JPS5828107Y2 - 蓋体のロツク機構 - Google Patents

蓋体のロツク機構

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Publication number
JPS5828107Y2
JPS5828107Y2 JP9529479U JP9529479U JPS5828107Y2 JP S5828107 Y2 JPS5828107 Y2 JP S5828107Y2 JP 9529479 U JP9529479 U JP 9529479U JP 9529479 U JP9529479 U JP 9529479U JP S5828107 Y2 JPS5828107 Y2 JP S5828107Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed
lid body
lock
piece
retaining
Prior art date
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Expired
Application number
JP9529479U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5612668U (ja
Inventor
亮平 安倍
栄司 是安
憲一 足達
Original Assignee
株式会社田村電機製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社田村電機製作所 filed Critical 株式会社田村電機製作所
Priority to JP9529479U priority Critical patent/JPS5828107Y2/ja
Publication of JPS5612668U publication Critical patent/JPS5612668U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、公衆電話機筐体の前面扉等に用いて好適な蓋
体のロック機構の改良に関するものである。
従来、筐体の開口部に開閉自在に取付けられた扉、蓋体
等を錠前操作によりロックする機構としては、錠前の回
転軸に固定され、錠前の操作に伴い回動するロッキング
プレートと、筐体内部に固定され前記ロッキングプレー
トが係合するストッパ等からなるものが知られているが
、このものにあってはロッキングプレート自体が大きい
ことやロッキングプレートの移動を案内するピン等の付
随する部品を数多く必要とし、組立作業が面倒であるば
かりか、部品間の調整作業が面倒であるという大きな欠
点を有していた。
本考案は上述したような従来の欠点に鑑みてなされたも
ので、錠前に保合部を有する回動係合片を設け、その回
動中心を筐体内部に設けられた保合部を有する固定係合
片から外れた位置に設けるという極めて簡単な構成によ
り、回動係合片の固定係合片に対する保合を堅固にし、
また部品点数を大幅に削減して組立作業を容易に行い得
るようにした蓋体のロック機構を提供するものである。
以下、顔面に示す一実施例に基づき本考案を詳細に説明
する。
第1図は本考案に係る蓋体のロック機構を公衆電話機用
筐体に適用した場合の全体斜視図、第2図はその一部破
断側面図である。
これらの図において、全体を符号1で示すものは電話機
筐体で、この電話機筐体1は、上部筐体2Aと、下部筐
体3Aと、これら両筐体2A、3Aの前面開口部5を被
う如く上部筐体2Aに後述開閉機構によって着脱自在に
取付けられた蓋体4Aとによって構成されており、この
蓋体4Aにはその上部に投入口6が、中央部に押ボタン
ダイヤル7がそして下方には硬貨返却口8がそれぞれ設
けられている。
また、電話機筐体1の一側には上部筐体2Aと下部筐体
3Aに分割形成されてなる図示しない送受話器載置台が
設けられていて、その上面に1対のフックボタン(図示
せず)を介して送受話器9が載置されている。
下部筐体3Aの他側、すなわち送受話器載置台が設けら
れる側面とは反対側の側面後端部寄りには金庫10を収
納する収納凹部11が形成されており、またこの下部筐
体3Aの底面部12には図示していないが、選別軌道板
、プリント基板等の硬貨選別機構を構成する各種構成部
材が取付けられている。
前記上部筐体2Aを形成している上面板2aの裏面開口
端縁部には開閉機構13を構成する扇状の支持突起14
が適宜な間隔をおいて複数個並設されている。
この支持突起140円弧面14 aは上面板2aの裏面
から立上るようにして形成されている。
一方、前記蓋体4Aの裏面上端縁には前記支持突起14
に対応して前記円弧面14aに摺接かつ係合する摺接面
15aを備えた略り字状の保合突起15が複数個突設さ
れている。
そして、前記係合突起15の摺接面15 aの長さは前
記円弧面14aとほぼ等しく設定されている。
したがって、蓋体4Aは支持突起14の円弧面14 a
に係合突起15の摺接面15aを下方より係合させるこ
とにより、上部筐体2Aに開閉自在に取付けられ、下部
筐体3Aの底面部12と蓋体4Aの裏面下端部とにそれ
ぞれ設けられた後述するロック機構16によって施錠さ
れ、これにより電話機筐体1の前面開口部5を閉じる。
なお、蓋体4Aは所定角度以上開かれると、支持突起1
4から係合突起15が外れるため、電話機筐体1から取
外されるようになっている。
前記ロック機構16としては、下部筐体3Aの底面部1
2の開口部5寄りに固定された固定保合片17と、蓋体
4Aの裏面下端部に固定された錠前18と、この錠前1
8に取付けられた回動係合片19とから構成されている
前記固定保合片17は第2図に示すように、その基部1
7 aが下部筐体3Aの底面部12に止めねじ等により
固定され、先端部に逆V字状に折曲された係合部17
bを備えている。
前記錠前18は従来周知のシリンダ形錠前で、蓋体4A
にナツト等によって固定されるシリンダ18aと、この
シリンダ18 a内に挿通され、鍵によって回転操作さ
れる回転軸18 bとを備えており、この回転軸18
bに前記回動係合片19が固定されている。
前記回動保合片19は略V字状に新曲形成されて、前記
固定係合片17の係合部17bと係合し得る保合部19
aを有し、回動中心Pは第4図に示すように固定係合
片17の右側端面よりもdだけ外方にある。
したがって、鍵をシリンダ18aに形成されている鍵穴
に差し込んで回転軸18bを回動させると、回動係合片
19が第4図に示すように時計方向に回動する。
この時、固定係合片17の係合部17 bの先端縁20
と回動係合片19の係合部19 aの腹部21とは第5
図a、l)に示すように離間している。
更に鍵を回動させると、同図c、dの最終回動位置に回
動した時、初めて両保合片17と19の係合部17bと
19aとが係合する。
このようにすれば、鍵操作の途中で錠前18の回転軸1
8 bに何ら負荷が加わらないため、操作性に優れ、ま
た固定係合片17と回動係合片19との係合部が密着し
て係合するため、より堅固なロックが得られる。
なお、上記実施例は公衆電話機筐体の蓋体に適用した場
合について説明したが、本考案はこれに何ら限定される
ものではなく、各種機器の扉、蓋体について適用し得る
ことは勿論である。
以上説明したように、本考案に係る蓋体のロック機構に
よれば、筐体内部に係合部を有する固定保合片を固定し
、蓋体に錠前を取付けてその回転軸に前記固定保合片の
保合部と係合し得る保合部を有する回動係合片を設けて
、その回動中心が固定係合片から外れた位置になるよう
にし、前記錠前操作により回動係合片の係合部を固定保
合片の保合部に保合密接させて蓋体を筐体にロックする
ように構成したので、より堅固なロックが得られるばか
りか、従来構造に比べて部品点数が少なく組立作業も容
易であるため安価に製造し得るなど、その効果は非常に
大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るロック機構を公衆電話機筐体に適
用した場合の一実施例を示す全体斜視図、第2図はその
一部破断側面図、第3図および第4図は固定保合片と回
動係合片の斜視図および正面図、第5図はロック機構の
動作説明図で、a、cは正面図、b、dはa、CのI−
IおよびII −II線断面図である。 1・・・・・・電話機筐体、4A・・・・・・蓋体、5
・・・・・・開口部、16・・・・・・ロック機構、1
7・・・・・・固定係合片、17b・・・・・・係合部
、18・・・・・・錠前、18 b・・・・・・回転軸
、19・・・・・・回動係合片、19 a・・・・・・
係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口部を有する筐体の内部に取付けられた保合部を有す
    る固定保合片と、前記筐体に開閉自在に取付けられて前
    記開口部を被う蓋体と、この蓋体の裏面端縁部に装着さ
    れた錠前と、この錠前の回転軸に固定されて前記固定保
    合片の保合部と係合し得る係合部を備え、かつその回動
    中心が前記固定保合片から外れた位置にある回動保合片
    とからなり、前記錠前を操作して前記回動係合片の保合
    部を前記固定保合片の保合部に係合させて前記蓋体を筐
    体の開口部にロックするようにしたことを特徴とする蓋
    体のロック機構。
JP9529479U 1979-07-10 1979-07-10 蓋体のロツク機構 Expired JPS5828107Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9529479U JPS5828107Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10 蓋体のロツク機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9529479U JPS5828107Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10 蓋体のロツク機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5612668U JPS5612668U (ja) 1981-02-03
JPS5828107Y2 true JPS5828107Y2 (ja) 1983-06-18

Family

ID=29328150

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9529479U Expired JPS5828107Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10 蓋体のロツク機構

Country Status (1)

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JP (1) JPS5828107Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019135308A1 (ja) * 2018-01-05 2019-07-11 沖電気工業株式会社 ロック機構およびロック機構を備えた装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019135308A1 (ja) * 2018-01-05 2019-07-11 沖電気工業株式会社 ロック機構およびロック機構を備えた装置
JP2019120051A (ja) * 2018-01-05 2019-07-22 沖電気工業株式会社 ロック機構およびロック機構を備えた装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5612668U (ja) 1981-02-03

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