JPH072976Y2 - 内燃機関のマフラ - Google Patents

内燃機関のマフラ

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JPH072976Y2
JPH072976Y2 JP1988160686U JP16068688U JPH072976Y2 JP H072976 Y2 JPH072976 Y2 JP H072976Y2 JP 1988160686 U JP1988160686 U JP 1988160686U JP 16068688 U JP16068688 U JP 16068688U JP H072976 Y2 JPH072976 Y2 JP H072976Y2
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communication pipe
partition plate
muffler
support groove
pipe support
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良典 篠原
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は内燃機関に使用されるマフラの構造に関する。
《従来技術》 内燃機関に使用するマフラは、従来から各種提案されて
いる。そして、汎用エンジンに使用する従来のマフラと
して、例えば第4図に示すものが知られている。
これは、二つ割り構造に形成したマフラケース(51)の
合わせ面部分に仕切板(52)を挟持固定することによ
り、マフラ本体内を二つの膨張室(53)に区画形成し、
仕切板(52)に断面半円状の溝(54)を凹陥形成すると
ともに、断面半円状の突条(55)を膨出形成してなる板
体(56)を突条(55)部分が溝(54)部分に対向する状
態で仕切板(52)に重ね合わせて固着することにより、
仕切板(52)と板体(56)とで連通管(57)を形成し、
連通管(57)の一端となる溝(54)の一端部と連通管
(57)の他端となる突条(55)の他端部とに連通口を形
成することにより、区画された膨張室(53)を連通管
(57)で連通する構成になっていた。
《解決しようとする課題》 ところが、前記従来構造のマフラでは、仕切板(52)と
この仕切板(52)に張り合わせた板体(56)とで連通管
(57)を形成していることから、膨張室(53)を区画す
るための区画壁を形成するのに2種類の金型を要し、金
型代が高価になるという問題があるうえ、仕切板(52)
と板体(56)とを機密状に張り合わせなければならず、
製作に手間がかかるという問題があった。
本考案は、このような問題に着目してなされたもので、
簡単な構成で安価に製造できるとともに、従来からある
一般的なマフラ構造に適用できるマフラを提供すること
を目的とする。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するために本考案は、マフラ本体の内部
を仕切壁で複数の膨張室に区画形成し、仕切壁を貫通す
る状態に配置した連通管で隣合う膨張室同士を連通させ
るように形成した内燃機関のマフラにおいて、 仕切壁を一枚の仕切板で構成し、 仕切板に連通管支持溝を凹陥形成するとともに、連通管
支持溝の一端部を逆に膨出させて連通管挿嵌口を開口
し、連通管支持溝を連通管挿嵌口側が深くなる傾斜状態
に形成し、連通管を仕切板に沿わせた状態で連通管支持
溝に固定支持させ、かつ、連通管挿嵌口に連通管の一端
部を挿嵌固定することにより、仕切板で区画されている
膨張室同士を連通させるように構成したことを特徴とし
ている。
《作用》 本考案によれば、仕切壁を一枚の仕切板で構成すること
により、仕切壁の金型を一種類にすることができ、コス
トを低減できる。また、連通管支持溝を連通管挿嵌口側
が深くなる傾斜状態に形成することにより、連通管支持
溝が連通管を支持する範囲を広げることができ、安定し
て連通管を仕切板に固定することができる。
また、仕切板に施す加工は、連通管支持溝を凹陥形成す
ることと、連通管支持溝の一端部を逆に膨出させて連通
管挿嵌口を開口することだけなので、プレス加工などに
より極めて簡単に製造することができる。また、仕切板
の金型も簡単な構成ですみ、コストを低減できる。さら
に、必要な部材は、仕切板と連通管だけなので、従来の
構成に比べて部品数を削減することができる。
また、連通管を仕切板に沿わせた状態で連通管支持溝に
固定支持させ、かつ連通管挿嵌口に連通管の一端部を挿
嵌固定することにより、連通管を仕切板に固定するよう
にしているので、連通管を連通管挿嵌口に嵌着固定する
だけで仕切板に取り付けることができ、組み立て作業を
極めて簡単化できる。
また、本考案では、マフラ本体の内部を仕切壁で複数の
膨張室に区画形成した内燃機関のマフラに適用できるの
で、従来からあるマフラの大略構成を変えることなく、
本考案を実施できる利点がある。
以上のように本考案によれば、簡単な構成で安価に製造
できるとともに、従来からある一般的なマフラ構造に適
用できるマフラを提供できる。
《実施例》 第1図〜第3図は本考案の実施例を示し、第1図は縦断
正面図、第2図は第1図II−II線に対応する縦断面図、
第3図は第1図III−III線に対応する横断平面図であ
る。
このマフラ(1)は、マフラ本体(2)を形成する二つ
割り構造に形成したマフラケース(3)と、このマフラ
ケース(3)の合わせ面(4)に挟持固定されマフラケ
ース(3)と一体にかしめ込まれる仕切壁(5)と、こ
の仕切壁(5)で区画されている膨張室(6)同士を連
通させる連通管(7)と、一方のマフラケース(3a)を
貫通して一方の膨張室(一次膨張室)(6a)に突入する
排気導入管(8)及び、他方のマフラケース(3b)を貫
通して他方の膨張室(二次膨張室)(6b)から導出した
排気導出管(9)とで構成してある。
連通管(7)はパイプをU字状に折り曲げて構成してあ
り、仕切壁(5)の一次膨張室(6a)側に沿わせて配置
してある。仕切壁(5)は一枚の仕切板(10)で形成し
てあり、仕切板(10)における一次膨張室(6a)側の表
面に連通管(7)がピッタリと嵌まり込む連通管支持溝
(11)が凹設してある。この連通管支持溝(11)は一端
へ行くほど深くなる傾斜溝で形成してあり、その最深部
では連通管(7)の半径分凹陥している。また、連通管
支持溝(11)の最深部側では仕切板(10)を一次膨張室
(6a)側に連通管(7)の半径分だけ膨出させて連通管
挿嵌口(12)を形成している。従って、連通管支持溝
(11)の最深部に一次膨張室(6a)と二次膨張室(6b)
を連通させる開口部が形成されることになる。
そして、連通管(7)を連通管支持溝(11)に嵌着し、
連通管(7)の一端部を連通管挿嵌口(12)に挿嵌して
固定することにより、一次膨張室(6a)と二次膨張室
(6b)とがU字状の連通管(7)を介して連通すること
になる。
第2図中符号(13)は二次膨張室(6b)の内周面に沿っ
て配置したグラスウール等の吸音材、(14)は吸音材
(13)を押さえる押さえ板、(15)は排気導出管(9)
の入り口部に固定した金網である。
《効果》 本考案は、仕切壁を一枚の仕切壁で構成し、仕切板に連
通管支持溝を凹陥形成するとともに、連通管支持溝の一
端部を逆に膨出させて連通管挿嵌口を開口し、連通管支
持溝を連通管挿嵌口側が深くなる傾斜状態に形成し、連
通管を仕切板に沿わせた状態で連通管支持溝に固定支持
させ、かつ、連通管挿嵌口に連通管の一端部を挿嵌固定
することにより、仕切板で区画されている膨張室同士を
連通させるように構成しているので、以下の特有の効果
を奏する。
(イ)金型が一種類ですむ マフラ本体内を区画する仕切壁を一枚の仕切板で形成す
ることができ、使用する金型を一種類にすることができ
るので、安価にマフラを製造することができる。
(ロ)組み付け作業が簡単化できる 仕切板に凹設した連通管支持溝に連通管を嵌着固定する
だけで二つの膨張室を連通させることができるから、構
造が簡単で、組み付け作業を簡単化できる。
(ハ)従来からあるマフラの構成に適用できる マフラ本体の内部を仕切壁で複数の膨張室に区画形成し
たマフラに適用できるので、従来からあるマフラの構成
をほとんど変えることなく、新たな仕切板と連通管を用
意するだけで実施することができる。
(ニ)仕切板の製造が簡単である 仕切壁となる仕切板に施す加工は、連通管支持溝を凹陥
形成することと、連通管支持溝の一端部を逆に膨出させ
て連通管挿嵌口を開口することだけなので、プレス加工
などにより極めて簡単に製造することができる。また、
仕切板の金型も簡単な構成ですみ、コストを低減でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の実施例を示し、第1図は縦断
正面図、第2図は第1図II−II線に対応する縦断面図、
第3図は第1図III−III線に対応する横断平面図であ
り、第4図は従来例を示す第2図相当図である。 2…マフラ本体、5…仕切壁、6…膨張室、7…連通
管、10…仕切板、11…連通管支持溝、12…連通管挿嵌
口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】マフラ本体(2)の内部を仕切壁(5)で
    複数の膨張室(6)に区画形成し、仕切壁(5)を貫通
    する状態に配置した連通管(7)で隣合う膨張室(6)
    同士を連通させるように形成した内燃機関のマフラにお
    いて、 仕切壁(5)を一枚の仕切板(10)で構成し、 仕切板(10)に連通管支持溝(11)を凹陥形成するとと
    もに、連通管支持溝(11)の一端部を逆に膨出させて連
    通管挿嵌口(12)を開口し、連通管支持溝(11)を連通
    管挿嵌口(12)側が深くなる傾斜状態に形成し、連通管
    (7)を仕切板(10)に沿わせた状態で連通管支持溝
    (11)に固定支持させ、かつ、連通管挿嵌口(12)に連
    通管(7)の一端部を挿嵌固定することにより、仕切板
    (10)で区画されている膨張室(6)同士を連通させる
    ように構成したことを特徴とする内燃機関のマフラ。
JP1988160686U 1988-12-09 1988-12-09 内燃機関のマフラ Expired - Lifetime JPH072976Y2 (ja)

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JPH0280719U JPH0280719U (ja) 1990-06-21
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US4759423A (en) * 1987-06-11 1988-07-26 Ap Industries, Inc. Tube and chamber construction for an exhaust muffler

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