JPH05158922A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH05158922A
JPH05158922A JP3321949A JP32194991A JPH05158922A JP H05158922 A JPH05158922 A JP H05158922A JP 3321949 A JP3321949 A JP 3321949A JP 32194991 A JP32194991 A JP 32194991A JP H05158922 A JPH05158922 A JP H05158922A
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JP
Japan
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unit
character string
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converted
storing
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Application number
JP3321949A
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English (en)
Inventor
Keiji Murano
圭史 村野
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 入力手段1により入力された文字列を記憶す
る文字列記憶手段2と、上記文字列を表示する文字列表
示手段3とを備えた情報処理装置であって、同一系列に
おける互いに異なる単位間の数量換算のためのテーブル
を記憶する換算テーブル記憶手段5と、数字及び単位か
らなる数量文字列における単位を、同一系列内の他の単
位に変換すると共に、変換後の単位に合わせて上記数字
を変換テーブル記憶手段5に基づいて変換し、変換後の
数量文字列を上記文字列記憶手段2に記憶させる単位変
換手段4とが設けられている。 【効果】 単位変換が自動的に行われるため、高速且つ
正確に処理することができ、ユーザーの負担を軽減する
ことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書の作成時に使用さ
れる文書処理装置等の情報処理装置に関するものであ
り、詳細には、数量文字列を含む文章を作成可能な情報
処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、文書や表は、鉛筆等の筆記用具
と紙とを用いて作成されるが、近年においては、コンピ
ュータの演算、記憶、および制御によるCRT(Cathod
e-RayTube) 等の表示手段への文字表示および図形表示
が可能な文書処理装置等の情報処理装置を用いて作成さ
れる場合が多くなっている。
【0003】上記の情報処理装置は、通常、文書を表示
する表示手段であるディスプレイと、文字列の入力に使
用される入力手段であるキーボードと、キーボードの入
力キーによりディスプレイの表示状態の制御や入力され
た文字列等の記憶を行う制御部を有する装置本体とから
構成されており、キーボードからキー入力された文字列
を制御部の文字列記憶手段であるRAM(Random Acces
s Memory)に記憶させながらディスプレイに出力させて
文書等を作成するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の情報処理装置では、数字及び単位の組み合わせから
なる数量文字列が入力された場合、単位を同一系列内の
他の単位に変換したり、予め指定された単位に統一する
機能が備えられていない。したがって、数量文字列の単
位変換を行う際には、人が計算機等を用いて変換後の単
位に合わせた数値を換算し、新たに訂正した数量文字列
を再入力する必要がある。また、科学系の論文等におい
ては、例えばMKS単位系やCGS単位系というように
単位を統一することが義務付けられているが、単位を統
一する機能が備えられていないため、論文を入力した
後、ユーザーは単位系に係る各単位が統一されているか
どうかチェックを行い、誤りが発見された際には、上記
と同様に、単位を変換すると共に数値を換算し、新たに
訂正した数量文字列を再入力する必要がある。このた
め、数量文字列を含む文章作成には、多大な手間と時間
が必要とされ、ユーザーに大きな負担を与えると共に、
数値を換算する際の計算間違いや訂正時の入力ミス等の
誤りが起こり易いという問題点等を有している。
【0005】したがって、本発明においては、単位変換
や単位統一が簡単な操作でできると共に、操作者の負担
を軽減することができる情報処理装置を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
情報処理装置は、上記課題を解決するため、図1に示す
ように、入力手段1により入力された文字列を記憶する
文字列記憶手段2と、上記文字列を表示する文字列表示
手段3とを備えた情報処理装置において、同一系列にお
ける互いに異なる単位間の数量換算のためのテーブルを
記憶する変換テーブル記憶手段5と、数字及び単位から
なる数量文字列における単位を、同一系列内の他の単位
に変換すると共に、変換後の単位に合わせて上記数字を
変換テーブル記憶手段5に基づいて変換し、変換後の数
量文字列を変換前の数量文字列に換えて上記文字列記憶
手段2に記憶させる単位変換手段4とが設けられている
ことを特徴としている。
【0007】また、本発明の請求項2記載の情報処理装
置は、上記課題を解決するために、請求項1記載の情報
処理装置において、上記単位変換手段4が、文字列記憶
手段5に記憶された同一系列の単位の付された複数の数
量文字列に対し、予め指定された単位への変換と、変換
後の単位に合わせた上記数字の変換とを順次行って、変
換後の各数量文字列を変換前の各数量文字列に換えて文
字列記憶手段2に記憶させることを特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1記載の情報処理装置によれば、単位変
換手段が、変換テーブル記憶手段に記憶されている変換
テーブルに基づいて、数字及び単位からなる数量文字列
の単位を、同一系列内の他の単位に変換すると共に、変
換後の単位に合わせて数量を換算し、変換後の数量文字
列を新たに文字列記憶手段に記憶させるようになってい
るため、単位は簡単なキー操作で自動的に他の単位に変
換される。したがって、一度入力された単位が例え適切
でなくとも、従来のように、人が計算機等で換算し直し
て新たに訂正入力したりする必要がなく、ユーザーの負
担を低減させると共に、数値を換算する際の計算間違い
や訂正時の入力ミス等の発生を防止し、正確に、且つ高
速に希望する単位に変換させるとができる。
【0009】また、請求項2記載の情報処理装置によれ
ば、単位変換手段が、文字列記憶手段に記憶された同一
系列の単位の付された複数の数量文字列に対し、予め指
定された単位への変換と、変換後の単位に合わせた上記
数字の変換とを順次行って、変換後の各数量文字列を変
換前の各数量文字列に換えて文字列記憶手段に記憶する
ようになっているため、簡単なキー操作で単位の統一が
自動的に行われる。したがって、例えば科学系の論文等
を作成する際、一度入力された単位が例え統一されてい
なくても簡単なキー操作だけで単位が統一でき、さら
に、MKS単位系やCGS単位系に含まれる各単位につ
いての統一を指定するだけで、正確に且つ短時間で単位
系の統一を行うことができる。これにより、ユーザーの
負担を低減させると共に、数値を換算する際の計算間違
いや訂正時の入力ミス等の発生を防止して、正確に、且
つ高速に単位の統一を行うことができる。
【0010】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例を図2ないし図4に基づ
いて説明すれば、以下の通りである。
【0011】本実施例に係る情報処理装置は、図2に示
すように、装置本体6と、入力手段であるキーボード1
と、文字列表示手段であるディスプレイ3とから構成さ
れており、装置本体6には、上記キーボード1の制御を
行うキー制御部8と、ディスプレイ3の制御を行う表示
制御部7と、キーボード1から入力された「数字+単
位」の組み合わせからなる数量文字列等の文字列を記憶
する文字列記憶手段であるRAM(Random Access Memo
ry)2と、後述する変換テーブル記憶手段であるROM
(Read Only Memory) 5と、後述する単位変換ルーチン
が記憶されていると共に実行する単位変換手段を有する
マイクロプロセッサ4とから構成されている。
【0012】上記の構成において、入力された「数字+
単位」の数量文字列の単位を、同一系列の他の単位に変
換する場合の情報処理装置の処理手順を、図3に示すフ
ローチャートを用いて説明する。
【0013】キーボード1から入力された文字列A
0 は、RAM2に記憶されると共に、ディスプレイ3に
表示されている。そして、この入力された文字列A0
付いて単位変換を行う場合、先ず、キーボード1から所
定のキー操作を行うことにより単位変換を指示して、図
3に示す単位変換ルーチンを実行させる。単位変換ルー
チンが実行されると、先ず、上記文字列A0が「数字C
0 +単位B0 」の数量文字列であるか否かが、マイクロ
プロセッサ4により判定される。そして、数量文字列で
はないと判定された場合には、NOとしてS7が実行さ
れることになる一方、数量文字列であると判定された場
合には、S2が実行されることになる(S1)。
【0014】上記S1での判定によりS7が実行される
と、ディスプレイ3の画面上に変換不可の表示が出力さ
れるか、もしくは、警告音が発せられ、処理が終了する
(S7)。
【0015】一方、上記S1での判定によりS2が実行
されると、ROM5に記憶されている変換テーブル内
に、この数量文字列A0 の「数字C0 +単位B0 」の単
位B0 が有るか無いかが検索されて判定される。そし
て、変換テーブル内に単位B0 が無いと判定された場合
には、NOとして上記S7が実行されることになる一
方、変換テーブル内に単位B0 が有ると判定された場合
には、YESとしてS3が実行されることになる(S
2)。
【0016】
【表1】
【0017】ここで、上記の変換テーブルについて説明
すると、変換テーブルは、その一部が表1に示されてい
るように、同一系列の単位毎にグループ化されており、
例えば、グループNo.1は長さの単位のグループであ
り、グループNo.2は重さの単位のグループであるとい
うようになっている。そして、各グループ内において、
基準単位が設定されており、その他の単位についてはこ
の基準単位を基準に換算係数が求められている。例え
ば、グループNo.1においては、「m」を基準として、
その他の単位である「cm」,「mm」には、「10
0」,「1000」というように換算係数kが求められ
ている。
【0018】上記S2での判定によりS7が実行される
と、上述したように、ディスプレイ3の画面上に変換不
可の表示が出力されるか、もしくは、警告音が発せら
れ、処理が終了する(S7)。
【0019】一方、S3が実行されると、上記数量文字
列A0 の単位B0 を、変換テーブル内の単位B0 が含ま
れるグループの他の単位である単位B1 に変換すると共
に、数字C0 を以下の数式により計算して単位B1 に合
う数字C1 に変換する(S3)。
【0020】C1 =(k1 /k0 )×C0 尚、上記の式におけるk1 は変換後の単位B1 の変換係
数を、k0 は変換前の単位B0 の変換係数を示すもので
ある。
【0021】S3において数字C1 が算出されると、
「数字C1 +単位B1 」の新たな数量文字列A1 がディ
スプレイ3の画面上に出力される(S4)。
【0022】そして、表示されている数量文字列A1
単位B1が希望の単位でであるか否かを判定し、希望の
単位である場合には、所定のキー操作を行うことにより
S6が実行されることになる一方、希望の単位で無い場
合には再びS2が実行されることになる(S5)。
【0023】上記のS5での判定によりS6が実行され
ると、変換後の数量文字列A1 が変換前の数量文字列A
0 に換えてRAM2に記憶されて処理が終了する(S
6)。
【0024】一方、S5での判定によりS2が再び実行
されると、単位B1が、変換テーブルから同一グループ
における単位B1 とは異なる別の単位B2 に置き換えら
れると共に数値C2 が換算されて(S2,S3)、新た
な数量文字列A2 がディスプレイ3の画面上に出力され
(S4)、希望の単位であるか否かを判定し(S5)、
希望の単位であれば数量文字列A2 を数量文字列A0
換えてRAM2に記憶させて処理を終了する(S6)。
希望の単位でない場合には、希望の単位であると判定さ
れるまでS2ないしS6が繰り返されることになる。
【0025】次に、具体的な数量文字列を例に挙げて説
明する。
【0026】キーボード1から数量文字列の入力が行わ
れて、ディスプレイ3の画面上には、図4の(a)に示
す数量文字列「150cm」が表示されている。そし
て、所定のキー操作を行って、上述の単位変換ルーチン
を実行させて、この数量文字列の単位変換を指示する
と、先ず、マイクロプロセッサ4により、文字列「15
0cm」を数字部分の「150」と、単位部分の「c
m」に分離される(S1)。即ち、上記した「変換前の
数字C0 」が「150」であり、「変換前の単位B0
が「cm」である。そして、表1の変換テーブルの単位
群の中から、「cm」が検索される(S2)。検索によ
り、変換テーブルのグループNo.1の2番目に「cm」
が含まれていることが判別されると、「cm」が同一グ
ループの他の単位である例えばグループNo.1の3番目
の「mm」に置き換えられ、数字部分の「150」が、
前記の計算式により、以下のように換算されて「150
0」と置き換えられる(S3)。
【0027】 C1 =(k1 /k0 )×C0 =(1000/100)×150=1500 そして、図4の(b)に示すように、ディスプレイ3の
画面上には、「1500mm」と出力される(S4)。
この「1500mm」が希望するものであるか否かをユ
ーザが判定し(S5)て所定のキー操作を行う。希望す
るものであるならば、この「1500mm」がRAM2
に記憶させて処理を終了する(S6)。しかし、希望す
るものでない場合には、処理を続行させる(S2)。そ
して、マイクロプロセッサ4により、再び変換テーブル
の同一グループの他の単位である例えば4番目の「f
t」に単位が置き換えられると共に数値が換算されて図
4の(c)に示すようにディスプレイ3の画面上には、
「4.9215ft」が出力される(S3,S4)。そし
て、ユーザーは、希望するもので有る場合には上記と同
様の所定のキー操作により、RAM2に記憶させて(S
6)処理を終了する。希望するものでない場合には、同
様に、希望する単位と置き換えられるまで処理を続行さ
せる。
【0028】このように、本実施例の情報処理装置に
は、単位変換手段であるマイクロプロセッサ4が、入力
された「数字+単位」の組み合わせからなる数量文字列
の単位を同一系列の他の単位に変換すると共に、数値部
分を自動的に換算して表示するようになっている。した
がって、従来のように、ユーザーが計算機等を用いて、
変換後の単位に合わせて数値を換算し、改めて換算後の
数量文字列を訂正入力する必要がなくなり、簡単なキー
操作で適切な単位に変換することができる。これによ
り、入力された数量文字列の単位変換が簡単且つ高速に
できると共に、ユーザーの負担を軽減させることができ
る。また、人の手による単位交換のように計算間違い
や、入力ミスによる誤りを防止することができる。
【0029】尚、本実施例においては、逐次1単位ずつ
変換結果を表示したが、一度に一覧できるように表示し
て、そのなかから選択する方法も考えられる。また、文
字列の入力直後ではなく、一度入力した文章の中から、
「数字+単位」の数量文字列を検索して一括変換し、単
位を揃えることも可能であり、この方法については、以
下の実施例2で説明する。
【0030】〔実施例2〕本発明の他の実施例を図5な
いし図6に基づいて説明すれば、以下の通りである。
尚、説明の便宜上、前記の実施例の図面に示した部材と
同一の機能を有する部材には、同一の符号を付記し、そ
の説明を省略する。
【0031】本実施例に係る情報処理装置は、前記実施
例の説明図である図2に示すマイクロプロセッサ4に、
さらに単位を統一するための単位統一ルーチンが書き込
まれていると共に実行する機能が備えられており、その
他は、前記の実施例における情報処理装置と同様の構成
である。
【0032】上記の構成において、すでに入力された文
章(文字列)内の複数の数量文字列の単位を統一する場
合の情報処理装置の処理手順について、図5に示すフロ
ーチャートを用いて説明する。
【0033】キーボード1からの入力により、すでに多
数の数量文字列を含む文字列が入力されており、入力さ
れた文章は文字列記憶手段であるRAM2に記憶される
と共に、ディスプレイ3の画面上に表示されている。そ
して、この文字列に含まれる数量文字列の所定の単位を
統一する。
【0034】先ず、キーボード1からの所定のキー操作
により、指定の単位B1 への単位統一を指示して、図5
に示す単位統一ルーチンを実行させる。単位統一ルーチ
ンが実行されると、先ず、マイクロプロセッサ4によ
り、入力された文字列の検索が行われ(S11)、「数
字+単位」の組み合わせからなる数量文字列であるか否
かが、判定される。そして、数量文字列ではないと判定
された場合には、NOとしてS18が実行されることに
なる一方、数量文字列であると判定された場合には、Y
ESとしてS13が実行されることになる(S12)。
【0035】上記のS12での判定によりS18が実行
されると、文字列が終了したか否かが判定され、文字列
が終了したと判定された場合には、YESとして処理が
終了することになる一方、文字列が終了していないと判
定された場合には、NOとして、再びS11が実行され
ることになる(S18)。
【0036】一方、上記のS12での判定によりS13
が実行されると、ROM5に記憶されている変換テーブ
ル内の予め指定された単位B1 が含まれる単位グループ
内に上記の数量文字列である「数字C0 +単位B0 」の
数量文字列A0 の単位B0 が有るか無いかが検索され、
無い場合にはNOとして上記のS18が実行されること
になる一方、有る場合には、YESとしてS14が実行
されることになる(S13)。
【0037】そして、S13での判定によりS14が実
行されると、上記数量文字列A0 の単位B0 が含まれる
グループの中で予め指定されている単位B1 に変換され
ると共に、前記の実施例と同様の数式を用いて数字部分
が換算される(S14)。
【0038】S14において変換された結果の「変換後
の数値C1 +指定単位B1 」が、ディスプレイ3の画面
上に出力される(S15)。表示されている単位B1
不具合がないかどうかを判定し、所定のキー操作を行
う。そして、不具合のある場合には、NOとして、上記
S18が実行されることになる一方不具合の無い場合に
は、YESとしてS17が実行されることになる(S1
6)。
【0039】上記のS16での判定によりS17が実行
されると、「変換後の数値C1 +指定単位B1 」の数量
文字列A1 が変換前の数量文字列A0 に換わり新たにR
AM2に記憶され(S17)、その後、上記のS18が
実行され、文字列が終了したことが判定されるまでS1
1ないし乃至S18が繰り返されて、文字列内に含まれ
ている多数の数量文字列について、順次指定単位B1
の単位変換が行われ、単位が統一される。
【0040】次に、具体的な文字列を例に挙げて説明す
る。
【0041】キーボード1から文章入力か行われて、デ
ィスプレイ3の画面上には図6の(a)に示すように、
数量文字列「150cm,3200g,0.3m,10m
S」を含む文字列が表示されている。
【0042】この文字列に含まれている数量文字列に対
して、MKS単位系に単位を統一する場合、先ず、所定
のキー操作を行って、MKS単位をそれぞれ指定する。
そして、単位統一ルーチンが実行されると、マイクロプ
ロセッサ4により最初の数量文字列「150cm」が検
索され(S11・12)、単位「cm」が指定されたM
KS単位系の単位グループであるNo.1,2,3(表
1)の中に含まれているか否かが変換テーブルを検索す
ることにより判定される(S13)。この場合、「c
m」は、No.1のグループに存在するため、単位「c
m」が指定単位の「m」に置き換えられると共に、前記
の実施例と同様に、数字部分「150」が換算されて
「1.5」と置き換えられて、図6の(b)に示すよう
に、ディスプレイ3の画面上には、「1.5m」が出力さ
れる(S15)。不具合のない場合には、ユーザーは所
定のキー操作を行って、この「1.5m」を表示し、不具
合がある場合には、所定のキー操作を行って変換前の数
量文字列「150cm」を表示して、次の文字列である
「3200g」をマイクロプロセッサ4に検索させ、同
様な手順で単位を統一させる。この結果、図6の(b)
に示すように、ディスプレイ3の画面上には、「3.20
0kg,0.3m,0.010S」と表示される。
【0043】このように、本実施例の情報処理装置に
は、単位を統一する機能を有するマイクロプロセッサ4
が、入力された文字列の中から、「数字+単位」の文字
列を順次検索し、「数字+単位」の単位を予め設定され
ている単位に変換すると共に、数値部分を自動的に換算
して表示するようになっている。さらに、複数の単位を
指定することにより、単位系を指定することもできるよ
うになっている。したがって、例えばMKS単位系やC
GS単位系というように単位系を統一することが義務付
けられている科学系の論文等の作成時、従来の情報処理
装置には、単位系を統一する機能が備えられていないた
め、論文を入力した後、人が単位系が統一されているか
どうかをチェックし、誤りが発見された際には、数値を
換算し、改めて「数値・単位」を訂正入力する必要があ
ったが、本実施例の情報処理装置を採用することによ
り、入力された数量文字列の単位もしくは単位系の統一
が簡単且つ高速にでき、ユーザーの負担を軽減させるこ
とができると共に、人の手による単位統一のように計算
間違いや、入力ミスによる誤りを防止することができ
る。
【0044】尚、本実施例においては、逐次1文字列ず
つ変換結果を確認しているが、一括して変換し、単位を
揃えることも可能である。
【0045】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の情報処理装置
は、以上のように、同一系列における互いに異なる単位
間の数量換算のためのテーブルを記憶する換算テーブル
記憶手段と、数字及び単位からなる数量文字列における
単位を、同一系列内の他の単位に変換すると共に、変換
後の単位に合わせて上記数字を変換テーブル記憶手段に
基づいて変換し、変換後の数量文字列を変換前の数量文
字列に換えて上記文字列記憶手段に記憶させる単位変換
手段とが設けられている構成である。
【0046】それゆえ、単位変換が自動的に行え、ユー
ザーの負担を低減させると共に、数値を換算する際の計
算間違いや訂正時の入力ミス等の発生を防止し、正確
に、且つ高速に単位を変換することができるという効果
を奏する。
【0047】また、請求項2記載の情報処理装置は、請
求項1記載の情報処理装置において、単位変換手段が、
文字列記憶手段に記憶された同一系列の単位の付された
複数の数量文字列に対し、予め指定された単位への変換
と、変換後の単位に合わせた上記数字の変換とを順次行
って、変換後の各数量文字列を変換前の各数量文字列に
換えて文字列記憶手段に記憶させる構成である。
【0048】それゆえ、単位の統一が自動的に行われ、
科学系の論文等を作成する際、一度入力された単位が例
え統一されていなくても簡単なキー操作だけで単位が統
一でき、さらに、MKS単位系やCGS単位系に含まれ
る各単位についての統一を指定するだけで、正確に且つ
短時間で単位系の統一をも行うことができる。これによ
り、ユーザーの負担を低減させると共に、数値を換算す
る際の計算間違いや訂正時の入力ミス等の発生を防止し
て、正確に、且つ高速に単位の統一を行うことができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に実施例に係る情報処理装置のブロック
図である。
【図3】上記情報処理装置における単位変換ルーチンの
フローチャートである。
【図4】上記単位変換ルーチンの実行による表示画面の
変化を示す説明図である。
【図5】本発明のその他の実施例の情報処理装置におけ
る単位統一ルーチンのフローチャートである。
【図6】上記単位統一ルーチンの実行による表示画面の
変化を示す説明図である。
【符号の説明】
1 キーボード(入力手段) 2 RAM(文字列記憶手段) 3 ディスプレイ(文字列表示手段) 4 マイクロプロセッサ(単位変換手段) 5 ROM(変換テーブル記憶手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力手段により入力された文字列を記憶す
    る文字列記憶手段と、上記文字列を表示する文字列表示
    手段とを備えた情報処理装置において、 同一系列における互いに異なる単位間の数量換算のため
    のテーブルを記憶する変換テーブル記憶手段と、数字及
    び単位からなる数量文字列における単位を、同一系列内
    の他の単位に変換すると共に、変換後の単位に合わせて
    上記数字を変換テーブル記憶手段に基づいて変換し、変
    換後の数量文字列を変換前の数量文字列に換えて上記文
    字列記憶手段に記憶させる単位変換手段とが設けられて
    いることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】上記単位変換手段が、文字列記憶手段に記
    憶された同一系列の単位の付された複数の数量文字列に
    対し、予め指定された単位への変換と、変換後の単位に
    合わせた上記数字の変換とを順次行って、変換後の各数
    量文字列を変換前の各数量文字列に換えて文字列記憶手
    段に記憶させることを特徴とする請求項1記載の情報処
    理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009507309A (ja) * 2005-09-06 2009-02-19 ザ マスワークス, インク モデリング言語における物理計量単位
JP2017215734A (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置及び画像形成方法

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