ケース, 2……ディスク, 3……駆動軸挿入窓, 4……ヘッド挿入窓, 4a……ヘッド進入路, 6……前側壁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上ケース1aと下ケース1bを突き合わせて一
    体的に接合したカートリッジケース1の略中央部に駆動
    軸挿入窓3を設けるとともに、 上下ケース1a・1bの各前側壁6a・6bと駆動軸挿入窓3と
    の間にそれぞれヘッド挿入窓4を上下対向状に設け、 上ケース1aの前側壁6a若しくは下ケース1bの前側壁6bの
    いずれか一方のみをケース表面よりも一段低くなるよう
    切り欠いてヘッド挿入窓4と連通する凹み状のヘッド進
    入路4aを設けてあり、 上下ケース1a・1bのうちヘッド進入路4aが設けられてい
    る側のケース1aには、ヘッド挿入窓4の近くに開口10を
    設け、 該開口10内には、片持ち梁状のディスク押圧部材19を上
    下方向に弾性変形自在に一体形成してあり、 このディスク押圧部材19がカートリッジケース1内のデ
    ィスク2に接当作用して該ディスク2がヘッド挿入窓4
    の外方へ反り変形するのを規制するようにしたことを特
    徴とするディスクカートリッジ。
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