JPH05154261A - ミシンの縫い装置 - Google Patents

ミシンの縫い装置

Info

Publication number
JPH05154261A
JPH05154261A JP31922291A JP31922291A JPH05154261A JP H05154261 A JPH05154261 A JP H05154261A JP 31922291 A JP31922291 A JP 31922291A JP 31922291 A JP31922291 A JP 31922291A JP H05154261 A JPH05154261 A JP H05154261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sewing machine
cloth
center
pattern
circle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP31922291A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2654289B2 (ja
Inventor
Minoru Hayashi
稔 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Juki Corp filed Critical Juki Corp
Priority to JP31922291A priority Critical patent/JP2654289B2/ja
Publication of JPH05154261A publication Critical patent/JPH05154261A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2654289B2 publication Critical patent/JP2654289B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミシンに連結した刺繍装置を用いて被加工布
に円形模様を形成するミシンの縫い装置を提供するもの
である。 【構成】 刺繍装置13の支持腕14に中心アタツチメ
ント15を接続し、円弧選択スイッチ21で円の直径の
値を入力し、模様選択スイッチ18で模様を選択する
と、CPU17はその円周上に形成される模様の個数を
演算し、中心アタツチメント15で円の中心となる被加
工布を保持し、実行/終了スイッチ19を押すことによ
ってCPU19の出力により針棒3及び送り歯7の動き
に同期して被加工布を中心アタツチメント15で移動
し、被加工布に円形模様を形成する。このようにするこ
とにより、振り幅以上の大きな円形模様を奇麗に形成す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミシンに連結した刺繍
装置を用いて被加工布に円形模様を形成するミシンの縫
い装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、特願平2−185882号に記
載されたミシンのように、針落ち点から離れた位置にピ
ン等により被縫布を支持し,送り歯により送り時に上記
支持点を中心に布が旋回されて円形縫いを行うことは知
られている。
【0003】又、図7に示すように、ミシン本体1に針
2が取付けらた針棒3を支持する針棒支持部材4にレバ
ー5を介して針振りモータ6が装着され、又、送り歯7
で被加工布を前後に送る送り量を調節する送りモータ8
が装着され、さらに、模様カム9に接触された接触部材
10を移動するレバー11を移動して被加工布を横送り
するための横送りモータ12が装着されたミシンが提案
されている。
【0004】このミシンは、図8に示すように、ミシン
本体1に刺繍装置13が連結され、この刺繍装置13に
支持腕14が装着され、この支持腕14に刺繍枠15が
連結されているミシンも知られている。
【0005】
【発明を解決するための課題】しかし、図7に示したよ
うに横送り装置を備えたミシンにより円形縫いを行う場
合、支持点が固定されているために横送り装置が作用す
ると、被加工布が弛んだり、無理に引かれるために、実
際には円形縫いは不可能であった。
【0006】
【課題を解決しようとする手段】本発明は、ミシンの動
きに連動し、被加工布を支持する支持腕を移動して刺繍
をする刺繍装置を前記ミシンに連結したミシンの縫い装
置において、前記刺繍装置の前記支持腕に円の中心を支
持する中心アタツチメントを接続するとともに、前記円
弧の大きさの値を入力する円弧入力手段と、該円弧入力
手段で入力された円の直径の値によって円周上に形成さ
れる模様の個数を演算する演算手段とを設け、該演算手
段の出力により前記アタツチメントで縫製される円形の
中心となる被加工布を保持するとともに、前記演算手段
の出力による送り歯の動きに同期して前記中心アタツチ
メントで前記被加工布を移動し、前記被加工布に円形模
様を形成するものである。
【0007】また,模様発生装置に従い針と送り歯との
協働により所定模様を形成するミシンの縫い装置におい
て,上記送り歯を布送り方向との交差方向に所定量移動
させる横送り手段と,縫合点よりも布送り方向との交差
方向に離隔した位置を円中心とするように被加工布を支
持する中心アタッチメントと,ミシンの動きに同期して
中心アタッチメントを前記布送り方向との交差方向に移
動する移動手段と,前記円弧の大きさの値を入力する円
弧入力手段と、該円弧入力手段で入力された円の直径の
値によって円周上に形成される模様の個数を演算する演
算手段とを設け、該演算手段の出力により前記アタツチ
メントで縫製される円形の中心となる被加工布を保持す
るとともに、前記演算手段の出力による送り歯の動きに
同期して前記中心アタツチメントで前記被加工布を移動
し、前記被加工布に円形模様を形成しながら円周に沿い
模様を形成するものである.
【0008】
【作用】本発明では、まず、ミシンに刺繍装置または移
動装置を装着し、この装置の支持腕に中心アタツチメン
トを連結し、又、入力装置で円弧の大きさを設定する値
を入力すると、演算手段はこの値によって円弧の大きさ
及び模様の数を演算することにより、中心アタツチメン
トで被加工布の中心を回動可能に支持する。
【0009】次に、模様開始信号が入力されると、円形
縫いを開始し、予め決められた寸法だけ直線縫いを行っ
た後、模様を縫製するために、送り歯及び針棒が模様縫
いデータにより駆動され、刺繍が縫製される。
【0010】1つの模様が終了すると、次の模様の位置
まで直線縫いが行われ、さらに次の模様が縫製され、演
算された数の模様が終了すると、さらに直線縫いが行わ
れて円形縫いの終り点で終了する。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の1実施例のミシンの一部の
構成図で、ミシン1に刺繍装置13が連結され、この刺
繍装置13の支持腕14に被加工布をピンで保持する中
心アタツチメント16が連結されている。
【0012】又、図2は、本発明の1実施例の制御装置
のブロック図で、CPU(中央処理装置)17の入力側
に模様選択スイッチ18、実行/終了スイッチ19、回
転中心判別スイッチ20及び円弧選択スイッチ21が接
続されている。
【0013】さらに、CPU17の出力側にミシンを回
転する主モータ22、針振りモータ6、送りモータ8、
横送りモータ12が接続され、又、刺繍装置13のX方
向駆動モータ23及びY方向駆動モータ24が接続さ
れ、さらに模様形成データやXY制御データを記憶する
ROM25が接続されており、又、26は中心アタッチ
メント16の装着及び刺繍装置13の装着の有無を各別
に検知する装着検知スイッチである。
【0014】次に、本実施例の動作を図3のフローチャ
ートにより説明すると、まず、装置がスタートすると、
円弧選択スイッチ21がオンされたかどうかによって、
CPU17は円縫いかどうかを判断し(ステップ1)、
円縫いでなければ、通常の縫製に移行し、円縫いであれ
ば、刺繍装置13が装着されているかどうかをCPU1
7で判断し(ステップ2)、刺繍装置13が装着されて
いなければ、従来の制御へ移行する。
【0015】ここで、刺繍装置13の支持腕14に中心
アタツチメント16が装着されているかどうかをCPU
17で判断し(ステップ3)、中心アタツチメント16
が装着されていなければ、表示して(ステップ4)、中
心アタツチメント16を連結するように使用者に通報す
る。
【0016】この中心アタツチメント16が連結され、
被加工布の中心位置を中心アタツチメント16で支持す
ると、円の大きさを設定する設定値が円弧選択スイッチ
21から入力されているかどうかをCPU17で判断し
(ステップ5)、設定値が入力されていなければ、設定
値を入力するように表示することにより、使用者は設定
値を入力する(ステップ6)。
【0017】CPU17はこの入力された設定値により
円弧の大きさを設定して中心アタツチメント16で被加
工布の円形の中心位置を保持し(ステップ7)、又、こ
の円形に応じて形成される模様の間隔及び個数(N)を
演算設定する(ステップ8)。
【0018】次に、CPU17は実行/終了スイッチ1
9が押されたかどうかが判断し(ステップ9)、実行/
終了スイッチ19がオンされると、円形縫いを開始する
が(ステップ10)、その時、図4に示すように、中心
アタッチメント16は位置(0,0)から(X,0)ま
で移動してから直線縫いが施され(ステップ11)、
又、この時、回転中心は設定された円弧の中心に保持さ
れる。
【0019】そして、CPU17は最初の模様位置かど
うかを演算値から算出し(ステップ12)、模様位置で
あれば、使用者が設定した模様縫い(X+Xm、Ym)
を行い(ステップ13)、又、この時、刺繍装置13を
作用して中心アタッチメント16を送り歯の動きに合わ
せ移動して中心点をずらせる。
【0020】この模様縫いは、1つの模様が終了するま
で続けられ、1つの模様縫いが終了すると(ステップ1
4)、模様の基準点(X,0)に戻り、1個目の模様の
基準点から2個目の模様の基準点までは、その回転中心
は基準位置に保持されるため、円形の縫い目が形成され
る。
【0021】そして、このような模様縫いが算出された
模様の数Nが終了するまで続けられ、N個の模様が終了
すると(ステップ15)、再び円弧の出発点(X,0)
まで直線縫いが行われ(ステップ16)、円形縫いの終
り点かどうかがCPU14で判断され、円形縫いの終り
点であれば(ステップ17)、終了する。
【0022】なお、図5に示すように、円の回転中心T
が送り歯7の中心に対応する位置にある場合には、送り
歯7の送り方向の先端7a、7bは回転中心方向に被加
工布が引っ張られるのに対し,送り歯7の送り方向の後
端7c、7dでは回転中心Tを中心とする回転方向に対
して送り歯7の送り方向が内側となるため,被加工布は
回転中心方向にたるんでしわがよる。
【0023】これを避けるために、図6に示すように、
送り歯7の後端7c、7dの延長上に円の回転中心Tを
設置すると、送り歯7の先端7a、7b及び後端7c、
7dで被加工布が引っ張られる状態になり、被加工布に
しわがよらないようにすることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のミシンの
縫い装置では、中心アタツチメントにより縫製される円
の中心を押さえ、送り歯による横送り装置と中心アタツ
チメントとを同期させることにより、振り幅以上の大き
な円形の模様縫いが可能であり、又、送り歯による被加
工布によるしわを付けることなく、円形模様を奇麗に形
成することができるという利点がある。
【0025】また横送り装置を有するミシンにおいて
も,円周に沿って模様を形成することができ商品価値を
向上する効果が得られる.さらに上記中心アタッチメン
トを刺繍装置に取りつけることにより,格別の移動手段
を設ける必要がなく,コストを廉価にする効果が得られ
る.
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例のミシンの縫い装置の一部の
斜視図である。
【図2】本発明の1実施例のミシンの縫い装置の各部を
制御するための制御装置のブロック図である。
【図3】図2の制御装置の動作を説明するフローチャー
トである。
【図4】円縫いの状態を示す説明図である。
【図5】本発明のミシン縫い装置において、縫製される
円形模様の中心をと送り歯とを説明する説明図である。
【図6】本発明のミシン縫い装置において、縫製される
円形模様の最適中心を決めるための送り歯との関係を示
す説明図である。
【図7】ミシン縫い装置の斜視図である。
【図8】ミシンの縫い装置の一部の斜視図である。
【符号の説明】
1 ミシン 13 刺繍装置 14 支持腕 16 中心アタツチメント 17 CPU(中央処理装置) 18 模様選択スイッチ 19 実行/終了スイッチ 20 回転中心判別スイッチ 21 円弧選択スイッチ 22 主モータ 23 X方向駆動モータ 24 Y方向駆動モータ 25 ROM 26 装着検知スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシンの動きに同期し,被加工布を支持
    する支持腕を移動して刺繍する刺繍装置を前期ミシンに
    連結したミシンの縫い装置において、 前記刺繍装置の前記支持腕に円の中心を支持する中心ア
    タツチメントと,前記円弧の大きさの値を入力する円弧
    入力手段と、 該円弧入力手段で入力された円の直径の値によって円周
    上に形成される模様の個数を演算する演算手段とを設
    け、 該演算手段の出力により前記アタツチメントで縫製され
    る円形の中心となる被加工布を保持するとともに、前記
    演算手段の出力による送り歯の動きに同期して前記中心
    アタツチメントで前記被加工布を移動し、前記被加工布
    に円形模様を形成しながら円周に沿い模様を形成するこ
    とを特徴とするミシンの縫い装置。
  2. 【請求項2】 模様発生装置に従い針と送り歯との協働
    により所定模様を形成するミシンの縫い装置において,
    上記送り歯を布送り方向との交差方向に所定量移動させ
    る横送り手段と,縫合点よりも布送り方向との交差方向
    に離隔した位置を円中心とするように被加工布を支持す
    る中心アタッチメントと,ミシンの動きに同期して中心
    アタッチメントを前記布送り方向との交差方向に移動す
    る移動手段と,前記円弧の大きさの値を入力する円弧入
    力手段と、 該円弧入力手段で入力された円の直径の値によって円周
    上に形成される模様の個数を演算する演算手段とを設
    け、 該演算手段の出力により前記アタツチメントで縫製され
    る円形の中心となる被加工布を保持するとともに、前記
    演算手段の出力による送り歯の動きに同期して前記中心
    アタツチメントで前記被加工布を移動し、前記被加工布
    に円形模様を形成しながら円周に沿い模様を形成するこ
    とを特徴とするミシンの縫い装置。
JP31922291A 1991-12-03 1991-12-03 ミシンの縫い装置 Expired - Fee Related JP2654289B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31922291A JP2654289B2 (ja) 1991-12-03 1991-12-03 ミシンの縫い装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31922291A JP2654289B2 (ja) 1991-12-03 1991-12-03 ミシンの縫い装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05154261A true JPH05154261A (ja) 1993-06-22
JP2654289B2 JP2654289B2 (ja) 1997-09-17

Family

ID=18107773

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31922291A Expired - Fee Related JP2654289B2 (ja) 1991-12-03 1991-12-03 ミシンの縫い装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2654289B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2654289B2 (ja) 1997-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7139999B2 (ja) 表示装置とミシン
TWI534319B (zh) Automatic sewing machine
US7980188B2 (en) Cloth-holder frame transfer apparatus for sewing machine
TWI294932B (en) Buttonhole sewing machine
JPH11333164A (ja) ボタン穴かがりミシン
JPH09135978A (ja) 鳩目穴かがりミシン
JPS63281683A (ja) 布縁倣い縫ミシン
JPH05154261A (ja) ミシンの縫い装置
JP3369625B2 (ja) ボタンホール縫い方法
JP4603930B2 (ja) 布保持具
JPH0363091A (ja) 自動縫製ミシン
JP3755538B2 (ja) 刺繍模様の組み合わせ装置及び該組み合わせ装置を備えた刺繍縫い可能なミシン
JP2850519B2 (ja) ミシンの送り量修正装置
JP2551135Y2 (ja) ミシンの縫い装置
JPH1157255A (ja) 針振りミシン
JPH10277281A (ja) ベルトループ縫付けミシン
JPH0339187Y2 (ja)
JP2864503B2 (ja) 縫目模様の重ね縫が可能なミシン
JP2000000385A (ja) ベルトループ付けミシン
US20220275550A1 (en) Sewing data editing device, non-transitory computer-readable medium, and sewing machine
JP3726895B2 (ja) ボタン付けミシン
JP2643534B2 (ja) 鳩目穴かがりミシン
JPH0654972A (ja) 2頭ミシンによる縫製方法とその装置
JPH05228282A (ja) 縫い模様の座標値を確定する方法
JP2643535B2 (ja) 鳩目穴かがりミシン

Legal Events

Date Code Title Description
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees