JPH08511122A - 改良されたアセンブリを有するシングルリールカートリッジ - Google Patents

改良されたアセンブリを有するシングルリールカートリッジ

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JPH08511122A
JPH08511122A JP7501762A JP50176295A JPH08511122A JP H08511122 A JPH08511122 A JP H08511122A JP 7501762 A JP7501762 A JP 7501762A JP 50176295 A JP50176295 A JP 50176295A JP H08511122 A JPH08511122 A JP H08511122A
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wall
base
cover
pocket
cartridge
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Pending
Application number
JP7501762A
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English (en)
Inventor
マーチン、ロバート・シー
ランボセック、ジョージ・ピー
ヴァンダーヘイデン、ウィリアム・ジェイ
ルークス、ジョン・ダブリュー
ポチャード、ドナルド・エル
ナヤー、サティンダー・ケイ
Original Assignee
ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュアリング・カンパニー
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/107Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using one reel or core, one end of the record carrier coming out of the magazine or cassette

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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 シングルリールデータテープカートリッジ(10)ハウジングは、ベース(38)及びカバー(40)を備えている。ベース(38)は、少なくとも1つの段が形成された4つの外側壁(42)を備えており、この外側壁は、その自由端の方に向かって薄くなっている。カバー(40)は、少なくとも1つの段が形成された4つの外側壁(54)を備えており、この外側壁は、その自由端の方に向かって薄くなっている。ベース(38)及びカバー(40)はまた、2つの段が形成された4つの内壁(68,78)を備えており、この内壁は、その自由端の方に向かって薄くなっている。カバー(40)の内壁及び外壁は、ベース(38)の内壁及び外壁(68,42)と)と相補的にかみ合う。ベース(38)及びカバー(40)にあるポケット内に突出部(112)を設けて、組立の間、ベース及びカバーを位置決めすることも可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 改良されたアセンブリを有するシングルリールカートリッジ技術分野 本発明はテープカートリッジに関し、より詳しくは、シングルリールテープカ ートリッジハウジングのアセンブリに関する。発明の背景 シングルリールデータテープカートリッジは、その一世代が3480型カート リッジとして知られているが、磁気テープを有するリールを備えており、リール から延在するテープの自由端にリードブロックが取り付けられる。このカートリ ッジは、1つのコーナーを除いて概ね矩形であって、このコーナーには傾斜が付 けられ、リードブロックウインドが備えられている。リードブロックウインドは 、リードブロックを保持しており、また、リードブロックが取り外されている場 合には、カートリッジからテープを排出して、テープをテープ駆動装置に通すこ とができる。リードブロックがウインド内にスナップ嵌めされている時には、ウ インドは覆われている。 リードブロックは概ね矩形で、テープを保持するピンが結合する切欠を有する 。リードブロックの前面は、オープンリール磁気テープ駆動装置内にある自動通 し装置とかみ合うスロットを備えている。リードブロックの前面は概ね円筒状で 、カートリッジのコーナーの傾斜面とかみ合うような円形ボスを有する。背面は 円形で半弧状の部分を形成しており、リードブロックがハブのスロットにはめ込 まれると、テープ駆動装置内の巻き取り側リールのハブ周辺部に適合する。テー プが巻き取り側リールに巻き付けられる時に、リードブロックの背面が圧縮して 、テープの特に第1の層に順応することができるように、リードブロックに柔軟 部を形成してもよい。 テープ駆動装置は、シングルリールテープカートリッジに対して接続するため の通し装置を備えている。この駆動装置は供給側リール用駆動モータを備えてい る。モータは、ベースプレートの下部に取り付けられているので、モータのシャ フトはベースプレート面に対して垂直に、かつ、わずかに上方に延在している。 巻き取り側リールはベースプレート上に載置されて、モータに取り付けられる。 カートリッジリールは、モータに結合されている場合、巻き取り側リールのハブ と実質的に同じ面に載置されているので、テープが送られる時には、テープはそ の面が両方のモータシャフトに対して垂直であるように移動させられる。テープ を通した後、リールの駆動モータを制御することによって、供給側リールと巻き 取り側リールとの間でのテープ送りが達成される。テープは、真空ガイド、磁気 変換器ヘッド、及び引張変換器を通過する。 このテープカートリッジは、成形されたベース及びカバーによって形成されて おり、上記のベース及びカバーは、カートリッジハウジングを形成すべく互いに 超音波溶接されている。カバーの壁の底面には、小さな溶接ビードが成形される 。ベースの壁の上側面には溶融ビードがかみ合わせられる。音波エネルギーは、 概ね、カバーを通って溶接ビードへと加えられ、ビードは溶融してベース及びカ バーのランドを形成する。また、ベースに溶接ビードを設けることも公知である 。 適切なアセンブリには、ベース及びカバーを適切に位置合わせすることと、溶 接の間に溶接ビードが適当に圧潰することとが必要である。しかし、不適切に位 置合わせされると、カートリッジ外寸の制御は困難になり、間隙を減少させる内 側及び外側のばりが増大する。極端な場合には、溶接ビードと、ビードとかみ合 うベースの壁面との接触が妨げられる。このため、溶接強度は弱いものになり、 また、カートリッジに落下などの応力が加えられた場合には、カートリッジの破 損の原因となる。そこまでではなくても、露出するばりは増大し、強度は弱くな る。溶接ビードの圧潰が一定でない場合にも溶接強度は弱くなり、カートリッジ に応力が加えられた場合には、カートリッジの破損の原因となる。圧潰は、溶接 の間のベース及びカバーの位置決めや支持が適当であり、また、加えられる超音 波の強度のバランスが適当であることによって、適当なものとなる。また、継手 の幅とばりの領域とが、予め設計した深さまで溶接する際に生じるばりを収容す るのに不十分な場合には、ハウジングのアセンブリの溶接も、溶接ばりがベース とカバーとの間にある干渉面から漏れ出す原因となる。ベース及びカバーの内壁 には、隆起壁が設けられており、溶接ばりがカートリッジの内部に漏れ出して、 テープに影響を及ぼし、エラーを引き起こすのを最小限にとどめている。ハウジ ング外側のばりは、外観の点でも好ましくない。 このような公知のカートリッジのベースは、アセンブリの間にカバーをベース に対してアライメント調整して配置するのを容易にすべく、ロケータとして使わ れる隆起壁部を備えている。このロケータは、一方向にのみしか作動せず、ばり 容器として本質的に有効なものではない。 カートリッジに応力が加えられた時に、亀裂伝播に抗するのに十分な強度を維 持しながら、溶接の間に生じる溶接ばりの量を減少させるカートリッジのベース 及びカバーのアセンブリを提供することが必要である。ばりが、ベースとカバー との間にある干渉面から、カートリッジの内側あるいはカートリッジの外側のい ずれかに漏れ出すのを防ぐシングルリールカートリッジアセンブリが必要である 。また、カバーとベースとのアライメントを促進することによって、ハウジング のアセンブリを改良することができるシステムが必要である。発明の要旨 本発明に係るシングルリールデータテープカートリッジは、複数の磁気テープ の層を含むリールを備えており、リールから延在するテープの自由端に、リード ブロックが取り付けられる。このカートリッジは1つのコーナーを除いて概ね矩 形であって、このコーナーには傾斜が付けられ、リードブロックウインドが備え られている。リードブロックウインドは、リードブロックを保持しており、また 、リードブロックが取り外されている場合には、カートリッジからテープを排出 して、テープをテープ駆動装置に通すことができる。リードブロックがウインド 内にスナップ嵌めされている時には、ウインドは覆われている。テープリールは 、円筒状のテープ巻き取り面を有する円筒状ハブ、ハブの一方の軸端に配置され る上側フランジ、及びハブの他方の軸端に取り付けられる下側フランジとを備え ている。 カートリッジは、ハウジングを形成すべく結合されたベース及びカバーによっ て形成される。ベースは、主要壁と、主要壁のエッジに沿って取り付けられた4 つの外側壁とを備えている。ベースの外壁には、1つか2つの段が形成されてお り、外壁は自由端の方に向かって薄くなっている、外壁は、肉薄の自由端部と肉 厚の主要部分とに分割される。カバーはベース上に取り付けられており、主要壁 と、主要壁のエッジに沿って取り付けられた4つの外側壁とを備えている。カバ ーの外壁には、1つか2つの段が形成されており、外壁は、自由端に向かって薄 くなっている。この外壁は、肉薄の自由端部と肉厚の壁部とに分割される。ベー ス及びカバーが組み立てられる時には、カバーの外壁の自由端部は、ベースの外 壁の自由端部を受け入れて、カートリッジハウジングを形成する。 また、ベースは、ベースの各コーナーに配置される4つの内壁を備えている。 この内壁は、テープキャビティを形成しており、下側左コーナー壁、下側右コー ナー壁、上側左コーナー壁、及び上側右コーナー壁を備えている。ベースの内壁 には2つの段が形成されているので、内壁は、その自由端に向かって薄くなり、 また、主要部、中央部、及び端部に分割されている。また、カバーは、カバーの 各コーナーに配置される4つの内壁を備えている。カバーの内壁はベースの内壁 と結合してテープキャビティを形成しており、下側左コーナー壁、下側右コーナ ー壁、上側右コーナー壁、及び上側左コーナー壁を備えている。カバーの内壁に は少なくとも1つの段が形成されており、内壁は、その自由端に向かって薄くな り、また、主要部、中央部、及び端部に分割されている。ベース及びカバーが組 み立てられる時には、カバーの内壁の端部はベースの内壁の中央部を受け入れ、 カバーの内壁の中央部はベースの内壁の端部を受け入れて、カートリッジハウジ ングを形成する。 ベース及びカバーの中央部は、共にばりよけとして使われる。ベース内壁の自 由端及び中央部は、カバー外壁の中央部及び自由端部と相補的な形状にされてお り、ベース外壁の自由端部は、カバー外壁の自由端部と相補的な形状にされてい る。ハウジングが組み立てられると、上記した壁の形状によって、ばりを移動さ せるための曲がった通路が形成され、ばりが、カートリッジの外観やテープリー ルの機能に損傷を与えるのを防止する。 ベース内壁の中央部は、テープキャビティの周囲のほぼ全体に延在しており、 溶接ばりがテープキャビティ内に入ることがないようにしている。また、テープ キャビティ内のテープパックに最も近く配置されているベース内壁の部分では、 自由端は、中央部の少なくとも約1.5倍の高さで中央部を越えて延在する。 また、一つの実施形態においては、このカートリッジのハウジングは、カバー の側壁に隣接して設けられた少なくとも1つの突出部と、ベースの側壁に隣接し て設けられた、突出部の数と対応する数のポケットとを備えている。ハウジング の組み立ての間、突出部はポケットとかみ合い、ポケット内に受け入れられて、 内部ロケータとして使われる。ポケットは4つの側壁を備えているが、そのうち の1つはベースの一側壁である。突出部の端部にはエネルギーコンセントレータ ー(energy concentrator)が形成されており、ポケット内で溶接部位を形成す る。この溶接部位は、ベースとカバーとの間の分割線である面の外側にある。15. あるいは、ポケットは、対応する位置のベース及びカバーの側壁に隣接 して設けられ、突出部は、ベース及びカバーのポケット内に取り付けられる別個 の要素であって、ベース及びカバーの分割線をまたぐ。図面の簡単な説明 図1は、本発明に係るシングルテープリールカートリッジの公知の特徴を示す 破断斜視図である。 図2は、本発明の特徴を示す破断斜視図である。 図3は、図2のカートリッジベースの平面図である。 図4は、図2のテープカートリッジベースの部分拡大平面図である。 図5は、図4の5−5線に沿った、テープカートリッジベースの断面図である 。 図6は、図3の6−6線に沿った、テープカートリッジの側壁の断面図である 。 図7は、図2のテープカートリッジの側壁の断面図である。 図8は、本発明の他の実施形態に係るテープカートリッジの破断拡大斜視図で ある。好ましい実施形態の詳細な説明 図1に示されている3480型テープカートリッジなどの、シングルリールデ ータテープカートリッジ10は、磁気テープ14を有するテープリール12を有 しており、リール12から延在されるテープ14の自由端18にリードブロック 16が取り付けられる。カートリッジ10は1つのコーナー20を除いて概ね矩 形であって、このコーナー20には傾斜が付けられ、リードブロックウインド2 2が備えられている。リードブロックウインド22は、リードブロック16を保 持しており、また、リードブロック16が外されている場合は、カートリッジ1 0からテープ14を排出する開口部となり、テープはテープ駆動装置に通される 。リードブロック16がウインド22内にスナップ嵌めされている時には、ウイ ンド22は覆われている。 リードブロック16の前面は、オープンリール磁気テープ駆動装置内にある自 動通し装置とかみ合うスロット24を備えており、また、カートリッジのコーナ ーの傾斜面とかみ合う。背面は半弧状の部分を形成すべく26で円形にされてお り、リードブロック16がハブのスロットにはめ込まれると、テープ駆動装置に ある巻き取り側リールのハブ周辺部に適合する。テープ14が巻き取り側リール に巻き付けられる時に、リードブロック16の背面が圧縮して、テープ14の特 に第1の層に順応することができるように、リードブロック16に柔軟部を形成 してもよい。テープリール12は、円筒状のテープ巻き取り面(図示せず)を有 する円筒状ハブ28と、ハブの一方の軸端に取り付けられる上側フランジ32と 、ハブの他方の軸端に取り付けられる下側フランジ34とを備えている。 テープ駆動装置は、テープ14に消去・記録を行うことが可能であるか、ある いは、テープが書き込み禁止状態になっているか否かを検知すべく、テープカー トリッジ10と相互に作用する機構を備えている。カートリッジの前部壁は、カ ートリッジ駆動システムと相互に作用することが可能な記録開口部36を有して いる。記録開口部36内には、消去防止デバイスが設けられている。消去防止デ バイスが記録開口部36を閉鎖する時には、テープは消去可能である。消去防止 デバイスが記録開口部36を閉鎖しない時には、テープ駆動装置の機構は記録作 用を行うことができず、誤って消去するのを防止しており、テープ14は消去不 可能である。 カートリッジ10は、ハウジングを形成すべく結合されたベース38及びカバ ー40によって形成される。ベース38は4つの外壁42、すなわち、後部壁4 4、向かい合った2つの側壁46,48、及び前部壁50を備えている。主要壁 52は、後部壁、前部壁及び両側面を接続している。カバー40は4つの外壁5 4、すなわち、後部壁56、向かい合った2つの側壁58,60、及び前部壁6 2を備えている。主要壁64は、後部壁、前部壁及び両側面を接続する。 ベース38及びカバー40は、4つの内壁を備えている。この内壁はベース3 8及びカバー40の各コーナーに設けられており、テープキャビティ66を形成 している。ベース38の内壁68には、下側左コーナー壁70、下側右コーナー 壁72、上側左コーナー壁74、及びリードブロックコーナー壁として有用な上 側右コーナー壁76が含まれる。他の形状としては、上側左コーナー壁74をリ ードブロックコーナー壁として用いてもよい。カバー40の内壁78(原文通り )は、下側左コーナー壁、下側右コーナー壁、上側右コーナー壁、及びリードブ ロックコーナー壁として有用な上側左コーナー壁を備えている。左右の方向は、 リードブロック部分をカートリッジの右側とすることに基づく。 本発明の詳細を添付の図2〜図8を参照して説明する。本発明は、ベース38 とカバー40との間の干渉面が内部段部を有している壁体構成を用いる。 ベース38の外壁42、及びカバー40の外壁54には、共に段部が形成され ており、外壁42,54は、図6に示すように、自由端88の方に向かって薄く なる。この段は外壁42,54を分割する。ベースの外壁42は、相対的に肉薄 の自由端部90と相対的に肉厚の主要部92とに分かれ、カバーの外壁54は、 肉薄の自由端部94と肉厚の主要部96とに分割される。ベース38の肉薄の自 由端部90は、ばりよけとして用いられる。ベースの外壁42の自由端部90は 、相補的形状にされたカバー40外壁54の自由端部94に受け入れられる。 図7を参照すると、ベース38の内壁68、及びテープキャビティ66を形成 するカバー40の内壁78には段部が形成されており、内壁68,78は自由端 98の方に向かって薄くなる。ベース内壁68の外面には2つの段が形成されて おり、カバー内壁78の内側面には少なくとも1つの段が形成されている。この 段によって、内壁68は、主要部、中央部、及び端部に分割され、内壁78は、 主要部と端部とに分割される。ベース内壁68は、肉薄の自由端部100、肉厚 の中央部102、及び肉厚の主要部104に分けられる。カバー内壁78は、肉 薄の自由端部106、肉厚の中央部108、及び中央部108と段差のない主要 部110に分けられる。他の実施形態においては、カバー内壁78は2つの段を 有しており、主要部110は中央部108より肉厚である。この実施形態におい ては、ベース38の内壁68,78及びカバー40は相補的な形状にされている 。いずれの実施形態においても、ベース内壁の中央部102及び端部100は、 それぞれ、カバー内壁78の端部106及び中央部108に受け入れられる。こ のように、ベース及びカバーの壁は互いに相補的であって、一体に溶接され、ベ ース内壁68の端部100とカバー内壁78の中央部108との間には、都合良 く間隙があけられる。 公知のカートリッジにみられるカバー内壁の溶接ビード120の寸法は0.0 36cm〜0.071cm(0.014in〜0.028in)であるが、この寸法は小 さくすることが可能である。溶接ビードの寸法は、0.025cn〜0.041cm (0.010in〜0.016in)にまで小さくされる。また、外壁の溶接ビード 120は、0.036〜0.050cm(0.014in〜0.020in)まで小さ くできる。これによって、カートリッジに圧力が加えられた場合の亀裂伝播に抗 するに十分な強度を維持しながら、溶接の間に生じる溶接ばりの量を減少させる ことができる。そのため、寸法の小さい溶接ビード120は、外壁よりむしろ内 壁に用いられる。図示した実施形態は、全て溶接ビードを使用しているが、剪断 結合などの、溶接ビード以外のエネルギーコンセントレーターを用いてもよい。 エネルギーコンセントレーターのタイプには関係なく、集中位置の場所を溶接部 位として述べる。 図2に示すように、ベース38の内壁68の自由端部100及び中央部102 は、テープキャビティ66の周囲のほぼ全体を囲むように延在しており、溶接ば りがテープキャビティ66内に入らないようにしている。テープキャビティ66 内のテープパックに最も近く設けられた内壁68の湾曲部では、ベース38の内 壁68の自由端部100は、中央部102のかなり上方に延在する。この高さは 中央部102の高さのほぼ2倍であって、テープばりがテープキャビティ内に入 る可能性は少なくなる。この点が公知のカセットとの最も大きく異なる点であっ て、公知のカセットは上記の中央部と類似した壁をばりよけとして用いてはいる が、高さのある自由端部を持たず、曲がった通路も備えていないので、本発明の ようにばりを封じることができない。 上記のような内壁及び外壁の形状は、ばりを移動させるための曲がった通路を 形成しており、ばりがカートリッジ10の外観やテープリール12の機能に損傷 を与えるのを防いでいる。内壁68,78では、溶接ばりよけは複数の曲がった 通路と結合して、ばりがカートリッジ10のテープパック66内に移動するのを 防いでいる。外壁42,54では、溶接ばりよけは少なくとも1つの曲がった通 路と結合して、ばりがハウジングの外側面の見えるような場所に移動するのを防 いでいる。寸法の小さい溶接ビードと追加のばりよけが用いられているので、ば りのない状態で接触面を完全に溶接する能力は改良され、より大きな強度でもっ て接触面を溶接することができる。これによって、ベース38及びカバー40の 間の干渉面が正確に制御されるので、カートリッジ全体の高さをより正確に制御 することができる。上記デザイン及び組立技術は、公知の溶接技術よりも正確な ので、より厳密な寸法公差が達成される。 図3〜5及び図7に最もわかりやすく示されている実施形態では、ベース38 の外壁42に、自由端部90の内側部分91が形成されている。内側部分91は 、自由端部90の外側部分と結合して、ポケット114を形成する。カバー外壁 54は、肉厚の主要部96の端部に、肉薄の突出部112を備えている。突出部 112は、外側部分である自由端部90と内側部91との間にあるポケット11 4内に受け入れられる。これによって、カートリッジ10の内向きの方向及び外 部向きの方向に、曲がりくねった通路が形成される。また、ベース38及びカバ ー40の内壁68,78に隣接して、突出部−ポケット形状を設けてもよい。あ るいは、ベース38に突出部112を、カバー40にポケット114を、それぞ れ形成してもよい。また、ベース38に突出部112及びポケット114の両方 を備えて、カバー40のポケット114及び突出部112とそれぞれかみ合うよ うにしてもよい。 突出部は、図2に最もわかりやすく示されているように、傾斜の付いた端壁を 有する、対向する傾斜の付いた突出部112であってもよい。突出部112はポ ケット114とかみ合い、組立の間にベース38に成形されるポケット14内に 受け入れられる。図5に示されているように、ポケット114は、突出部112 の傾斜の付いた端壁と相補的な形状の、傾斜の付いた端壁を有する。上記傾斜に よって、組立の間のベース38及びカバー40の一体的なアライメント調整を容 易にするような、両方向のアライメントが可能である。また、上記傾斜は、ベー ス38をカバー40に対して組み立てる間の内部ロケータとして作用し、溶接の 間の外部調整の必要性を排除する。突出部112の傾斜が大きくなると、より正 確なアライメントが達成される。最大、カートリッジの4つの側面それぞれにひ とつの突出部−ポケットのペアを設けて、隣接する突出部112が互いに競合す るのを防ぐようにするのが好ましい。 この突出部−ポケットのペアは、ベース38及びカバー40を、公知のカート リッジよりも広範囲で設置することができる。公知のロケータはポケット内に受 け入れられず、そのため、一方向にしか設置することができないのに比べて、こ の囲まれたポケット114によって、突出部112及びポケット114が、ベー ス38及びカバー40を二方向で設置することが可能となる。さらに、ポケット 114は肉薄な壁で形成されており、ひけの問題を減少させ、事実上排除する。 公知のロケータはひけが生じる肉厚領域である。 突出部112及びポケット114が、ベース38及びカバー40を位置合わせ した後、突出部112は、存在する分割線溶接ビードの面の外側に追加の溶接部 位を形成する。突出部112の端壁は、溶接ビードや、他のエネルギーコンセン トレータで形成して、溶接可能にしてもよい。あるいは、ポケット114の端壁 に、また、突出部及びポケットの両方に、溶接ビードを形成してもよい。上記し た追加の溶接部位はポケット114内の奥深くに設けられているので、溶接ばり がベース38及びカバー40の間の分割線の方に移動する危険を負うことなく、 高い溶け込みでもって溶接することが可能である。この溶接部位によって、ばり が、ベース38及びカバー40の間の分割線まで移動する距離は長くなる。これ により、より幅の広いプロセスウインドが形成される。上記の位置合わせシステ ムは、各パーツの垂直な分割面をブリッジすることによって、部分的位置合わせ の改良、落下強度の改良、溶接ばりの露出の減少、及び溶接強度の改良を容易に している。 図8に示されているような他の実施形態では、ベース38及びカバー40の両 方にポケット114が成形されている。突出挿入物118として図示される、別 個に形成された突出部は、その両端に、対向する傾斜の付いた端壁を有しており 、この突出部は、両ポケット114内に挿入されて、ベース38及びカバー40 のアライメント及び一体取付を容易にしている。突出挿入物118は、組立の間 にベース38に挿入されて、ベース38をカバー40に対して位置合わせする。 このような形状によって、突出部118は、ベース38及びカバー40の存在す る溶接ビードの面の外側に、追加の溶接部位を形成する。また、この実施形態に おいては、ベース38及びカバー40は、ベース38及びカバー40の間の分割 線を越えて延在する要素を一切持たない、現在一般に用いられている組立装置を 用いて、保管・運搬を行うことができる。分割線を越えて突出する突出挿入物1 18は、位置合わせ及び溶接を行った後に挿入される。あるいは、別個のポケッ ト挿入物を、ベース及びカバーの両方に形成された突出部とかみ合わせることも 可能である。 ばりよけ(外壁の自由端88及び内壁の自由端98によって形成される)の形 状は、カートリッジ10の組立を助ける案内として使われ、ベース38及びカバ ー40をより正確かつ容易にかみ合わせることができる。また、上記のばりよけ がない場合には、ベース上に形成されたロケータタブ(図示せず)によって案内 機能が達成される。このタブは、組立の間に、カバー外壁54内に受け入れられ る。 このロケータタブは、ポケット内への突出部112のアライメントを容易にし、 また、第2のアライメント調整デバイスとして使われる。 本発明には、種々の変更や修正が可能である。例えば、溶接デザイン及びハウ ジング構成要素の形状を、シングルリールテープカセット以外のカートリッジや カセットのデザインに用いることが可能である。また、突出部−ポケットのペア を、一体型突出部、別個の突出部、あるいはポケット挿入部を使用することで、 他の環境に用いることが可能である。バーツを正確にかみ合わせることが特に必 要な場合には、突出部、突出挿入物、ポケット、及びポケット挿入物を用いて、 2つのかみ合いパーツを位置決めし、かみ合わせてもよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ランボセック、ジョージ・ピー アメリカ合衆国55133―3427ミネソタ州 セント・ポール、ポスト・オフィス・ボッ クス33427(番地の表示なし) (72)発明者 ヴァンダーヘイデン、ウィリアム・ジェイ アメリカ合衆国55133―3427ミネソタ州 セント・ポール、ポスト・オフィス・ボッ クス33427(番地の表示なし) (72)発明者 ルークス、ジョン・ダブリュー アメリカ合衆国55133―3427ミネソタ州 セント・ポール、ポスト・オフィス・ボッ クス33427(番地の表示なし) (72)発明者 ポチャード、ドナルド・エル アメリカ合衆国55133―3427ミネソタ州 セント・ポール、ポスト・オフィス・ボッ クス33427(番地の表示なし) (72)発明者 ナヤー、サティンダー・ケイ アメリカ合衆国55133―3427ミネソタ州 セント・ポール、ポスト・オフィス・ボッ クス33427(番地の表示なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. テープカートリッジ(10)ハウジングは、ベース(38)とカバー40 とを備えており、 上記ベース(38)は、主要壁(52)と、該主要壁のエッジに沿って取 り付けられた4つの外側壁(42)とを備え、上記ベースの上記4つの外壁は、 肉薄の自由端部(90)と肉厚の主要部(92)とを備え、 上記カバー(40)は、上記ベース(38)に取り付けられており、主要 壁(64)と、該主要壁のエッジに沿って取り付けられた4つの外側壁(54) とを備え、上記カバーの上記外壁は、肉薄の自由端部(94)と肉厚の主要壁部 (96)とを備え、 上記ベース及びカバーが組み立てられる時には、上記カバー(40)の上記外 壁(54)の上記自由端部(94)は、上記ベース(38)の上記外壁(42) の上記自由端(90)を受け入れ、上記カートリッジのハウジングを形成し、 上記ベース及び上記カバーの上記自由端部は、共にばりよけとして使われ、上 記ベース外壁(42)の上記自由端部(90)は、上記カバー外壁(54)の自 由端部(94)と相補的な形状にされており、上記ハウジングが組み立てられる 時には、上記した外壁の形状によって、ばりを移動させるための曲がった通路が 形成され、ばりが、上記カートリッジの外観や上記テープリールの機能に損傷を 与えるのを防止している、テープカートリッジ。 2. 上記カートリッジ(10)ハウジングはベース(38)とカバー(40) とを備えており、 上記ベース(38)は、上記ベースの各コーナーに設けられた4つの内壁 (68)を備えており、上記内壁は、下側左コーナー壁(70)、下側右コーナ ー壁(72)、上側左コーナー壁(74)、及び上側右コーナー壁(76)を備 えたテープキャビティ(66)を形成しており、上記内壁は、主要部(104) 、中央部(102)、及び端部(100)とを備え、 上記カバー(40)はさらに、上記カバーの各コーナーに設けられた4つ の内壁(78)を備えており、上記カバーの上記内壁は、上記ベースの上記内壁 と結 合して、下側左コーナー壁(80)、下側右コーナー壁(82)、上側右コーナ ー壁(84)、及び上側左コーナー壁(86)とを備えたテープキャビティ(6 6)を形成しており、上記カバーの上記内壁は、主要部(110)、中央部(1 08)、及び端部(106)とを備え、上記ベース及び上記カバーが組み立てら れる時には、上記カバー(40)の上記内壁(68)の上記端部(106)は、 上記ベース(38)の上記内壁(68)の上記中央部(102)を受け入れ、上 記カバー(40)の上記内壁(78)の上記中央部(108)は上記ベース(3 8)の上記内壁(68)の上記端部(100)を受け入れて、上記カートリッジ ハウジングを形成しており、上記ベース及び上記カバーの上記自由端部(100 ,106)は、共にばりよけとして使われ、ハウジングが組み立てられると、上 記の内壁の形状によって、ばりを移動させる曲がった通路が形成されて、ばりが 、上記カートリッジの外観や上記テープリールの機能に損傷を与えるのを防止し ている、請求項1記載のカートリッジ。 3. 上記ベース(38)の上記内壁(68)の上記中央部(102)は、上記 テープキャビティ(66)のほぼ全体に延在しており、溶接ばりが上記テープキ ャビティの入らないようにしており、上記内壁(68)は、テープキャビティに あるテープパックに最も近く配置された湾曲部を備えている、請求項2記載のカ ートリッジ。 4. 上記ベース38の上記外壁(42)の上記自由端部(90)は、ポケット (114)を形成する結合する外側部と内側部とを備えており、上記ポケット( 114)は、上記カバー(40)の上記外壁(54)の上記自由端部(94)を 受け入れる、請求項1記載のカートリッジ。 5. 上記カートリッジはさらに、少なくとも1つの突出部(112)と少なく とも1つのポケット(114)とを備え、 上記突出部(112)は、端部壁を備え、上記カバー40の上記側壁(5 8,60)に隣接して設けられており、 上記ポケット(114)は、端壁を有し、該ポケットの数は上記突出部( 112)の数に対応し、上記ベース(38)の側壁(46,48)と隣接して設 けられ、各突出部は、各ポケットとかみ合い、各ポケット内に受け入れられて、 ベースをカバーに組み立てる間、内部ロケータとして作用し、上記ポケットは側 壁を備え、 上記側壁の1つは、上記ベースの一側壁である、請求項1記載のカートリッジ。 6. 上記カートリッジハウジング(10)はさらに、上記突出部(112)端 壁と、上記ポケット(114)端壁の少なくとも一方に形成されたエネルギーコ ンセントレーター(120)を備え、ポケット内に溶接部位を形成し、上記溶接 部分は、上記ベース及び上記カバーの成形分割線の面の外側にある、請求項5記 載のカートリッジハウジング。 7. 上記カートリッジ(10)はさらに、少なくとも1つのポケット(112 )と、少なくとも1つの突出部(118)とを備えており、 上記ポケット(112)は、上記ベース(38)及び上記ベース(40) の対応する場所の側壁(46,48,58,60)に隣接して設けられ、 上記突出部(118)の数は、上記ポケットの数と対応しており、上記ベ ース(38)及び上記カバー(40)とは分離されており、上記ベース及び上記 カバーの対応ポケット内に取り付けられるようにされ、上記ベース及び上記カバ ーの間の分割線を橋渡しして、各突出部は、各ポケットとかみ合い、各ポケット 内に受け入れられて、上記ベースを上記カバーに組み立てる間に、内部ロケータ として作用する、請求項1記載のカートリッジ。 8. テープ駆動装置内に取り付け可能なシングルリールテープカートリッジに 用いるカートリッジ(10)ハウジングであって、該カートリッジハウジングは 、ベース(38)、カバー(40)、少なくとも1つの突出部(112)、及び 少なくとも1つのポケット(114)とを備え、 上記ベース(38)は、実質的に矩形の主要壁(52)と、4つの側壁( 42)とを備え、 上記カバー(40)は、実質的に矩形の主要壁(64)と、4つの側壁( 54)とを備え、 上記突出部(112)は、端壁を有し、上記ベース及び上記カバーの一方 の側壁(46,48,58,60)に隣接して設けられ、 上記ポケット(114)は、端壁を有し、該ポケットの数は上記突出部の 数に対応し、上記ベース及び上記カバーの他方の側壁に隣接して設けられ、各突 出 部は、各ポケットとかみ合い、各ポケット内に受け入れられて、上記ベースを上 記カバーに組み立てる間、内部ロケータとして作用する、カートリッジハウジン グ。 9. 上記突出部(112)は上記カバー(40)内に設けられ、上記ポケット (114)は上記ベース(38)内に設けられ、 各ポケットは側壁を備えており、上記側壁の1つは、上記ベースの一側壁であ る、請求項8記載のカートリッジ(10)ハウジング。 10. 各突出部(112)端壁には傾斜が付けられ、各ポケット(114)端 壁には傾斜が付けられ、傾斜の付いた上記突出部端壁は、傾斜の付いたポケット 端壁と相補的な形状である、請求項8記載のカートリッジ。 11. 上記カートリッジ(10)ハウジングはさらに、上記突出部(112) 端壁及び上記ポケット(114)の端壁の少なくとも一方に形成されるエネルギ ーコンセントレーター(120)を備えており、ポケット内の溶接部位を形成し ており、上記溶接部位は、上記ベース及び上記カバーの間の分割線の面の外側に ある、請求項8記載のカートリッジハウジング。 12. テープ駆動装置内に取り付け可能なシングルリールテープカートリッジ に用いるカートリッジ(10)ハウジングであって、該カートリッジハウジング は、ベース(38)、カバー(40)、少なくとも1つのポケット(114)、 及び少なくとも1つの突出部材(118)を備えており、 上記ベース(38)は、実質的に矩形の主要壁(52)と、4つの側壁( 42)とを備え、 上記カバー(40)は、実質的に矩形の主要壁(64)と、4つの側壁( 54)とを備え、 上記ポケット(114)は、端壁を備え、上記ベース及び上記カバーの対 応する位置にある上記側壁(46,48,58,60)に隣接して設けられ、 上記突出部材(118)は、端壁を有し、該突出部材の数は上記ポケット の数に対応し、上記ベース(38)及び上記カバー(40)とは別部材であり、 上記ベース及びカバーの対応する上記ポケット内に取り付けられて、上記ベース 及び上 記カバーの間にある分割線をまたぎ、各突出部材は、各ポケットとかみ合い、か つ各ポケット内に受け入れられ、上記ベースを上記カバーに取り付ける間、内部 ロケータとして作用する、カートリッジハウジング。 13.上記ポケット(114)は側壁を備えており、上記側壁の1つは、上記ベ ース(38)の一側壁であり、各突出部(118)端壁には傾斜が付けられ、各 ポケット端壁には傾斜が付けられ、傾斜の付いた上記突出部端壁は、傾斜の付い た上記ポケット端壁と相補的な形状である、請求項2記載のカートリッジハウジ ング。 14.上記カートリッジ(10)ハウジングはさらに、上記突出部(118)端 壁及び上記ポケット(114)端壁の一方に形成されるエネルギーコンセントレ ータ(120)を備え、上記ポケット内に溶接部位を形成しており、上記溶接部 位は、上記ベースと上記カバーとの間の分割線の面の外側にある、請求項12記 載のカートリッジハウジング。 15. テープカートリッジ(10)ハウジングであって、ベース(38)、カ バー(40)、少なくとも1つのポケット(114)、及び少なくとも1つの突 出部(118)を備えており、 上記ベース(38)は、主要壁(52)と、該主要壁のエッジに沿って取 り付けられる4つの外側壁(42)とを備え、上記ベースの上記外壁(42)は 、肉薄の自由端部(90)と、肉厚の主要壁部(92)とを備え、さらに、上記 ベースの各コーナーに設けられた4つの内壁(68)を備えており、上記内壁は 、テープキャビティを形成し、下側左コーナー壁70、下側右コーナー壁(72 )、上側左コーナー壁(74)、上側右コーナー壁(76)、及び上側左コーナ ー壁(74)を備え、上記ベースの上記内壁は、主要部(104)、中央部(1 02)、及び端部(100)を備え、上記ベースの上記内壁の上記中央部は、上 記テープキャビティの境界線のほぼ全体に延在して、溶接ばりが上記テープキャ ビティに入らないようにしており、上記内壁は、上記テープキャビティ内にある テープパックに最も近く設けられた湾曲部を備え、上記ベースの上記内壁の上記 自由端は、上記中央部を越えて延在しており、 上記カバー(40)は、上記ベース(38)上に取り付けられ、主要壁( 64) と、該主要壁のエッジに沿って取り付けられる4つの外側壁(54)を備え、上 記カバーの上記外壁(54)は、肉薄の自由端部(94)と、肉厚の主要壁部( 96)とを備え、上記ベース及び上記カバーを組み立てる時には、上記カバー( 40)の上記外壁(54)の上記自由端部(94)は、上記ベース(38)の上 記外壁(42)の自由端部(90)に受け入れられて、上記カートリッジハウジ ングを形成し、上記ベース及び上記カバーの上記自由端部は、共にばりよけとし て使われ、上記ハウジングが組み立られてる時には、上記した外壁の形状は、ば りを移動させる曲がった通路を形成して、ばりが、上記カートリッジの外観や上 記テープリールの機能に損傷を与えるのを防止しており、さらに、上記カバーは 、上記カバーの各コーナーに設けられる4つの内壁を備えており、上記カバーの 上記内壁は、上記ベースの内壁と結合して、上記テープキャビティを形成し、ま た、下側左コーナー壁(80)、下側右コーナー壁(82)、上側右コーナー壁 (84)、及び上側左コーナー壁(86)を備え、上記カバーの上記内壁は、主 要壁(110)、中央部(108)、及び端部(106)を備え、上記のベース (38)及びカバーが組み立てられる時には、上記カバー(40)の上記内壁( 78)の上記端部(106)は、上記ベース(38)の上記内壁(68)の上記 中央部(102)を受け入れ、上記カバー(40)の上記内壁(78)の上記中 央部(108)は、上記ベースの上記内壁(68)の上記端部(100)を受け 入れて、上記カートリッジハウジングを形成し、上記ベース及び上記カバーの上 記自由端部は、共にばりよけとして用いられ、ハウジングを組み立てる時には、 上記した内壁の形状によって、ばりを移動させるための曲がった通路が形成され 、ばりが、上記カートリッジの外観及び上記テープリールの機能に損傷を与える のを防止しており、 上記ポケット(114)は、上記ベース(38)及び上記カバー(40) の対応する場所にある側壁に隣接して設けられ、 上記突出部(118)は、その数は上記ポケットの数に対応しており、上 記のベース及びカバーとは分離され、上記ベース及び上記カバーの対応ポケット 内に取り付けられるようにされており、上記ベース及び上記カバーの間の分割線 をまたぎ、上記突出部は、上記ポケットとかみ合い、上記ポケット内に受け入れ ら れて、上記ベースを上記カバーに組み立てる間、内部ロケータとして作用する、 テープカートリッジハウジング。 16. パーツの組立の間に、第1ピーツを第2パーツに対して位置決めするた めのデバイスであって、上記第1及び第2パーツは、かみ合っている側壁を備え 、上記デバイスは、少なくとも1つの突出部112と、少なくとも1つのポケッ トとを備え、 上記突出部(112)は、傾斜が付けられた端壁を有し、上記第1パーツ の側壁に隣接して設けられ、 上記ポケット(114)は、その数は上記突出部(112)の数に対応し て、上記第2パーツの側壁に隣接して設けられ、各ポケットは側壁を備え、上記 側壁の1つは、上記第2パーツの一側壁であって、各ポケットは、傾斜の付いた 端壁を有し、該端壁は、上記突出部の傾斜の付いた端壁と相補的な形状であって 、各突出部は、各ポケットとかみ合い、各ポケット内に受け入れられて、第1パ ーツを第2パーツに組み立てる間の内部ロケータとして作用する、デバイス。 17. 第1及び第2パーツを組み立てる間、上記第1パーツを上記第2パーツ に対して位置決めするためのデバイスであって、上記第1及び第2パーツは、か み合う側壁を備え、上記デバイスは、少なくとも1つのポケット(114)と、 少なくとも1つの突出部(118)とを備え、 上記ポケット(114)は、上記第1及び第2パーツの対応する場所の側 壁に隣接して設けられ、各ポケットは傾斜の付いた端壁を有し、 上記突出部(118)は、傾斜の付いた端壁を有し、上記傾斜の付いたポ ケット端壁と相補的な形状にされており、上記突出部の数は上記ポケット(11 4)の数に対応して、第1及び第2パーツとは別個のものであって、第1及び第 2パーツの対応するポケット内に取り付けられるようにされており、上記第1及 び第2パーツの間の分割線をまたぎ、各突出部は、各ポケットとかみ合い、各ポ ケット内に受け入れられて、第1パーツを第2パーツに組み立てる間、内部ロケ ータとして作用する、デバイス。
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