JPH05164505A - アラインメント測定装置 - Google Patents

アラインメント測定装置

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Publication number
JPH05164505A
JPH05164505A JP3333393A JP33339391A JPH05164505A JP H05164505 A JPH05164505 A JP H05164505A JP 3333393 A JP3333393 A JP 3333393A JP 33339391 A JP33339391 A JP 33339391A JP H05164505 A JPH05164505 A JP H05164505A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
angle
bracket
measuring
camber
Prior art date
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Pending
Application number
JP3333393A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichiro Maekawa
桂一郎 前川
Takao Shibayama
孝男 柴山
Shinichi Watanabe
進一 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP3333393A priority Critical patent/JPH05164505A/ja
Publication of JPH05164505A publication Critical patent/JPH05164505A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】車輪のアラインメントを高精度に測定すること
のできるアラインメント測定装置を提供する。 【構成】車輪14aの側面の上部および下部にキャンバ
検出用ローラ60a乃至60cを当接させ、ブラケット
54に対するブラケット56の傾斜角度をキャンバ角度
として検出する。また、トー検出用ローラ80a、80
bを車輪14aの側面の車長方向両端部に当接させ、ブ
ラケット74に対する支持部材78の傾斜角度をトー角
度として検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トー角度およびキャン
バ角度を高精度に測定することのできるアラインメント
測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のホイールアラインメントを正確
に調整することは、走行安定性を維持する上で極めて重
要である。そのため、例えば、トー角度およびキャンバ
角度を一つの装置で測定できるものとして、特公昭51
−49081号に開示された装置が知られている。
【0003】この装置は、図6に示すように概略構成さ
れている。すなわち、装置1は、ローラ2a、2b上に
載置された車輪Wの側面の中、支持部材3a乃至3cを
介して上部および下部の2点に当接するキャンバ検出用
ローラ4a乃至4cと、下部のキャンバ検出用ローラ4
b、4c間に配設され、支持部材3d、3eを介して車
輪Wの側面に当接するトー検出用ローラ5a、5bとを
備え、前記各支持部材3a乃至3eは、連結部材6によ
って一体的に連結されている。そして、キャンバ検出用
ローラ4a乃至4cの軸7aに対する旋回角度をキャン
バセンサ8で検出することでキャンバ角度を得、また、
トー検出用ローラ5a、5bの軸7bに対する旋回角度
をトーセンサ9で検出することによりトー角度を得るよ
うに構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
構成された装置1では、トー検出用ローラ5a、5bが
キャンバ検出用ローラ4b、4c間に配設されているた
め、前記トー検出用ローラ5a、5b間の距離を充分に
確保することができなく、従って、高精度なトー角度を
得ることができなくなるおそれがある。
【0005】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、車輪のトー角度およびキャンバ角度を
高精度に測定することのできるアラインメント測定装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、車長方向に所定距離離間する少なくとも
2つの測定子を有し、前記測定子を車輪の側部に当接さ
せることで、前記車輪のトー角度方向に対する傾斜に応
じて偏位する第1の測定手段と、前記第1の測定手段の
偏位角度を検出する第1の検出手段と、車高方向に所定
距離離間する少なくとも2つの測定子を有し、前記測定
子を車輪の側部に当接させることで、前記車輪のキャン
バ角度方向に対する傾斜に応じて前記第1の測定手段と
独立に偏位する第2の測定手段と、前記第2の測定手段
の偏位角度を検出する第2の検出手段と、を備えること
を特徴とする。
【0007】
【作用】本発明に係るアラインメント測定装置では、車
輪の側部に車長方向に設けた少なくとも2つの測定子を
当接させ、この測定子の偏位をトー角度として検出す
る。また、前記測定子とは独立に車輪の車高方向に設け
た少なくとも2つの測定子を前記車輪に当接させ、この
測定子の偏位をキャンバ角度として検出する。
【0008】
【実施例】本発明に係るアラインメント測定装置につい
て実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に
説明する。
【0009】図1において、参照符号10は本実施例に
係るアラインメント測定装置を示す。この装置10は、
図2および図3に示すように、車両12に装着された4
つの車輪14a乃至14dに対応する位置に夫々配置さ
れるとともに、前記車両12の進入位置あるいは車両1
2の車幅および車長に応じて矢印a、b方向に変位可能
に構成される(特開昭64ー72001号参照)。装置
10は、メインフレーム16を介して車幅方向(矢印a
方向)に変位可能な枠体18を備え、この枠体18上
に、ガイドレール20a、20bを介して車長方向(矢
印b方向)に変位可能な第1テーブル22が載置され
る。
【0010】第1テーブル22上には、ガイドレール2
4a、24bを介して車幅方向に変位可能な第2テーブ
ル26が載置され、この第2テーブル26には、支軸2
8が軸受30を介して矢印c方向に回転可能に支持され
る。支軸28上には、第3テーブル32が載置される。
【0011】第3テーブル32上には、ガイドレール3
4a、34bを介して対向する略L字状に折曲された一
対の支持部材36a、36bが設置される。これらの支
持部材36a、36bは、2本のリンク部材38a、3
8bによって連結されており、クランプシリンダ40の
作用下に支軸28を中心として常時対称に近接および離
間可能に構成される。
【0012】支持部材36aは、その鉛直方向に延在す
る部位の上部に一対のガイドロッド42a、42bを介
して水平方向に設定されたブラケット44を有し、前記
ブラケット44の両端部には、車輪14a乃至14dの
下部側部に当接するクランプ用ローラ46a、46bが
装着される。なお、前記ブラケット44は、支持部材3
6aの側部に固定された昇降シリンダ48によって矢印
d方向に昇降可能に構成される。
【0013】一方、支持部材36bは、その鉛直方向に
延在する部位の上部に図示しない昇降シリンダによって
矢印d方向に昇降する第4テーブル50を備える。前記
第4テーブル50上には、ガイドレール52a、52b
を介してクランプシリンダ53により矢印e方向に変位
可能なブラケット54が設置される。そして、このブラ
ケット54の上端部には、三角形状に形成されたブラケ
ット56が支軸58を中心として矢印f方向に回転可能
に支持されている。また、前記ブラケット54には、前
記ブラケット56に対してレーザビームを照射し、その
反射光を受光することで、ブラケット54に対するブラ
ケット56の傾斜角度を車輪14a乃至14dのキャン
バ角度として検出する反射型センサ57が固定されてい
る(図4参照)。前記ブラケット56には、車輪14a
乃至14dの側部上部および下部の2個所に当接するキ
ャンバ検出用ローラ60a乃至60cが装着される。
【0014】さらに、第4テーブル50の上部には、ブ
ラケット62を介して枠体18に固定される第5テーブ
ル64が設けられる。前記第5テーブル64上には、ガ
イドレール66a、66bを介してクランプシリンダ6
8により矢印e方向に変位可能なブラケット70が設置
される。そして、このブラケット70には、ガイドレー
ル72a、72bを介して矢印g方向に変位可能なブラ
ケット74が装着される。また、前記ブラケット74に
は、支軸76を中心として矢印h方向に旋回可能な支持
部材78が連結される。前記支持部材78は、車長方向
(矢印b方向)に延在し、その両端部には、車輪14a
乃至14dの側部両端側に当接するトー検出用ローラ8
0a、80bが装着される。なお、前記ブラケット74
には、支持部材78に対してレーザビームを照射し、そ
の反射光を受光することで、ブラケット74に対する支
持部材78の傾斜角度を車輪14a乃至14dのトー角
度として検出する反射型センサ82が固定されている
(図4参照)。
【0015】支軸28の上方には、枠体18に固定され
た第6テーブル84上のガイドレール100a、100
bを介して第7テーブル102が矢印b方向に変位可能
に載置され、前記第7テーブル102上には、ガイドレ
ール104a、104bを介して車輪保持台106が矢
印a方向に変位可能に載置される。車輪保持台106に
は、軸受108を介して支軸110が矢印c方向に回動
可能な状態で保持されており、この支軸110上には、
ブラケット112を介して車輪支持ローラ114a、1
14bが保持される。これらの車輪支持ローラ114
a、114bは、モータ115によって回転駆動され
る。
【0016】次に、以上のように構成されるアラインメ
ント測定装置10の動作について、前車輪である車輪1
4aのトー角度およびキャンバ角度を測定する場合につ
いて説明する。
【0017】先ず、車両12をアラインメント測定装置
10に対して進入させ、各車輪14a乃至14dを当該
各アラインメント測定装置10の車輪支持ローラ114
a、114b上に載置する(図2参照)。
【0018】次に、車輪14aに対するアラインメント
測定装置10のクランプシリンダ40を駆動し、支持部
材36a、36bをガイドレール34a、34bに沿っ
て相対的に近接させる。なお、クランプ用ローラ46
a、46bおよびキャンバ検出用ローラ60a乃至60
cの車輪14aに対する高さは予め昇降シリンダ48等
によって調整しておく。
【0019】次いで、クランプ用ローラ46a、46b
およびキャンバ検出用ローラ60b、60cが車輪14
aに当接すると、支持部材36a、36bが車輪14a
のトー角度方向に対する傾斜角度分だけ支軸28を中心
として回動する。その後、クラプシリンダ53を駆動
し、ブラケット56を車輪14aに指向して矢印e方向
に変位させる。この場合、ブラケット56が支軸58を
中心として回動することにより、キャンバ検出用ローラ
60a乃至60cが車輪14aの側面に当接する。そこ
で、ブラケット54に固定された反射型センサ57から
前記ブラケット56に対してレーザビームを照射し、そ
の反射光を検出することにより、ブラケット54に対す
るブラケット56の傾斜角度、すなわち、車輪14aの
キャンバ角度が測定されることになる。
【0020】次に、クランプシリンダ68を駆動し、ブ
ラケット70、74を介して支持部材78を車輪14a
に指向して矢印e方向に変位させる。この場合、支持部
材78が支軸76を中心として回動することにより、ト
ー検出用ローラ80a、80bが車輪14aの側面に当
接する。そこで、ブラケット74に固定された反射型セ
ンサ82から前記支持部材78に対してレーザビームを
照射し、その反射光を検出することにより、ブラケット
74に対する支持部材78の傾斜角度、すなわち、車輪
14aのトー角度が測定されることになる。
【0021】ここで、キャンバ検出用ローラ60a乃至
60cおよびトー検出用ローラ80a、80bは、図5
の模式図に示すように、夫々車輪14aの側面周縁部近
傍の最大スパンとなる位置に当接するように配設され
る。従って、各反射型センサ57、82は、キャンバ角
度およびトー角度を高精度に検出することができる。
【0022】なお、キャンバ検出用ローラ60a乃至6
0cおよびトー検出用ローラ80a、80bを車輪14
aに当接させた状態でモータ115を駆動し、車輪支持
ローラ114a、114bを所定角度ずつ回動させ(例
えば、Nを整数として360/N°ずつN回回動させ
る)、トー角度およびキャンバ角度を複数回検出し、そ
の値を平均化すれば、車輪14aの部分的な変形等の影
響がキャンセルされ、さらに高精度なトー角度およびキ
ャンバ角度を得ることができる。
【0023】同様にして、車輪14b乃至14dのトー
角度およびキャンバ角度を検出することができる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、車輪の側部の上部と下
部とにキャンバ角度検出のための測定子を当接させると
ともに、前記車輪の側部の車長方向両端部にトー角度検
出のための測定子を前記キャンバ角度検出のための測定
子とは独立に当接させ、各測定子の偏位を検出すること
により、トー角度およびキャンバ角度をともに高精度に
検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアラインメント測定装置の一実施
例を示す斜視説明図である。
【図2】前記装置に対して車両を設置した状態を示す斜
視説明図である。
【図3】前記装置の平面説明図である。
【図4】車輪に対してキャンバ角度用の測定子およびト
ー角度用の測定子を当接させた状態の説明図である。
【図5】キャンバ角度用の測定子およびトー角度用の測
定子の配置を説明するための模式図である。
【図6】従来技術に係るアラインメント測定装置の説明
図である。
【符号の説明】
10…アラインメント測定装置 12…車両 14a〜14d…車輪 46a、46b…クランプ用ローラ 57、82…反射型センサ 60a〜60c…キャンバ検出用ローラ 80a、80b…トー検出用ローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車長方向に所定距離離間する少なくとも2
    つの測定子を有し、前記測定子を車輪の側部に当接させ
    ることで、前記車輪のトー角度方向に対する傾斜に応じ
    て偏位する第1の測定手段と、 前記第1の測定手段の偏位角度を検出する第1の検出手
    段と、 車高方向に所定距離離間する少なくとも2つの測定子を
    有し、前記測定子を車輪の側部に当接させることで、前
    記車輪のキャンバ角度方向に対する傾斜に応じて前記第
    1の測定手段と独立に偏位する第2の測定手段と、 前記第2の測定手段の偏位角度を検出する第2の検出手
    段と、 を備えることを特徴とするアラインメント測定装置。
JP3333393A 1991-12-17 1991-12-17 アラインメント測定装置 Pending JPH05164505A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3333393A JPH05164505A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 アラインメント測定装置

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JP3333393A JPH05164505A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 アラインメント測定装置

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Publication Number Publication Date
JPH05164505A true JPH05164505A (ja) 1993-06-29

Family

ID=18265620

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3333393A Pending JPH05164505A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 アラインメント測定装置

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JP (1) JPH05164505A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103162970A (zh) * 2013-03-14 2013-06-19 哈尔滨工业大学 一种具有俯仰转动和侧倾转动的星球车实验土槽

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103162970A (zh) * 2013-03-14 2013-06-19 哈尔滨工业大学 一种具有俯仰转动和侧倾转动的星球车实验土槽

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