JP2600662Y2 - 照明用光源装置 - Google Patents

照明用光源装置

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JP2600662Y2
JP2600662Y2 JP1993063863U JP6386393U JP2600662Y2 JP 2600662 Y2 JP2600662 Y2 JP 2600662Y2 JP 1993063863 U JP1993063863 U JP 1993063863U JP 6386393 U JP6386393 U JP 6386393U JP 2600662 Y2 JP2600662 Y2 JP 2600662Y2
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amplifier
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誠 豊田
常夫 石原
清和 中條
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、生物、医療、鉱物、工
作物などの観察用顕微鏡の照明、生産工場などの各生産
工程におけるCCDカメラなどを用いた光解析、画像解
析機器の照明、光ファイバーを応用したイルミネーショ
ン用照明に用いられる照明用光源装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来は、ランプに定格以上の電流が流れ
たとき、あるいは、ランプのフィラメントが断線して消
灯したとき、これを検出し、その検出信号により、表示
灯、ブザーなどの警報装置を作動、または、電力遮断に
よる緊急停止などをさせていた。
【0003】図1は従来装置の構成を示すもので、可変
電圧出力電源1(以下、電源1と略記する)によりラン
プ2を点灯し、電流検知抵抗3(以下、抵抗3と略記す
る)の両端の電圧降下により、ランプ電流の大きさを検
知し、この抵抗3の電圧降下が基準電圧4よりも大きく
なった時に、演算増幅器5により、ランプ異常信号を出
力するように構成されている。
【0004】図2は図1の回路特性をグラフに表したも
のであり、曲線10は、ランプが正常な状態でのランプ
印加電圧と電流の特性曲線であり、直線12は、図1の
基準電圧4によって決定される異常電流検出レベルであ
る。
【0005】ランプが異常状態になると、ランプの特性
曲線は、しだいに電流が拡大し、曲線11のように変化
する。そしてランプ電圧13で点灯中は、ついに異常電
流検出レベル12に達し、異常信号を出力する。しかし
ながら、ランプ電圧が前記ランプ電圧13よりも低い電
圧13’で点灯中は、曲線11’にランプの特性が変化
しなければならず、これはランプがさらに悪化した状態
である。
【0006】このように、従来の装置では、ランプ電圧
により異常の進行状態の把握にばらつきが生じる。一
方、画像処理の対象物体により、ランプ光量を変化させ
なければならず、そのためランプ電圧は常に変動する。
このため、異常検出レベル12を高めに設定するため
に、異常検出が緩慢になったり、またランプ寿命(いわ
ゆるランプ切)まで異常が検出されないなどの不都合が
あった。
【0007】そうして、このような異常検知回路の場
合、すでに発生してしまった異常を検出するため、その
検出信号により作業者あるいは、機械装置が異常を確認
し、その異常の原因を取り除くまでの間に、時間がかか
っていた。そして、その時間の間、機械が停止して生産
がストップするか、または逆に照明を利用しての認識な
どの作業をしていない(正規の工程を経ていない)製品
が大量につくられる事になる。
【0008】また、経時的な変化を監視していないた
め、ランプ異常による光量の変化が原因でCCDカメラ
などを用いた光解析、画像解析機器が誤認識をしてしま
い、良品であるにも関わらず不良品の認識をさせられる
などの問題があった。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】そこで本考案は、ラン
プの経時的変化を常時監視し、ランプの劣化などランプ
の異常を検出して、この検出信号により、表示灯、ブザ
ーなどが定格外で点灯する事に起因するさまざまな危険
を事前に回避することができるものを提供することを課
題とするものである。
【0010】すなわち、ランプに定格以上の電流が流れ
たとき、あるいは、ランプのフィラメントが断線して消
灯したときは、勿論これを検出して警報信号を出力し、
これに加えてランプの状態を常に監視し、何らかの原因
でランプの劣化を含めた異常の状態をいち早く検出し、
警報信号として出力し、その検出信号により、表示灯、
ブザーなどの警報装置を作動、または、電力遮断による
緊急停止などをさせることができるものを提供しようと
するものであり、この機能により、作業者あるいは、機
械装置が異常を確認し、その異常の原因を取り除くまで
の間の時間が短縮され、また、ランプの劣化などの異常
をいち早く検出するため、光量の変化が原因で引き起こ
されるCCDカメラなどを用いた光解析、画像解析機器
の誤認識を未然に防止する事が出来るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案は上記の課題を解
決するためになされたもので、電源回路にランプと電流
検知抵抗を直列に接続し、前記電流検知抵抗の両端電圧
の増幅器を設けると共に、ランプ電圧に対しバイアス電
圧を加えてなるランプ電圧より高めの比較電圧を発生す
る第1の比較電圧発生手段と、ランプ電圧にバイアス電
圧を減じてなるランプ電圧より低めの比較電圧を発生す
る第2の比較電圧発生手段と、前記増幅器の出力と、第
1の比較電圧発生手段の出力とを比較する第1の演算増
幅器と、前記増幅器の出力と第2の比較電圧発生手段の
出力とを比較する第2の演算増幅器とを設け、且つラン
プ電流が過大となる異常時は前記第1の演算増幅器の出
力信号により警報信号を発し、ランプ電流が過少となる
異常時は前記第2の演算増幅器の出力信号により警報信
号を発するところのランプ電流の異常検出器を具備した
ことを特徴とする照明用光源装置である。
【0012】
【作用】本考案は、ランプの特性の変化に合わせた異常
検知電圧のレベルを設定することで、ランプの異常状態
をいち早く検出することが可能である。
【0013】
【実施例】図3は本考案の第1実施例を示すもので、電
源1により、ランプ2を点灯し、抵抗3の電圧降下によ
りランプ電流の大きさを知る事ができる。抵抗3の両端
の電圧は増幅器8により所定の大きさに反転増幅され、
第1の演算増幅器5aと第2の演算増幅器5bから成る
演算増幅器5に入力する。
【0014】一方、ランプ電圧に対し、バイアス電圧電
源6によるランプ電圧より高めの比較電圧を発生する第
1の比較電圧発生手段と、バイアス電圧電源7によるラ
ンプ電圧より低めの比較電圧を発生する第2の比較電圧
発生手段とを設け、これら比較電圧をそれぞれ演算増幅
器5の各演算増幅器5a,5bに入力する。
【0015】図4は、図3の回路特性を表したもので、
ランプ2が正常な状態での曲線10と、ランプが過大電
流方向に異常となった状態での曲線11と、ランプが過
小電流方向に異常となった状態での曲線14を示してい
る。ランプの異常電流検出レベルは、ランプ電圧にバイ
アス電圧電源6の電圧を加えた直線12と、ランプ電圧
にバイアス電圧電源7の電圧を減じた直線15とがあ
り、各々ランプ電流が過大方向、過小方向の異常状態に
変化した場合に対応している。
【0016】ここで、実施例の動作を図3および図4を
もって説明すると、例えばランプが劣化してランプ電流
が過大方向に変化した場合、増幅器8の出力は特性曲線
10からしだいに特性曲線11のように変化していく。
【0017】この出力は演算増幅器5aの一方の入力端
子へ入力し、一方、ランプ電圧にバイアス電圧電源6の
電圧を加えた高めの比較電圧12が前記演算増幅器5a
の他方の入力端子へ入力しているので、ランプの劣化が
進行すると、ついには特性曲線11は比較電圧12と交
差することになり、演算増幅器5aの出力が反転する。
この時点をもってランプの異常と判定する。
【0018】この時比較電圧12とランプ電流の特性曲
線11は漸近的に交わるため、ランプ電圧13、および
13’においても、ランプ異常時期の検出に差がほとん
どないという利点がある。このような構成により、ラン
プの異常がより正確に検知できる。
【0019】図5は本考案の第2実施例を示すもので、
電源1によりランプ2を点灯し、抵抗3の電圧降下によ
りランプ電流の大きさを知るが、抵抗3の両端の電圧は
増幅器8により増幅された後に、演算装置50に印加さ
れる。同時に、ランプ電圧も演算装置50に印加され
る。これらランプの電流、電圧のアナログ値はA/D変
換器51.52によりデジタル量に交換され、演算装置
50内に設けた各電圧値に対する過大電流、過小電流の
異常検知レベルを前もって記憶しているデータメモリ5
1の各基準値と比較して異常信号を出力する。
【0020】図6はその動作特性を示すもので、各ラン
プ電圧値V1,V2・・・Vnに対する異常検知レベル
は、12’及び15’のように示される。この方法は、
第1の実施例よりも細かく異常検知レベルが設定できる
ため、はなはだ効果的である。
【0021】
【考案の効果】以上の説明により明らかかなように、本
考案によればランプ異常発生期から寿命末期に至る課程
で、その異常状態を検知する時期がどのような点灯電圧
においてもほぼ一定とすることができ、このためランプ
寿命時の事故が未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来装置の回路図である。
【図2】図1に示した従来装置の回路特性を示すグラフ
である。
【図3】本考案の第1の実施例の回路図である。
【図4】図3に示した第1の実施例の回路特性を示すグ
ラフである。
【図5】本考案の第2の実施例の回路図である。
【図6】図5に示した第2の実施例の回路特性を示すグ
ラフである。
【符号の説明】
1 可変電圧出力電源 2 ランプ 3 電流検知抵抗 4 基準電圧 5,5a,5b 演算増幅器 6,7 バイアス電圧電源 8 増幅器 50 演算装置 51,52 A/D変換器 53 データメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−121291(JP,A) 特開 平2−66892(JP,A) 特開 平2−11432(JP,A) 特開 昭50−132784(JP,A) 実開 昭60−81047(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05B 37/03 F21V 25/04 H04N 1/04 101 G01R 31/02

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源回路にランプと電流検知抵抗を直列
    に接続し、前記電流検知抵抗の両端電圧の増幅器を設け
    ると共に、ランプ電圧に対しバイアス電圧を加えてなる
    ランプ電圧より高めの比較電圧を発生する第1の比較電
    圧発生手段と、ランプ電圧にバイアス電圧を減じてなる
    ランプ電圧より低めの比較電圧を発生する第2の比較電
    圧発生手段と、前記増幅器の出力と、第1の比較電圧発
    生手段の出力とを比較する第1の演算増幅器と、前記増
    幅器の出力と第2の比較電圧発生手段の出力とを比較す
    る第2の演算増幅器とを設け、且つランプ電流が過大と
    なる異常時は前記第1の演算増幅器の出力信号により警
    報信号を発し、ランプ電流が過少となる異常時は前記第
    2の演算増幅器の出力信号により警報信号を発するとこ
    ろのランプ電流の異常検出器を具備したことを特徴とす
    る照明用光源装置。
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