JPH077141Y2 - 槽体の接合構造 - Google Patents

槽体の接合構造

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JPH077141Y2
JPH077141Y2 JP5043390U JP5043390U JPH077141Y2 JP H077141 Y2 JPH077141 Y2 JP H077141Y2 JP 5043390 U JP5043390 U JP 5043390U JP 5043390 U JP5043390 U JP 5043390U JP H077141 Y2 JPH077141 Y2 JP H077141Y2
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JP
Japan
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flange
molding
mating
face
flanges
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JP5043390U
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JPH049724U (ja
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茂樹 高月
和宏 谷村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Treatment Of Biological Wastes In General (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、槽体の接合構造に関し、詳しくは成形バリが
存在してもこれによる接合不良を回避しようとする技術
に係るものである。
[従来の技術] 従来、大6図に示すように、成形品の一方の半体1aのフ
ランジ2aと他方の半体1bのフランジ2bとを面接させて接
合する槽体の接合構造においては、各々のフランジ2a,2
bにおける成形バリ4a,4bが邪魔になり、接合箇所に隙間
dが生じ、水のような内容液体が漏れ出るという問題が
あった。
[考案が解決しようとする課題] ところが、このような問題を解消するのに、成形バリ4
a,4bを残すことなく除去しなければならず、相当の手数
を要するという問題があった。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、成形バリが存在してもフラン
ジの接合面同士をぴったりと面接させて接合させること
ができる槽体の接合構造を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の槽体の接合構造は、成形品の一方の半体1aのフ
ランジ2aと他方の半体1bのフランジ2bとを面接させて接
合する槽体の接合構造であって、フランジ2a,2bの接合
面における先端部において相手側の接合面側に突出する
ように成形バリ4a,4bが形成されるようになされ、かか
る成形バリ4a,4bを収容する凹所3b,3aがフランジ2b,2a
の接合面に形成されて成ることを特徴とするものであ
る。
[作用] このように、フランジ2a,2bの接合面における先端部に
おいて相手側の接合面側に突出するように成形バリ4a,4
bが形成されるようになされ、かかる成形バリ4a,4bを収
容する凹所3b,3aがフランジ2b,2aの接合面に形成される
ことによって、相手側の接合面側に突出した成形バリ4
a,4bは相手側のフランジ2b,2aに形成された凹所3b,3aに
収容され、成形バリ4a,4bを除去しなくてもフランジ2a,
2bの接合面同士をぴったりと面接させて接合させるよう
にしたものである。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
槽体Aは例えば浄化槽のようなものであり、FRPのよう
な樹脂成形品である。槽体Aは上の半体1aと下の半体1b
とを各々のフランジ2a,2bにおいて面接状態で例えばボ
ルト及びナット等で接続したものである。かかる接続に
接着剤を使用してもよいものである。以下接合構造を詳
述する。
各々のフランジ2a,2bの接合面における先端部において
相手側の接合面側に突出するように成形バリ4a,4bが形
成されるように成形金型(図示せず)が製作されてい
る。そしてこのような成形金型において相手側のフラン
ジ2b,2aの接合面側に向けて形成された成形バリ4a,4bを
収容する凹所3b,3aがフランジ2b,2aの接合面に成形され
るものである。しかして第4図に示すように、相手側の
接合面側に突出した成形バリ4b,4aは相手側のフランジ2
b,2aに形成された凹所3b,3aに収容されるのであり、成
形バリ4a,4bを除去しなくてもフランジ2a,2bの接合面同
士をぴったりと面接させて接合させることができるもの
である。
第5図は他の実施例を示していて、上の半体1aに凹所3a
を形成して下の半体1bの成形バリ4bを収容するように
し、上の半体1aの成形バリ4aは下の半体1bのフランジ2b
より外方にくるようにして、上下のフランジ2a,2bを面
接状態で接合するようにしたものである。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、フランジの接合面における先端
部において相手側の接合面側に突出するように成形バリ
が形成されるようになされ、かかる成形バリを収容する
凹所がフランジの接合面に形成されるから、相手側の接
合面側に突出した成形バリは相手側のフランジに形成さ
れた凹所に収容することができ、しかして成形バリを除
去しなくてもよく、成形バリが存在してもフランジの接
合面同士をぴったりと面接させて接合させることができ
るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は同上の破
断した斜視図、第3図は同上の断面図、第4図は同上の
接合状態の断面図、第5図は同上の他の実施例の断面
図、第6図は従来例の断面図であり、1a,1bは半体、2a,
2bはフランジ、3a,3bは凹所、4a,4bは成形バリである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形品の一方の半体のフランジと他方の半
    体のフランジとを面接させて接合する槽体の接合構造で
    あって、フランジの接合面における先端部において相手
    側の接合面側に突出するように成形バリが形成されるよ
    うになされ、かかる成形バリを収容する凹所がフランジ
    の接合面に形成されて成る槽体の接合構造。
JP5043390U 1990-05-15 1990-05-15 槽体の接合構造 Expired - Lifetime JPH077141Y2 (ja)

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JPH049724U JPH049724U (ja) 1992-01-28
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