JPH0515786Y2 - - Google Patents

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JPH0515786Y2
JPH0515786Y2 JP1986130676U JP13067686U JPH0515786Y2 JP H0515786 Y2 JPH0515786 Y2 JP H0515786Y2 JP 1986130676 U JP1986130676 U JP 1986130676U JP 13067686 U JP13067686 U JP 13067686U JP H0515786 Y2 JPH0515786 Y2 JP H0515786Y2
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JP
Japan
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storage shelf
wall
bathroom
elastic packing
elastic
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JP1986130676U
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JPS6336341U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、浴室の壁面とこの壁面よりも突出し
た腰壁とにわたつて収納棚を取付ける浴室用収納
棚の取付構造に関し、詳しくは外観を高めるとと
もに不衛生になることがないようにし、しかも収
納棚の上端のコーナー部分に沿う弾性パツキン部
分に膨れが生じることがないようにしようとする
技術に関する。
[背景技術] 従来、浴室の壁面とこの壁面よりも突出した腰
壁とにわたつて収納棚を取付ける浴室用収納棚の
取付構造においては、収納棚の下方部は腰壁に当
接して〓間は生じないが、収納棚の上方部におい
ては、腰壁に当接して浴室の壁面よりは離れてい
る収納棚の上方部において〓間が生じていて、外
観が低下するとともにこの〓間にごみ等が侵入し
たり汚れが付く場合にはこれを掃除するのが困難
であり、一層外観を低下させるとともに不衛生に
なる等の問題があつた。
そこで、他の従来例として、特開昭61−102959
号公報には、浴室パネルの前面に収納棚を一体形
成し、この浴室パネルの周縁部に設けた取付片を
モルタルによつて浴室の壁面に埋め込み、収納棚
を浴室壁面に露出させるものが示されている。
ところが、上記特開昭61−102959号公報に示す
従来例では、浴室の壁面を施工する際に、収納棚
を備えた浴室パネルの取付片をモルタルによつて
壁面に埋め込む必要があり、浴室パネルの取付け
施工に手間と時間がかかり、施工性がきわめて低
いものとなる。しかも、浴室パネルの収納棚の周
縁部とモルタルとの間に生じる〓間をシール材に
よつて目張りしているために、壁面の外部にシー
ル材が露出して見栄えが悪くなるうえ、壁面外部
のシール材に加えて、壁面内部に防水シートを内
張りしたりする必要があり、水密構造がきわめて
複雑になるという欠点もある。
[考案の目的] 本考案はこのような問題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、完成された段
差状壁面に沿つて収納棚を〓間なく後から施工で
き、しかも収納棚の裏側のスペースの周囲を確実
に密閉することができ、しかも収納棚の上端のコ
ーナー部分に沿う弾性パツキン部分に膨れが生じ
ることがなく、コーナー部分の仕舞いが良好な浴
室用収納棚の取付構造を提供することにある。
[考案の開示] 本考案の浴室用収納棚の取付構造は、収納棚4
の下方部を腰壁3の前面に当接するとともに収納
棚4の上方部において浴室1の壁面2との間に生
じる〓間5を収納棚4と壁面2間に配設した水密
性を有する弾性パツキン6にて囲繞し、弾性パツ
キン6の両下端部6a,6aを腰壁3の上面3a
に弾接させるのに、収納棚4の上端のコーナー部
分に沿う弾性パツキン6部分の入隅側において屈
曲用の切欠き7を形成して成ることを特徴とする
ものであり、このように構成することによつて、
上記目的を達成したものである。つまり、壁面2
と収納棚4との間の〓間5を水密性を有する弾性
パツキン6にて囲繞することによつて、収納棚4
と壁面2間の〓間5を無くし、外観を高めるとと
もに水密性の弾性パツキン6によつて湯水及びご
みの浸入を防止し、この点においても外観を高
め、しかも不衛生になることがないようにし、加
えてコーナー部分に沿う弾性パツキン6部分の入
隅側において屈曲用の切欠き7を形成することに
よつて、弾性パツキン6をコーナー部分に沿わせ
るべく屈曲させるのに、切欠き7において容易に
屈曲させることができ、コーナー部分において弾
性パツキン6が膨れるのを防止、その仕舞いを向
上させたものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
収納棚4は合成樹脂の成型品であり、縦長の板
状であり、上下間隔を隔てて中空の棚片4a…の
多数個を前方に突設して一体成型してある。収納
棚4の上下中間部には鏡8を取付けてある。収納
棚4の全周には背方に突設する周リブ9を形成し
てある。つまり、収納棚4の周部は略L形の断面
になつている。弾性パツキン6は第3図に示すよ
うに、面取りされた角孔部10…を多段に有する
中空の押出成型品であつて、その背面側程漸次厚
くなるようにしてあり、そしてその前面には一対
のリツプ片11,11を全長に形成して、奥広が
り状の凹溝12を形成してある。しかして第1図
bのように、収納棚4の下方部を腰壁3の前面に
当接し、そして収納棚4の上方部において、弾性
パツキン6を略逆U状に曲げ、そのリツプ片1
1,11間に収納棚4の周部の周リブ9を弾入
し、弾性パツキン6の背面13を壁面2に弾接
し、又、逆U状の両下端部6a,6aを第1図
c,dに示すように、腰壁3の上面3aに弾接
し、このようにして収納棚4の上方部において浴
室1の壁面2との間に生じる〓間5を収納棚4と
壁面2間に配設した水密性を有する弾性パツキン
6にて囲繞するのである。
このように、壁面2と収納棚4との間の〓間5
を水密性を有する弾性パツキン6にて囲繞するこ
とで、収納棚4と壁面2間の〓間5を無くし、外
観を高め、水密性の弾性パツキン6によつて湯水
及びごみの浸入を防止し、不衛生になることがな
いのである。
また、第6図に示すように、収納棚4のコーナ
部分に沿う弾性パツキン部分の入隅側において屈
曲用の切欠き7を形成したことにより、弾性パツ
キン6の両下端部6a,6aを腰壁3の上面3a
に容易に弾接させることができるようになり、上
記収納棚4の裏側の〓間5の周囲を密閉して、水
密構造を簡略化できるようになる。しかも、従来
のような収納棚を備えた浴室パネルの周縁部をモ
ルタルにて浴室の壁面に埋め込む場合と異なり、
収納棚4の裏側の〓間5を弾性パツキン6にて囲
繞するものであるから、腰壁3及び壁面2の施工
を完了した後において上記収納棚4を〓間なく施
工できるようになる。
収納棚4はその上下四隅の通孔14において防
錆処理がなされたねじ釘のような取付具15によ
つて、腰壁3及び壁面2に取付けられ、このよう
な取付けによつて、弾性パツキン6を収納棚4と
壁面2間に弾性的に挟持するものである。
ところで、腰壁3の厚みの変動に対処するに
は、第3図の仮想線で示すはさみ19にて、弾性
パツキン6の角孔部10において切断して、収納
棚4と壁面2間の〓間5を無くすものである。
そして、収納棚4の上端の両コーナー部分に沿
う弾性パツキン6部分の入隅側において、第6図
に示すように屈曲用の切欠き7を形成してあり、
このように切欠き7を形成することで、弾性パツ
キン6をコーナー部分に沿わせるべく屈曲させる
のに、切欠き7において容易に屈曲させ、コーナ
ー部分において弾性パツキン6が膨れるのを防
止、その仕舞いを向上させてある。
つまり、上記切欠き7は単に屈曲を容易にして
弾性パツキン6の施工性を良くするだけに止まら
ず、外部に露出する弾性パツキン6の連続性を良
好に保つことができ、収納棚4の上方の周囲を体
裁良く囲むことができるものとなる。
第8図は弾性パツキン6の他の実施例を示して
いて、押出成型時に一旦切断し、硬化するまでに
再度溶着させておき、見掛け上一体化しておき、
必要に応じてその切断を容易に行うことができる
ようにしたものである。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、収納棚の下方部を腰壁
の前面に当接するとともに収納棚の上方部におい
て浴室の壁面との間に生じる〓間を収納棚と壁面
間に配設した水密性を有する弾性パツキンにて囲
繞するとともに弾性パツキンの両下端部を腰壁の
上面に弾接させてあるから、完成された腰壁と浴
室の壁面に外側から収納棚を当接させ、収納棚の
上方部と浴室の壁面との間に生じる〓間を水密性
を有する弾性パツキンで囲繞するだけで、壁面の
施工を完了した後において収納棚を〓間なく施工
できるようになり、上記段差状壁面に対して収納
棚の水密状態での取付けがきわめて容易となり、
施工性が一段と向上する。また、上記弾性パツキ
ンの両下端部を腰壁の上面に弾接させることによ
つて、浴室の壁面と収納棚との〓間の周囲が密閉
され、水密構造を簡略化でき、しかも、外観を高
めるとともに水密性の弾性パツキンによつて湯水
及びごみの浸入を防止し、この点においても外観
を高め、しかも不衛生になることがないという利
点がある。加えてコーナー部分に沿う弾性パツキ
ン部分の入隅側において屈曲用の切欠きを形成す
るから、弾性パツキンをコーナー部分に沿わせる
べく屈曲させるのに、切欠きにおいて容易に屈曲
させることができ、コーナー部分において弾性パ
ツキンが膨れるのを防止できる。つまり、上記切
欠きは単に屈曲を容易にして弾性パツキンの施工
性を良くするだけに止まらず、外部に露出する弾
性パツキンの連続性を良好に保ことができ、収納
棚の上方の周囲を体裁良く囲むことができる。従
つて、その仕舞いを向上させることができるとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図a,b,c,dは本考案の一実施例の施
工手順を示す斜視図、第2図は同上の収納棚の断
面図、第3図は同上の弾性パツキンの断面図、第
4図は同上の弾性パツキンの一部破断した正面
図、第5図は同上の施工状態の一部省略した断面
図、第6図は同上の弾性パツキンに切欠きを形成
した斜視図、第7図は同上の弾性パツキンを屈曲
させた斜視図、第8図は同上の弾性パツキンの他
の実施例の断面図であり、1は浴室、2は壁面、
3は腰壁、4は収納棚、5は〓間、6は弾性パツ
キン、7は切欠きである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浴室の壁面とこの壁面よりも突出した腰壁とに
    わたつて収納棚を取付ける浴室用収納棚の取付構
    造であつて、収納棚の下方部を腰壁の前面に当接
    するとともに収納棚の上方部において浴室の壁面
    との間に生じる〓間を収納棚と壁面間に配設した
    水密性を有する弾性パツキンにて囲繞し、弾性パ
    ツキンの両下端部を腰壁の上面に弾接させるの
    に、収納棚の上端のコーナー部分に沿う弾性パツ
    キン部分の入隅側において屈曲用の切欠きを形成
    して成る浴室用収納棚の取付構造。
JP1986130676U 1986-08-26 1986-08-26 Expired - Lifetime JPH0515786Y2 (ja)

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JP1986130676U JPH0515786Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

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JP1986130676U JPH0515786Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

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Publication Number Publication Date
JPS6336341U JPS6336341U (ja) 1988-03-09
JPH0515786Y2 true JPH0515786Y2 (ja) 1993-04-26

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ID=31028404

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5545789U (ja) * 1978-09-21 1980-03-25
JPS61102959A (ja) * 1985-07-25 1986-05-21 松下電工株式会社 浴室壁パネルの取付構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5545789U (ja) * 1978-09-21 1980-03-25
JPS61102959A (ja) * 1985-07-25 1986-05-21 松下電工株式会社 浴室壁パネルの取付構造

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JPS6336341U (ja) 1988-03-09

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