JPS646768Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS646768Y2
JPS646768Y2 JP5763384U JP5763384U JPS646768Y2 JP S646768 Y2 JPS646768 Y2 JP S646768Y2 JP 5763384 U JP5763384 U JP 5763384U JP 5763384 U JP5763384 U JP 5763384U JP S646768 Y2 JPS646768 Y2 JP S646768Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
boss
case members
members
ribs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5763384U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60171210U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5763384U priority Critical patent/JPS60171210U/ja
Publication of JPS60171210U publication Critical patent/JPS60171210U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS646768Y2 publication Critical patent/JPS646768Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Suction Cleaners (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、電動送風機や、コード巻き取り装置
を挾持して内蔵するために本体ケースを上下、或
いは、左右分割構成した電気掃除機に関するもで
ある。
従来例の構成とその問題点 従来、この種の電気掃除機においては、第1図
〜第3図に示すように、電動送風機101や、コ
ード巻取り装置(図示せず)を挾持するため、本
体ケースは2分割されたケース部材102,10
3より構成されていた。そして、これらケース部
材102,103はネジ104に締付けられて互
いに結合される構造であつた。
ところで、このネジ締結用のボス105は、第
3図に示すように、ケース部材102,103の
分割面106と同一面で互いに突き合わされてい
た。また、その他の分割面106においても、一
部に形成された微小な嵌合凹凸部を除いて大部分
が突き合わせであつた。このため、樹脂射出成形
で形成されたケース部材102,103を成形用
金型から取り出したのち、互いに仮結合させて、
部品搬送用の部品箱に挿入し、組立て作業場に搬
送する間に、この仮結合が外れる結果外観面10
7が上記部品箱の内面とぶつかり合い、傷がつき
易くなるという問題があつた。そして、傷がつき
易くなる結果、外観品質を低下させたり、また、
この発生した傷をなくす作業が付加されるという
欠点をも有していた。またボス端面を突き合わせ
ることなく、一方の先端に小径突出部を形成して
他方の端部に形成した凹部に嵌合させ、これによ
り、仮結合力を得ることも考えられる。しかし、
この場合は、嵌合部にじれ力などが加わるとボス
そのものの破損を生起し、ビス止めによる結合が
できなくなる問題があつた。
考案の目的 本考案は、これら従来の欠点を解消しようとす
るもので、ケース部材の仮結合を簡単な構成でよ
り強固にし、搬送途上での外れをなくして、外観
表面への傷付きを防止するものである。
考案の構成 本考案の電気掃除機は、本体ケースを構成する
1対のケース部材を互いに結合するためのネジ締
結用ボスを一方は分割面より突出させ、他方はそ
その突出量分だけひつ込め、また上記ひつ込めた
ボスを形成したケース部材には突出ボスに嵌合す
る複数のリブを形設したものである。したがつ
て、ケース部材を射出成形した後に仮結合する
際、上記突出ボスとリブを嵌合させることで結合
を強固にし、組立作業上への搬送途上での結合外
れによる外観表面の傷付きの発生を防止できるも
のである。
実施例の説明 以下、その一実施例を添付図面に基づいて説明
する。第4図〜第6図において、1は電動送風機
やコード巻き取り装置(図示せず)を挾持するた
め、左右に2分割可能な本体ケースで、1対のケ
ース部材2,3を互いに結合して構成したもので
ある。4a〜4cは上記ケース部材2,3を互い
に結合させるために一方のケース部材2側より他
方のケース部材3側に締め付けられるダツピング
ネジの締結部である。
この締め付け部は第5図に示すように、ケース
部材2,3にタツピングネジ締付用のボス6,7
を形成し、同両ボス6,7にタツピングネジ8を
締付けたものである。そして一方のケース部材2
のボス6は両ケース部材2,3の合わせ面5より
約8mm対向するケース部材3側へ突出しており、
また他方のボス7はその分短く設定してある。ま
た前記短いボス7の外周には長いボス6の突出部
6aに嵌合する複数のリブ9a,9b,9cが分
割面5より形設されている。
そして、この互いに嵌合する関係にあるボス6
と複数のリブを有するボス7は、締結部4bと4
aの2ケ所に配設されていて、射出形成後のケー
ス部材2,3を仮結合させたときの結合を強固に
している。上記の構成において、射出成形後のケ
ース部材2,3を仮結合すると、締結部4a,4
bの2ケ所に設けられたケース部材2のボス6の
突出部6aが相対するボス7の外周に設けられた
複数のリブ9a〜9cに嵌合する。そしてこの嵌
合代が約8mmと長く、また締結部4a,4bの2
ケ所で嵌合しているため、組立作業場への搬送途
上においても容易に結合が外れることがなく、こ
の結果、部品搬送箱の内面とのぶつかりが起こら
ずに、外観面への傷付きの発生も生じない。そし
て、このために、外観品質が低下したり、また傷
をなくす作業を付加することもなくなる。
さらに、ボス6と嵌合する複数のリブ9a〜9
cを有する締付ボス7からなる嵌合締付部を2ケ
所設けることにより、外形寸法が大きい本体ケー
ス1の場合においても、仮結合を確実にすること
ができる。
特に、近年、ロボツト等の樹脂成形品の自動取
り出し装置が発達し、ケース部材を1セツトの状
態で同時に成形したのち、上記のロボツトで金型
から無人で取り出し、両者を仮結合し、部品搬入
箱に挿入することが行こなわれている。本実施例
では、これらロボツトによる人に比べて比較的粗
い作業においても確実に結合が行なえるという利
点をも発揮し、ひいては、ロボツト使用による無
人成形を助長することができる。
さらに、仮結合を確実にするための嵌合をネジ
締結部を利用して行なうため、不必要な嵌合部を
余分に形成することで、樹脂成形性を悪化させる
こともない。
考案の効果 以上のように本考案によれば、1対のケース部
材のネジ締結用のボスの一方を突出させ、他方を
ひつ込めるとともに、突出側ボスに嵌合するリブ
を外周に形成することにより、射出成形後の仮結
合を強固にして、部品搬送途上での結合外れによ
る外観面の傷付きの防止を図ることができるもの
である。また、例え、リブが万一破損したとして
もボスを介してのネジ締結には何んらの支障もな
く、したがつて、ケース結合が確実にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す分解斜視図、第2図は同
じくネジ締結部を示する斜視図、第3図は同じく
ネジ締付部の拡大斜視図、第4図は本考案の実施
例における斜視図、第5図はネジ締結部の断面
図、第6図は同ネジ締結部の斜視図である。 1……本体ケース、2,3……ケース部材、
6,7……ボス、9a,9b,9c……リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動送風機、コード巻き取り装置などを挾持し
    て内蔵すべく1対のケース部材を結合して構成し
    た本体ケースを有し、上記ケース部材を互いに結
    合すべく同ケース部材に形設した一方のネジ締結
    用ボスを他方へ突出させるとともに、他方は同突
    出量だけひつ込めたところに位置させ、さらにひ
    つ込めたボスを形成した片側のケース部材には上
    記突出ボスに嵌合する複数のリブを設けた電気掃
    除機。
JP5763384U 1984-04-19 1984-04-19 電気掃除機 Granted JPS60171210U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5763384U JPS60171210U (ja) 1984-04-19 1984-04-19 電気掃除機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5763384U JPS60171210U (ja) 1984-04-19 1984-04-19 電気掃除機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60171210U JPS60171210U (ja) 1985-11-13
JPS646768Y2 true JPS646768Y2 (ja) 1989-02-22

Family

ID=30582342

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5763384U Granted JPS60171210U (ja) 1984-04-19 1984-04-19 電気掃除機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60171210U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018064849A (ja) * 2016-10-21 2018-04-26 日本電産株式会社 モータモジュールおよび掃除機
JP2019047669A (ja) * 2017-09-05 2019-03-22 日本電産株式会社 モータモジュールおよび掃除機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60171210U (ja) 1985-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS646768Y2 (ja)
US9849757B2 (en) Extruded member corner connection
JPH0516711Y2 (ja)
JPS59120906U (ja) スライドフアスナ−の開離嵌挿具
JP2682441B2 (ja) 樹脂製ダクト
JPH028499Y2 (ja)
JPS5819046Y2 (ja) 自動車用空調装置の空調ケ−ス
JPH07723Y2 (ja) 板体の結合構造
JPH077141Y2 (ja) 槽体の接合構造
JPS598301Y2 (ja) Oリング内蔵妨防水コネクタ
JP3061938B2 (ja) 印籠接合容器
JPH0130352Y2 (ja)
JPS641375Y2 (ja)
JP3206005B2 (ja) ケ−ブルブッシングの構造
JP2572515Y2 (ja) コネクタ
JP3363011B2 (ja) 額縁等のコーナ接続方法及びそのためのコーナ継ぎ手
JPS6345458Y2 (ja)
JPH054994Y2 (ja)
JPH085437Y2 (ja) 導管接続治具
JPH0135524Y2 (ja)
JPS5811998Y2 (ja) 置台
JPS6228123Y2 (ja)
JPS63279818A (ja) 電気掃除機用延長管
JPS6427918U (ja)
JPS60188289U (ja) 丸ダクト継手用補助部材