JPH11131794A - 伸縮自在鋼製デッキプレート - Google Patents
伸縮自在鋼製デッキプレートInfo
- Publication number
- JPH11131794A JPH11131794A JP9299715A JP29971597A JPH11131794A JP H11131794 A JPH11131794 A JP H11131794A JP 9299715 A JP9299715 A JP 9299715A JP 29971597 A JP29971597 A JP 29971597A JP H11131794 A JPH11131794 A JP H11131794A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deck plate
- steel deck
- rib
- plate
- steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課 題】 長さの調節が自在にできる伸縮自在鋼製デ
ッキプレートを提供する。 【解決手段】 片面に曲げ成形による複数条のリブ１を
もつ鋼製デッキプレート２，２を、該鋼製デッキのリブ
内、リブ間にリブ端側から挿入可能な鋼製の内面キャッ
プ５、外面キャップ８（８Ａ，８Ｂ）のいずれか一方ま
たは両方を用いて、リブ長さ方向に連結してなる伸縮自
在鋼製デッキプレート。
ッキプレートを提供する。 【解決手段】 片面に曲げ成形による複数条のリブ１を
もつ鋼製デッキプレート２，２を、該鋼製デッキのリブ
内、リブ間にリブ端側から挿入可能な鋼製の内面キャッ
プ５、外面キャップ８（８Ａ，８Ｂ）のいずれか一方ま
たは両方を用いて、リブ長さ方向に連結してなる伸縮自
在鋼製デッキプレート。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、伸縮自在鋼製デッ
キプレートに関し、特に、コンクリート製構造物の床や
壁の構築時に仮設するコンクリート打設用型枠材として
有利に使用される伸縮自在鋼製デッキプレートに関す
る。
キプレートに関し、特に、コンクリート製構造物の床や
壁の構築時に仮設するコンクリート打設用型枠材として
有利に使用される伸縮自在鋼製デッキプレートに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、コンクリート製構造物の構築時に
仮設するコンクリート打設用型枠材として、図４（ａ）
に示すような、片面に曲げ成形による複数条のリブ１を
もつ鋼製デッキプレート２が知られている。リブ１のな
い平坦面が型枠内面をつくるのでこちらを内面といい、
リブ１の突き出た側を外面という。
仮設するコンクリート打設用型枠材として、図４（ａ）
に示すような、片面に曲げ成形による複数条のリブ１を
もつ鋼製デッキプレート２が知られている。リブ１のな
い平坦面が型枠内面をつくるのでこちらを内面といい、
リブ１の突き出た側を外面という。
【０００３】この鋼製デッキプレート２は、例えば図４
（ｂ）に示すように、幅（リブ並び方向のサイズ）の両
端に嵌合継手３を設けた単位ピース４を並列に嵌合・連
結して形成され、その幅は単位ピース幅の整数倍のピッ
チで可変である。一方、鋼製デッキプレート２の長さ
（リブ延長方向のサイズ）は単位ピース長さによって決
まり、これは、製造効率の観点からピッチの大きい数種
類の標準サイズに集約されているのが望ましいが、現状
はオーダーメイドである。
（ｂ）に示すように、幅（リブ並び方向のサイズ）の両
端に嵌合継手３を設けた単位ピース４を並列に嵌合・連
結して形成され、その幅は単位ピース幅の整数倍のピッ
チで可変である。一方、鋼製デッキプレート２の長さ
（リブ延長方向のサイズ）は単位ピース長さによって決
まり、これは、製造効率の観点からピッチの大きい数種
類の標準サイズに集約されているのが望ましいが、現状
はオーダーメイドである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】コンクリート構造物の
床や壁は、これらの面サイズが上記単位ピースの整数倍
であれば、鋼製デッキプレートによって過不足なくカバ
ーされるので問題はない。しかし、床や壁の面サイズは
一般にまちまちで、幅、長さ（壁の場合は高さ）のいず
れかまたは両方とも、単位ピースの整数倍にならないこ
とが多い。
床や壁は、これらの面サイズが上記単位ピースの整数倍
であれば、鋼製デッキプレートによって過不足なくカバ
ーされるので問題はない。しかし、床や壁の面サイズは
一般にまちまちで、幅、長さ（壁の場合は高さ）のいず
れかまたは両方とも、単位ピースの整数倍にならないこ
とが多い。
【０００５】特に、床や壁の面サイズが鋼製デッキプレ
ートの長さで等分できないときには、施工現場での長さ
合わせが困難であり、やむなく標準サイズにない長さの
鋼製デッキプレートを工場で別途製作しなければなら
ず、その分、工期が伸び、コストが高くなる問題があ
る。本発明は、上記の問題に鑑み、長さの調節が自在に
できる伸縮自在鋼製デッキプレートを提供することを目
的とする。
ートの長さで等分できないときには、施工現場での長さ
合わせが困難であり、やむなく標準サイズにない長さの
鋼製デッキプレートを工場で別途製作しなければなら
ず、その分、工期が伸び、コストが高くなる問題があ
る。本発明は、上記の問題に鑑み、長さの調節が自在に
できる伸縮自在鋼製デッキプレートを提供することを目
的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
になされた本発明は、片面に曲げ成形による複数条のリ
ブをもつ鋼製デッキプレートを、該鋼製デッキプレート
のリブ内、リブ間にリブ端側から挿入可能な鋼製の内面
キャップ、外面キャップのいずれか一方または両方を用
いて、リブ長さ方向に連結してなることを特徴とする伸
縮自在鋼製デッキプレートである。
になされた本発明は、片面に曲げ成形による複数条のリ
ブをもつ鋼製デッキプレートを、該鋼製デッキプレート
のリブ内、リブ間にリブ端側から挿入可能な鋼製の内面
キャップ、外面キャップのいずれか一方または両方を用
いて、リブ長さ方向に連結してなることを特徴とする伸
縮自在鋼製デッキプレートである。
【０００７】
【発明の実施の形態】図２は、内面キャップを用いた伸
縮自在鋼製デッキプレートの一例を示す平面図（ａ）お
よび部分断面図（ｂ）である。鋼製の内面キャップ５
は、平板６の片面に複数条の鉤条板７を、鋼製デッキプ
レート２のリブ高さとリブピッチに合わせて設けたもの
で、鉤条板７は鋼製デッキプレート２のリブ端側からリ
ブ１の喉部を拡開しながらリブ１内に挿入可能であり、
鉤条板７と一体化した平板６はかかる挿入により鋼製デ
ッキプレート２のリブ端側内面上に乗る形で支持され
る。挿入長さは内面キャップ５をリブ長さ方向にスライ
ドさせることによって自在に調節可能である。それゆ
え、内面キャップ５を用いて鋼製デッキプレート２，２
を連結すれば伸縮自在鋼製デッキプレートを構成するこ
とができる。なお、長さ調節後は、内面キャップ５をボ
ルト締結等で鋼製デッキプレート２，２に固定する。
縮自在鋼製デッキプレートの一例を示す平面図（ａ）お
よび部分断面図（ｂ）である。鋼製の内面キャップ５
は、平板６の片面に複数条の鉤条板７を、鋼製デッキプ
レート２のリブ高さとリブピッチに合わせて設けたもの
で、鉤条板７は鋼製デッキプレート２のリブ端側からリ
ブ１の喉部を拡開しながらリブ１内に挿入可能であり、
鉤条板７と一体化した平板６はかかる挿入により鋼製デ
ッキプレート２のリブ端側内面上に乗る形で支持され
る。挿入長さは内面キャップ５をリブ長さ方向にスライ
ドさせることによって自在に調節可能である。それゆ
え、内面キャップ５を用いて鋼製デッキプレート２，２
を連結すれば伸縮自在鋼製デッキプレートを構成するこ
とができる。なお、長さ調節後は、内面キャップ５をボ
ルト締結等で鋼製デッキプレート２，２に固定する。
【０００８】図３は、外面キャップを用いた伸縮自在鋼
製デッキプレートの例を示す平面図（ａ）および２種類
の外面キャップについての部分断面図（ｂ）、（ｃ）で
ある。外面キャップ８（８Ａ，８Ｂ）は、鋼板をリブ１
間の外面輪郭に沿う断面形状に曲げ成形したもので、鋼
製デッキプレート２のリブ端側からリブ１，１間に挿入
可能であり、外面キャップ８はかかる挿入によりリブ
１，１に抱かれる形で支持される。挿入長さは外面キャ
ップ８をリブ長さ方向にスライドさせることによって自
在に調節可能である。それゆえ、外面キャップ８Ａおよ
び／または８Ｂを用いて鋼製デッキプレート２，２を連
結すれば伸縮自在鋼製デッキプレートを構成することが
できる。なお、長さ調節後は、外面キャップ８をボルト
締結等で鋼製デッキプレート２，２に固定する。
製デッキプレートの例を示す平面図（ａ）および２種類
の外面キャップについての部分断面図（ｂ）、（ｃ）で
ある。外面キャップ８（８Ａ，８Ｂ）は、鋼板をリブ１
間の外面輪郭に沿う断面形状に曲げ成形したもので、鋼
製デッキプレート２のリブ端側からリブ１，１間に挿入
可能であり、外面キャップ８はかかる挿入によりリブ
１，１に抱かれる形で支持される。挿入長さは外面キャ
ップ８をリブ長さ方向にスライドさせることによって自
在に調節可能である。それゆえ、外面キャップ８Ａおよ
び／または８Ｂを用いて鋼製デッキプレート２，２を連
結すれば伸縮自在鋼製デッキプレートを構成することが
できる。なお、長さ調節後は、外面キャップ８をボルト
締結等で鋼製デッキプレート２，２に固定する。
【０００９】図１は、内面キャップと外面キャップを両
方用いた伸縮自在鋼製デッキプレートの例を示す平面図
（ａ）および部分断面図（ｂ）である。この例では、内
面キャップ５と外面キャップ８Ａ，８Ｂとを組み合わせ
て用いているが、これらと鋼製デッキプレート２との係
合関係は、図２、図３で説明した通りである。ここに示
された各種の実施形態は、個々の型枠仮設条件に応じて
それぞれ使い分ければよい。なお、内面キャップおよび
／または外面キャップのスライドストロークは500mm 程
度としておけばよい。
方用いた伸縮自在鋼製デッキプレートの例を示す平面図
（ａ）および部分断面図（ｂ）である。この例では、内
面キャップ５と外面キャップ８Ａ，８Ｂとを組み合わせ
て用いているが、これらと鋼製デッキプレート２との係
合関係は、図２、図３で説明した通りである。ここに示
された各種の実施形態は、個々の型枠仮設条件に応じて
それぞれ使い分ければよい。なお、内面キャップおよび
／または外面キャップのスライドストロークは500mm 程
度としておけばよい。
【００１０】
【発明の効果】かくして本発明によれば、コンクリート
構造物構築の際に、型枠材としての鋼製デッキプレート
の長さを自在に調節できるようになるから、標準サイズ
に合わない型枠を必要とする場合にも容易に対応するこ
とができ、工期短縮およびコスト削減が図れるという優
れた効果を奏する。
構造物構築の際に、型枠材としての鋼製デッキプレート
の長さを自在に調節できるようになるから、標準サイズ
に合わない型枠を必要とする場合にも容易に対応するこ
とができ、工期短縮およびコスト削減が図れるという優
れた効果を奏する。
【図１】内面キャップと外面キャップを両方用いた伸縮
自在鋼製デッキプレートの例を示す（ａ）は平面図、
（ｂ）は部分断面図である。
自在鋼製デッキプレートの例を示す（ａ）は平面図、
（ｂ）は部分断面図である。
【図２】内面キャップを用いた伸縮自在鋼製デッキプレ
ートの例を示す（ａ）は平面図、（ｂ）は部分断面図で
ある。
ートの例を示す（ａ）は平面図、（ｂ）は部分断面図で
ある。
【図３】外面キャップを用いた伸縮自在鋼製デッキプレ
ートの例を示す（ａ）は平面図、（ｂ）、（ｃ）は２種
類の外面キャップについての部分断面図である。
ートの例を示す（ａ）は平面図、（ｂ）、（ｃ）は２種
類の外面キャップについての部分断面図である。
【図４】鋼製デッキプレートの模式図である。
１ リブ ２ 鋼製デッキプレート ３ 嵌合継手 ４ 単位ピース ５ 内面キャップ ６ 平板 ７ 鉤条板 ８（８Ａ，８Ｂ） 外面キャップ
Claims (1)
- 【請求項１】 片面に曲げ成形による複数条のリブをも
つ鋼製デッキプレートを、該鋼製デッキプレートのリブ
内、リブ間にリブ端側から挿入可能な鋼製の内面キャッ
プ、外面キャップのいずれか一方または両方を用いて、
リブ長さ方向に連結してなることを特徴とする伸縮自在
鋼製デッキプレート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9299715A JPH11131794A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 伸縮自在鋼製デッキプレート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9299715A JPH11131794A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 伸縮自在鋼製デッキプレート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11131794A true JPH11131794A (ja) | 1999-05-18 |
Family
ID=17876103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9299715A Pending JPH11131794A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 伸縮自在鋼製デッキプレート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11131794A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004070137A1 (ja) * | 2003-02-05 | 2004-08-19 | Shibata Engineering Office Limited | 構造物の施工方法 |
| JP2005076364A (ja) * | 2003-09-02 | 2005-03-24 | Jfe Galvanizing & Coating Co Ltd | 屋根・壁用部材 |
| JP2005290690A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Yamahashi Kogyo Kk | スライド式デッキプレートおよびスラブ施工方法 |
| CN100416021C (zh) * | 2003-02-05 | 2008-09-03 | 有限会社柴田工务店 | 构造物的施工方法 |
-
1997
- 1997-10-31 JP JP9299715A patent/JPH11131794A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004070137A1 (ja) * | 2003-02-05 | 2004-08-19 | Shibata Engineering Office Limited | 構造物の施工方法 |
| CN100416021C (zh) * | 2003-02-05 | 2008-09-03 | 有限会社柴田工务店 | 构造物的施工方法 |
| JP2005076364A (ja) * | 2003-09-02 | 2005-03-24 | Jfe Galvanizing & Coating Co Ltd | 屋根・壁用部材 |
| JP2005290690A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Yamahashi Kogyo Kk | スライド式デッキプレートおよびスラブ施工方法 |
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