JP2557512Y2 - 自動車のカップホルダ - Google Patents

自動車のカップホルダ

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JP2557512Y2
JP2557512Y2 JP607392U JP607392U JP2557512Y2 JP 2557512 Y2 JP2557512 Y2 JP 2557512Y2 JP 607392 U JP607392 U JP 607392U JP 607392 U JP607392 U JP 607392U JP 2557512 Y2 JP2557512 Y2 JP 2557512Y2
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JP
Japan
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main body
receiving surface
cup holder
diameter container
diameter
Prior art date
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Application number
JP607392U
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English (en)
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JPH0558468U (ja
Inventor
博幸 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Jukogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車に装備されるカッ
プホルダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のカップホルダは、カップ或は缶
等の容器を嵌挿する嵌挿穴をもった本体と、該本体に回
動可能に取付けられた底受け部材とからなり、不使用時
は該底受け部材は本体内に収納されて計器板部等の内部
に格納され、本体を引出すと底受け部材が下方に回動し
て本体の嵌挿穴下方に位置する使用位置となり、嵌挿穴
に嵌挿した容器の底面を載置支持するようになっている
のが普通である。
【0003】上記嵌挿穴は大径の容器に適合するよう構
成されるので、小径の容器を嵌挿穴に嵌挿すると嵌挿穴
と容器外周との隙間が大きく、車両の加減速,旋回或は
車体振動等によって容器が移動し不安定となる。
【0004】それを防ぐために本体の嵌挿穴部に可動板
等のアタッチメントを設けて嵌挿穴と小径容器との隙間
を調整できるようにしたものが従来より開発され、例え
ば実開平1−172926号公報にて公開されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記従来のものは、嵌
挿穴部に可動板等のアタッチメントをスライド或は回動
調整可能なるよう取付けるものであるから、部品数が多
く構造が複雑で高価となるばかりか、使用に際し容器の
径に応じてアタッチメントの調整操作を行わねばならず
面倒であるという課題を有している。
【0006】本考案はこのような課題を解消したカップ
ホルダを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記のように
嵌挿穴をもった本体と、該本体に回動可能に取付けられ
た底受け部材とからなるカップホルダにおいて、底受け
部材に、大径容器用の第1受面と、嵌挿穴に偏心して位
置するよう嵌挿された小径容器の底部に適合するよう第
1受面に部分的に凹設した第2受面とを設けたことを特
徴とするものである。
【0008】
【作用】上記のように、底受け部材の大径容器用の第1
受面に小径容器の底部が嵌合する第2受面を凹設すると
いう簡単な構成により、大径の容器は本体の嵌挿穴にて
移動を拘止され、小径容器は第2受面への嵌合により移
動を拘止され、外形の異なる容器のいずれも安定に保持
できると共に、使い勝手もよくなり、所期の目的を確実
に達成できる。
【0009】
【実施例】以下本考案の実施例を付図を参照して説明す
る。
【0010】図1は本考案の実施例を示すもので、1は
図示しない計器板の前面部に設けた格納用開口部より引
出し可能なるよう該格納用開口部に嵌挿される樹脂製の
引出し式本体で、該本体1の前端には把手部1aが設け
られると共に、その平面部には大径のカップ又は缶等の
容器の外径に合せた2つの嵌挿穴1b,1bが設けられ
ている。
【0011】2は底受け部材で、該底受け部材2は左右
のアーム部2a,2aにて上記本体1に上下に回動可能
なるよう取付けられ、上記本体1が計器板に設けた格納
開口部内に挿し込まれた格納時は該本体1の厚み以内に
収納された格納位置となり、上記本体1が格納用開口部
より引出された使用時は上記嵌挿穴1b,1bの下方に
位置する使用位置に回動保持されるようになっている。
【0012】上記底受け部材2には、その使用位置にお
いて、嵌挿穴1b,1bに嵌挿した大径容器4の底面を
載置支持する平板状の第1受面2bと、上記嵌挿穴1b
の周縁の前方部に外周面が接触するよう嵌挿された小径
容器3の底部を嵌合保持する第2受面2cとを有し、該
第2受面2cは第1受面2bの一部を凹ませて形成され
る。2dは該第2受面2cの前方周縁に設けた立上り面
で、該立上り面2dは小径容器3の底部を確実に保持す
る機能と第2受面2cの補強,補剛機能とを兼ねてい
る。
【0013】上記において、本体1の嵌挿穴1bに嵌挿
された大径容器4の底面は使用位置にある底受け部材2
の第1受面2bに載置保持される。
【0014】上記本体1の嵌挿穴1bに嵌挿された小径
容器3の底部は上記大径容器4の中心位置よりLだけ前
方へオフセットした位置に設けられた第2受面2cに嵌
合載置保持されるので、小径容器3も本体1の嵌挿穴1
bに偏心して、この嵌挿穴1b周縁への接触と上記第2
受面2c内への嵌合とにより保持されガタつくことはな
い。
【0015】尚上記実施例では嵌挿穴1bに対する第2
受面2cの中心を前方にオフセットさせた例を示してい
るが、後方又は側方にオフセットさせてもよい。
【0016】
【考案の効果】上記のように本考案によれば、カップホ
ルダの底受け部材に、大径容器の底面を載置支持する第
1受面と、嵌挿穴に偏心して位置するよう嵌挿された小
径容器の底部を嵌合載置保持するよう第1受面に凹設し
た第2受面とを設けただけの簡単な構成により、別部品
を追加することなしに小径及び大径容器をいずれも安定
して保持できるだけでなく、いちいちアッタチメントの
操作をしたりする必要がないため使い勝手がよいという
利点を有するもので、構造簡単でコスト低廉なることと
相俟って実用的効果極めて大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示すもので、(A)はカップ
ホルダの縦断側面図、(B)は(A)の要部平面図であ
る。
【図2】小径及び大径の底受け部材上への載置状況を示
す部分斜視図である。
【符号の説明】
1 本体 1b 嵌挿穴 2 底受け部材 2a アーム部 2b 第1受面 2c 第2受面 3 小径容器 4 大径容器

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計器板の前面部等に設けた格納用開口部
    に引出し可能なるよう嵌挿されその平面部に大径の容器
    を嵌挿し得る1個又は複数個の嵌挿穴を設けた引出し式
    本体と、該引出し式本体内に収納された格納位置と引出
    し式本体の嵌挿穴の下方に位置する使用位置とに上下回
    動可能なるよう引出し式本体に取付けられた底受け部材
    とからなるカップホルダであって、該底受け部材には、
    その使用位置において、嵌挿穴に嵌挿した大径容器の底
    面を載置支持する第1受面と、嵌挿穴に偏心して位置す
    るよう嵌挿された小径容器の底部に適合しそれを載置支
    持するよう上記第1受面に部分的に凹設した第2受面と
    が設けられていることを特徴とする自動車のカップホル
    ダ。
JP607392U 1992-01-20 1992-01-20 自動車のカップホルダ Expired - Lifetime JP2557512Y2 (ja)

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JPH0558468U JPH0558468U (ja) 1993-08-03
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