JPH0516493U - 車両用ミラーの保持構造 - Google Patents

車両用ミラーの保持構造

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JPH0516493U
JPH0516493U JP7336891U JP7336891U JPH0516493U JP H0516493 U JPH0516493 U JP H0516493U JP 7336891 U JP7336891 U JP 7336891U JP 7336891 U JP7336891 U JP 7336891U JP H0516493 U JPH0516493 U JP H0516493U
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JP
Japan
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frame
mirror body
mirror
groove
locking member
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JP7336891U
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譲治 諸田
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Murakami Corp
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Murakami Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ドアミラーにおけるフレームとミラーボデ
ィとの回動部の保持構造に関し、特にその係止手段の改
良を目的とする。 【構成】 フレーム2の格納回動部にL字形係止部材
7を突設するとともにミラーボディ3の回動軸部内壁に
凹溝からなる係止部を配設し、上記両者を嵌合固定して
回動軸部における前記フレームとミラーボディを保持す
る。 【効果】 回動軸部周りのフレームとミラーボディを
係止することによって走行中およびドア閉め時の振動、
異音を払拭するとともに肉厚を平均化することによって
ヒケの発生を防ぐ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本願考案は、車両用ミラーの保持構造に係り、特にフレームとミラーボディと の回動部の係止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用ミラーの多くは、樹脂製ミラーボディ内に金属製フレームを配設し、こ のフレームにミラーを固定している場合が多い。図3にその従来例を示す。なお 、以下では従来例及び本願考案の回動部における保持構造に関する部分のみを説 明し、その他は省略する。従来の車両用ミラー保持構造は、ミラーボディ30と フレーム31を支持する手段として、フレーム31におけるミラーボディ固定部 32と回動軸部33を一体化して、ミラーボディ30の背面部位にフレーム31 をネジ34で固定している。すなわち、このフレーム31は、ミラーボディ30 に係止する背面部位と一体に形成した回動軸部とフレーム31の回動軸部33と をベース35の格納回動軸部36及びミラーボディ30の回動軸部との間に遊嵌 して、ミラーボディ30とフレーム31を回動可能に保持している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来例は、ミラーボディ30とフレーム31との固定箇所が格納回転軸付 近ではなく、ミラーボディ30の背面部位に限定しているために、特に前記回動 軸33の周りでミラーボディ30が図4のように振動(図において主として上下 方向の振動)を起こし、車両走行中およびドアを閉める時にこの振動が極めて発 生し易くなり、鏡面の振動および異音発生の大きな要因となっており、現状では スポンジなどを介在して対策しているものの充分な効果を発揮しておらず改善が 望まれている。
【0004】 さらに、この回動部分にネジを用いて前記フレームとミラーボディを固定する という本願考案とは別の手段では、ネジが外観に見えてしまい好ましくなく、ま た、ネジが見えない位置では、型構造が複雑になるだけでなくミラーボディ側に ネジを固定するための部位すなわち駄肉部が発生してしまいその厚みが増すと成 型時の冷却に際して異なる厚みを増すとひけが生じてミラーボデーの外観に変形 や歪などが発生してしまうことがあった。
【0005】 本願考案は、前記回動軸部分のフレームとミラーボディを差し込み式に係止し て保持することによって両者を固定して特に回動軸周りの振動を防止することに よって振動および異音の発生などを防ぐことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本願考案は、ミラーボディの回動軸部内壁に係止部を形成するとともにフレー ムの格納回動軸部外周にL字形係止部材を配設し、前記係止部にこのL字形係止 部材を挿入してミラーボディの回動部とフレームの回動軸部とを係止することを 特徴とする車両用ミラーの保持構造である。
【0007】
【考案の作用】
本願考案は、ミラーボディとフレームのそれぞれの回動部を差し込み式に係止 して保持することにより、その部分での前後移動を防止して回動部のガタすなわ ちビビリの発生要因を取り除いてミラー振れを防止する。さらに、回動部の剛性 を高めて耐久性を増すだけでなく、仮にネジ止め固定した時よりも外観上の美観 を維持することができるだけでなく、駄肉部を必要としないのでヒケの発生を防 止する。
【0008】
【実施例】
図1は、本願考案の要部を示す断面図、図2はその一部を拡大して示す斜視図 である。本考案は、ミラーを支持するフレーム2を取付け、さらにフレーム2と ミラーボディ3を固定して図示省略の鏡面を保持しており、他方、衝撃時の安全 性の確保や駐車時などでは、ベース1から立設した支軸4を中心にミラーボディ 3が車体側に回動するようにして衝撃を緩和したり車幅を狭めることができるよ うに構成している。
【0009】 前記支軸4は、ベース1から延設したアーム5に立設しており、その外周に前 記フレーム2の回動部6を嵌挿するものであって、それによって、フレーム2と ミラーボディ3を係止する。さらに、フレーム2の回動部6には、略L字形の係 止部材7を配設し、他方、ミラーボディ3の回動部8には、次述の凹溝または孔 で形成した係止部9を配設している。
【0010】 上記L字形係止部材7は、一例として金属板を屈成した支持片7aならびに先 端を後述の凹溝に挿入可能な形状の挿入片7bで形成し、他方、前記回動部6に おけるフレーム2の一端には、雌ネジを穿設して前記L字形係止部材7をネジ1 0で固定する。なお、その際に挿入片7aとフレーム2の周端縁との間には適宜 の空隙がある。
【0011】 一方、樹脂製のミラーボディ3の回動部8の内壁には、前記挿入片7bを差し 込む位置に係止部9を配設するもので、ミラーボディ3の肉厚部分に凹溝11を 成形するとともに凹溝11の両端部からその上部を若干被蔽する把持片12を突 設している。
【0012】 そして、ミラーボディ3に図示省略のアクチュエーターなどを支持するフレー ム2の部分をネジ止めするとともに前記支軸4に回動部6を嵌挿する。そして、 前記L字形係止部材7をネジ10でフレーム2の雌ネジ部分に固定し、このL字 形係止部材7を上記ミラーボディ3の係止部9に挿入してフレーム2とミラーボ ディ3を固定する。
【0013】 なお、図示は省略するが前記L字形係止部材は、フレームと別体に形成したが フレームと一体に形成してもよく、また、フレーム側に係止部を形成してミラー ボディ側に係止部材を設けて係止固定してもよい。また、フレームまたはミラー ボデーのいずれか一方に凹溝を穿設し、他方、この凹溝には、突条の外周に多数 の弾性突起を形成した差し込み体をフレームまたはミラーボデーのいずれか一方 に形成してそれを差し込み結合してもよく、あるいはバヨネット結合、またはス ナップ作用によって嵌め合固定する手段でもよい。
【0014】
【考案の効果】
本願考案は、前記のようにフレームとミラーボディの回動軸部分を差し込み式 に係止したために走行中およびドア閉時の異音を払拭するとともにヒケの発生を 防ぐという多大な効果を奏する。さらに、従来は、単に上記両者を遊嵌していた にすぎない部分を確実に係止することによってその部分の剛性向上を実現すると ともに耐久性を高めた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案の一実施例を破断して示す説明図。
【図2】本願考案の要部を拡大して示す斜視図。
【図3】従来例を示す正面図。
【図4】従来例の作動例を示す説明図。
【符号の説明】
1…ベース 2…フレーム 3…ミラーボディ 4…支軸 5…アーム 6…回動部 7…係止部材 7a…支持片 7b…挿入片 8…回動部 9…係止部 10…ネジ 11…凹溝 12…把持片

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミラーボディの回動軸部内壁に係止溝を形
    成するとともにフレームの格納回動軸部外周にL字形係
    止部材を配設し、上記係止溝にこのL字形係止部材を挿
    入してミラーボディの回動部とフレームの格納回動部と
    を係止することを特徴とする車両用ミラーの保持構造。
  2. 【請求項2】前記係止部は、ミラーボディ内壁に凹溝を
    形成するとともにこの凹溝を被覆するように凹溝の両端
    から把持片を延設していることを特徴とする請求項1記
    載の車両用ミラーの保持構造。
  3. 【請求項3】前記L字形係止部材は、フレームの回動軸
    外周に一端を固定し先端を前記凹溝内に挿入可能に形成
    したことを特徴とする請求項1記載の車両用ミラーの保
    持構造。
JP1991073368U 1991-08-21 1991-08-21 車両用ミラーの保持構造 Expired - Lifetime JP2570013Y2 (ja)

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JPH0516493U true JPH0516493U (ja) 1993-03-02
JP2570013Y2 JP2570013Y2 (ja) 1998-04-28

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ID=13516171

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60250U (ja) * 1983-06-17 1985-01-05 株式会社東海理化電機製作所 可倒式アウタミラ−
JPS62161055U (ja) * 1986-03-31 1987-10-13
JPH01147749U (ja) * 1988-03-28 1989-10-12

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60250U (ja) * 1983-06-17 1985-01-05 株式会社東海理化電機製作所 可倒式アウタミラ−
JPS62161055U (ja) * 1986-03-31 1987-10-13
JPH01147749U (ja) * 1988-03-28 1989-10-12

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Publication number Publication date
JP2570013Y2 (ja) 1998-04-28

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