JPH051624Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH051624Y2 JPH051624Y2 JP4878587U JP4878587U JPH051624Y2 JP H051624 Y2 JPH051624 Y2 JP H051624Y2 JP 4878587 U JP4878587 U JP 4878587U JP 4878587 U JP4878587 U JP 4878587U JP H051624 Y2 JPH051624 Y2 JP H051624Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- partition plate
- chambers
- shaped cross
- engine exhaust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 20
- 230000003584 silencer Effects 0.000 claims description 7
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はエンジンの排気サイレンサに関するも
のである。
のである。
(従来技術)
筒状のケーシングの両端開口部が端板により閉
塞されると共にケーシング内に複数の部屋に区画
する仕切板が配設され、上記端板は排気管を貫通
支持し、仕切板は排気管及び各部屋を連通する連
通管を貫通支持したサイレンサが開示されてい
る。(実開昭57−160910号公報) 上記仕切板は通常鉄板をプレス加工により断面
コ字状に打抜いて作られ、そのフランジ部をケー
シングの内壁面にスポツト溶接などにより接着し
て取付けられる。
塞されると共にケーシング内に複数の部屋に区画
する仕切板が配設され、上記端板は排気管を貫通
支持し、仕切板は排気管及び各部屋を連通する連
通管を貫通支持したサイレンサが開示されてい
る。(実開昭57−160910号公報) 上記仕切板は通常鉄板をプレス加工により断面
コ字状に打抜いて作られ、そのフランジ部をケー
シングの内壁面にスポツト溶接などにより接着し
て取付けられる。
また、サイレンサの取付スペースの関係上ケー
シングの断面形状を略四角形にする場合がある
が、ケーシングの壁面が平面であるため円筒の場
合に比べて強度が劣り、排ガスの圧力や高熱に加
えて車の走行時の振動により上記壁面が脈打ち振
動を起こし易い。
シングの断面形状を略四角形にする場合がある
が、ケーシングの壁面が平面であるため円筒の場
合に比べて強度が劣り、排ガスの圧力や高熱に加
えて車の走行時の振動により上記壁面が脈打ち振
動を起こし易い。
一方、上記仕切板はフランジ部を周囲に連続的
かつ一体的に形成しているため剛性が大きく、上
記フランジ部は上記ケーシングの壁面の振動に追
従して振動し難い。そのため両者の溶接接着部が
破断してケーシングの壁面と仕切板のフランジ部
との間に大きな隙間を生じ消音性能が悪くなると
いう問題があつた。
かつ一体的に形成しているため剛性が大きく、上
記フランジ部は上記ケーシングの壁面の振動に追
従して振動し難い。そのため両者の溶接接着部が
破断してケーシングの壁面と仕切板のフランジ部
との間に大きな隙間を生じ消音性能が悪くなると
いう問題があつた。
(考案の目的)
本考案は上記問題点を解消するため、角形筒状
のケーシング内に配設する仕切板のフランジ部の
角部に切欠きを設けて該フランジ部の剛性を小さ
くしてケーシングの壁面の振動に仕切板のフラン
ジ部を追従させることにより溶接接着部の破断を
防止することを目的とするものである。
のケーシング内に配設する仕切板のフランジ部の
角部に切欠きを設けて該フランジ部の剛性を小さ
くしてケーシングの壁面の振動に仕切板のフラン
ジ部を追従させることにより溶接接着部の破断を
防止することを目的とするものである。
(考案の構成)
上記目的を達成するための本考案は、少なくと
も一つの平面部を有する角形筒状のケーシング内
に、複数の部屋に区画すると共に該部屋同志を連
通する連通管及び排気管を貫通支持する断面コ字
状の仕切板を配設し、また上記ケーシングの両端
開口部をそれぞれ上記排気管を貫通支持する端板
により閉塞してなるエンジンの排気サイレンサに
おいて、上記ケーシングの内壁面に接着する上記
仕切板のフランジ部の角部に切欠きを設けたもの
である。
も一つの平面部を有する角形筒状のケーシング内
に、複数の部屋に区画すると共に該部屋同志を連
通する連通管及び排気管を貫通支持する断面コ字
状の仕切板を配設し、また上記ケーシングの両端
開口部をそれぞれ上記排気管を貫通支持する端板
により閉塞してなるエンジンの排気サイレンサに
おいて、上記ケーシングの内壁面に接着する上記
仕切板のフランジ部の角部に切欠きを設けたもの
である。
(実施例)
以下図面にもとづいて本考案の実施例を説明す
る。
る。
1は鋼板製のケーシングで、すくなくとも一つ
の平面部1aを有する角形即ち四角形の筒状をな
している。
の平面部1aを有する角形即ち四角形の筒状をな
している。
2,2はそれぞれ鋼板製の断面コ字状の仕切板
で、ケーシング1内を複数の部屋に区画するよう
に配設されるためのものであり、ケーシング1と
同様四角形をなしている。
で、ケーシング1内を複数の部屋に区画するよう
に配設されるためのものであり、ケーシング1と
同様四角形をなしている。
また、仕切板2,2はそれぞれフランジ部2a
の角部に切欠き3を形成し、排気管4,5及びケ
ーシング1内の部屋同志を連通する連通管6をそ
れぞれ貫通支持するための貫通孔7を形成してい
る。
の角部に切欠き3を形成し、排気管4,5及びケ
ーシング1内の部屋同志を連通する連通管6をそ
れぞれ貫通支持するための貫通孔7を形成してい
る。
そして、仕切板2,3に上記排気管4,5及び
連通管6を貫通し溶接したのちケーシング1内に
嵌装し、平面部1aの内壁面に接合するフランジ
部2aはスポツト溶接により接着される。
連通管6を貫通し溶接したのちケーシング1内に
嵌装し、平面部1aの内壁面に接合するフランジ
部2aはスポツト溶接により接着される。
次にケーシング1の両端開口部が上記排気管
4,5を貫通支持する鋼板製の端板8,9により
気密に閉塞される。
4,5を貫通支持する鋼板製の端板8,9により
気密に閉塞される。
従つて、エンジンの作動時高温高圧の排ガスが
ケーシング1内に流入しこれに車の走行による振
動が加わると平面部1aは内圧力、熱変形および
振動により大きく変動する。これに対し仕切板2
のフランジ部2aは切欠き3により剛性が小さく
なつているため平面部1aと共に殆んど抵抗なく
変動し溶接部を破断するような力は作用しない。
ケーシング1内に流入しこれに車の走行による振
動が加わると平面部1aは内圧力、熱変形および
振動により大きく変動する。これに対し仕切板2
のフランジ部2aは切欠き3により剛性が小さく
なつているため平面部1aと共に殆んど抵抗なく
変動し溶接部を破断するような力は作用しない。
(考案の効果)
本考案は、角形筒状のケーシング内に嵌装され
る断面コ字状の仕切板のフランジ部の角部に切欠
きを設けているので、フランジ部の剛性が従来の
切欠きを設けない仕切板に比べて著しく減少し、
そのためエンジンの作動時ケーシングの平面部の
大きな変動に対し追従して変動することができ
る。したがつて従来のようにケーシングと仕切板
のフランジ部との溶接が破断し両者の間に隙間を
生じて消音性能を悪くすることがなくなる。
る断面コ字状の仕切板のフランジ部の角部に切欠
きを設けているので、フランジ部の剛性が従来の
切欠きを設けない仕切板に比べて著しく減少し、
そのためエンジンの作動時ケーシングの平面部の
大きな変動に対し追従して変動することができ
る。したがつて従来のようにケーシングと仕切板
のフランジ部との溶接が破断し両者の間に隙間を
生じて消音性能を悪くすることがなくなる。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は第1図の−矢視断面図、第3図は仕切板
の斜視図である。 1……ケーシング、1a……平面部、2……仕
切板、2a……フランジ部、3……切欠き、4,
5……排気管、6……連通管、8,9……端板。
図は第1図の−矢視断面図、第3図は仕切板
の斜視図である。 1……ケーシング、1a……平面部、2……仕
切板、2a……フランジ部、3……切欠き、4,
5……排気管、6……連通管、8,9……端板。
Claims (1)
- 少なくとも一つの平面を有する角形筒状のケー
シング内に、複数の部屋に区画すると共に該部屋
同志を連通する連通管及び排気管を貫通支持する
断面コ字状の仕切板を配設し、また上記ケーシン
グの両端開口部をそれぞれ上記配気管を貫通支持
する端板により閉塞してなるエンジンの排気サイ
レンサにおいて、上記平面部に位置する断面コ字
状のフランジ部のうち該平面部の境界部に対向す
る部位に、切欠きを設けたことを特徴とするエン
ジンの排気サイレンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4878587U JPH051624Y2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4878587U JPH051624Y2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63154718U JPS63154718U (ja) | 1988-10-11 |
JPH051624Y2 true JPH051624Y2 (ja) | 1993-01-18 |
Family
ID=30870641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4878587U Expired - Lifetime JPH051624Y2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH051624Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4576239B2 (ja) * | 2005-01-07 | 2010-11-04 | 三恵技研工業株式会社 | エンジン用マフラ |
-
1987
- 1987-03-30 JP JP4878587U patent/JPH051624Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63154718U (ja) | 1988-10-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH06575Y2 (ja) | 内燃機関用マフラー | |
JPH03264715A (ja) | 内燃機関のマフラ | |
JPH051624Y2 (ja) | ||
JPH0437222Y2 (ja) | ||
JPS601215Y2 (ja) | マフラ | |
JPH0241294Y2 (ja) | ||
JPS6327054Y2 (ja) | ||
JPH0618645U (ja) | 二重構造のシリンダーヘッドカバー | |
JPH0223775Y2 (ja) | ||
JP2594274Y2 (ja) | 能動型消音器 | |
JP2529574Y2 (ja) | 車両用マフラーの仕切板構造 | |
JPS636406Y2 (ja) | ||
JPH0512617U (ja) | エンジン用マフラ構造 | |
JPH0442486Y2 (ja) | ||
JPH0763037A (ja) | 汎用エンジン用マフラ | |
JPH0740647Y2 (ja) | エンジンのマフラー | |
JP6806664B2 (ja) | マフラー装置 | |
JP2525263Y2 (ja) | スタンプドマフラ | |
JPH068251Y2 (ja) | 排気サイレンサ− | |
JPH064016Y2 (ja) | 内燃機関用消音器 | |
JPS5920846B2 (ja) | マフラの連結構造 | |
JP3059057B2 (ja) | スプリッター型消音器 | |
JPH0111937Y2 (ja) | ||
JPS5840247Y2 (ja) | ニジユウマキマフラ | |
JPH0430331Y2 (ja) |