JPH0515164Y2 - - Google Patents

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JPH0515164Y2
JPH0515164Y2 JP1989126267U JP12626789U JPH0515164Y2 JP H0515164 Y2 JPH0515164 Y2 JP H0515164Y2 JP 1989126267 U JP1989126267 U JP 1989126267U JP 12626789 U JP12626789 U JP 12626789U JP H0515164 Y2 JPH0515164 Y2 JP H0515164Y2
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light
bonnet
opening
transparent plate
cylindrical reinforcing
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、耕耘機などのような作業車(以下
耕耘機等という)においてボンネツトに装設され
る前方照射装置に関するものである。
(ロ) 従来の技術 耕耘機等は、作業車としての性格上種々の作業
を行ないつつ運行され、また、あぜ路などの狭小
な不整地を運行されることが多いので、夜間作業
を容易且つ安全に行う為に、ボンネツトの前端部
に装設される前方照射装置は、前方照射だけでな
く、ボンネツトの左右横側方、つまり、機体の足
元部をも併せて照射できるものであることが望ま
しく、また、前方及び左右側方照射を単一の光源
によつて行なえるものであることがコスト的に有
利であり、このような照射を期待できるものの従
来例として、例えば、実公昭49−14461号公報に
みられるようなものがあつた。
また、耕耘機等ではないが、普通乗用車におい
て、前照灯に側方照射部分を備えるものも知られ
ていた(例えば、特公昭11−2592号公報参照)。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 ところで、前方照射と左右側方照射を併せて行
なえるようになつた照明装置においては、外力に
対して脆い合成樹脂などで薄く形成される透光板
が、ボンネツトの前面から左右側面部にかけての
広面積なものになり、しかも、ライト部とは別体
でランプカバー(ボンネツト壁)の一部を形成す
るように嵌め込み装着されるため、強度低下が否
めず他物との接触で破損事故が起きやすいのであ
るが、従来の技術に述べた前者では、エンジンの
前部に付設する断面鞍状のランプカバーの前辺部
から下辺部にかけての部位に側面視略L字状の透
光板が装備されて、殊に、周囲の他物に対して透
光板が剥き出し状態になつて接触事故が生じ易い
にも拘らず、透光板の強度維持所作がとられてい
なかつた。
また、後者のものは、普通自動車におけるボン
ネツト天板の略中央部分に設けられ、他物との接
触の心配が殆どないものであるため、特に、透光
板の強度維持は考慮されていなかつた。
本考案は、ボンネツトの前面から左右側面部に
かけての広面積な透光板を、ボンネツト壁の一部
を形成するように嵌め込み装着して、前方照射と
左右側方照射を併せて行なえるようにした耕耘機
等の前照灯装置において、前方および左右側方の
照射機能を低下させることなく、広面積な透光板
の強度を高めて他物との接触による破損事故を少
なくし、併せて前照灯としての密閉性も向上でき
るように改良したものを提供するものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 すなわち、本考案における耕耘機等の前方照射
装置は、ボンネツト16の前面18およびその左
右端部に連なる左右側面20,21の上下方向に
おける中程部を側面視でコ状を呈するように切欠
して形成する開口部24に照明装置の透光板26
を嵌め込み装着し、その透光板26の後方にライ
トLを配設して構成されるものにおいて、前記透
光板26の背面がわに筒状補強部36を一体に形
成し、該筒状補強部36の後端を、少なくとも前
記開口部24の後端の縦向き縁部近傍にまで延出
させ、その延出端に前記ライトLの反射鏡42の
前縁周部を嵌合させ、ライトLの照射光が筒状補
強部36を透過し、透光板26の左右側面部32
から外方に照射されるようにしたもである。
(ホ) 考案の作用及び効果 本考案による前方照射耘装置においては、前方
照射と左右側方照射を併せて行なう為に、透光板
26がボンネツト16の前面18から左右側面部
20,22に亘る広面積なものとなるにも拘ら
ず、その透光板16は、周縁部がボンネツトのコ
状開口部24に嵌め込み支持され、且つ筒状補強
部36の後端縁が反射鏡42の前縁周部に嵌合支
持される。内外二重の支持構造で保持されるの
で、筒状補強部36の一体形成で透光板16自体
の強度が向上されるうえ、取付け状態においては
内外二重の支持構造で保持されて、より剛性が高
めら堅牢性に優れるものとなつた。
そして、筒状補強部36の後端を少なくとも前
記開口部24の後端の縦向き縁部近傍にまで延出
させ、その延出端においてライトLの反射鏡42
の前縁周部に嵌合しているから、内外二重の支持
構造でありながら、透光板26の左右側面部32
からの照射が阻害されることがなく前方照射と左
右側方照射を併せて行うという、所期の機能を的
確に果たせるものとなつた。
また、透光板16の背面の筒状補強部36にラ
イトLの反射鏡42が嵌合されて電球収容部が形
成されるので、ボンネツトの前面および左右側面
に亘る広面積の透光板16によるものでありなが
ら収容部の封鎖性が良く、泥水や粉塵などの内部
侵入がなくて照射機能が良好に確保される。
(ヘ) 実施例 以下、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
第1図は本考案装置の斜視図、第2図はその要
部の平面図、第3図は第2図の−断面図、第
4図は第3図の−断面図である。
第1図〜第4図において、16は耕耘機のボン
ネツト、14はボンネツトの上面、18はボンネ
ツトの前面、20,22はボンネツトの左右側面
である。
ボンネツトの前面18は、側面視で上方になる
に従つて後退するように傾斜形成され、そのよう
に後傾する前面18の幅員方向における左右側部
にそれぞれ滑らかな彎曲面で左右側面20,22
が一体に連なり、且つ、前面18および左右側面
20,22の上方に上面14が一体に連なつてボ
ンネツトが形成されている。
そして、上記ボンネツト16の前面18の幅員方
向における全域と、前面18に連なる左右側面2
0,21の一部とが側面視でコ状を呈するように
切欠開口されて開口部24が形成され、その開口
部24に照明装置の透光板26が嵌め込み装備さ
れるようになつている。
透光板26は、前記開口部24によつて欠かれ
たボンネツト壁面を補完する外面形状に形成さ
れ、開口部24に嵌め込み装備すると、その外面
がボンネツトの一部を形成するようになつてい
る。
また、透光板26は、レンズ部30と、その左
右端に滑らかに彎曲して連なる左右の側面部3
2,32と、レンズ部の上下延長部34と、レン
ズ部の背面がわに一体に設けられる筒状補強部3
6とから形成されている。
しかして、開口部24に嵌め込み装備される
と、上下延長部34を含む周縁部がコ状の開口部
24の縁部に重合し、該重合部をビス38で締結
することによつてボンネツト16に止着されるよ
うになつている。
レンズ部30の背面がわに一体に形設される筒
状補強部36は、その後端縁を、少なくとも前記
開口部24の後端の縦向き縁部の近傍にまで延出
させて設けられており、その後端縁に照明装置の
ライトLの反射鏡42の前縁周部を嵌合させ、ラ
イトLの照射光が筒状補強部36を透過し、透光
板26の左右側面部32,32から外方に照射さ
れるようになつている。
照明装置のライトLは、反射鏡42と、その前
面がわに配設されるソケツト40および電球28
などで構成されている。
なお、ライトLは、反射鏡42の下部突片44
をボンネツトの左右側面20,22間を繋ぐ梁部
材46にボルトナツトで締結して取り付けられ
る。また、光反射塗料が塗布されたアンダープレ
ート50が、透光板およびライトの下がわに配設
され、これによつて泥水・塵埃類の進入、光の漏
洩を防止するとともに、ボンネツトの剛性を高め
るようにしている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の斜視図、第2図はその要
部の平面図、第3図は第2図の−断面図、第
4図は第3図の−断面図である。 16……ボンネツト、18……前面、20,2
2……左右側面、24……開口部、26……透光
板、32……透光板の左右側面部、36……筒状
補強部、42……反射鏡、L……ライト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボンネツト16の前面18およびその左右端部
    に連なる左右側面20,21の上下方向における
    中程部を側面視でコ状を呈するように切欠して形
    成する開口部24に透光板26を嵌め込み装着
    し、その透光板26の後方にライトLを配設して
    構成される耕耘機等の前方照射装置において、前
    記透光板26の背面がわに筒状補強部36を一体
    に形成して、その筒状補強部36の後端を、少な
    くとも前記開口部24の後端の縦向き縁部の近傍
    にまで延出させ、その延出端に前記ライトLの反
    射鏡42の前縁周部を嵌合させ、ライトLの照射
    光が筒状補強部36を透過し、透光板26の左右
    側面部から外方に照射されるようにしてあること
    を特徴とする耕耘機等の前方照射装置。
JP1989126267U 1989-10-26 1989-10-26 Expired - Lifetime JPH0515164Y2 (ja)

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JPH0268237U (ja) 1990-05-23

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