JPH08265967A - 給電バランス検出装置 - Google Patents

給電バランス検出装置

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JPH08265967A
JPH08265967A JP7087380A JP8738095A JPH08265967A JP H08265967 A JPH08265967 A JP H08265967A JP 7087380 A JP7087380 A JP 7087380A JP 8738095 A JP8738095 A JP 8738095A JP H08265967 A JPH08265967 A JP H08265967A
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JP
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power supply
balance
power
output
load
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Application number
JP7087380A
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English (en)
Inventor
Takanori Tsunoda
孝典 角田
Koji Hayakawa
浩司 早川
Yasuhiro Sugimoto
保広 杉本
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 並列運転される2個の直流電源から負荷を切
離すことなく給電バランスを検出してその調整が容易に
行えるようにする。 【構成】 並列運転される第1,第2の直流電源1,2
それぞれと負荷6との間の両直流電源1,2の共通給電
路5より電源側に直列挿入された第1,第2の電流検出
抵抗7,8と、両電流検出抵抗7,8の電源側の電位を
比較する給電バランス検出用の比較器9と、この比較器
9の出力の変化により点,消灯し,両電流検出抵抗7,
8の電源側の電位がほぼ等しくなる給電バランスのとれ
た状態時に点滅状態になる給電バランス表示用の点灯素
子10とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2個の直流電源を並列
運転して負荷給電する際の給電バランスの調整に好適な
給電バランス検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種並列運転を行う電源装置は
図2に示すように構成され、直流安定化電源構成の第
1,第2の直流電源1,2は、その正出力端子1p,2
pが電源毎の逆流防止ダイオード3,4のアノード,カ
ソード及び共通給電路5の正ライン5pを介して負荷6
の正受電端子6pに接続され、負出力端子1n,2nが
共通給電路5のアースライン5nを介して負荷6の負受
電端子6nに接続される。
【0003】そして、並列運転により直流電源1,2の
出力が逆流防止ダイオード3,4及び共通給電路5を介
して負荷6に並列給電される。
【0004】ところで、この並列運転においては、直流
電源1,2の電力供給のバランス(給電バランス)がく
ずれると、そのいずれか一方が過負荷状態になって故障
するため、直流電源1,2の給電バランスを検出して調
整する必要がある。
【0005】この給電バランスの検出,調整は、従来、
つぎに説明するようにして行われる。
【0006】すなわち、直流電源1,2の出力電圧に差
が生じることにより給電バランスのずれが生じる。
【0007】しかし、直流電源1,2に負荷6を接続し
た活線状態では、その出力電圧のずれを検出することが
できない。
【0008】そこで、図2に示すように直流電源1,2
の正出力端子1p,2pの間近の2点をA点,B点と
し、負荷6の正,負受電端子6p,6nの間近の2点を
C点,D点とすると、まず、負荷給電路をC点,D点で
切断して直流電源1,2から負荷6を切離す。
【0009】つぎに、この状態で電圧計等によりA点と
B点との電位差を検出する。
【0010】このとき、A点とB点との電位差が直流電
源1,2の出力電圧の差に相当し、この電位差から直流
電源1,2の出力電圧のずれが検出されて給電バランス
が検出される。
【0011】そして、給電バランスがずれていれば、C
点,D点間の電圧も計測しながら直流電源1又は直流電
源2の出力電圧を調整し、負荷6に印加されるC点,D
点間の電圧を規定の電圧に保ちつつA点とB点との電位
差を零に調整して給電バランスをとる。
【0012】なお、この給電バランスの調整が終了する
と、負荷給電路の接続作業により直流電源1,2にC
点,D点を介して負荷6を再び接続し、元の状態に戻し
て負荷6を給電駆動する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のように直流
電源1,2から負荷6を一旦切離して給電バランスを検
出し、調整する場合、この給電バランスの検出,調整毎
に負荷6の切離し及び再接続の煩雑な作業を要して手間
がかかる問題点がある。
【0014】また、その都度負荷6の給電が一旦停止
し、いわゆる無停電で給電バランスを検出して調整する
ことができない問題点がある。
【0015】さらに、給電バランスのずれの程度がその
検出作業を行って直流電源1,2の出力電圧の差を実測
するまで分からないため、給電バランスが大きくずれて
負荷6が故障する事態を回避することが容易でなく、し
かも、検出作業を頻繁にくり返す必要があり、信頼性の
向上及び省人力化等を図れない問題点もある。
【0016】本発明は、負荷を切離すことなく、いわゆ
る無停電状態で給電バランスを検出してその調整が容易
に行えるようにすることを目的とし、さらには、給電バ
ランスの許容範囲を越えたずれの発生を自動的に検出し
て警報することも目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明の給電バランス検出装置においては、並列
運転される第1,第2の直流電源と、
【0018】第1の直流電源と負荷との間の両直流電源
の共通給電路より電源側に直列挿入された第1の電流検
出抵抗と、
【0019】第2の直流電源と負荷との間の共通給電路
より電源側に直列挿入された第2の電流検出抵抗と、
【0020】両電流検出抵抗の電源側の電位を比較する
給電バランス検出用の比較器と、
【0021】この比較器の出力の2値変化により点,消
灯し,両電流検出抵抗の電源側の電位がほぼ等しくなる
給電バランスのとれた状態時に点滅状態になる給電バラ
ンス表示用の点灯素子とを備える。
【0022】また、給電バランスの許容範囲を越えるず
れの発生を警報するときは、第1,第2の電流検出抵抗
の電源側の電位の差を検出する差動回路と、
【0023】この差動回路の出力を絶対値化して出力す
る絶対値回路と、
【0024】この絶対値回路の出力と給電バランスずれ
の許容限界値とを比較するバランスずれ判定用の比較器
と、
【0025】バランスずれ判定用の比較器の出力の2値
変化により点,消灯し,給電バランスの許容限界以上の
ずれの発生を警報する警報用の点灯素子とを備える。
【0026】
【作用】前記のように構成された本発明の給電バランス
検出装置の場合、第1の直流電源は第1の電流検出抵抗
及び共通給電路を介して負荷に給電され、第2の直流電
源は第2の電流検出抵抗及び共通給電路を介して負荷に
給電される。
【0027】このとき、両電流検出抵抗に第1,第2の
直流電源それぞれの出力電流のみが流れ、その電圧降下
が両電流電源それぞれの出力電圧に応じて変化する。
【0028】そして、第1,第2の電流検出抵抗それぞ
れの電源側の電位は、両検出抵抗それぞれの電圧降下と
負荷電圧との直列合成電位になり、第1,第2の直流電
源それぞれの出力電圧に相当し、その電位により負荷を
切離すことなく両直流電源の出力電圧が検出される。
【0029】そして、両電流抵抗の電源側の電位の差の
比較に基づき、給電バランス検出用の比較器が第1,第
2の直流電源の大小を判別し、その給電バランスを検出
する。
【0030】このとき、給電バランス検出用の比較器の
出力は、給電バランスがずれていると、両直流電源の出
力電圧の大小関係にしたがってハイレベル又はローレベ
ルになり、給電バランスがとれていると、両直流電源の
出力電圧がほぼ等しくなり、その大小関係が外来ノイズ
や回路特性度等に基づく微小変動により2値変化をくり
返す。
【0031】そして、給電バランス検出用の比較器の出
力に基づく給電バランス表示用の点灯素子の点,消灯及
び点滅により給電バランスの検出結果を報知し、この点
灯素子が点滅をくり返すように第1又は第2の直流電源
の出力を調整することにより、従来のように電圧計を用
いたりすることなく容易に給電バランスをとることがで
きる。
【0032】したがって、負荷を第1,第2の直流電源
から切離すことなく、その給電バランスが検出されて報
知され、この報知に基づいて給電バランスの調整が容易
に行える。
【0033】つぎに、差動回路,絶対値回路,バランス
ずれ判定用の比較器及び警報用の点灯素子も備えると、
差動回路により第1,第2の直流電源の電位差が検出さ
れ、絶対値回路によりこの電位差が絶対値化されてその
大きさが検出される。
【0034】そして、バランスずれ判定用の比較器によ
り、絶対値化された第1,第2の直流電源の電圧差と給
電バランスずれの許容限界値とが比較され、この比較に
より許容限界を越える給電バランスのずれの発生が監視
して検出される。
【0035】さらに、この検出に基づいて警報用の点灯
素子が許容限界を越えるずれの発生を警報する。
【0036】したがって、給電バランスの許容範囲を越
えたずれの発生が自動的に検出されて警報される。
【0037】
【実施例】1実施例について、図1を参照して説明す
る。
【0038】図1において、図2と同一符号は同一もし
くは相当するものを示し、7は第1の直流電源1と負荷
6との間の共通給電路5より電源側に設けられた低抵抗
値の第1の電流検出抵抗であり、第1の逆流防止ダイオ
ード3のカソードと共通給電路5の正ライン5pとの間
に直列挿入されている。
【0039】8は第2の直流電源2と負荷6との間の共
通給電路5より電源側に設けられた低抵抗値の第2の電
流検出抵抗であり、第2の逆流防止ダイオード4のカソ
ードと共通給電路5の正ライン5pとの間に直列挿入さ
れている。
【0040】9は給電バランス検出用の比較器であり、
電流検出抵抗7,8の電源側,すなわち逆流防止ダイオ
ード3,4のカソードのα点,β点の電位Vα,Vβを
比較し、その出力がVα≧Vβのときにハイレベル
(5.0V)になり、Vα<Vβのときにローレベル
(0V)になる。10はLEDからなる給電バランス表
示用の点灯素子であり、給電バランス検出用の比較器9
の出力端子と+5Vの母線との間に設けられ、比較器9
の出力のハイレベル,ローレベルにより点,消灯する。
【0041】11はα点,β点の電位Vα,Vβの差を
検出する差動回路、12は差動回路12の出力を絶対値
化する絶対値回路、13は絶対値回路12の出力(電圧
Ex)と可変直流電圧源構成の基準電源14の給電バラ
ンスずれの許容限界値(電圧Er)とを比較するバラン
スずれ判定用の比較器であり、その出力はEx≧Erの
ときにハイレベル(5.0V)になり、Ex<Erのと
きにローレベル(0V)になる。
【0042】15はLEDからなる警報用の点灯素子で
あり、バランスずれ判定用の比較器13の出力端子と+
5Vの母線との間に設けられ、バランスずれ判定用の比
較器13の出力のハイレベル,ローレベルにより点,消
灯する。16は破線の構成からなる給電バランス検出装
置である。
【0043】そして、逆流防止ダイオード3,4,電流
検出抵抗7,8を介した直流電源1,2の出力は共通給
電路5により並列合成されて負荷6に給電される。
【0044】このとき、電流検出抵抗7,8は直流電源
1,2それぞれの出力電流が流れてそれぞれの電源側を
正とする向きの電圧降下が生じ、この電圧降下が直流電
源1,2それぞれの出力電圧に比例する。
【0045】そのため、電位Vα,Vβが直流電源1,
2の出力電圧に比例し、この電位Vα,Vβの比較に基
づき、給電バランス検出用の比較器9は直流電源1,2
の出力電圧の差を検出し、その大小に応じて出力が2値
変化する。
【0046】そして、給電バランス検出用の比較器9の
出力に基づき、給電バランス表示用の点灯素子10はV
α<Vβのときに点灯し、Vα>Vβのときに消灯す
る。
【0047】さらに、直流電源1,2の給電バランスが
とれていれば、直流電圧1,2の出力電圧は外来ノイズ
や回路特性差等に基づいて微小変動し、その大小関係が
変わるため、実際には、直流電源1,2の出力電圧がほ
ぼ等しくなると、給電バランス表示用の点灯素子10は
点滅状態になる。
【0048】したがって、給電バランス表示用の点灯素
子10はVα>Vβのバランスのずれた状態のときに点
灯し、Vα≒Vβのバランスのとれたときに点滅状態に
なり、Vα<Vβのバランスのずれた状態のときに消灯
し、この点灯素子10により給電バランスが表示され
る。
【0049】そのため、給電バランスの調整時、直流電
源1,2から負荷6への並列給電を続けながら、点灯素
子10が点滅状態になるように直流電源1又は直流電源
2の出力を調整する簡単な操作により、給電バランスが
精度よく調整される。
【0050】このとき、従来の給電バランスの検出,調
整のための負荷給電路の切断,再接続の作業は不要であ
り、負荷給電が停止することもない。
【0051】つぎに、差動回路11は電位Vα,Vβの
差,すなわち直流電源1,2の出力電圧の差を検出し、
この差の出力は絶対値回路12により絶対値化されて正
出力に加工され、直流電源1,2の給電バランスのずれ
の程度(大きさ)が検出される。
【0052】さらに、バランスずれ判定用の比較器13
により絶対値回路12の出力Exと基準電源14の給電
バランスずれの許容限界値Erとが比較され、給電バラ
ンスのずれが許容限界範囲内か否かが判定される。
【0053】そして、給電バランスのずれが許容限界内
のときは、Ex<Erになって警報用の点灯素子15は
消灯保持され、許容範囲を越える危険なバランスずれが
発生すると、Ex>Erになって警報用の点灯素子15
が点灯し、この点灯により給電バランスの再調整を要す
るずれが自動的に検出されて警報される。
【0054】したがって、負荷6の給電駆動中に、従来
のような給電バランスの検出作業を行うことなく、点灯
素子15の点灯から極めて容易に給電バランスの大きな
ずれの発生を知ることができる。
【0055】そして、給電バランスのこの大きなずれが
発生したときは、点灯素子10が点滅状態になるように
直流電源1又は直流電源2の出力が調整され、負荷6の
故障等を招来しないように給電バランスが再調整され
る。
【0056】なお、給電バランスずれの許容限界値Er
は、つぎに説明するように設定される。
【0057】すなわち、この許容限界値Erは直流電源
1,2の容量と負荷6の容量(負荷容量)との関係から
定まる。
【0058】そして、直流電源1,2それぞれの最大出
力電流をImax,負荷6を流れる電流(負荷電流)を
L (IL <2・Imax),電流検出抵抗7,8を同
一抵抗値Rとし、電流検出抵抗7,8の電圧降下をV
α’,Vβ’とすると、直流電源1,2の並列運転が必
要なImax<IL のときに、給電バランスのずれが許
容される範囲は、直流電源1,2のいずれの出力電流も
Imax以下になる範囲である。
【0059】さらに、例えば直流電源1の出力電流がI
maxになる給電バランスの許容範囲の限界では、つぎ
の数1の2式が成立する。
【0060】
【数1】Vα’=Imax・R Vβ’=(IL −Imax)・R
【0061】したがって、給電バランスずれの許容限界
値Erは、つぎの数2の式で示される範囲内の適当な値
に設定される。
【0062】
【数2】 Er<|Imax・R−(IL −Imax)・R|
【0063】なお、Imax>IL のときは直流電源
1,2のいずれか一方の出力で負荷6をまかなえるた
め、直流電源1,2の並列運転が不要であり、このと
き、給電バランスずれの許容限界値Erをどのように設
定しても問題ないのは勿論である。
【0064】そして、前記実施例では、差動回路11,
絶対値回路12,比較器13,基準電源14,点灯素子
15を備え、給電バランスの許容限界範囲を越えるずれ
の発生も警報するようにしたが、給電バランスの調整の
みを行えばよいときは、これらを省いて形成することが
できる。
【0065】ところで、直流電源1,2が直流安定化電
源でない場合にも適用することができるのは勿論であ
り、点灯素子10,15はランプ等のLED以外の点灯
素子であってもよい。
【0066】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
ため、以下に記載する効果を奏する。
【0067】第1の直流電源1は第1の電流検出抵抗7
及び共通給電路5を介して負荷6に給電され、第2の直
流電源2は第2の電流検出抵抗8及び共通給電路5を介
して負荷6に給電され、このとき、第1,第2の電流検
出抵抗7,8それぞれの電源側の電位が、両電流検出抵
抗7,8それぞれの電圧降下と負荷電圧との直列合成電
位になり、第1,第2の直流電源1,2それぞれの出力
電圧に相当し、その電位により負荷6を切離すことなく
両直流電源1,2の出力電圧が検出される。
【0068】そして、両電流抵抗7,8の電源側の電位
の差の比較に基づき、給電バランス検出用の比較器9が
第1,第2の直流電源1,2の大小を判別し、その給電
バランスを検出し、この比較器9の出力に基づく給電バ
ランス表示用の点灯素子10の点,消灯及び点滅により
給電バランスの検出結果が報知されるため、この点灯素
子が点滅をくり返すように第1又は第2の直流電源1,
2の出力を調整することにより、従来のように電圧計を
用いたりすることなく容易に給電バランスをとることが
でき、負荷6を第1,第2の直流電源1,2から切離す
ことなく、その給電バランスを検出して報知し、この報
知に基づいて給電バランスの調整を容易に行うことがで
きる。
【0069】また、差動回路11,絶対値回路12,バ
ランスずれ判定用の比較器13及び警報用の点灯素子1
5も備えると、差動回路11により第1,第2の直流電
源1,2の電圧差が検出され、絶対値回路12によりこ
の電圧差が絶対値化されてその大きさが検出され、バラ
ンスずれ判定用の比較器13により絶対値化された第
1,第2の直流電源1,2の電圧差と給電バランスずれ
の許容限界値とが比較され、この比較により許容限界を
越える給電バランスのずれの発生が監視して検出され
る。
【0070】そして、この検出に基づいて警報用の点灯
素子15が許容限界を越えるずれの発生を警報するた
め、給電バランスの許容範囲を越えたずれの発生を自動
的に検出して警報することもでき、信頼性の向上及び省
人化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の結線図である。
【図2】従来の並列運転の電源装置の結線図である。
【符号の説明】
1,2 直流電源 5 共通給電路 6 負荷 7,8 第1,第2の電流検出抵抗 9 給電バランス検出用の比較器 10 給電バランス表示用の点灯素子 11 差動回路 12 絶対値回路 13 バランスずれ判定用の比較器 14 給電バランスずれの許容限界値を設定する基準電
源 15 警報用の点灯素子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列運転される第1,第2の直流電源
    と、 前記第1の直流電源と負荷との間の前記両直流電源の共
    通給電路より電源側に直列挿入された第1の電流検出抵
    抗と、 前記第2の直流電源と前記負荷との間の前記共通給電路
    より電源側に直列挿入された第2の電流検出抵抗と、 前記両電流検出抵抗の電源側の電位を比較する給電バラ
    ンス検出用の比較器と、 前記比較器の出力の2値変化により点,消灯し,前記両
    電流検出抵抗の電源側の電位がほぼ等しくなる給電バラ
    ンスのとれた状態時に点滅状態になる給電バランス表示
    用の点灯素子とを備えたことを特徴とする給電バランス
    検出装置。
  2. 【請求項2】 第1,第2の電流検出抵抗の電源側の電
    位の差を検出する差動回路と、 前記差動回路の出力を絶対値化して出力する絶対値回路
    と、 前記絶対値回路の出力と給電バランスずれの許容限界値
    とを比較するバランスずれ判定用の比較器と、 前記バランスずれ判定用の比較器の出力の2値変化によ
    り点,消灯し,給電バランスの許容限界以上のずれの発
    生を警報する警報用の点灯素子とを備えたことを特徴と
    する請求項1記載の給電バランス検出装置。
JP7087380A 1995-03-20 1995-03-20 給電バランス検出装置 Pending JPH08265967A (ja)

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Cited By (4)

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