JPH0135524Y2 - - Google Patents

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JPH0135524Y2
JPH0135524Y2 JP12155084U JP12155084U JPH0135524Y2 JP H0135524 Y2 JPH0135524 Y2 JP H0135524Y2 JP 12155084 U JP12155084 U JP 12155084U JP 12155084 U JP12155084 U JP 12155084U JP H0135524 Y2 JPH0135524 Y2 JP H0135524Y2
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JP
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joint frame
split
box
joint
divided
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JP12155084U
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JPS6141313U (ja
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ボツクス本体と塗代カバーとの間に
介装してボツクス本体の開口面をモルタル面まで
変位せしめるためのボツクス用継枠に関するもの
である。
継枠には、ボツクス用継枠と塗代カバー用継枠
とがあり、前者は後者に比較して開口部が広いの
で、結線等の諸作業を行い易いという利点があ
り、頻繁に使用されている。
本考案の先行技術として、実公昭47−1155号公
報に記載されているものがあり、これはボツクス
本体に対応した大きさの枠体であり、厚さの異な
る数種類の継枠を予め準備しておき、コンクリー
ト壁面を仕上げるモルタルの厚さに対応したもの
を選択したり、或るいは適宜組み合わせて使用す
るものである。従つて、厚さの異なる数種類の継
枠を製作して予め準備しておかねばならないとい
う問題があつた。
また、本考案の他の先行技術として実公昭45−
17959号公報があり、これは塗代カバー用継枠で
あつて、継枠主体の外周面に一定の間隔で多数の
切目を全周に亘つて設け、この継枠主体を切目部
分で適宜巾に切断して使用するものであり、前記
先行技術のように厚さの異なる数種類の継枠を製
作して準備しておく必要はなくなるが、次のよう
な製作上の問題があつた。即ち、継枠主体の外周
面に切目が設けられているので、第8図に示され
るように成型用金型を矢印X,Y,Zの三方向に
移動させる必要があり、金型が複雑化して製作コ
ストが嵩む。
本考案は、上記各問題点に鑑み、一方向に二分
割した金型により一定の間隔をおいて多数の切目
が設けられた分割継枠体を樹脂成形し、この分割
継枠体を組み付けてボツクス継枠を形成すること
により、成型用金型の構造を簡単にして、継枠の
製作コストを低減させることを主たる目的として
なされたものである。
また、本考案の基本的な構成は、ボツクス本体
に対応する継枠をL形に二分割してその両端部に
互いに係合し合う関係にある係合部を設けると共
に、その内側の所定の位置に締付け螺子挿通部を
設けた構成の多数個の分割継枠片を切目を介して
一体に重合させた分割継枠体を樹脂成形し、この
分割継枠体を組み付けて継枠を形成することであ
る。
以下、実施例を挙げて本考案を更に詳細に説明
する。
第4図ないし第6図に示される分割継枠体f
は、ボツクス本体Bに対応する大きさを有する比
較的薄い継枠をL形に二分割した多数個の分割継
枠片1をを切目2を介して一体に重合するように
樹脂成形したものである。各分割継枠片1の一端
の端面に突起3が突設されていると共に、他端の
内側に該突起3と嵌合する形状の嵌合孔4が穿設
されている。各分割継枠片1のコーナー部および
一端部には補強用のリブ5が設けられ、このリブ
5の近傍(嵌合孔4が設けられた側)に二股状の
締付け螺子挿通部6が設けられている。この締付
け螺子挿通部6はボツクス本体Bの螺子部10に
対応した位置に設けられている。尚、第5図にお
いて7は、隣接する分割継枠片1の結合強度を高
めるために切目2の間に部分的に設けられた結合
体を示す。
分割継枠体fは上記した構成を有するので、一
方向に二分割された成型用金型を第5図イで矢印
で示される方向に接近・離隔させて互いに結合・
分離させることにより、樹脂成形することができ
る。
そして、前記分割継枠体fを切目2で切断して
所定厚さの一組の切断分割継枠体f′を形成し、各
分割継枠片1に設けられた突起3を対応する分割
継枠片1の嵌合孔4に接着剤を用いて嵌合して、
前記一組の切断分割継枠体f′を組み付けると、第
6図に示されるようなボツクス用継枠Fとなる。
上記したボツクス用継枠Fの組み付け作業は、
能率上工場において行うことが望ましいが、施工
現場において行うことも可能である。
次に、本考案に係るボツクス用継枠の使用方法
について説明すると、第1図ないし第3図に示さ
れるように、コンクリートを打設してコンクリー
ト壁Wにスイツチボツクスのボツクス本体Bを埋
設し、継枠Fをモルタル厚に対処し得る厚みに切
目を介して切断する。しかる後にボツクス本体B
の開口面と塗代カバーCとの間に所定厚さの前記
継枠Fを介装し、締付け螺子8を塗代カバーCの
挿通孔9および継枠Fの各分割継枠片1の締付け
螺子挿通部6に挿通して、ボツクス本体Bの螺子
部10と螺合すると、塗代カバーCと継枠Fとが
ボツクス本体Bに取り付けられる。しかる後に、
コンクリート壁Wの壁面にモルタルMを塗つて仕
上げる。
また、樹脂成形した分割継枠体fを組み付ける
前に一旦倉庫に保管したり、或るいは施工現場で
組み付けるため運搬等をする場合は、その形状が
L形であるので、第7図に示されるように互いに
重ね合わせて保管、運搬等を行うことができるた
め嵩張らない。
尚、上記実施例は、突起3と嵌合孔4とで一組
の切断分割継枠体f′を組み付ける手段である係合
部を構成してあるが、係合部はこれに限定されな
いことは勿論である。
本考案は、上記したような構成を有するので、
次のような効果がある。
(1) ボツクス用継枠を一体のまま樹脂成形せず、
L形に二分割した多数個の分割継枠片を切目を
介して一体に重合させた分割継枠体を樹脂成形
し、この分割継枠体を組み付けてボツクス用継
枠を形成する構成であるので、一方向に二分割
された成型用金型を接近・離隔させて互いに結
合・分離させればよく、金型の構造が簡単とな
る。従つて、外周面に切目が設けられた従来の
一体の継枠のように、その成型用金型を三方向
に移動させる必要がなくなるので、金型を安価
に製作でき、ひいては継枠の製作コストを低減
させることができる。
(2) 上述したように、本考案に係るボツクス用継
枠の成型用金型は一方向に二分割したものでよ
いので、分割継枠体の内側に締付け螺子挿通部
或るいはリブ等の突出物を成形することが可能
となる。本考案のボツクス用継枠のように、外
周に設けられた切目により分割継枠体を所定厚
さに切断する構成の継枠は、切目を設けた分だ
け使用強度が低下するので、リブ等を設けて補
強する必要性が高い。
この点、従来の一体の継枠は成形用金型を三
方向に移動するようにしなければならないの
で、金型が相当に複雑化し、ひいては継枠の製
作コストが嵩む。
(3) 樹脂成形した分割継枠体の形状がL形である
ので、組み付ける前に一旦倉庫に保管したり、
或るいは施工現場で組み付けるため運搬する等
の場合に、分割継枠体を互いに重ね合わせて、
保管、運搬等を行うことができるので、嵩張ら
ないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、塗代カバーCと、ボツクス用継枠F
と、ボツクス本体Bとを分離した状態の斜視図、
第2図は、継枠Fの使用状態の断面図、第3図
は、塗代カバーCとボツクス用継枠Fとをボツク
ス本体Bに取り付けた状態における締付け螺子8
の部分の断面図、第4図は、分割継枠体fの斜視
図、第5図イ,ロ,ハは、それぞれ分割継枠体f
の平面図、正面図および右側面図、第6図は、一
組の切断分割継枠体f′を組み付けた継枠Fの斜視
図、第7図は、分割継枠体fを重ね合わせた状態
の正面図、第8図は、従来の継枠を成形する際の
金型の移動方向を示す図である。 主要部分の符号の説明、B:ボツクス本体、
C:塗代カバー、f:分割継枠体、F:ボツクス
用継枠、1:分割継枠片、2:切目、3:突起
(係合部)、4:嵌合孔(係合部)、6:締付け螺
子挿通部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボツクス本体に対応する継枠をL形に二分割し
    てその両端部に互いに係合し合う関係にある係合
    部を設けると共に、その内側の所定の位置に締付
    け螺子挿通部を設けた構成の多数個の分割継枠片
    を切目を介して一体に重合させた分割継枠体を樹
    脂成形し、この分割継枠体を組み付けて継枠を形
    成することを特徴とするボツクス用継枠。
JP12155084U 1984-08-07 1984-08-07 ボツクス用継枠 Granted JPS6141313U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12155084U JPS6141313U (ja) 1984-08-07 1984-08-07 ボツクス用継枠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12155084U JPS6141313U (ja) 1984-08-07 1984-08-07 ボツクス用継枠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6141313U JPS6141313U (ja) 1986-03-15
JPH0135524Y2 true JPH0135524Y2 (ja) 1989-10-30

Family

ID=30680330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12155084U Granted JPS6141313U (ja) 1984-08-07 1984-08-07 ボツクス用継枠

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JP (1) JPS6141313U (ja)

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JPS6141313U (ja) 1986-03-15

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