JP3645693B2 - 自動車の前照灯 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハウジング前部にレンズ正面部の背後を包囲するレンズ周辺部の後端部が取付けられ、ハウジングに取付けられたバルブの照射光を反射するリフレクタの底面がレンズ周辺部の底部をカバーして、バンパカバーの上方位置を占める自動車前部に取付けられる自動車の前照灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3において、1はバンパカバー2の上方に位置するヘッドランプである。その下方に位置するバンパホール2aは、フォグランプが未装着のためにホールカバー3でカバーされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようにバンパホールにランプを装着しない場合、単にホールカバーでカバーするだけであり、特に機能を持たず、また見掛け上も好ましくない。
【0004】
本発明は、前照灯とその直下に位置するバンパホールとの位置関係に着眼して、前照灯の照射光を利用することによりバンパホールの意匠性を向上させることができる自動車の前照灯を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、この目的を達成するために、請求項1により、ハウジング前部にレンズ正面部の背後を包囲するレンズ周辺部の後端部が取付けられ、ハウジングに取付けられたバルブの照射光を反射するリフレクタの底面がレンズ周辺部の底部をカバーして、バンパカバーの上方位置を占める自動車前部に取付けられる自動車の前照灯において、バンパカバーにランプ収納用バンパホールが形成されると共に、リフレクタの底面に、レンズ周辺部の底部を透光してバンパカバー上部に斜め前方へ向けてバルブの照射光を透光させる透光部を形成し、ランプ収納用バンパホールには、正面視がランプ収納用バンパホールの形状に対応した筒状の枠体の内部に、互いに隙間を置いた水平の仕切り板が取付けられたホールカバーを収納すると共に、枠体及び仕切り板の後方部分に、透光部からの入射光を前方へ反射する反射面を形成したことを特徴とする。
【0006】
バルブのリフレクタの底面に向かう照射光は、リフレクタの透光部及びレンズ周辺部の底部を透光し、ホールカバーの枠体及び仕切り板の後方部分に形成された反射面で前方へ反射される。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1及び図2を基に本発明の実施の形態の一例による自動車のヘッドランプを説明する。9は前述のヘッドランプ1と基本的には同一構成のヘッドランプであり、バンパカバー2の上方位置の自動車前部の両側に取付けられている。このヘッドランプ9は、ハウジング10の前部にレンズ11の方形状のレンズ正面部11aの周縁から後方へ延びて背後を包囲するレンズ周辺部11bの後端部が取付けられ、バルブ13の照射光を反射するリフレクタ12の底面12aがレンズ周辺部11bの底部19をカバーして構成されている。
【0008】
リフレクタ12の底面12aには、本発明によりレンズ周辺部11bの底部19を透光してバンパカバー2に向けて斜め前方へバルブ13の照射光を透光させるように、前方寄りに透光部としての開口部14が形成されている。
【0009】
一方、ヘッドランプ9の下方位置を占めるバンパカバー2のフォグランプ収納用バンパホール2aには、斜め上方から入射するバルブ13の照射光を前方へ反射するホールカバー20が、フォグランプに代えて収納されている。即ち、このホールカバーは、正面視がバンパホール2aの形状に対応した方形の筒状で、かつ先端がバンパカバー2に沿っコーナ部で曲面になった枠体25に、上下2段の仕切り板26、26aを取付けて構成されている。これらの互いに隙間を置いた水平の仕切り板26、26a及び枠体底部25aの後方部分には、開口部14からの入射光を前方へ反射するように、後方ヘ向けて斜め上方に傾斜し、かつ開口部14の前後方向の幅に対応して順に後方へシフトしている反射面21が形成されている。さらに、枠体25の上部及び枠体底部25aには、バンパホール2aの後端縁に係止される爪23、23aが形成されている。
【0010】
バンパホール2aにフォグランプを装着しない場合、リフレクタ12に開口部14を備えたヘッドランプ9を取付けると共に、直下位置のバンパホール2aにホールカバー20を弾性的に撓ませて挿入して爪23、23aで係止させる。これにより、従来リフレクタ12の底面12aで上方へ大部分無駄に反射されていた照射光が開口部14を透光して反射面21へ入射し、前方へ反射される。したがって、自動車の前部を前方から見た場合、バンパホール2aがランプ状に発光して見える。
【0011】
尚、リフレクタの透光部は、開口部に代えて反射膜用の蒸着処理等が施されていない基材の透光面で形成しても良い。本発明は、バンパホールの上方に取付けられるのを前提にフロントターンシグナルランプ、フォグランプ等の他の前照灯にも適用可能である。
【0012】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、リフレクタ底部で上方へ反射されて前照灯の配光には無効の照射光を利用してバンパホールを補助ランプとして発光させることができる。したがって、バンパカバーに別途に光源を用意することなく、発光による特異な意匠効果が得られ、前照灯としての配光特性も改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による自動車のヘッドランプの図3のA−A線に相当する部分の断面図である。
【図2】同ヘッドランプのホールカバーの正面図である。
【図3】本発明が適用される自動前部の斜視図である。
【符号の説明】
2 バンパカバー
2a バンパホール
9 ヘッドランプ
11b レンズ周辺部
12a リフレクタの底面
13 バルブ
14 開口部
20 ホールカバー
21 反射面
Claims (1)
- ハウジング前部にレンズ正面部の背後を包囲するレンズ周辺部の後端部が取付けられ、ハウジングに取付けられたバルブの照射光を反射するリフレクタの底面がレンズ周辺部の底部をカバーして、バンパカバーの上方位置を占める自動車前部に取付けられる自動車の前照灯において、
バンパカバーにランプ収納用バンパホールが形成されると共に、リフレクタの底面に、レンズ周辺部の底部を透光して前記バンパカバー上部に斜め前方へ向けてバルブの照射光を透光させる透光部を形成し、
前記ランプ収納用バンパホールには、正面視が前記ランプ収納用バンパホールの形状に対応した筒状の枠体の内部に、互いに隙間を置いた水平の仕切り板が取付けられたホールカバーを収納すると共に、前記枠体及び前記仕切り板の後方部分に、前記透光部からの入射光を前方へ反射する反射面を形成したことを特徴とする自動車の前照灯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19931197A JP3645693B2 (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | 自動車の前照灯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19931197A JP3645693B2 (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | 自動車の前照灯 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1128969A JPH1128969A (ja) | 1999-02-02 |
JP3645693B2 true JP3645693B2 (ja) | 2005-05-11 |
Family
ID=16405701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19931197A Expired - Fee Related JP3645693B2 (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | 自動車の前照灯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3645693B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102022004072A1 (de) * | 2022-10-31 | 2024-05-02 | Compagnie Plastic Omnium Se | Beleuchtungsanordnung für ein Kraftfahrzeug, Kraftfahrzeug und Verfahren zum Betreiben einer Beleuchtungsanordnung |
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1997
- 1997-07-09 JP JP19931197A patent/JP3645693B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1128969A (ja) | 1999-02-02 |
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Legal Events
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