JPH0410476Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0410476Y2 JPH0410476Y2 JP19134385U JP19134385U JPH0410476Y2 JP H0410476 Y2 JPH0410476 Y2 JP H0410476Y2 JP 19134385 U JP19134385 U JP 19134385U JP 19134385 U JP19134385 U JP 19134385U JP H0410476 Y2 JPH0410476 Y2 JP H0410476Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint body
- joint
- fluid
- molded
- flange member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 11
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 11
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 11
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 8
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims 1
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は流体機器の接続継手に関するものであ
る。
る。
〈従来の技術〉
ポンプハウジング(流体機器)の流通ポートに
ゴムホースを接続するために用いられる接続継手
は、従来鋳物からなる継手本体に2方向に穴加工
を施して流通路を形成し、この流通路に鉄製のパ
イプを打ち込み、前記継手本体に鉄製のフランジ
部材を溶着し、このフランジ部材を介して前記継
手本体をボルトによりポンプハウジングに固定し
ていた。上述した接続継手は、重く、しかも製作
が面倒であるためコスト高になる欠点があつた。
ゴムホースを接続するために用いられる接続継手
は、従来鋳物からなる継手本体に2方向に穴加工
を施して流通路を形成し、この流通路に鉄製のパ
イプを打ち込み、前記継手本体に鉄製のフランジ
部材を溶着し、このフランジ部材を介して前記継
手本体をボルトによりポンプハウジングに固定し
ていた。上述した接続継手は、重く、しかも製作
が面倒であるためコスト高になる欠点があつた。
これに対する対策として接続継手を樹脂で一体
成形したものが試作されているが、前記接続継手
をグラスなしの樹脂で成形すると、ポンプハウジ
ングにボルトで固定されるフランジ部の強度が不
足する問題があり、逆にグラス入りの樹脂で成形
するとフランジ部の強度は十分に満足されるが、
前記接続継手は、2つ割りの型で成形されるた
め、パーテイングラインが出き、ゴムホースを嵌
めたときパーテイングによつてゴムホースと接続
継手間にすき間ができてこのすき間から油洩れが
発生する問題が有つた。
成形したものが試作されているが、前記接続継手
をグラスなしの樹脂で成形すると、ポンプハウジ
ングにボルトで固定されるフランジ部の強度が不
足する問題があり、逆にグラス入りの樹脂で成形
するとフランジ部の強度は十分に満足されるが、
前記接続継手は、2つ割りの型で成形されるた
め、パーテイングラインが出き、ゴムホースを嵌
めたときパーテイングによつてゴムホースと接続
継手間にすき間ができてこのすき間から油洩れが
発生する問題が有つた。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案は、上述した問題点を解決するためにな
されたもので、グラスなしの樹脂で成形されかつ
内部に流通路を形成した継手本体と、グラス入り
の樹脂で成形されかつ前記継手本体に溶着されて
流体機器にボルト等により取付けられるフランジ
部材とから構成したものである。
されたもので、グラスなしの樹脂で成形されかつ
内部に流通路を形成した継手本体と、グラス入り
の樹脂で成形されかつ前記継手本体に溶着されて
流体機器にボルト等により取付けられるフランジ
部材とから構成したものである。
〈実施例〉
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図において10はポンプハウジング(流
体機器)であり、このポンプハウジング10には
吸入ポート(流通ポート)11が形成されている
とともに吸入ポート11の近傍にボス部12並び
にねじ穴13が形成されている。
る。第1図において10はポンプハウジング(流
体機器)であり、このポンプハウジング10には
吸入ポート(流通ポート)11が形成されている
とともに吸入ポート11の近傍にボス部12並び
にねじ穴13が形成されている。
20はグラスなしの樹脂で成形され、かつ中間
位置で直角に折れ曲がつた継手本体であり、この
継手本体20には一端に前記吸入ポート11に液
密的に嵌合される嵌合部21と、他端にゴムホー
ス22が嵌め込まれる半径外方へ拡張しかつ先細
り形状の嵌め込み部23と、内部にゴムホース2
2と吸入ポート11とが連通する流通路24とが
形成されている。又継手本体20にはポンプハウ
ジング10の外面に当接する拡大部25と、この
拡大部25の上部で拡大部25より径が小さくか
つ嵌め込み部23より径の大きい大径部26が形
成されている。
位置で直角に折れ曲がつた継手本体であり、この
継手本体20には一端に前記吸入ポート11に液
密的に嵌合される嵌合部21と、他端にゴムホー
ス22が嵌め込まれる半径外方へ拡張しかつ先細
り形状の嵌め込み部23と、内部にゴムホース2
2と吸入ポート11とが連通する流通路24とが
形成されている。又継手本体20にはポンプハウ
ジング10の外面に当接する拡大部25と、この
拡大部25の上部で拡大部25より径が小さくか
つ嵌め込み部23より径の大きい大径部26が形
成されている。
30はグラス入りの樹脂で成形されたフランジ
部材であり、このフランジ部材30には嵌め込み
部23から挿入され大径部26に嵌め込まれる挿
通孔31と、ねじ穴13に対応する位置で被取付
穴32とが形成されている。フランジ部材30と
継手本体20とは大径部26で溶着される。
部材であり、このフランジ部材30には嵌め込み
部23から挿入され大径部26に嵌め込まれる挿
通孔31と、ねじ穴13に対応する位置で被取付
穴32とが形成されている。フランジ部材30と
継手本体20とは大径部26で溶着される。
フランジ部材30と継手本体20とで接続継手
33が構成され、この接続継手33はボルト34
を被取付穴32を介してねじ穴13にねじ込むこ
とによりポンプハウジング10に固定される。フ
ランジ部材30はグラス入りのため十分な強度が
あり、使用に十分に耐えられる。
33が構成され、この接続継手33はボルト34
を被取付穴32を介してねじ穴13にねじ込むこ
とによりポンプハウジング10に固定される。フ
ランジ部材30はグラス入りのため十分な強度が
あり、使用に十分に耐えられる。
前記継手本体20は第2図に示すように6つの
型により成形される。これら6つの型は、嵌め込
み部23の外面を形成する円筒状の第1の外型4
0と、嵌め込み部23側から折れ曲がり部分にか
けて流通路24を形成する第1の内型41と、嵌
合部21の外面を形成する円筒状の第2の外型4
2と、嵌合部21側から折れ曲がり部分にかけて
流通路24を形成する第2の内型43と、折れ曲
がり部分を形成する上下の2つの割り型44とか
らなつている。型内に樹脂を充填し、冷却した後
第1の内型41と第2の内型43を引き抜き、次
に外型40と第2の外型42を引き抜き、2つの
割り型44を取り外すことによつて継手本体20
が成形される。継手本体20は変形可能なもので
あるため外面に凸部並びに凹部があつても外型4
0と第2の外型42を容易に引き抜くことができ
る。
型により成形される。これら6つの型は、嵌め込
み部23の外面を形成する円筒状の第1の外型4
0と、嵌め込み部23側から折れ曲がり部分にか
けて流通路24を形成する第1の内型41と、嵌
合部21の外面を形成する円筒状の第2の外型4
2と、嵌合部21側から折れ曲がり部分にかけて
流通路24を形成する第2の内型43と、折れ曲
がり部分を形成する上下の2つの割り型44とか
らなつている。型内に樹脂を充填し、冷却した後
第1の内型41と第2の内型43を引き抜き、次
に外型40と第2の外型42を引き抜き、2つの
割り型44を取り外すことによつて継手本体20
が成形される。継手本体20は変形可能なもので
あるため外面に凸部並びに凹部があつても外型4
0と第2の外型42を容易に引き抜くことができ
る。
成形された継手本体20の外面には、割り型4
4の合せ面に対応する位置でパーテイングライン
が発生するが、第1の外型40と第2の外型42
は割り型になつていないためパーテイングライン
が発生しない。このために嵌め込み部23にゴム
ホース22を嵌め込んだとき、ゴムホース22と
嵌め込み部23間にすき間が発生せず、油洩れが
発生しない。
4の合せ面に対応する位置でパーテイングライン
が発生するが、第1の外型40と第2の外型42
は割り型になつていないためパーテイングライン
が発生しない。このために嵌め込み部23にゴム
ホース22を嵌め込んだとき、ゴムホース22と
嵌め込み部23間にすき間が発生せず、油洩れが
発生しない。
尚、上記実施例に限らず前記継手本体20は、
外面全部を2つ割りの型で成形しても良く、この
場合は嵌め込み部23にもパーテイングラインが
発生する。このパーテイングラインはグラスが入
つていないため変形可能で、ゴムホースを圧入す
ると前記パーテイングラインが変形してすき間を
作らないため油洩れが発生しない。
外面全部を2つ割りの型で成形しても良く、この
場合は嵌め込み部23にもパーテイングラインが
発生する。このパーテイングラインはグラスが入
つていないため変形可能で、ゴムホースを圧入す
ると前記パーテイングラインが変形してすき間を
作らないため油洩れが発生しない。
〈考案の効果〉
以上述べたように本考案は、接続継手をグラス
なしの樹脂で成形されかつ内部に流通路を形成し
た継手本体と、グラス入りの樹脂で成形されかつ
前記継手本体に溶着されて流体機器にボルト等に
より取付けられるフランジ部材とで構成したの
で、フランジ部材は使用に耐えれる十分な強度を
持つており、継手本体は変形可能であるため、ホ
ースを圧入したときにパーテイングが変形してホ
ースの嵌め込み部分にすき間を作らないので油洩
れが発生しない。
なしの樹脂で成形されかつ内部に流通路を形成し
た継手本体と、グラス入りの樹脂で成形されかつ
前記継手本体に溶着されて流体機器にボルト等に
より取付けられるフランジ部材とで構成したの
で、フランジ部材は使用に耐えれる十分な強度を
持つており、継手本体は変形可能であるため、ホ
ースを圧入したときにパーテイングが変形してホ
ースの嵌め込み部分にすき間を作らないので油洩
れが発生しない。
第1図は本考案にかかる接続継手の全体断面
図、第2図は継手本体の成形状態図。 10……ポンプハウジング、11……吸入ポー
ト、13……ねじ穴、20……継手本体、21…
…嵌合部、23……嵌め込み部、30……フラン
ジ部材、34……ボルト。
図、第2図は継手本体の成形状態図。 10……ポンプハウジング、11……吸入ポー
ト、13……ねじ穴、20……継手本体、21…
…嵌合部、23……嵌め込み部、30……フラン
ジ部材、34……ボルト。
Claims (1)
- 流体機器の流通ポート内に液密的に挿入されて
前記流体機器に取付けられ、作動流体を供給また
は排出するホースの一端が接続される流体機器の
接続継手において、当該接続継手は、グラスなし
の樹脂で成形されかつ内部に流通路を形成した継
手本体と、グラス入りの樹脂で成形されかつ前記
継手本体に溶着されて流体機器にボルト等により
取付けられるフランジ部材とから構成されている
ことを特徴とする流体機器の接続継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19134385U JPH0410476Y2 (ja) | 1985-12-12 | 1985-12-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19134385U JPH0410476Y2 (ja) | 1985-12-12 | 1985-12-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6298891U JPS6298891U (ja) | 1987-06-24 |
JPH0410476Y2 true JPH0410476Y2 (ja) | 1992-03-16 |
Family
ID=31145395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19134385U Expired JPH0410476Y2 (ja) | 1985-12-12 | 1985-12-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0410476Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009000840A (ja) * | 2007-06-19 | 2009-01-08 | Showa Corp | 流体機器の継手の製造方法 |
-
1985
- 1985-12-12 JP JP19134385U patent/JPH0410476Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009000840A (ja) * | 2007-06-19 | 2009-01-08 | Showa Corp | 流体機器の継手の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6298891U (ja) | 1987-06-24 |
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