JPS6246309Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6246309Y2
JPS6246309Y2 JP7014082U JP7014082U JPS6246309Y2 JP S6246309 Y2 JPS6246309 Y2 JP S6246309Y2 JP 7014082 U JP7014082 U JP 7014082U JP 7014082 U JP7014082 U JP 7014082U JP S6246309 Y2 JPS6246309 Y2 JP S6246309Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stand
housing
rotating body
engaging
pressing operation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7014082U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58173276U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7014082U priority Critical patent/JPS58173276U/ja
Publication of JPS58173276U publication Critical patent/JPS58173276U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6246309Y2 publication Critical patent/JPS6246309Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、たとえば携帯用ラジオ受信機のス
タンドや開閉蓋などの如き筐体に取付けられた回
動体のロツク解除装置に関するものである。
従来携帯用ラジオ受信機のスタンドのロツク解
除装置で、第1図に示すごとく、スタンド1の下
方に指2を挿入しロツクを解除するように形成し
たものは、筐体3に深い窪み4が必要となつて、
筐体3の薄型化を阻害する原因となり易い。また
ロツク解除装置を別部品とし、キヤビネツトに取
付け使用するものは、組立てに時間を要し、高価
となる不都合があつた。
この考案は筐体に深い窪みを設けることなく、
また別部品のロツク解除装置を使用することもな
く、しかも構造が簡単で、操作が容易かつ確実な
回動体のロツク解除装置を提供しようとするもの
である。
以下この考案に係る回動体のロツク解除装置を
薄型の携帯用ラジオ受信機のスタンドに適用した
実施例に基いて説明する。
第2図において1は合成樹脂にて成形された筐
体3の背面に出し入れ自在に取付けられたスタン
ドである。このスタンド1は、第3図に示すごと
く線材をM字状に折曲して形成され、両端に左右
1対の軸支部6が設けられている。なおスタンド
6には例えばピアノ線の如き金属線や合成樹脂な
どが用いられている。筐体3の背面には、第4図
に示すごとくスタンド1の不使用時に、スタンド
1を収納できるスタンド1の厚さに近い深さの凹
部8を設け、この凹部8の底面には筐体3に一体
に成形された当接部10を突設し、当接部10を
挾んで一側の凹部8端には左右1対の枢着部12
が、また他側の凹部8端近傍には筐体3と一体に
成形された左右1対の係合部14が設けられてい
る。そしてスタンド1の軸支部6が、枢着部12
に回動自在に嵌着されて揺動し、凹部8にこのス
タンド1が収納されたとき、スタンド1両側の平
行部分に設けた左右1対の係止部16が、対応す
る係合部14とそれぞれ係合し、たとえスタンド
1が当接部10に押着された状態でも、スタンド
1の係止状態が維持されるように形成する。ここ
でスタンド1と当接部10間の接触圧は、Oとス
タンド1の弾性範囲を超えない程度の正圧間に設
定されるのである。ところでスタンド1の中央の
押圧操作部18は、枢着部12と当接部10の間
に位置するように設けられている。かくして第4
図に示すごとく、当接部10からそれぞれ押圧操
作部18および係止部16までの距離をl1および
l2とすれば、図示のごとく押圧操作部18をPな
る外力で押すと、当接部10を支点となるテコ作
用にてQ=l/2lPなる接触圧で各係止部16は
弾 性に抗して第5図でそれぞれ内側に撓みながら各
係合部14から外れて、スタンド1のロツクが解
除されることになる。また逆にスタンド1をロツ
クしたい場合には、係止部16を係合部14の上
面に当接させた後、軸支部6と反対側のスタンド
1端を上から押せば、係止部16は係合部14を
超えて係合部14の下方に押込まれ、スタンド1
が第5図に示すごとく係合部14によつてロツク
されることになる。なお上記の距離l1およびl2
は、押圧操作部18のロツク解除時における変位
量と外力Pとに重要な影響を与えるものであり、
今スタンド1の曲げたわみが簡単のため無視すれ
ば、外力Pと上記変位量とは逆比例の関係にな
る。この実施例では、第4図に示すごとく凹部8
の底面にさらに窪み20を設け、ロツク解除時に
押圧操作部18が筐体3と接触しないよう考慮さ
れているが、l1の値を図より小にとれば、外力P
は大になるが、この窪み20は不要となつて、ラ
ジオ受信機の薄型化に寄与する。またスタンド1
の両側の平行部分は、第4図に示すごとく軸支部
6,6近傍で折曲げられていて、スタンド1を筐
体3より取出し使用する際、スタンド1の基部2
2が図の2点鎖線で示すように凹部8の左右両側
に一体に成形された左右一対の小突起21をクリ
ツク的に乗り越え、更に凹部8の側壁と接触し
て、スタンド1と筐体3のなす角を一定に保持す
る役割を果たすことになる。なお図より明らかな
ように、スタンド1両側の折曲げ量を調節するこ
とによつて、スタンド使用時におけるラジオ受信
機に、所望の傾きを与えることができるが、上記
折曲げ量を適当に選べば、スタンド1はスタンド
としてだけではなく、部屋壁などへのラジオ受信
機の吊り下げ具としても利用することができるの
である。
次に第6図は、上記実施例に示したスタンド1
を合成樹脂材などのシート24で被覆した例であ
り、押圧操作部18の周縁は、シート24を除い
て押圧操作部18を露出させ、操作がし易いよう
に形成してある。またこのようにスタンド1を被
覆すれば、収納されたスタンド1は、異物に引掛
つて不慮、飛び出すようなおそれも解消し、さら
にスタンド1と主なる筐体3の適当な部分に収納
部を形成すれば、スタンド1はこの収納部の蓋と
しても機能することになる。
次に第7A図に示す例は、スタンド1を例えば
ポリプロピレンの如き安価な合成樹脂にて形成し
た例である。板状に形成されたスタンド1にはU
字型にスリツト26を設けて、押圧操作部18を
舌状に形成し、この押圧操作部18は、舌状部分
の付根に近い位置で当接部10と接触するように
構成されている。
また此の例における1対の係合部14は、凹部
8の前端で筐体3と一体成形されているが、上記
実施例のごとく、凹部8の左右端に設けることも
できる。なおこの実施例では第7B図に示したよ
うに、スタンド1と重なる筐体3の部分にポケツ
ト28を設け、ラジオ受信機において使用頻度の
少ない調整用釦類30,30を取付け収納した
り、イヤホン等の附属部品の収納部として利用す
ることが出来る。
次に第8図に示した第3の実施例は、上記第2
の実施例と同様に、スタンド1を板状材で形成し
ているが、この場合はスタンド1の左右にかぎ型
の1対のスリツト32を入れて、スタンド1の左
右に舌状をした1対の押圧操作部18を設けてい
る。
さて板状材を使用した上記2実施例のスタンド
1では、押圧操作部18がいずれも舌状に形成さ
れているが、これは押圧操作部18に作用する外
力Pにより、舌状片の付根にこのスタンド1の揺
動軸(左右1対の係合部6を貫ぬく軸)と直角方
向の大きな直応力を発生させ、スタンド1が係合
部14を押し上げてロツク解除が行ない得るよう
な接触圧Qを係合部14に生じさせるためのもの
である。したがつて上記舌状片の付根のごとく、
押圧操作部18に幅挾な部分が設けられれば充分
であるから、上記2実施例のようにスリツトを、
U字型か、又はかぎ型に限定する必要は全くない
のである。
なお本考案は、上述した実施例の携帯用ラジオ
受信機のスタンドに限定されることなく、各種筐
体に取付けられた回動体のロツク解除装置に適用
可能である。すなわち回動体には、スタンドの
他、壁掛け具、蓋あるいは把柄類などが考えら
れ、これら回動体のロツク解除装置として本考案
は広く使用し得るものである。
この考案は上述のように、筐体に当接部とこの
当接部を挾んで一側には枢着部を、他側には係合
部をそれぞれ設けて、回動体の軸支部を上記枢着
部に軸支させ、且つこの回動体に上記係合部に係
合される係止部を設けると共に、この回動体の上
記当接部に当接した部分と軸支部の間に押圧操作
部を設け、この押圧操作部を押圧することにより
上記当接部を支点とする回動体のテコ作用にて上
記係止部が上記係合部よりロツク解除されるよう
に構成したので、この考案に係る回動体のロツク
解除装置を薄型の筐体において厚さ方向に使用し
ても、深い凹部を筐体に設ける必要が全くないか
ら、筐体の内容積が減じ、その結果機器の薄型化
に支障を与えるような不都合は起ることがない。
またロツク解除装置の構成が上述のようであるか
ら、回動体は、筐体の表面にはみ出るようなこと
がない。したがつて機器を携帯するような場合に
も、回動体が邪魔になるようなことがない。
さらにロツク解除装置は、別部品として形成さ
れ、筐体に取付け使用するものでないから、ロツ
ク解除装置の構造は簡単で、故障することもな
く、しかも安価である。またロツク解除操作は簡
単で、かつ作動が確実であるなど、顕著な諸効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は筐体に取付けられて回動体のロツク解
除装置の従来例を示すもので、第1A図は筐体の
斜視図、第1B図は第1A図にける−線断面
図である。第2図以降は、この考案を薄型の携帯
用ラジオ受信機のスタンドに適用した実施例を示
すもので、第2図はスタンド使用時の筐体の側面
図、第3図は第1の実施例におけるスタンドとス
タンド付近の筐体を示す平面図、第4図は第3図
における−線断面図、第5図は第3図におけ
る−線断面図、第6図はシートで第3図に示
したスタンドを被覆した状態を示す平面図、第7
A図はスタンドの第2の実施例を示す平面図、第
7B図は第7A図に示すスタンドで、筐体にポケ
ツトを設けた場合の切断側面図、第8図はスタン
ドの第3の実施例を示す平面図である。 また図面に用いられた符号において、1……回
動体(スタンド)、3……筐体、6……軸支部、
10……当接部、12……枢着部、14……係合
部、16……係止部、18……押圧操作部、であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筐体に当接部と、この当接部を挾んで一側には
    枢着部を他側には係合部をそれぞれ設け、回動体
    の軸支部を上記枢着部に軸支させ、この回動体に
    は上記係合部に係合される係止部を設けると共
    に、この回動体の上記当接部に当接した部分と上
    記軸支部の間に押圧操作部を設け、この押圧操作
    部を押圧することにより上記当接部を支点とする
    回動体のテコ作用にて上記係止部が上記係合部よ
    りロツク解除されるように構成したことを特徴と
    する筐体に取付けられた回動体のロツク解除装
    置。
JP7014082U 1982-05-14 1982-05-14 筐体に取付けられた回動体のロツク解除装置 Granted JPS58173276U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7014082U JPS58173276U (ja) 1982-05-14 1982-05-14 筐体に取付けられた回動体のロツク解除装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7014082U JPS58173276U (ja) 1982-05-14 1982-05-14 筐体に取付けられた回動体のロツク解除装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58173276U JPS58173276U (ja) 1983-11-19
JPS6246309Y2 true JPS6246309Y2 (ja) 1987-12-12

Family

ID=30079826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7014082U Granted JPS58173276U (ja) 1982-05-14 1982-05-14 筐体に取付けられた回動体のロツク解除装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58173276U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6078176U (ja) * 1983-11-02 1985-05-31 日通工株式会社 補助足の固定構造
CN109488843A (zh) * 2018-11-19 2019-03-19 单景华 一种自拍装置
CN209725636U (zh) * 2018-11-19 2019-12-03 源德盛塑胶电子(深圳)有限公司 一种夹持装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58173276U (ja) 1983-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6246309Y2 (ja)
JPH0549239B2 (ja)
JPH029381Y2 (ja)
JPS6031438B2 (ja) 補聴器のバツテリ−ケ−ス
JP2001207695A (ja) 自動車のインサイドハンドル装置
JPH0586Y2 (ja)
JPS6222977Y2 (ja)
JPH0936567A (ja) 嵌合構造
JP2558389Y2 (ja) スタンド装置及びそのスタンド装置を備える電気機器
JP2529986Y2 (ja) 信号線雑音防止装置
JPS5825503Y2 (ja) 金庫等の施錠装置
JPH0216496Y2 (ja)
JPH069279Y2 (ja) 本体と蓋体のロック機構
JPH0129938Y2 (ja)
JPH051571Y2 (ja)
JPH0117781Y2 (ja)
JPH0241801Y2 (ja)
JPH063084Y2 (ja) 平面ハンドル装置のハンドルロツク機構
JPH0446341Y2 (ja)
JPH0314121Y2 (ja)
JPH0338856Y2 (ja)
JP2912243B2 (ja) 二次電池ロック構造
JPS6016030Y2 (ja) キヤビネツト
JPS6136029Y2 (ja)
JPH0540806Y2 (ja)