JPH0532538B2 - - Google Patents

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JPH0532538B2
JPH0532538B2 JP63134513A JP13451388A JPH0532538B2 JP H0532538 B2 JPH0532538 B2 JP H0532538B2 JP 63134513 A JP63134513 A JP 63134513A JP 13451388 A JP13451388 A JP 13451388A JP H0532538 B2 JPH0532538 B2 JP H0532538B2
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JP
Japan
Prior art keywords
box culvert
lining plate
corner
wall surface
approximately
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP63134513A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01304233A (ja
Inventor
Hiroshi Seto
Osamu Togashi
Masanobu Ooshima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHII AI KASEI KK
TEIHYUU KK
Original Assignee
SHII AI KASEI KK
TEIHYUU KK
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Publication date
Application filed by SHII AI KASEI KK, TEIHYUU KK filed Critical SHII AI KASEI KK
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Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は型枠内にコンクリートを流し込んで成
形されボツクスカルバートとその製造方法に関す
る。 [従来の技術] ボツクスカルバートは、従来は外型枠と内型枠
との間に鉄筋を組み込み、その間にコンクリート
を流し込んで製造していた。しかしながら、この
ような製造方法によると、内型枠に接する部分に
おいてコンクリートから分離した水がたまつて、
コンクリート表面に巣が発生するという問題があ
つた。そしてこの巣を補修して仕上げるために時
間がかかり、製造個数も時間当りで1/2位になつ
ていた。 又、コンクリート製のボツクスカルバートの粗
度係数は0.013であり断面積のわりに流量が少な
いという欠点があつた。 上記欠点を解決するために、ボツクスカルバー
ト本体の内壁面にプラスチツク製のライニング板
をライニングし、このライニング板は前記内壁面
に当接する面に多数のリブを突設して、コンクリ
ートとの密着性を向上された構造のものが考えら
れた。 上記の構造によると、ライニング板とコンクリ
ートとの間の長さ方向において、コンクリートか
ら分離した水の排水が良好になるため、コンクリ
ートの強度が向上する。 しかしながら、上記のライニング板はボツクス
カルバートの内壁面に一辺ごとに平板ライニング
板を添設したため、各コーナー部に接続部が位置
し、このコーナー接続部の強度は各平板同士の接
続部の強度より小さいため不良品が発生し易く、
又、コーナー部用の特殊な接続部材が必要になる
という欠点があつた。 さらに、ボツクスカルバートの種類が多いため
多種類のライニング板を用意しなければならない
欠点もある。 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、少
なくとも4種類のプラスチツクライニング板を用
いて多種類のボツクスカルバートの内壁面を被覆
することにより、粗度係数0.010となり同じ断面
積であつても流量を3割アツプでき、又、不良品
の発生を防止できるボツクスカルバートとその製
造方法を提供することを目的とする。 [課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するための構成及び方法を実
施例に対応する図面を参照して説明する。本発明
に係るボツクスカルバートは、ボツクスカルバー
ト本体1の内壁面2が、該内壁面2側の面に軸方
向に沿つて平行な多数のリブ片4が一体に突設さ
れたプラスチツク製のライニング板3によつてラ
イニングされ、該ライニング板3は、前記ボツク
スカルバート本体内壁面2の各折曲コーナー部2
bに沿つてライニングされた断面折曲形状のコー
ナーライニング板3bと、各コーナーライニング
板3bに連接して前記ボツクスカルバート本体内
壁面2の各直線部2aに沿つてライニングされた
断面直線形状の平板ライニング板3aと、により
ボツクスカルバートを形成したことを特徴として
いる。 また、ボツクスカルバート本体1の内壁面2
を、該内壁面2側の面に軸方向に沿つて平行な多
数のリブ片4が一体に突設されたプラスチツク製
のライニング板3によつてライニングするボツク
スカルバートの製造方法において、前記ボツクス
カルバート本体内壁面2の各折曲コーナー部2b
に沿つた断面形状を有し、一方の折曲片の長さを
略100mmの長さとし、他方の折曲片の長さを略71
mmの長さとしたコーナーライニング板3bと、前
記ボツクスカルバート本体内壁面2の各直線部2
aに沿つた断面直線形状をなし、長さが略200mm
と略300mmと略71mmの3種類の平板ライニング板
3aとを用意し、ボツクスカルバート本体1の外
形及び内形にそれぞれ保つた外径枠と内型枠との
間にコンクリートを流し込むことにより、ボツク
スカルバート1を成型するときに、前記コーナー
ライニング板3bと平板ライニング板3aの中か
ら選択したライニング板3を、前記内型枠内面に
添設して、ボツクスカルバート本体1を形成する
ことを特徴としている。 また、隣接する上記各ライニング板の隣接縁の
ボツクスカルバート本体の内壁面2側の面には頭
部を大径とした形状のリブ片が突出されこの隣接
するリブ片は奥広がりの溝を有する長手の略断面
コ形の結合片5内に嵌挿されて互いに結合されて
いることを特徴としている。 またこのボツクスカルバートは貯水槽として用
いることができる。 [作用] 上記の構成によると、ボツクスカルバート本体
内壁面2はコーナーライニング板3b及び平板ラ
イニング板3aにより全面被覆されており、各コ
ーナー部2bにはライニング板3が接続部は位置
していない。このためライニング板3が当接接続
される端面は確実に密着され、強度が弱くなるこ
とはない。 また、隣接する各ライニング板は、隣接するリ
ブ片を介して結合片5によつて結合されて補強さ
れている。 またボツクスカルバートの内径及びコーナー部
の各寸法は規格化されているため、135度の角度
に折り曲げられたコーナーライニング板3bの各
折曲片の長さをそれぞれ略100mmと略71mmとし、
平板ライニング板3aの長さを略200mmと略300mm
と略71mmの3種類とし、これらの合計4種類のラ
イニング板3を用意すれば、これらのライニング
板3を選択して使用することにより、規格化され
たボツクスカルバート1のすべての種類の内壁面
2を被覆することができる。 [実施例] 以下、本発明に係るボツクスカルバートの構造
の一実施例を図面を参照して説明する。 第1図及び第2図に本発明の一実施例を示す。
コンクリートで外周断面がほぼ正方形に形成され
たボツクスカルバート本体1の内壁面2は、対向
する平行2辺の直線部2aと、4隅のコーナー部
2bとにより、ほぼ正方形状に形成されている。
そして内壁面2はプラスチツクで形成されたライ
ニング板3によつてライニングされている。この
ライニング板3は直線部2aを被覆する断面が直
線形状の平板ライニング板3aと、コーナー部2
bの2箇所の角部をそれぞれ被覆する1対のコー
ナーライニング板3bとが、それぞれ交互に接続
されなつている。また対向する1対の平板ライニ
ング板3a間の距離A,Bはそれぞれ600mmであ
り、1対のコーナーライニング板3bはそれぞれ
135度の角度で折り曲げられ、各折曲片の長さl1
l2はそれぞれ略100mm及び略71mmとなつている。
そして長さ略71mmの折曲片が当接してコーナー部
2bを被覆しており、この部分の折曲片は一辺H
が略100mmの二等辺直角三角形の底辺となつてい
る。このHはハンチと呼ばれる。またコーナーラ
イニング板3bの長さ略100mmの折曲片の側の端
部間に長さ略100mmの前記平板ライニング板3a
が設けられている。このようにしてボツクスカル
バート本体1の内壁面2はライニング板3a,3
bによつて全面被覆されている。またライニング
板3a,3bのボツクスカルバート本体1に接す
る側の面に、多数のリブ片4が一体に突設されて
おり、ライニング板3a,3bを本体1に強固に
固定している。 上記のリブ片4は、頭部を大径とした形状を有
し、隣接するライニング板の隣接縁には、第1図
に一部が示されるように、半割形状のリブ片が互
いに接合された状態で突出され、この両半割形状
のリブ片は、奥広がりの溝を有する長手の略断面
コ形の結合片5内に嵌挿されて互いに結合されて
いる。 次に本発明によるボツクスカルバートの製造方
法の一実施例を説明する。所定の寸法形状に形成
された図示せぬ内型枠の表面に、第2図に示すよ
うにライニング板3a,3bを順次接続して取り
付け、所定の寸法形状に形成された図示せぬ外型
枠内に装着し、これらの両型枠の間にコンクリー
トを流し込んでボツクスカルバートを成形する。
固化後脱型すればリブ片4を介してライニング板
3a,3bはボツクスカルバート本体1に密着固
定される。 ここでボツクスカルバートの各部の寸法A、
B、Hは第1表に示すように規格化されている。
すなわち、A、Bはそれぞれ100mmの倍数であり、
Hは50mmの倍数である。従つて平板ライニング板
2aとしては長さが略200mmと略300mmの2種類を
用意しておけばよく、コーナーライニング板3b
としては135度の角度で折り曲げられ折曲片が略
100mm及び略71mmのライニング板3bと長さ略71
mmの調整用平板ライニング板3cとを用意してお
けばよい。例えばH=150mmの場合は第3図に示
すように、対称的に配設された1対のコーナーラ
イニング板3bの間に調整用平板ライニング板3
cを挿入すればよい。 本実施例によれば、長さがそれぞれ略200mm、
300mm、71mmの3種類の平板ライニング板3a,
3cと、前述したようなコーナーライニング板3
bとの合計4種類のライニング板3を用意してお
けば、第1表に示すすべてのサイズのボツクスカ
ルバート本体1の内壁面2をライニングすること
ができる。またコーナー部2bにおいてライニン
グ板3の接続部がないのでコーナー部2bの強度
劣化を防止することができる。
【表】 * プレートの長さは製品の有効長に応じて切断
尚、用意すべき平板ライニング3a,3cとコ
ーナーライニング板3bは、上記の4種類に限定
されるものではなく、第4図に例示的に示す多数
類のライニング板を用意すれば便利である。 [発明の効果] 以上説明したように、本発明のよれば、ボツク
スカルバートの内壁面を被覆するライニング板
を、3種類の平板ライニング板と1種類のコーナ
ーライニング板を用意することで、すべてのサイ
ズのボツクスカルバートの内面をライニングで
き、安価にライニングを行なうことができるとと
もに、コーナー部の強度の劣化を防止することが
できる。 また、隣接する各ライニング板は、該隣接縁に
突設した頭部を大径としたリブ片を介して、奥広
がりの溝を有する結合片5によつて連結されるの
で、該連結作業が容易であつて、しかも確実であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るボツクスカルバートの一
実施例によるライニング板を示す平面図、第2図
は同じくボツクスカルバートを示す平面図、第3
図は本発明によるボツクスカルバートの製造方法
の一実施例を示す要部平面図、第4図はライニン
グ板の種類を示す平面図である。 1……ボツクスカルバート本体、2……内壁
面、2a……直線部、2b……コーナー部、3…
…ライニング板、3a……平板ライニング板、3
b……コーナーライニング板、3c……調整用平
板ライニング板、4……リブ片。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ボツクスカルバート本体の内壁面が、該内壁
    面側の面に軸方向に沿つて平行な多数のリブ片が
    一体に突設されたプラスチツク製のライニング板
    によつてライニングされ、該ライニング板は、前
    記ボツクスカルバート本体内壁面の各折曲コーナ
    ー部に沿ってライニングされた断面折曲形状のコ
    ーナーライニング板と、各コーナーライニング板
    に連接して前記ボツクスカルバート本体内壁面の
    各直線部に沿ってライニングされた断面直線形状
    の平板ライニング板と、により形成され、隣接す
    る各ライニング板の隣接縁のボツクスカルバート
    本体の内壁面側の面には頭部を大径とした形状の
    リブ片が突出されこの隣接するリブ片は奥広がり
    の溝を有する長手の略断面コ形の結合片内に嵌挿
    されて互いに結合されていることを特徴とするボ
    ツクスカルバート。 2 前記ボツクスカルバートに使用されるコーナ
    ーライニング板は135度に折曲された形状を有し、
    その一方の折曲片の長さを略71mmの整数倍の長さ
    としたことを特徴とする請求項1記載のボツクス
    カルバート。 3 ボツクスカルバート本体の内壁面を、該内壁
    面側の面に軸方向に沿つて平行な多数のリブ片が
    一体に突設されたプラスチツク製のライニング板
    によつてライニングするボツクスカルバートの製
    造方法において、 前記ボツクスカルバート本体内壁面の各折曲コ
    ーナー部に沿つた断面形状を有し、一方の折曲片
    の長さを略100mmの長さとし、他方の折曲片の長
    さを略71mmの長さとしたコーナーライニング板
    と、前記ボツクスカルバート本体内壁面の各直線
    部に沿つた断面直線形状をなし、長さが略200mm
    と略300mmと略71mmの3種類の平板ライニング板
    と、を用意し、ボツクスカルバート本体の外形及
    び内形にそれぞれ保つた外型枠と内型枠との間に
    コンクリートを流し込むことにより、ボツクスカ
    ルバートを成型するときに、前記コーナーライニ
    ング板と平板ライニング板の中から選択したライ
    ニング板を前記内型枠内面に添設するとともに、
    隣接する各ライニング板の隣接縁のボツクスカル
    バート本体の内壁面側の面に突出成形した頭部を
    大径とした形状のリブ片が隣接するリブ片を奥広
    がりの溝を有する長手の略断面コ形の結合片内に
    嵌挿させて互いに結合させて、ボツクスカルバー
    ト本体を成形することを特徴とするボツクスカル
    バートの製造方法。 4 前記ボツクスカルバートは貯水槽として用い
    られることを特徴とする請求項1または2記載の
    ボツクスカルバートとその製造方法。
JP13451388A 1988-06-02 1988-06-02 ボックスカルバートとその製造方法 Granted JPH01304233A (ja)

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JP13451388A JPH01304233A (ja) 1988-06-02 1988-06-02 ボックスカルバートとその製造方法

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JPH01304233A JPH01304233A (ja) 1989-12-07
JPH0532538B2 true JPH0532538B2 (ja) 1993-05-17

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ID=15130083

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0399977U (ja) * 1990-01-25 1991-10-18
KR100841696B1 (ko) * 2006-06-05 2008-06-27 유용진 화학 수지 라이너의 장착 구조와 이 라이너를 이용한 화학수지 라이닝 프리케스트 콘크리트 암거의 제조 방법과 시공방법
KR100777036B1 (ko) * 2006-06-28 2007-11-16 최승선 라이너가 설치된 pc암거 제조장치, 이의 조립방법,라이너가 설치된 pc암거의 제조방법 및 이에 의해 제조된pc암거
JP2008038453A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Tsurumi Concrete Kk ボックスカルバートおよびその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59147799U (ja) * 1983-03-25 1984-10-02 石川島建材工業株式会社 コンクリ−トセグメント

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JPH01304233A (ja) 1989-12-07

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