JPH0515391U - 照明用光源装置 - Google Patents

照明用光源装置

Info

Publication number
JPH0515391U
JPH0515391U JP8820891U JP8820891U JPH0515391U JP H0515391 U JPH0515391 U JP H0515391U JP 8820891 U JP8820891 U JP 8820891U JP 8820891 U JP8820891 U JP 8820891U JP H0515391 U JPH0515391 U JP H0515391U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light source
sensor
optical fiber
bulb
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8820891U
Other languages
English (en)
Inventor
雅宜 木村
清和 中条
Original Assignee
株式会社モリテツクス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社モリテツクス filed Critical 株式会社モリテツクス
Priority to JP8820891U priority Critical patent/JPH0515391U/ja
Publication of JPH0515391U publication Critical patent/JPH0515391U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 照明装置にとって最も大切な特性である光量
及び色温度を一定に保つと同時に、異常発熱を防止して
安全性を高め、光ファイバー等の周辺部材の損傷を防
ぎ、更に表示灯、ブザーなどによる警告、電力遮断によ
る緊急停止、電球の自動交換などを行なわせ、信頼性、
再現性の高い光源装置を提供することを目的とする。 【構成】 光ファイバー束1の光入射端末と対向して光
源2を設け、その近傍に光ファイバー8を介して光源2
の光を受光する受光センサー7を設け、その検出信号に
より、光源2と電源回路6との間に設けた制御装置51
をフィードバック制御して電気量を一定に保持して電球
2aの明るさを常に希望する値に保持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、生物、医療、鉱物、工作物等の観察用顕微鏡の照明、カラービデオ カメラを用いた光解析、画像解析機器における照明、光ファイバーを応用したイ ルミネーション用照明に用いられ光源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記技術分野の照明用光源装置は常に安定した照明が行なわれるものであるこ とを要求される。 ところが、現用の光源装置においては、電球の製造工程におけるバラツキ、例 えばフィラメントの巻き方や、使用時間帯等による商用電源電圧の変動、あるい は電球の経時変化(フィラメントの劣化)による変動等により、光量、色温度が 変化し、観察対象物から得られる画像に、再現性、正確さが得られないという問 題や、電球のバラツキや経時劣化に伴う異常発熱により、光源自体の破損や、導 光路として用いた光ファイバープローブの破損、更には、火傷、火災などを起す ことがあるなどの問題があった。又、電球の異常が表示され、更に最終的処置と しての消耗品である電球の自動的交換の行なわれる光源装置は実用上特に望まし いのに拘わらず、このような光源装置は開発されていない。 この問題を解決する一つの方法として、一般に図1に示すように、定電圧電源 回路3を設けることが行なわれているが、光源の電球2aに供給する電源電圧を 単に一定に保持しただけでは上記の問題を解決することはできないことは明らか である。なお、図中、1は導光路用光ファイバー束、2はハロゲンランプを用い たリフレクター付光源である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、この種の照明装置にとって最も大切な特性である光量及び色温度を 一定に保つと同時に、異常発熱を防止して安全性を高め、光ファイバー等、周辺 部材の損傷を防ぐと共に、電球が断線した時、直ちに他の予備電球への切替え又 は自動交換が行なわれるようにして信頼性、再現性の高い光源装置を提供するこ とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の課題を解決するためになされたもので、光源の近傍に用途目的 に応じたセンサーを設置して電球の照明状態を常に監視し、それにより得られた 情報を電源制御回路にフィードバックして、電流又は電圧を調整して供給する電 気量を制御するようにし、また、前記センサーの検知信号を利用して表示灯、ブ ザーなどによる警告、電力遮断による緊急停止、予備電球への自動切替などを行 なわせるようにしたものである。 センサーとしては、電流センサー、受光センサー、温度センサー、色温度セン サーを単独又は複数個組み合せて使用する。
【作用】
図1に示す定電圧電源回路3を用いた従来方法によると、商用電源の電圧変動 があっても、電球電圧は一定になるため問題点をある程度解決できるものの、電 球側の変化による不安定さは解決できない。 これに対し、本考案は、電球の照明状態を常に監視し、それにより得られた情 報により供給する電気量を制御する構成であるため、電球側の変化に対応出来な いという従来の問題点は解消される。 また、異常時の警告、又は電力遮断を行なうようにして信頼性を高め、更には 電球断線時には予備電球への自動切替えを行なって、観測、測定の中断による不 測の損害を防止する。
【0005】
【実施例】
図2は本考案の実施例1を示すもので、電源回路6の電球2a側に電流センサ ー4と制御装置5を設け、電球2aの劣化等により電球2aに流れる電流の変化 を電流センサー4によって検知し、その検知信号によって制御装置5をフィード バック制御して電気量を調整し、光量の増大、色温度の変化、電球寿命の短縮、 異常発熱を制御する。 図3は本考案の実施例2を示すもので、光源2の近傍に受光センサー7を設け て照度、色温度などの照明光の状態を検知すると共に、電源供給回路に制御装置 51を設け、受光センサー9の検出値に応じて制御装置51をフィードバック制 御して電気量を調整するようにしたものである。 この場合、受光センサー7を直接電球近傍に設置するのではなく、細い光ファ イバー8を介して照明光の状態を検出した方が好ましい。 電球2aのフィラメントの状態によって電球の明るさ、色温度が変化するが、 この実施例によると、それらを常に希望する値に保持することができる。 受光センサー7としては、フオトダイオード、フォトトランジスター等が用い られる。 この図3に示した実施例では、センサーとして受光センサーを用いたが、図4 に示しした実施例3ではセンサーとして温度センサー9を用い、これにより電球 2aから の主として輻射熱を検知し、制御装置51をフィードバック制御して 照明光を一定制御し、更に異常発熱を検知した時は異常警告装置10により異常 警告を行うと共に、電源を遮断して異常発熱による光源自体の破損、光ファイバ ープローブの破損、火傷、火災などを防止するように構成したものである。 電球の点灯状態の変化は、電球2aより発生する赤外線成分の変化を伴い、温 度センサー9は10μA近辺の波長成分を温度として検知するもので、サーモパ イル、焦電素子等が用いられる。 なお、温度センサーに代えて色温度センサーを使用し、その検出信号により、 光源の分光特性を検知し、これにより制御装置52をフィードバック制御するよ うに構成すると、照明光の色温度を一定に保持することができる。 光源色の変化は物体色の変化を来たし、再現性のある色解析が不可能となるの で、この装置はそのようなことがない光源装置、例えばカラー画像解析用などの 光源装置として有用である。 色温度センサーとしては受光素子にR・G・Bのフィルターを設けたものが用 いられる。 図5はこの考案の実施例4を示すもので、予備光源2’を設け、導光路用光フ ァイバー束1は光入射端末1a,1bをそれぞれ光源2,2と対向させ、光ファ イバー束1の光出射端末はそれぞれの光ファイバーが平均して分散するように束 ねたものとし、光センサー11の検知信号を利用して電球2aの断線を検知した 時、制御装置5により予備光源2’への自動切換えの動作が行なわれ、照明を中 断することもなく続行することができるように構成したものである。なお光セン サー11は直接電球近傍に設けるのではなく、細い光ファイバー8を介して照明 光を検知した方が好ましい。 図6はこの考案の実施例5を示すもので、光源2の断線を光センサー11が検 知した時、制御装置52を通じて駆動装置12を動させて、予備光源2’に切替 えるようにしたものである。この光源の切替えはスライド式でも、ロータリー式 のものでもよい。
【0006】
【考案の効果】
本考案によれば、照明装置にとって、最も大切な特性である光量、色温度を一 定に保持し、且つ異常発熱による事故を未然に防止して安全性を高め、また異常 がある場合に使用者に対して警告を与え、更に電球の自動切換えを行う、信頼性 、再現性の高い光源装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の光源装置のブロック図である。
【図2】 この考案の実施例1のブロック図である。
【図3】 この考案の実施例2のブロック図である。
【図4】 この考案の実施例3のブロック図である。
【図5】 この考案の実施例4のブロック図である。
【図6】 この考案の実施例5のブロック図である。
【符号の説明】
1 光ファイバー束 2 光源 2a 電球 3 定電圧電源回路 4 電流センサー 5 制御回路 6 電源回路 7 受光センサー 8 光ファイバー 9 温度センサー 10 異常調整装置 11 光センサー 12 駆動装置 51,52 制御装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01R 31/02 8411−2G G02B 6/00 331 9017−2K 6/42 7132−2K G12B 11/00 Z 6843−2F H05B 37/03 E 8313−3K

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバーを導光路として用いる照明
    用光源装置において、光源近傍に電流センサー、温度セ
    ンサー、受光センサー、色温度センサー等のセンサーを
    設け、その検出信号により、電源の電気量を制御して照
    明条件を一定に保持するように構成したことを特徴とす
    る照明用光源装置
  2. 【請求項2】 光ファイバーを導光路として用いる照明
    用光源装置において、光源近傍に電流センサー、温度セ
    ンサー、受光センサー、色温度センサー等のセンサーを
    設け、その検出信号が異常の場合、表示灯、ブザーなど
    の警告装置を作動又は電力遮断による緊急停止を行なわ
    せることを特徴とする照明用光源装置。
  3. 【請求項3】 光ファイバーを導光路として用いる照明
    用光源装置において、光源近傍に電流センサー、温度セ
    ンサー、受光センサー、色温度センサー等のセンサーを
    設け、その検出信号により電球の断線を検知した時電球
    の自動交換を行なうことを特徴とする照明用光源装置。
JP8820891U 1991-08-02 1991-08-02 照明用光源装置 Pending JPH0515391U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8820891U JPH0515391U (ja) 1991-08-02 1991-08-02 照明用光源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8820891U JPH0515391U (ja) 1991-08-02 1991-08-02 照明用光源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0515391U true JPH0515391U (ja) 1993-02-26

Family

ID=13936487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8820891U Pending JPH0515391U (ja) 1991-08-02 1991-08-02 照明用光源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0515391U (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001029600A1 (fr) * 1999-10-19 2001-04-26 Waden Kougyo Kabushikikaisha Procede permettant d'empecher la fonte d'une fibre optique en plastique, et dispositif de transmission optique
WO2004031079A1 (ja) * 2002-09-30 2004-04-15 Solve Corporation Co., Ltd. 殺菌能力判定機能を備えた紫外線殺菌浄化装置
JP2005129508A (ja) * 2003-10-20 2005-05-19 Samsung Electronics Co Ltd バックライトアセンブリ及びこれを有する表示装置
JP2007066891A (ja) * 2005-08-26 2007-03-15 Samsung Electronics Co Ltd バックライトユニット及びこれを含む表示装置、そしてバックライトユニットの制御方法
JP2008102141A (ja) * 2007-10-26 2008-05-01 Ccs Inc 光源装置
JP2008515140A (ja) * 2004-09-24 2008-05-08 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 照明システム

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5152683A (ja) * 1974-10-31 1976-05-10 Mitsubishi Electric Corp
JPS54113977A (en) * 1978-02-27 1979-09-05 Mamiya Camera Color temperature control method of lamp and its device
JPS5553096A (en) * 1978-10-12 1980-04-18 Tokyo Shibaura Electric Co Power supply for airport runway lamp
JPS56149233A (en) * 1980-04-23 1981-11-19 Furukawa Electric Co Ltd:The Detecting method for breaking of electric-light bulb filament
JPS5725693A (en) * 1980-07-23 1982-02-10 Yamaha Motor Co Ltd Disconnection detecting circuit for lamp
JPS5836478A (ja) * 1981-08-25 1983-03-03 Canon Inc 印字ヘツド駆動装置
JPS59297B2 (ja) * 1979-12-24 1984-01-06 株式会社小松製作所 鍛造装置
JPS6010590A (ja) * 1983-06-30 1985-01-19 株式会社リコー 光出力安定化装置
JPS61235829A (ja) * 1985-04-11 1986-10-21 Canon Inc 照明装置
JPS62229689A (ja) * 1987-03-23 1987-10-08 株式会社リコー 安全装置を備えたランプ調光装置
JPH01131659A (ja) * 1987-05-25 1989-05-24 Topcon Corp 照明装置
JPH0266891A (ja) * 1988-08-31 1990-03-06 Hoya Corp ランプ切れ検出回路
JPH02123965A (ja) * 1988-10-31 1990-05-11 Matsushita Electric Works Ltd 電源装置

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5152683A (ja) * 1974-10-31 1976-05-10 Mitsubishi Electric Corp
JPS54113977A (en) * 1978-02-27 1979-09-05 Mamiya Camera Color temperature control method of lamp and its device
JPS5553096A (en) * 1978-10-12 1980-04-18 Tokyo Shibaura Electric Co Power supply for airport runway lamp
JPS59297B2 (ja) * 1979-12-24 1984-01-06 株式会社小松製作所 鍛造装置
JPS56149233A (en) * 1980-04-23 1981-11-19 Furukawa Electric Co Ltd:The Detecting method for breaking of electric-light bulb filament
JPS5725693A (en) * 1980-07-23 1982-02-10 Yamaha Motor Co Ltd Disconnection detecting circuit for lamp
JPS5836478A (ja) * 1981-08-25 1983-03-03 Canon Inc 印字ヘツド駆動装置
JPS6010590A (ja) * 1983-06-30 1985-01-19 株式会社リコー 光出力安定化装置
JPS61235829A (ja) * 1985-04-11 1986-10-21 Canon Inc 照明装置
JPS62229689A (ja) * 1987-03-23 1987-10-08 株式会社リコー 安全装置を備えたランプ調光装置
JPH01131659A (ja) * 1987-05-25 1989-05-24 Topcon Corp 照明装置
JPH0266891A (ja) * 1988-08-31 1990-03-06 Hoya Corp ランプ切れ検出回路
JPH02123965A (ja) * 1988-10-31 1990-05-11 Matsushita Electric Works Ltd 電源装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001029600A1 (fr) * 1999-10-19 2001-04-26 Waden Kougyo Kabushikikaisha Procede permettant d'empecher la fonte d'une fibre optique en plastique, et dispositif de transmission optique
WO2004031079A1 (ja) * 2002-09-30 2004-04-15 Solve Corporation Co., Ltd. 殺菌能力判定機能を備えた紫外線殺菌浄化装置
JP2005129508A (ja) * 2003-10-20 2005-05-19 Samsung Electronics Co Ltd バックライトアセンブリ及びこれを有する表示装置
JP4658549B2 (ja) * 2003-10-20 2011-03-23 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド バックライトアセンブリ及びこれを有する表示装置
JP2008515140A (ja) * 2004-09-24 2008-05-08 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 照明システム
JP2007066891A (ja) * 2005-08-26 2007-03-15 Samsung Electronics Co Ltd バックライトユニット及びこれを含む表示装置、そしてバックライトユニットの制御方法
JP2008102141A (ja) * 2007-10-26 2008-05-01 Ccs Inc 光源装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5471201A (en) Method and apparatus for monitoring the operating condition of lamps in a public lighting network
US4190795A (en) Constant intensity light source
US6456373B1 (en) Method and apparatus for monitoring the light emitted from an illumination apparatus for an optical measuring instrument
KR100874310B1 (ko) 방전등 점등장치, 조명 제어 시스템 및 제어 관리 시스템
JP2007522630A (ja) 照明制御装置および関連制御方法
IT8922366A1 (it) Apparecchio di cottura con almeno un campo di cottura di vetroceramica.
JPH0515391U (ja) 照明用光源装置
US4996786A (en) X-ray viewer with automatic compensation for changes in light intensity
US5053929A (en) Device for illuminating a bundle of optical fibers
US10948422B2 (en) Device for emitting electromagnetic radiation, in particular UV radiation
US11927528B2 (en) Light source device and optical device
JP2003187987A (ja) 照明器具、照明装置及び照明制御システム
US4643571A (en) Current control system for spectrophotometers
JPH10161083A (ja) 液晶表示パネルのバックライト駆動装置
JPS6335396Y2 (ja)
JP2001338782A (ja) 照明用光源装置
JP2000274669A (ja) 燃焼安全装置
JP2793032B2 (ja) 促進耐候性試験機
JPH07239302A (ja) 原子吸光分光光度計
JP2600662Y2 (ja) 照明用光源装置
KR200215803Y1 (ko) 테스트기능을 가지는 화재감지기
KR920005119B1 (ko) 광파이버를 이용한 조명기구의 수명측정 시험장치
JPH03223634A (ja) 異常加熱検出器
JP2003139685A (ja) 光分析装置
JPH05333945A (ja) ヒーター動作状態検出回路