JPS6327054Y2 - - Google Patents

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JPS6327054Y2
JPS6327054Y2 JP2886783U JP2886783U JPS6327054Y2 JP S6327054 Y2 JPS6327054 Y2 JP S6327054Y2 JP 2886783 U JP2886783 U JP 2886783U JP 2886783 U JP2886783 U JP 2886783U JP S6327054 Y2 JPS6327054 Y2 JP S6327054Y2
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JP
Japan
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glass wool
wall
outer box
molded glass
chamber
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JP2886783U
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JPS59135317U (ja
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Priority to PCT/JP1984/000013 priority patent/WO1984002954A1/ja
Priority to US06/650,634 priority patent/US4598790A/en
Priority to GB08423096A priority patent/GB2143902B/en
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、内燃機関の排気装置に設けられる
消音器に関するものである。
消音器には種々の構造のものがあるが、例えば
自動二輪車の排気装置の消音器として、外箱の内
部を長手方向に並ぶ複数のチヤンバに区切る隔壁
を備え、かつ、外箱の内面に吸音断熱材として、
本出願人の先願である特願昭58年6588号の成形グ
ラスウールによる成形グラスウール壁を備えたも
のがある。この種の従来の消音器では、隔壁の外
周縁を外箱の内径に合わせた筒状となして、隔壁
外周の全周を外箱内面に接触させ、スポツト溶接
して隔壁を外箱に固着しており、そして、成形グ
ラスウール壁は、隔壁で区切られた各チヤンバ毎
に別個に設けられていた。このような消音器で
は、その組立て作業において、成形グラスウール
壁を外箱内に装着することは、それが各チヤンバ
毎に別体であるため、煩雑である。また、部品点
数が多く、成形グラスウール壁の生産上も不利
で、コスト増の要因となる。
この考案は上記従来の欠点を解消するためにな
されたもので、成形グラスウール壁の外箱への装
着が容易であり、また成形グラスウール壁の生産
性に関しても有利な消音器を得ることを目的とす
るものである。
以下、本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図は自動二輪車の排気装置に設けられた消
音器の縦断面図、第2図は第1図の−線断面
図を示し、この消音器Aは、図示せぬエンジンの
排気ポートに接続されたエキゾーストパイプ1の
端部に接続されている。
この消音器Aは、鋼板製の外箱2と、外箱2の
内面に吸音断熱材として装着された成形グラスウ
ール壁3と、外箱2の内部を長手方向に並ぶ3つ
のチヤンバ、すなわち第1チヤンバ4a,第2チ
ヤンバ4b,第3チヤンバ4cに区切る。2個の
鋼板製の隔壁5,6と、第1チヤンバ4aと第3
チヤンバ4cとを直接連通させる連通パイプ7
と、第3チヤンバ4cと第2チヤンバ4bとを連
通させる連通パイプ8と、第2チヤンバ4bを直
接外部に開通させる排気パイプ9とからなつてい
る。
そして、エキゾーストパイプ1の端部は、外箱
2内に挿通され、ろう付け等で外箱2に固定され
ている。なお、エキゾーストパイプ1の外箱2内
の部分1aは、詳細は略すが消音構造とされてい
る。
前記外箱2は、第3図の分解斜視図にも示すよ
うに、半円形断面の2枚の外板10,11を合わ
せて形成され、一端部にエキゾーストパイプ1を
挿入する半円状部10a,11aを持ち、一方の
外板11の他端部に排出パイプ9を通す穴11b
を持つ。
本考案における前記成形グラスウール壁3は、
外箱2内の各チヤンバ4a,4b,4cを通じて
一体とされた縦割りの分割片12,13で形成さ
れるとともに、隔壁5,6に対応する位置に切欠
き12a,13aを有している。この分割片1
2,13は、綿状のグラスウールを外板10,1
1の内面形状に合わせて圧縮定形化したものであ
る。また、エキゾーストパイプ1を挿入する半円
状凹部12b,13b、および排出パイプ9を通
す穴13cを持つ。
また、隔壁5,6は、成形グラスウール壁3の
内径に合う外径の筒状外周部5a,6aを有し、
かつ、前記切欠きに対応した位置に第2図、およ
び第4図に示すように外板10,11の内面に接
触できる高さの突出部5b,6bが形成され、こ
の突出部5b,6bは外板10,11にスポツト
溶接されている。
上述の消音器Aの組立てについて説明すると、
隔壁5,6には連通パイプ7,8、排出パイプ9
をあらかじめ溶接して取り付けておく、次いで、
一方の外板11にこれに対応する分割片13を合
わせ、その上からエキゾーストパイプ1の端部を
収容し、かつ、連通パイプ7,8、排出パイプ9
を一体化した隔壁5,6をその突出部5b,6b
が分割片12,13の切欠き12a,13aに挿
入されるようにして収容し、ついで他方の分割片
12をその切欠き12aを隔壁5,6の突出部5
b,6bに合わせて被せ、その上から他方の外板
10を被せ、ついで外板10,11の縁部10
c,11cどうしをスポツト溶接し、かつ、隔壁
5,6の突出部5b,6bと外板10,11とを
スポツト溶接し、さらにエキゾーストパイプ1、
および排出パイプ9を外板10,11にろう付け
する。なお、分割片12,13と隔壁5,6、分
割片12,13と外板10,11あるいは、分割
片12,13の互いの接触面どうし等は、必要が
あれば耐熱性接着剤を用いて接着する。
上記組立作業において、成形グラスウール壁3
を構成する分割片12,13が各チヤンバ4a,
4b,4cを通じて、すなわち長手方向に一体で
あるので、従来の如く各チヤンバ毎に別体の成形
グラスウール壁を別個に装着するものと比べて、
成形グラスウール壁の装着作業が容易であり、ま
た成形グラスウール壁の生産に関しても能率的
で、コスト低減が図られる。また、隔壁5,6
は、成形グラスウール壁3の押えを兼ねているの
で、成形グラスウール壁3の固定手段の1つとし
て有効である。さらに、隔壁5,6と外板10,
11とは直接スポツト溶接されているから、隔壁
5,6の固定は確実である。
なお、実施例では隔壁5,6に突出部5b,6
bを形成したが、外板10,11側に、分割片1
2,13の切欠き12a,13aに挿入される突
出部を形成して隔壁5,6と外板10,11との
接合を行つてもよい。
また、本考案が適用される消音器の構造につい
ては種々のものが考えられ、要するに、消音器の
外箱の内部が隔壁によつて長手方向に並ぶ複数の
チヤンバに区切られるものであればよく、エキゾ
ーストパイプに一体に連続する排気チヤンバを備
えたものにも適用できる。
以上説明したように本考案は、内燃機関の排気
装置に設けられた消音器であつて、その外箱の内
部を長手方向に並ぶ複数のチヤンバに区切る隔壁
を備え、かつ、外箱の内面に成形グラスウール壁
を備えたものにおいて、前記成形グラスウール壁
は、外箱内の各チヤンバを通じて一体とされた縦
割りの分割片で形成されるとともに、隔壁に対応
する位置に切欠きを有し、隔壁または外箱の一方
には前記成形グラスウール壁の切欠きに挿入され
る突出部が形成され、この突出部において隔壁と
外箱とが固着されているので、消音器の組立てに
おいて成形グラスウール壁の装着が容易であり、
かつ、成形グラスウール壁の生産に関しても能率
的で、コスト低減が図られる等種々の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は消音器の縦断面図、第2図は第1図における
−線断面図、第3図は分解斜視図、第4図は第
2図における−線の要部断面図である。 A……消音器、2……外箱、3……成形グラス
ウール壁、4a……第1チヤンバ、4b……第2
チヤンバ、4c……第3チヤンバ、5,6……隔
壁、5a,6a……筒状外周部、5b,6b……
突出部、10,11……外板、12,13……分
割片、12a,13a……切欠き。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内燃機関の排気装置に設けられた消音器であつ
    て、その外箱の内部を長手方向に並ぶ複数のチヤ
    ンバに区切る隔壁を備え、かつ、外箱の内面に成
    形グラスウール壁を備えたものにおいて、前記成
    形グラスウール壁は、外箱内の各チヤンバを通じ
    て一体とされた縦割りの分割片で形成されるとと
    もに、隔壁に対応する位置に切欠きを有し、隔壁
    または外箱の一方には前記成形グラスウール壁の
    切欠きに挿入される突出部が形成され、この突出
    部において隔壁と外箱とが固着されたことを特徴
    とする消音器。
JP2886783U 1983-01-20 1983-02-28 消音器 Granted JPS59135317U (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2886783U JPS59135317U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 消音器
PCT/JP1984/000013 WO1984002954A1 (en) 1983-01-20 1984-01-20 Heat and sound insulating apparatus
US06/650,634 US4598790A (en) 1983-01-20 1984-01-20 Heat and sound insulation device
GB08423096A GB2143902B (en) 1983-01-20 1984-01-20 Heat and sound insulating apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2886783U JPS59135317U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 消音器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59135317U JPS59135317U (ja) 1984-09-10
JPS6327054Y2 true JPS6327054Y2 (ja) 1988-07-22

Family

ID=30159744

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2886783U Granted JPS59135317U (ja) 1983-01-20 1983-02-28 消音器

Country Status (1)

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JP (1) JPS59135317U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2525263Y2 (ja) * 1989-06-28 1997-02-05 三恵工業株式会社 スタンプドマフラ
JP2014218924A (ja) 2013-05-07 2014-11-20 株式会社神戸製鋼所 消音器遮音構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59135317U (ja) 1984-09-10

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