JPS605597Y2 - 操作用つまみの保護装置 - Google Patents
操作用つまみの保護装置Info
- Publication number
- JPS605597Y2 JPS605597Y2 JP17917679U JP17917679U JPS605597Y2 JP S605597 Y2 JPS605597 Y2 JP S605597Y2 JP 17917679 U JP17917679 U JP 17917679U JP 17917679 U JP17917679 U JP 17917679U JP S605597 Y2 JPS605597 Y2 JP S605597Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide cover
- cover
- knob
- operating knob
- protection device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電気機器、例えばテレビジョン受像機に操作用
つまみを誤って操作することを防止する操作用つまみの
保護装置に関する。
つまみを誤って操作することを防止する操作用つまみの
保護装置に関する。
従来よりカラー調整用、輝度調整用等の被調整器のつま
みは第1図で示すように、テレビジョン受像機1の壁面
2の一部に切り欠き3を設けて操作つまみ4の一部をこ
の切り欠き3に露出させて外部から操作可能にした構成
となっている。
みは第1図で示すように、テレビジョン受像機1の壁面
2の一部に切り欠き3を設けて操作つまみ4の一部をこ
の切り欠き3に露出させて外部から操作可能にした構成
となっている。
この構成ではつまみの取付構造につまみの保護装置がな
く一般に第1b図のよう1こ操作つまみ4を露出した状
態か、第1C図のように表面につまみをみせたくないと
言う意匠的な都合で操作つまみ4の前面に開閉可能な扉
5を設けるのが一般的であつた。
く一般に第1b図のよう1こ操作つまみ4を露出した状
態か、第1C図のように表面につまみをみせたくないと
言う意匠的な都合で操作つまみ4の前面に開閉可能な扉
5を設けるのが一般的であつた。
この扉5には開閉時に使用する把手6が設けられており
あけやすい構造である。
あけやすい構造である。
これらの構造は常時操作つまみ4を回転させることが可
能であり、誤操作や子供のいたずらから保護することは
不可能であった。
能であり、誤操作や子供のいたずらから保護することは
不可能であった。
しかも、誤操作やいたずらのつど再調整を要する欠点が
あった。
あった。
本考案は上記欠点を改善する意味でなされたもので操作
用つまみを保護カバーで覆い操作時は前記保護カバーを
本体側に押圧することで操作つまみを保護カバーから露
出させて操作可能にした操作用つまみの保護装置を提供
することを目的とする。
用つまみを保護カバーで覆い操作時は前記保護カバーを
本体側に押圧することで操作つまみを保護カバーから露
出させて操作可能にした操作用つまみの保護装置を提供
することを目的とする。
以下第2図、第3図を参照して本考案の第一実施例を説
明する。
明する。
前面枠11内側の操作つまみ12取付部に、位置決め用
のストッパーとなる小突起13をもった円弧形のカバー
支え14と、このカバー支え14の端面で互いに対抗し
てカバー支え14の円孤形軸長方向に後述するスライド
カバー16の回転方向のストッパーとなる突出面15.
15を前面枠11と一体で形成する。
のストッパーとなる小突起13をもった円弧形のカバー
支え14と、このカバー支え14の端面で互いに対抗し
てカバー支え14の円孤形軸長方向に後述するスライド
カバー16の回転方向のストッパーとなる突出面15.
15を前面枠11と一体で形成する。
前記カバー支え14には円弧形のスライドカバー16が
挿入され、このカバー16には前記小突起13が入る小
孔17.17を小突起13と同一軸線上の略先端部と略
中間部の位置に夫々設ける。
挿入され、このカバー16には前記小突起13が入る小
孔17.17を小突起13と同一軸線上の略先端部と略
中間部の位置に夫々設ける。
先端部の小孔17はこのカバー16を移動させた時に操
作つまみが露出される位置であり、中間部の小孔17は
操作つまみが隠されて保護される位置である。
作つまみが露出される位置であり、中間部の小孔17は
操作つまみが隠されて保護される位置である。
又、スライドカバー16の小孔17が設けられている先
端部はスライドカバー16の出し入れ時に、指でつまめ
る程度のスペースが必要であり、壁面18より突出した
状態で設けられている。
端部はスライドカバー16の出し入れ時に、指でつまめ
る程度のスペースが必要であり、壁面18より突出した
状態で設けられている。
上記スライドカバー16を前面枠11と一体に形成され
たカバー支え14に挿入し操作つまみ12を配置する。
たカバー支え14に挿入し操作つまみ12を配置する。
本考案は以上のような構造であるから第3a図に示すよ
うにパリオーム9に取りつけられた操作つまみ12の回
転面を隠す状態でスライドカバー16の小孔17とカバ
ー支え14の小突起13を一致させればつまみの操作が
不可能となり、操作つまみを保護できる。
うにパリオーム9に取りつけられた操作つまみ12の回
転面を隠す状態でスライドカバー16の小孔17とカバ
ー支え14の小突起13を一致させればつまみの操作が
不可能となり、操作つまみを保護できる。
又、第3b図に示すように、スライドカバー16を押圧
しパリオーム9側へ移動すれば、操作つまみ12の回転
面は露出状態となり従来構造と同様、容易に操作つまみ
を操作することが可能である。
しパリオーム9側へ移動すれば、操作つまみ12の回転
面は露出状態となり従来構造と同様、容易に操作つまみ
を操作することが可能である。
尚第3b図から第3a図の状態にするには、壁面18か
ら突出したスライドカバー16の先端を操作つまみ12
側にもちあげてカバー支え14に設けられた小突起13
がスライドカバー16の小孔17から解除されたときに
スライドカバー16を引き出せばよい。
ら突出したスライドカバー16の先端を操作つまみ12
側にもちあげてカバー支え14に設けられた小突起13
がスライドカバー16の小孔17から解除されたときに
スライドカバー16を引き出せばよい。
スライドカバー16とカバー支え14の取付位置規制は
カバー支え14に設けられた突出面15.15にスライ
ドカバー16の円弧状の端面が接触することでスライド
カバー16の上方と回転方向の位置が規制されカバー支
え14の小突起13とスライドカバー16の小孔17は
いつも同一線上にある。
カバー支え14に設けられた突出面15.15にスライ
ドカバー16の円弧状の端面が接触することでスライド
カバー16の上方と回転方向の位置が規制されカバー支
え14の小突起13とスライドカバー16の小孔17は
いつも同一線上にある。
又、前後方向の位置規制は小突起13と小孔17が一致
することで行なわれる。
することで行なわれる。
ゆえに落下や、振動の加わる輸送時でも、スライドカバ
ー14は脱落することはない。
ー14は脱落することはない。
一般には第3b図のようにスライドカバー16を押し込
んだ状態で調整を完了し、製品出荷前にスライドカバー
16を引き出して第3a図の状態にしておけばよい。
んだ状態で調整を完了し、製品出荷前にスライドカバー
16を引き出して第3a図の状態にしておけばよい。
カバー支え14、スライドカバー16の形状は円弧形だ
けでなく操作つまみ12を覆う形状であればU形、■形
、又はスライドカバー16の小孔17.17間に小突起
13が移動する、直線の凹溝を設けて回転方向の移動防
止をすれば円形でもよく、いずれの形状でも同様の効果
が得られる。
けでなく操作つまみ12を覆う形状であればU形、■形
、又はスライドカバー16の小孔17.17間に小突起
13が移動する、直線の凹溝を設けて回転方向の移動防
止をすれば円形でもよく、いずれの形状でも同様の効果
が得られる。
尚カバー支え14に設けられた小突起13とスライドカ
バーに設けられた小孔17は互いに逆に設けてもよい。
バーに設けられた小孔17は互いに逆に設けてもよい。
次に第4図、第5図により本考案の第二実施例を説明す
る。
る。
第一実施例で説明したカバー支え14の突起13と反対
側の端面に、仕切板A21と、この仕切板A21面に後
述の軸25が移動可能に入る軸挿入孔22を一体で形成
してカバー支え23とする。
側の端面に、仕切板A21と、この仕切板A21面に後
述の軸25が移動可能に入る軸挿入孔22を一体で形成
してカバー支え23とする。
第一実施例で説明した、スライドカバー16の略先端部
に設けた小孔17と反対側の端面に、仕切板B24とこ
の仕切板824面に一体で軸25を形成してスライドカ
バー26とする。
に設けた小孔17と反対側の端面に、仕切板B24とこ
の仕切板824面に一体で軸25を形成してスライドカ
バー26とする。
上記スライドカバー11の軸25に軸径よりやや大きい
内径をもつコイルスプリング27を挿入する。
内径をもつコイルスプリング27を挿入する。
このコイルスプリング27の挿入されたスライドカバー
26を前面枠20の前側矢印方向よりカバー支え23の
軸挿入孔22にスライドカバー21の軸25を挿入し、
第一実施例で説明した小突起13と小孔17を一致すれ
ば第5a図の如く装着できる。
26を前面枠20の前側矢印方向よりカバー支え23の
軸挿入孔22にスライドカバー21の軸25を挿入し、
第一実施例で説明した小突起13と小孔17を一致すれ
ば第5a図の如く装着できる。
第2実施例は以上の様な構造であるからスライドカバー
業1を押圧する操作は第一実施例と同様であるが、引出
す場合は第5b図で示すようにスライドカバー26を操
作つまみ12側に持ち上げるだけでカバー支え1主の小
突起13がスライドカバー26に設けられた小孔17よ
り外れコイルスプリング27の効果により、スライドカ
バー26は前側へ押し出される。
業1を押圧する操作は第一実施例と同様であるが、引出
す場合は第5b図で示すようにスライドカバー26を操
作つまみ12側に持ち上げるだけでカバー支え1主の小
突起13がスライドカバー26に設けられた小孔17よ
り外れコイルスプリング27の効果により、スライドカ
バー26は前側へ押し出される。
すなわち第2実施例のスライドカバー26は、第1実施
例のスライドカバー16に比べ引き出し時にスプリング
効果を利用しているので操作が更に簡単になる効果が得
られる。
例のスライドカバー16に比べ引き出し時にスプリング
効果を利用しているので操作が更に簡単になる効果が得
られる。
又、第6図は第2実施例の変形例でカバー支え23から
軸挿入孔22小突起13を削除しカバー支え31とする
。
軸挿入孔22小突起13を削除しカバー支え31とする
。
一方スライドカバー26から軸25、小孔17.17と
コイルスプリング27を削除しスライドカバー12とす
る。
コイルスプリング27を削除しスライドカバー12とす
る。
上記カバー支え31とスライドカバー32間に弓形の面
をもつスプリング33を入れて固定しスライドカバー3
2の移動に摩擦をもたせている。
をもつスプリング33を入れて固定しスライドカバー3
2の移動に摩擦をもたせている。
この場合操作つまみ12の回転方向、上方の位置規制は
、第1実施例および第2実施例と同じであるが前後方向
の位置規制すなわちa図のようにスライドカバー32を
引き出した場合は、操作つまみ12の背面34と仕切板
A21が接触することでストッパーとなる。
、第1実施例および第2実施例と同じであるが前後方向
の位置規制すなわちa図のようにスライドカバー32を
引き出した場合は、操作つまみ12の背面34と仕切板
A21が接触することでストッパーとなる。
又す図のようにスライドカバー32を押圧した場合は、
スライドカバー32の仕切板A21とカバー支え31の
仕切板B24が接触することでストッパーとなる。
スライドカバー32の仕切板A21とカバー支え31の
仕切板B24が接触することでストッパーとなる。
上記の如く構造でも操作用つまみの保護装置として使用
できる。
できる。
以上記載したように本考案の構造は操作つまみの前側に
設けた扉の有無に関係なく使用できる。
設けた扉の有無に関係なく使用できる。
又、前面枠やキャビネットの壁面よりつまみ先端部全体
を露出した、一般的な操作つまみにも使用可能である。
を露出した、一般的な操作つまみにも使用可能である。
通常操作つまみを覆うようにスライドカバーを引き出し
ておけばスライドカバーは、触る程度の力では動かない
ので操作つまみを回転することはできない。
ておけばスライドカバーは、触る程度の力では動かない
ので操作つまみを回転することはできない。
回転させるにはスライドカバーを移動する動作が必要で
あり、操作方法をおしえなければ子供のいたずらからも
保護することができるしなにげなく触った時の誤動作を
防止することができる利点もある。
あり、操作方法をおしえなければ子供のいたずらからも
保護することができるしなにげなく触った時の誤動作を
防止することができる利点もある。
一方、操作時はスライドカバーを押圧するだけで操作つ
まみが露出状態になり簡単に且つ速やかに操作つまみを
操作することかできるという非常に効果のある装置であ
る。
まみが露出状態になり簡単に且つ速やかに操作つまみを
操作することかできるという非常に効果のある装置であ
る。
第1図は従来例を示すものでa図はテレビジョン受像機
を示す正面図、b図はa図のA−A断面図、C図はb図
に示す受像機の壁面に扉を設けた状態を示す断面図、第
2図は本考案の第一実施例を示す分解斜視図、第3a図
は第2図のA−A断面図、同す図はa図に示す操作つま
みを露出させた状態を示す断面図、第4図は本考案の第
2実施例を示す分解斜視図、第5a図は第4図のA−A
断面図、同す図はa図に示す操作つまみを露出させた状
態を示す断面図、第6a、b図は本考案の操作用つまみ
の保護装置のその他の例を示す断面図である。 12・・・・・・操作用つまみ、23・・・・・・カバ
ー支え、14・・・・・・カバー支え、26・・曲スラ
イドカバー、16・・・・・・スライドカバー、27・
・・・・・コイルスプリング。
を示す正面図、b図はa図のA−A断面図、C図はb図
に示す受像機の壁面に扉を設けた状態を示す断面図、第
2図は本考案の第一実施例を示す分解斜視図、第3a図
は第2図のA−A断面図、同す図はa図に示す操作つま
みを露出させた状態を示す断面図、第4図は本考案の第
2実施例を示す分解斜視図、第5a図は第4図のA−A
断面図、同す図はa図に示す操作つまみを露出させた状
態を示す断面図、第6a、b図は本考案の操作用つまみ
の保護装置のその他の例を示す断面図である。 12・・・・・・操作用つまみ、23・・・・・・カバ
ー支え、14・・・・・・カバー支え、26・・曲スラ
イドカバー、16・・・・・・スライドカバー、27・
・・・・・コイルスプリング。
Claims (2)
- (1)電気機器の筐体から円弧状にその一部を露出して
設けられ円弧状面を摩擦力で回転させる操作用のつまみ
と、このつまみの前記円弧状面を覆ったり露出したりす
る出し入れ自在なスライドカバーと、このスライドカバ
ーを支持し前記筐体と一体で筐体内に設けられたカバー
支えとからなることを特徴とする操作用つまみの保護装
置。 - (2)前記スライドカバーと前記カバー支え間にスプリ
ングを設けたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
第1項記載の操作用つまみの保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17917679U JPS605597Y2 (ja) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | 操作用つまみの保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17917679U JPS605597Y2 (ja) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | 操作用つまみの保護装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5696683U JPS5696683U (ja) | 1981-07-31 |
JPS605597Y2 true JPS605597Y2 (ja) | 1985-02-21 |
Family
ID=29689677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17917679U Expired JPS605597Y2 (ja) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | 操作用つまみの保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605597Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-26 JP JP17917679U patent/JPS605597Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5696683U (ja) | 1981-07-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS605597Y2 (ja) | 操作用つまみの保護装置 | |
JPS6344915B2 (ja) | ||
JPH10320064A (ja) | ロック機構を備えた操作つまみ | |
JPH0247161Y2 (ja) | ||
KR101916098B1 (ko) | 그립 방식의 손잡이 | |
JPH0122871Y2 (ja) | ||
JP3751787B2 (ja) | ロック機構 | |
JP2523704B2 (ja) | 盲蓋取付具 | |
KR100246209B1 (ko) | 문 개폐장치 | |
JPH0115190Y2 (ja) | ||
JPS5846201Y2 (ja) | 扉の開閉装置 | |
JPS5926060Y2 (ja) | 扉開閉装置 | |
JPS6228120Y2 (ja) | ||
JPH051571Y2 (ja) | ||
JPS5838843Y2 (ja) | 扉のロツク機構 | |
JPH0126138Y2 (ja) | ||
JP4244155B2 (ja) | キャビネット等のロック装置 | |
JP3057954B2 (ja) | 操作スイッチの保護カバー | |
JP2514741Y2 (ja) | 加熱調理器 | |
JPS5832535Y2 (ja) | 扉装置 | |
JPS6212049Y2 (ja) | ||
JPS6095428A (ja) | 原稿圧着板の開閉装置 | |
JPH031402Y2 (ja) | ||
JPS609993Y2 (ja) | カセツトテ−プレコ−ダのカセツト操作装置 | |
JPS5850361Y2 (ja) | 鍵盤楽器における鍵盤蓋開閉装置 |