JPS62111112A - 自動二輪車用エンジンの排気管装置 - Google Patents
自動二輪車用エンジンの排気管装置Info
- Publication number
- JPS62111112A JPS62111112A JP25161585A JP25161585A JPS62111112A JP S62111112 A JPS62111112 A JP S62111112A JP 25161585 A JP25161585 A JP 25161585A JP 25161585 A JP25161585 A JP 25161585A JP S62111112 A JPS62111112 A JP S62111112A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- expansion
- exhaust pipe
- uneven
- expansion case
- partition wall
- Prior art date
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- Granted
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- Exhaust Silencers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は消音塁としての膨張ケースを有するエンジン
の排気管装置に関する。
の排気管装置に関する。
(従来の技術)
エンジンの排気音を減衰させるために、従来より、排気
管の一部を膨張ケースとしたものがあり、この膨張ケー
スには、例えば、特開昭57−122111号公報で示
されるように構成されたものがある。
管の一部を膨張ケースとしたものがあり、この膨張ケー
スには、例えば、特開昭57−122111号公報で示
されるように構成されたものがある。
この4R戊によれば、膨張ケースは補強用の凹凸面を有
する膨張ケース本体を有し、この膨張ケース本体の内面
には同じく補強用等の内張板が接合され、また、同上膨
張ケース本体内にはこの内部を通過する排気が膨張、収
縮を繰り返して騒音の効果的な減衰がなされるようにこ
の内部空間を区画する仕切壁が設けられる。
する膨張ケース本体を有し、この膨張ケース本体の内面
には同じく補強用等の内張板が接合され、また、同上膨
張ケース本体内にはこの内部を通過する排気が膨張、収
縮を繰り返して騒音の効果的な減衰がなされるようにこ
の内部空間を区画する仕切壁が設けられる。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、上記従来構成では膨張ケース本体の内面に内
張板を接合させた場合、この両者間に空間が形成されて
いるが、上記空間の形成は膨張ケース本体内の膨張室容
積を減少させる結果となる。このため、この膨張ケース
本体内での排気の膨張率が低下して消音効果が低下する
という不都合を生じるおそれがある。
張板を接合させた場合、この両者間に空間が形成されて
いるが、上記空間の形成は膨張ケース本体内の膨張室容
積を減少させる結果となる。このため、この膨張ケース
本体内での排気の膨張率が低下して消音効果が低下する
という不都合を生じるおそれがある。
また、上記仕v′J壁を膨張ケース本体に組み付けよう
とする場合、従来の内張板の内面は平坦面であることか
ら、この内張板に対する内張板の位置決めは困難であり
、よって、膨張ケース本体に対゛する仕切壁の組み付は
作業は煩雑となってい、る。
とする場合、従来の内張板の内面は平坦面であることか
ら、この内張板に対する内張板の位置決めは困難であり
、よって、膨張ケース本体に対゛する仕切壁の組み付は
作業は煩雑となってい、る。
(発明の目的)
この発明は、上記のような事情に注目してなされたもの
で、膨張ケース本体内の膨張室容積をより大きく確保で
きるようにし、かつ、膨張ケース本体に対する仕切壁の
組み付は作業が容易にできるようにすることを目的とす
る。
で、膨張ケース本体内の膨張室容積をより大きく確保で
きるようにし、かつ、膨張ケース本体に対する仕切壁の
組み付は作業が容易にできるようにすることを目的とす
る。
(発明の構成)
上記目的を達成するためのこの発明の特徴とするところ
は、内張板が膨張ケース本体内面の凹凸面に合致するよ
うにこの内張板を凹凸状に形成し、仕切壁の端部をこの
凹凸状とされた内張板内面の凹部に嵌入させた点にある
。
は、内張板が膨張ケース本体内面の凹凸面に合致するよ
うにこの内張板を凹凸状に形成し、仕切壁の端部をこの
凹凸状とされた内張板内面の凹部に嵌入させた点にある
。
(実施例)
以下、この発明の実施例を図面により説明する。
第1図において、1はスクータ型自動二輪車で、その車
体フレーム2の前後には前輪3と後輪4が支承され、ま
た、前輪3を操向するハンドル−5が設けられる。7は
シートである。
体フレーム2の前後には前輪3と後輪4が支承され、ま
た、前輪3を操向するハンドル−5が設けられる。7は
シートである。
上記シート7下方の車体フレーム2にはエンジン8が支
持され、このエンジン8によって上記後輪4が走行駆動
される。このエンジン8には排気管装置9が設けられ、
この排気管装置9はエンジン8のシリンダから延出され
る排気管10と、この排気管10の延出端に連結される
消音器たる膨張ケース11とで構成される。
持され、このエンジン8によって上記後輪4が走行駆動
される。このエンジン8には排気管装置9が設けられ、
この排気管装置9はエンジン8のシリンダから延出され
る排気管10と、この排気管10の延出端に連結される
消音器たる膨張ケース11とで構成される。
第2図以下の各図を参照して、上記膨張ケース11につ
き説明する。
き説明する。
この膨張ケース11は上記排気管lO端に連結される板
金製の膨張ケース本体13を有している。この膨張ケー
ス本体13は長細い一対の椀状体15.15を有し、こ
れら椀状体15.15はその開口縁同士が互いに接合さ
れると共にその開口縁同士が溶接されたいわゆる最中合
せ構造とされ、かつ、その断面はほぼ円形とされている
。この各椀状体15.15はその開口縁を除く部分が折
曲されて凹凸面16が形成されている。
金製の膨張ケース本体13を有している。この膨張ケー
ス本体13は長細い一対の椀状体15.15を有し、こ
れら椀状体15.15はその開口縁同士が互いに接合さ
れると共にその開口縁同士が溶接されたいわゆる最中合
せ構造とされ、かつ、その断面はほぼ円形とされている
。この各椀状体15.15はその開口縁を除く部分が折
曲されて凹凸面16が形成されている。
上記椀状体15の各内面にはこの椀状体15の長手方向
中途部に板金製でこの椀状体15の長手方向に延びる帯
板状の三木の内張板17がそれぞれ接合される。この内
張板17は膨張ケース本体13の内面に周方向はぼ等間
隔に配置される。
中途部に板金製でこの椀状体15の長手方向に延びる帯
板状の三木の内張板17がそれぞれ接合される。この内
張板17は膨張ケース本体13の内面に周方向はぼ等間
隔に配置される。
また、上記膨張ケース本体13内にはこの内部空間を区
画するほぼ円形の第1〜第3仕切壁19〜21が設けら
れ、各仕切壁19〜21はその外周縁が膨張ケース本体
13の内面に溶接されている。そして、この区画によっ
て、排気管lO側から排気の下流側にかけて膨張ケース
本体13内に順次第1〜第4膨張室23〜26が形成さ
れる。
画するほぼ円形の第1〜第3仕切壁19〜21が設けら
れ、各仕切壁19〜21はその外周縁が膨張ケース本体
13の内面に溶接されている。そして、この区画によっ
て、排気管lO側から排気の下流側にかけて膨張ケース
本体13内に順次第1〜第4膨張室23〜26が形成さ
れる。
前記排気管10を第2膨張室24に連通させる第1連通
管2Bが第1仕切壁19を貫通して設けられる。この第
1連通管28は多数の孔28aを有する内筒28bと、
この内筒28bに外嵌される外筒28cとの二重管構造
とされ、この両者で共鳴箱が形成される。また、第2膨
張室24を第4膨張室26に連通させる第2連通管29
が第2仕切壁20と第3仕切壁21を貫通して設けられ
る。この第2連通管29もパンチングメタルで形成され
る内筒29aと、外r1129bとの二重管構造とされ
、この両者間に共鳴箱が形成されると共にこの箱内には
防音材であるグラスウール29cが充填される。また、
第4膨張室26を第3膨張室25に連通させる第3連通
管30が第3仕切壁21を貫通して設けられ、この第3
膨張室25にはこの第3膨張室25から外部に向って排
気を排出させるテールパイプ32が設けられている。ま
た、前記第1仕切壁19には第111a!張室23と第
2膨張室24を連通させる貫通孔19aが形成される。
管2Bが第1仕切壁19を貫通して設けられる。この第
1連通管28は多数の孔28aを有する内筒28bと、
この内筒28bに外嵌される外筒28cとの二重管構造
とされ、この両者で共鳴箱が形成される。また、第2膨
張室24を第4膨張室26に連通させる第2連通管29
が第2仕切壁20と第3仕切壁21を貫通して設けられ
る。この第2連通管29もパンチングメタルで形成され
る内筒29aと、外r1129bとの二重管構造とされ
、この両者間に共鳴箱が形成されると共にこの箱内には
防音材であるグラスウール29cが充填される。また、
第4膨張室26を第3膨張室25に連通させる第3連通
管30が第3仕切壁21を貫通して設けられ、この第3
膨張室25にはこの第3膨張室25から外部に向って排
気を排出させるテールパイプ32が設けられている。ま
た、前記第1仕切壁19には第111a!張室23と第
2膨張室24を連通させる貫通孔19aが形成される。
そして、図中矢印で示すように排気は上記排気管10か
らテールパイプ32に至る間で、各膨張室23〜26と
各連通管28〜30を順次通過し、このときに膨張、収
縮を繰り返すことによって排気騒音の減衰がなされる。
らテールパイプ32に至る間で、各膨張室23〜26と
各連通管28〜30を順次通過し、このときに膨張、収
縮を繰り返すことによって排気騒音の減衰がなされる。
上記構成において、前記各内張板17は椀状体15に形
成された凹凸面16の内面に合致するようにそれぞれ凹
凸状に形成されている。そして、椀状体15の内面に各
内張板17が全面的に面接合され、この椀状体15に溶
接されている。
成された凹凸面16の内面に合致するようにそれぞれ凹
凸状に形成されている。そして、椀状体15の内面に各
内張板17が全面的に面接合され、この椀状体15に溶
接されている。
また、上記第1仕切壁19はその外周部がこの内張板1
7内面の凹部33に位置させられている。この第1仕F
A1919の外周面には各内張板17に対向する位置で
それぞれ凹面34が形成されており、この内張板17の
上記凹部33と第1仕fiil19の凹面34との間に
はスリットが形成されている。この場合、上記凹面34
を形成した第1仕切壁19の部分は第3図で示すように
上記凹部33に嵌入され、膨張ケース本体13の長手方
向における第1仕切壁19の位置決めがなされている。
7内面の凹部33に位置させられている。この第1仕F
A1919の外周面には各内張板17に対向する位置で
それぞれ凹面34が形成されており、この内張板17の
上記凹部33と第1仕fiil19の凹面34との間に
はスリットが形成されている。この場合、上記凹面34
を形成した第1仕切壁19の部分は第3図で示すように
上記凹部33に嵌入され、膨張ケース本体13の長手方
向における第1仕切壁19の位置決めがなされている。
また、上記凹部33と凹面34間のスリットを通し第1
.第2膨張室23.24に跨って膨張ケース本体13お
よび内張板17の内面に防音材であるグラスウール35
が貼り付けられている。
.第2膨張室23.24に跨って膨張ケース本体13お
よび内張板17の内面に防音材であるグラスウール35
が貼り付けられている。
この場合、グラスウール35は第1仕切i19の凹面3
4で押え付けられており、これによってグラスウール3
5は膨張ケース本体工3の内面側に固定されている。
4で押え付けられており、これによってグラスウール3
5は膨張ケース本体工3の内面側に固定されている。
(発明の効果)
この発明によれば、膨張ケース本体内面の凹凸面に合致
するように内張板を凹凸状に形成したため、膨張ケース
本体内面に内張板を接合させるとき、この両者間に形成
される空間容積を小さく抑えることができる。従って、
上記空間容積を小さくした分だけ膨張ケース内の膨張室
容積を大きく確保できるのであり、よって、排気の膨張
率を向上させて消音効果を良好に保つことができる。
するように内張板を凹凸状に形成したため、膨張ケース
本体内面に内張板を接合させるとき、この両者間に形成
される空間容積を小さく抑えることができる。従って、
上記空間容積を小さくした分だけ膨張ケース内の膨張室
容積を大きく確保できるのであり、よって、排気の膨張
率を向上させて消音効果を良好に保つことができる。
また、仕切壁の端部を凹凸状とされた内張板内面の凹部
に嵌入させたため、膨張ケース本体内に仕切壁を組み付
けようとする場合、この仕切壁の端部をこの凹部に嵌入
させることによって膨張ケース本体に対する仕切壁の位
置決めが可能となる。従って、膨張ケース本体に対する
仕切壁の組み付は作業は容易になされることとなる。
に嵌入させたため、膨張ケース本体内に仕切壁を組み付
けようとする場合、この仕切壁の端部をこの凹部に嵌入
させることによって膨張ケース本体に対する仕切壁の位
置決めが可能となる。従って、膨張ケース本体に対する
仕切壁の組み付は作業は容易になされることとなる。
図はこの発明の実施例を示し、第1図は膨張ケースの縦
断面図、第2図は自動二輪車の全体側面図、第3図は第
1図の平面部分断面図、第4図は第1図のIV−IV線
矢視断面図、第5図は同第1図のIV−TV線矢視断面
図、第6図は同第1図のVl−Vl線矢視断面図である
。 9・−排気管装置、11・・膨張ケース、13・・膨張
ケース本体、16・・凹凸面、17・・内張板、19・
・第1仕切壁(仕切壁)、33・・・凹部。
断面図、第2図は自動二輪車の全体側面図、第3図は第
1図の平面部分断面図、第4図は第1図のIV−IV線
矢視断面図、第5図は同第1図のIV−TV線矢視断面
図、第6図は同第1図のVl−Vl線矢視断面図である
。 9・−排気管装置、11・・膨張ケース、13・・膨張
ケース本体、16・・凹凸面、17・・内張板、19・
・第1仕切壁(仕切壁)、33・・・凹部。
Claims (1)
- 1、排気管の一部を構成する膨張ケースを凹凸面を有す
る膨張ケース本体と、この膨張ケース本体の内面に接合
される内張板と、同上膨張ケース本体内を区画する仕切
壁とで構成したエンジンの排気管装置において、上記内
張板が膨張ケース本体内面の凹凸面に合致するようにこ
の内張板を凹凸状に形成し、仕切壁の端部をこの凹凸状
とされた内張板内面の凹部に嵌入させたことを特徴とす
るエンジンの排気管装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60251615A JPH06102967B2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | 自動二輪車用エンジンの排気管装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60251615A JPH06102967B2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | 自動二輪車用エンジンの排気管装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62111112A true JPS62111112A (ja) | 1987-05-22 |
JPH06102967B2 JPH06102967B2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=17225455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60251615A Expired - Lifetime JPH06102967B2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | 自動二輪車用エンジンの排気管装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06102967B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012000653A (ja) * | 2010-06-18 | 2012-01-05 | Sakamoto Industry Co Ltd | 筒型成形品の成形方法および装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5683621U (ja) * | 1979-11-30 | 1981-07-06 |
-
1985
- 1985-11-08 JP JP60251615A patent/JPH06102967B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5683621U (ja) * | 1979-11-30 | 1981-07-06 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012000653A (ja) * | 2010-06-18 | 2012-01-05 | Sakamoto Industry Co Ltd | 筒型成形品の成形方法および装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06102967B2 (ja) | 1994-12-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |