JPH051571Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH051571Y2
JPH051571Y2 JP11860586U JP11860586U JPH051571Y2 JP H051571 Y2 JPH051571 Y2 JP H051571Y2 JP 11860586 U JP11860586 U JP 11860586U JP 11860586 U JP11860586 U JP 11860586U JP H051571 Y2 JPH051571 Y2 JP H051571Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
latch plate
main body
body case
flat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11860586U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6325760U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11860586U priority Critical patent/JPH051571Y2/ja
Publication of JPS6325760U publication Critical patent/JPS6325760U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH051571Y2 publication Critical patent/JPH051571Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ボツクスの開き蓋にほぼ平面状に装
着され、蓋の施錠用ラツチ板と、ラツチ板による
施錠を解除可能とした引出し式操作ハンドルとを
備えた平面ハンドル装置に関する。
(従来の技術) 従来、このような平面ハンドル装置として、例
えば第6図および第7図に示すものがある。
この平面ハンドル装置aは、軸bまわりの回転
可能に取付けた操作ハンドルcを第6図の実線で
示す倒伏位置から同図の想像線で示す起立位置へ
引出したとき、この操作ハンドルcに係合された
施錠用ラツチ板dが軸eまわりに回転して第7図
の実線で示す施錠位置から同図の想像線で示す解
錠位置へ移動するようになしたものであるり、か
つ操作ハンドルcを倒伏位置或いは起立位置でそ
れぞれストツパ用の壁部に押付けて安定的に支持
するためのトーシヨンバネfと、操作ハンドルc
を倒伏位置において固定するためのロツク機構部
gおよびラツチ板dの案内用のガイド部材hを備
えている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記の従来例ではトーシヨンバネfと
ガイド部材hとが操作ハンドルcの取付け端側
に、またロツク機構部gが操作ハンドルcの引起
し端側にそれぞれ別個に一定のスペースを占めて
構成されている点より平面ハンドル装置aが大型
化し、しかもトーシヨンバネfを支持する軸i、
操作ハンドルcに設けたロツク機構部g用のハウ
ジングjおよび本体ケースkに設けたロツク室
、ガイド部材h等が別々に形成されているの
で、部品点数が多くなり、またこれに対応して平
面ハンドル装置aの取付工数も多くなつていた。
そこで本考案は、ラツチ板案内用のガイド部材
と、操作ハンドル付勢用のトーシヨンバネと、操
作ハンドル固定用のロツク機構部とを平面ハンド
ル装置における同一部分のスペースを有効に利用
してコンパクトに構成し、またこのことによりト
ーシヨンバネの取付部材と、ロツク機構部のハウ
ジングを構成する部材と、ラツチ板のガイド用の
部材とを一体に備えた単一の多機能部材を使用可
能として平面ハンドル装置の部品点数と組付工数
とを低減させることを、その解決すべき技術的課
題とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は平面ハンドル装置の本体ケースに起伏
可能に取付けたハンドルの倒伏,起立動作により
施錠用のラツチ板を施錠位置と解錠位置とに移動
させるようにした平面ハンドル装置であつて、ラ
ツチ板案内用のガイド部と、ハンドルをそれぞれ
倒伏位置,起立位置において支持するためのトー
シヨンバネによる付勢機構と、ラツチ板の施錠位
置においてハンドルを固定するためのハンドルロ
ツク機構とをハンドル取付端側の本体ケースに設
け、かつガイド部を構成するガイド片と、トーシ
ヨンバネの支持用部材と、ハンドルロツク機構部
のハウジング構成用部材とを併せ備えた単一の多
機能部材を用いて前記ガイド部、付勢機構および
ハンドルロツク機構を構成したことにより上記の
課題を解決しようとするものである。
(実施例) 次に本考案の一実施例の構成を第1図〜第5図
に基づいて説明する。
平面ハンドル装置1の本体ケース2は取付用フ
ランジ3を備えた箱体であり、その上面部分は後
端側(第1図の上側)がキー窓4を有する固定の
面板5により覆われ、他の部分は開口した操作窓
6とされている。
操作窓6には前端面側に操作スペース7を余し
た状態でハンドル8が、その後端側下面の取付部
9を本体ケース2の左右の側壁10にピン11を
介して支持されることにより、起伏可能に取付け
られている。そしてハンドル8の倒伏時には、そ
の前面側下面に設けた支持片12が本体ケース2
の底壁13に当接することにより、ハンドル8が
本体ケース2内部にほぼ同面状に収納されるよう
になつている。なお、支持片12の前面側にはハ
ンドル8を引起す際に指を当てるための凹部14
が設けられている 次に取付部9より棒状の起動突起15が下方へ
突出され、その先端は底壁13に設けた開口部1
6を通過して本体ケース2の底面側へ突出してい
る。そして本体ケース2の底面には、起動突起1
5の突出部の前方寄り左右側の位置に対の雌ネジ
17,18突出され、これらの雌ネジ17,18
のさらに前方寄りの位置にはストツパ19が突出
されている。
一方、施錠片20を備えた平板状のラツチ板2
1の基部には軸孔22と、この軸孔22を中心と
する同心の円弧状をなし、互いに連通した状態に
形成された内側の押動溝23および外側のガイド
溝24とが設けられており、一方の雌ネジ17、
起動突起15、他方の雌ネジ18をそれぞれ軸孔
22、押動溝23、ガイド溝24に嵌挿させ、か
つ雌ネジ18に抜け止め用の雄ネジ25を螺合さ
せることにより、ラツチ板21が本体ケース2の
底面に取付けられている。従つてラツチ板21が
ガイド溝24によつて許容される範囲において、
雌ネジ17まわりに回転可能である。
次にロツクリング26と押えバネ27からなる
ハンドルロツク機構部について説明する。ロツク
リング26は円形板の一方の側の円弧部を直線的
に切欠いたものであり、この切欠部28と平行な
中心線沿いの左右対称位置に対のキー孔29を設
け、またこの中心線上の左右の外周部に対の受部
30を切欠くとともに、前記切欠部28の反対側
の円弧部には90°の角度範囲にわたる円弧状のガ
イド溝31を、またガイド溝31の中央位置には
外周部に連通する切欠き32を設けている。そし
てロツクリング26は開口部16より本体ケース
2の内部に挿入され、対のキー孔29がキー窓5
aより露出するようにして、前記面板5の裏側に
取付けられている。この取付けにあたり、面板5
に設けた外周部ガイド用の突起33とガイド溝3
1に嵌合する突起34とにより、ロツクリング2
6が第4図に示すように切欠部28が前方へ向い
た状態で位置決めされており、かつ想像線で示す
ように、図の反時計まわり方向へ90°回転可能と
されている。
押えバネ27はバネ綱からなり、ロツクリング
26と等しい前後,左右方向の幅を有する方形の
薄板体であつて、その左辺側と後辺側の所定部に
下方へ屈曲されたV字状の舌片35,36をそれ
ぞれ設けている。そして押えバネ27はその舌片
35,36をそれぞれ左側の受部30と切欠き3
2とに若干嵌入させた状態でロツクリング26上
に重ねて取付けられ、かつ押えバネ27の周縁部
に設けた凹部37を本体ケース2の左右の側壁1
0に設けた上下方向の突条38に嵌合することに
より、押えバネ27のまわり止めがなされてい
る。
次に多機能部材39は一枚の鉄板材に曲げ加工
と打抜き加工を施して基板40、縦板41、ガイ
ド片42を一体に形成したものである。基板40
は押えバネ27と重ね得る形状を有し、その周縁
の所定部に前記突条38との嵌合用の凹部43お
よび押えバネ27のV字状舌片35,36の逃げ
用の凹部44,45を備えている。
縦板41は基板40の後端側の端部から直角方
向に延出されえており、その左右の端部から内側
へ、取付孔46を備えた対のバネ支持片47を突
出している。そして縦板41の頂部には、基板4
0から所定の高さをもつて、前記ガイド片42を
内側へ屈曲形成している。
このように構成された多機能部材39は、その
基板40を押えバネ27上に圧接状態で重ね、ま
た縦板41を本体ケース2の後端側の側壁48に
接した状態で、その凹部43と前記突条38との
嵌合により位置決めされて取付けられる。このと
き、ガイド片42は第2図に示すようにラツチ板
21の端部上に被さり、ラツチ板21の浮き上が
りを規制可能な状態で固定される。
そして、対の取付孔46に両端を取付けたトー
シヨンスプリング49の中央部が前方へ延出され
て前記の起動突起15の基部の後側面に設けた受
溝50に係入されていて、ピン11と取付孔46
とを結ぶ直線上を境にして、ハンドル8に対する
トーシヨンスプリング49の作用方向が反転する
ようになつている。
また、ハンドル8の後端部における前記ロツク
リング26に対向する部分には、ロツクリング2
6が第4図の想像線で示すように回転したとき、
その外周の円弧部が係入し得るロツク溝51が設
けられている。
本実施例は以上のように構成されたものであ
り、次のように使用される。
まず、第3図に示すようにハンドル8が倒伏位
置にあるとき、トーシヨンスプリング49の作用
力を受ける起動突起15によつてラツチ板21が
後方へ押され、ガイド片42に当接した状態で位
置決めされる。このとき施錠片20は真横を向い
ており、図示省略のボツクスの施錠溝に係入さえ
ているため、平面ハンドル装置1を取付けた図示
省略の開き蓋がボツクスに対して施錠される、な
お、ハンドル8を引起す途中でトーシヨンスプリ
ング49の作用方向が反転するため、その作用力
によりハンドル8は起立位置に保持される。
次に操作スペース7より指を挿入してハンドル
8に引掛け、トーシヨンスプリング49の作用力
に抗してハンドル8を第3図の想像線で示す起立
位置に引起すと、このハンドル8の働きに伴い前
方寄りに回転する起動突起15によつてラツチ板
21が押され、第2図の想像線で示すようにスト
ツパ19に当接した状態で位置決めされる。この
とき施錠片20は斜め方向を向いており、ボツク
スの施錠溝から脱出しているため、開き蓋の施錠
が解除される。
一方、前記した開き蓋の施錠状態において、ロ
ツクリング26の対のキー孔29に対応する形状
のキー52をキー窓4より差し込んで、ロツクリ
ング26を第4図の想像線で示す位置まで回転さ
せると、その外周の円弧部がハンドル8のロツク
溝51に係入するため、ハンドル8がロツクさ
れ、起立位置に引起せなくなる。なお、ロツクリ
ング26は第4図の実線で示すロツク解除位置
と、想像線で示すロツク位置とにおいて、それぞ
れ押えバネ27のV字状の舌片35,36が切欠
き32と左右のいずれかの受部30とに嵌入する
ことにより位置決めされる。
本実施例の平面ハンドル装置1において、ラツ
チ板21の案内用のガイド片42と、ハンドル8
の付勢用のトーシヨンスプリング49と、ハンド
ル8の固定用のハンドルロツク機構部とが、本体
ケース2における面板5の裏側部分の限られたス
ペースを利用して構成されているため、本体ケー
ス2の他の部分の寸法を特に前後方向に縮少し易
く、平面ハンドル装置1を小型化する上で有利で
あり、かつガイド片42と、バネ支持片47と、
本体ケース2の壁部との間でハンドルロツク機構
部のハウジング構成する基板40とを備えた多機
能部材39を使用できるので、平面ハンドル装置
1の組付けが簡単になる。
(考案の効果) 本考案は、平面ハンドル装置を小型化する上で
有利であり、また平面ハンドル装置の部品点数と
組付工数とを低減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、
第2図は同実施例の底面図、第3図はそのA−A
線縦断面図、第4図はロツクリングの取付状態を
示す一部切欠斜視図、第5図は多機能部材の取付
状態を示す一部切欠斜視図、第6図は従来例の縦
断面図、第7図はその底面図である。 1……平面ハンドル装置、2……本体ケース、
8……ハンドル、21……ラツチ板、26……ロ
ツクリング、27……押えバネ、39……多機能
部材、40……基板、41……縦板、42……ガ
イド片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 平面ハンドル装置の本体ケースに起伏可能に取
    付けたハンドルの倒伏、起立動作により施錠用の
    ラツチ板を施錠位置と解錠位置とに移動させるよ
    うにした平面ハンドル装置であつて、 ラツチ板案内用のガイド部と、ハンドルをそれ
    ぞれ倒伏位置,起立位置において支持するための
    トーシヨンバネによる付勢機構と、ラツチ板の施
    錠位置においてハンドルを固定するためのハンド
    ルロツク機構とをハンドル取付端側の本体ケース
    に設け、 かつガイド部を構成するガイド片と、トーシヨ
    ンバネの支持用部材と、ハンドルロツク機構部の
    ハウジング構成用部材とを併せ備えた単一の多機
    能部材を用いて前記ガイド部、付勢機構およびハ
    ンドルロツク機構を構成したことを特徴とする平
    面ハンドル装置。
JP11860586U 1986-07-31 1986-07-31 Expired - Lifetime JPH051571Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11860586U JPH051571Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11860586U JPH051571Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6325760U JPS6325760U (ja) 1988-02-19
JPH051571Y2 true JPH051571Y2 (ja) 1993-01-14

Family

ID=31005215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11860586U Expired - Lifetime JPH051571Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH051571Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH076307B2 (ja) * 1990-05-18 1995-01-30 日本電子ロック株式会社 ダイアル錠の消音装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6325760U (ja) 1988-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0345965B2 (ja)
JPH051571Y2 (ja)
CN109725690B (zh) 一种免工具拆装服务器机箱的箱盖锁
JP2925533B1 (ja) 回転式ドアパネル
JP3763898B2 (ja) ロック装置
JPH063084Y2 (ja) 平面ハンドル装置のハンドルロツク機構
JPH0241635B2 (ja)
JPH05231059A (ja) ラッチ錠
JPS6246309Y2 (ja)
KR0124409Y1 (ko) 퍼스널 컴퓨터의 본체 케이스 조립구조
JP3422450B2 (ja) 埋設式のガス栓
JPH0236296Y2 (ja)
JP2001332874A (ja) 蓋体の開閉機構
JPH1054717A (ja) 測量機のバッテリパック着脱機構
JPS609993Y2 (ja) カセツトテ−プレコ−ダのカセツト操作装置
JPS5843248Y2 (ja) 操作ボックス取付装置
JP2537092Y2 (ja) 卓板などにおける配線用ダクトのカバー
JPS605597Y2 (ja) 操作用つまみの保護装置
JP3308500B2 (ja) マンホール用蓋のロック構造
JPS5828107Y2 (ja) 蓋体のロツク機構
JPH0437528Y2 (ja)
JPH0538209Y2 (ja)
JPH08284490A (ja) ラッチ逆配置型平面ハンドル装置
JPH0529751B2 (ja)
JPS5926060Y2 (ja) 扉開閉装置