JPH035044Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH035044Y2 JPH035044Y2 JP1985141147U JP14114785U JPH035044Y2 JP H035044 Y2 JPH035044 Y2 JP H035044Y2 JP 1985141147 U JP1985141147 U JP 1985141147U JP 14114785 U JP14114785 U JP 14114785U JP H035044 Y2 JPH035044 Y2 JP H035044Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reflector
- lens
- case
- vehicle body
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、主として自動二輪車に適用されるテ
ールライト装置に関する。
ールライト装置に関する。
(従来の技術)
従来、自動二輪車の車体後部にテールライト
と、これに隣接してリフレクタとを配置するよう
にしたものは知られており、また、テールライト
点灯時の発光面積を広くするために、リフレクタ
を発光部品として兼用させるものは実開昭60−
50402により知られている。
と、これに隣接してリフレクタとを配置するよう
にしたものは知られており、また、テールライト
点灯時の発光面積を広くするために、リフレクタ
を発光部品として兼用させるものは実開昭60−
50402により知られている。
(考案が解決しようとする問題点)
前記実開昭60−50402においては、レンズ及び
リフレクタが、反射鏡を兼ねるケースの対向面に
取付けられているため、リフレクタの分だけケー
スを大きくする必要があり、構造も複雑になると
いう問題がある。
リフレクタが、反射鏡を兼ねるケースの対向面に
取付けられているため、リフレクタの分だけケー
スを大きくする必要があり、構造も複雑になると
いう問題がある。
したがつて、本考案は特に幅方向にはコンパク
トであるが広い発光面をもつ自動二輪車用のテー
ルライト装置を得ることを目的とする。
トであるが広い発光面をもつ自動二輪車用のテー
ルライト装置を得ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本考案における前記問題点の解決手段は、テー
ルライトのケースにバルブを覆うレンズを取付
け、該レンズにリフレクタを配置する車両用テー
ルライト装置において、該レンズの両側部にケー
スの反射鏡を越えて車体前方に伸びる延長部を設
け、該延長部の外面に車体前方側で間隔が拡がる
左右一対のリフレクタを接合したことを特徴とす
る。
ルライトのケースにバルブを覆うレンズを取付
け、該レンズにリフレクタを配置する車両用テー
ルライト装置において、該レンズの両側部にケー
スの反射鏡を越えて車体前方に伸びる延長部を設
け、該延長部の外面に車体前方側で間隔が拡がる
左右一対のリフレクタを接合したことを特徴とす
る。
(実施例)
第1図を参照して、1は自動二輪車の車体後部
のリヤカウル、2はその下側のリヤフエンダを示
し、該リヤカウル1の後端の開口内にテールライ
ト3を設けると共に、該リヤカウル1の後部両側
面に該テールライト3に連続させてリフレクタ4
を設けるものとした。
のリヤカウル、2はその下側のリヤフエンダを示
し、該リヤカウル1の後端の開口内にテールライ
ト3を設けると共に、該リヤカウル1の後部両側
面に該テールライト3に連続させてリフレクタ4
を設けるものとした。
該テールライト3は、第2図乃至第4図に示す
ように、左右1対のバルブ5,5を挿着する各ソ
ケツト6を取付けた反射鏡兼用のケース7にレン
ズ8を施蓋して成るもので、ケース7は、反射鏡
7aと外周端面にレンズ嵌入溝7bを有し、かつ
第3図に示すように車体前方側へ伸びる側片7c
を有する。
ように、左右1対のバルブ5,5を挿着する各ソ
ケツト6を取付けた反射鏡兼用のケース7にレン
ズ8を施蓋して成るもので、ケース7は、反射鏡
7aと外周端面にレンズ嵌入溝7bを有し、かつ
第3図に示すように車体前方側へ伸びる側片7c
を有する。
レンズ8は、第4図、第5図で明らかなように
上半部8aと下半部8bが内向きにくの字状に凹
入した断面形状を有すると共に、レンズ嵌入溝7
bに嵌入する側壁8cを有し、該側壁8cの下部
側は、広く形成されて投光部8dが設けられ、該
投光部8dからランプ5の光線をリヤフエンダ上
のライセンスプレート9に投光するようになつて
いる。また側壁8cには、ケース7の前記側片7
cに沿つて伸びる延長部8eが連設され、その中
間部に設けたボス8fがねじ10で該側片7cに
固定される。左右一対のリフレクタ4は、レンズ
8の下半部8bの両端から、該レンズ8の側壁8
cと延長部8eに沿つて車体進行方向にケース7
の反射鏡7aを越えて相互の間隔が開く状態で伸
び、該リフレクタ4の周縁でレンズ下半部8b及
び延長部8eに接合されている。
上半部8aと下半部8bが内向きにくの字状に凹
入した断面形状を有すると共に、レンズ嵌入溝7
bに嵌入する側壁8cを有し、該側壁8cの下部
側は、広く形成されて投光部8dが設けられ、該
投光部8dからランプ5の光線をリヤフエンダ上
のライセンスプレート9に投光するようになつて
いる。また側壁8cには、ケース7の前記側片7
cに沿つて伸びる延長部8eが連設され、その中
間部に設けたボス8fがねじ10で該側片7cに
固定される。左右一対のリフレクタ4は、レンズ
8の下半部8bの両端から、該レンズ8の側壁8
cと延長部8eに沿つて車体進行方向にケース7
の反射鏡7aを越えて相互の間隔が開く状態で伸
び、該リフレクタ4の周縁でレンズ下半部8b及
び延長部8eに接合されている。
ここで、該リフレクタ4は、内面に外部からの
光線を反射するための角錐状の突起群4aを備え
るもので、該リフレクタ4をその周縁部において
レンズ下半部8b及び延長部8eの外面に重合し
てこれに超音波溶着等により接合するものとし、
更に該延長部8eの内側面のねじ止め用のボス部
8fとケース7をねじ10により固定し、その剛
性を高めるようにした。
光線を反射するための角錐状の突起群4aを備え
るもので、該リフレクタ4をその周縁部において
レンズ下半部8b及び延長部8eの外面に重合し
てこれに超音波溶着等により接合するものとし、
更に該延長部8eの内側面のねじ止め用のボス部
8fとケース7をねじ10により固定し、その剛
性を高めるようにした。
図面で11はケース7の車体への取付部を示
す。
す。
(作用)
テールライト3の点灯時、バルブ5からの光線
はレンズ8を介して外方に照射されると共に、そ
の一部がレンズ8内で延長部8cに導かれ、バル
ブ5に対しケース7の反射鏡7aの裏側で影とな
る位置に存するリフレクタ4の部分からも光線が
外方に照射され、結局テールライト3の点灯時は
レンズ8に加えリフレクタ4も全面的に発光する
ようになる。そして、左右のリフレクタ4は進行
方向側方に開いているので、テールライト3を後
方から見るとリフレクタ4の開き分だけ余分に幅
方向が広く見えることになる。
はレンズ8を介して外方に照射されると共に、そ
の一部がレンズ8内で延長部8cに導かれ、バル
ブ5に対しケース7の反射鏡7aの裏側で影とな
る位置に存するリフレクタ4の部分からも光線が
外方に照射され、結局テールライト3の点灯時は
レンズ8に加えリフレクタ4も全面的に発光する
ようになる。そして、左右のリフレクタ4は進行
方向側方に開いているので、テールライト3を後
方から見るとリフレクタ4の開き分だけ余分に幅
方向が広く見えることになる。
(考案の効果)
以上の如く本考案によるときは、外部から来る
光を反射して他車に警告するリフレクタが、テー
ルライトの一部として作用し、テールライト点灯
時に、レンズからケースの反射鏡を越えて前方に
延びる延長部に光が導かれるので、車体の側方に
配されるリフレクタも発光して車体後方から見る
と発光面積が増すから、テールライトを小型にで
き、自動二輪車の後部をコンパクトにできる効果
を奏する。
光を反射して他車に警告するリフレクタが、テー
ルライトの一部として作用し、テールライト点灯
時に、レンズからケースの反射鏡を越えて前方に
延びる延長部に光が導かれるので、車体の側方に
配されるリフレクタも発光して車体後方から見る
と発光面積が増すから、テールライトを小型にで
き、自動二輪車の後部をコンパクトにできる効果
を奏する。
第1図は本案テールライト装置を具備する自動
二輪車の要部の斜視図、第2図はそのテールライ
トの正面図、第3図及び第4図は夫々第2図の
−線及び−線截断端面図、第5図はテール
ライトの斜面図である。 3……テールライト、4……リフレクタ、7…
…ケース、7a……反射鏡、8……レンズ、8e
……延長部。
二輪車の要部の斜視図、第2図はそのテールライ
トの正面図、第3図及び第4図は夫々第2図の
−線及び−線截断端面図、第5図はテール
ライトの斜面図である。 3……テールライト、4……リフレクタ、7…
…ケース、7a……反射鏡、8……レンズ、8e
……延長部。
Claims (1)
- テールライトのケースにバルブを覆うレンズを
取付け、該レンズにリフレクタを配置する車両用
テールライト装置において、該レンズの両側部に
ケースの反射鏡を越えて車体前方に伸びる延長部
を設け、該延長部の外面に車体前方側で間隔が拡
がる左右一対のリフレクタを接合したことを特徴
とする自動二輪車用テールライト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985141147U JPH035044Y2 (ja) | 1985-09-14 | 1985-09-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985141147U JPH035044Y2 (ja) | 1985-09-14 | 1985-09-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6248848U JPS6248848U (ja) | 1987-03-26 |
JPH035044Y2 true JPH035044Y2 (ja) | 1991-02-08 |
Family
ID=31048665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985141147U Expired JPH035044Y2 (ja) | 1985-09-14 | 1985-09-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH035044Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6050402B2 (ja) * | 1980-12-26 | 1985-11-08 | 井関農機株式会社 | 並設型苗移植機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6050402U (ja) * | 1983-09-16 | 1985-04-09 | 三菱自動車工業株式会社 | 車輌用ランプ |
-
1985
- 1985-09-14 JP JP1985141147U patent/JPH035044Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6050402B2 (ja) * | 1980-12-26 | 1985-11-08 | 井関農機株式会社 | 並設型苗移植機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6248848U (ja) | 1987-03-26 |
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